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Latest topics 近況報告

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萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

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ドラッグ&ドロップ中のタイマーを擬似的に再現する - May 03, 2007

Windowsのエクスプローラでは、ファイルなどのドラッグ中にフォルダの上でしばらく待つと、そのフォルダを勝手に開いてくれる。Firefoxのブックマークのフォルダもそういう風になっている。これと同じように、Second Searchの挙動を変えてみよう、と思って色々実験してみた。

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Webブラウザがプラットフォームとなった現代 - May 01, 2007

プラットフォームをめぐって

とある便利な機能について、その作者がFirefox用の拡張機能として実装して実験した後、デスクトップアプリケーションとして作り直して正式リリースしようとしている件について、「今時デスクトップアプリケーションなんて誰も使わないよ」とコメントされたそうだ。今のこの状況で全く同感だ、とまで言い切る自信は僕には無いけど、なんとなく、そういう方向になりそうだなあとは思う。

僕自身は、絵の編集やなんかは気が済むまで時間をかけてじっくりやりたいタイプなんで、ちゃんと作りこまれたデスクトップアプリケーションが無いとお話にならない。だからWebベースの物に完全にスイッチするという姿を想像し辛い。でも、そこまでのこだわりを持っていない人は――もしくは、僕と違う所にこだわりのポイントを持っている人は、お絵描きチャットやお絵描き掲示板のJavaアプレットで十分満足している場合もあるようだ。「ふたば」とかの盛り上がりっぷりを見るとそれがよく分かる。スピーディーにたくさんの作品を発表するスタイルには、あの形式がとてもよくマッチしている気がする。

ただ、新しく何かを始めるにあたって、Webベースで、あるいは普段使っているブラウザの中でそれを実現できる手段があるのなら、それで満足してしまう可能性はある。僕自身、初めて触ったお絵描きツールがオンラインの物であったら、それに特化した制作スタイルになっていたかもしれない。僕がオフラインでの制作に拘り続けているのは、絵を描くという事に関してネットに触れる前に制作スタイルを確立してしまったからなのかもしれない。

ネットに触れるようになってから始めた事について振り返ってみると、自分自身、今ではオンラインのサービスに頼りきって生活している。巡回はlivedoor Readerにほぼ統一してしまったし、英和・和英辞書検索も英辞郎ばっかりだし、テキスト翻訳もそう。乗り換え案内も地図検索も全部オンラインだ。

オンラインのサービスなら特に何も考えなくてもフロントエンド・データベースともに最新の状態が保たれているだろうし、というのも、オンラインべったりになっている大きな理由だ。同じ理由で、少なくとも、自動アップデート機能を備えていないデスクトップアプリよりは、自動アップデートの可能なFirefox拡張機能の方が、その点において僕には魅力的だ。

今敢えて「XUL Runner」というデスクトップアプリ専用のランタイムを開発することに注力するメリットは薄いと思う。MozillaがFirefoxだけに注力するという判断をしたのなら、それはやっぱり正しいことなのかもしれない。XUL Runnerよりは、Firefox Mobileとでも言えるような仕組みを実用的な速度で動くように作ることの方が、よっぽど現実的(実現可能性が高いという意味ではなく、成功可能性が高いという意味で)だと思う。

Split BrowserのAPI - Apr 26, 2007

Split BrowserのAPIのドキュメントを用意してみた。まあ、こんなもん使う人がどれだけいるんだか、はなはだ疑問なんだけど……

All-in-One GesturesとSplit Browser - Apr 26, 2007

「諦めた」と宣言したそばからナンだけど、あの後もう少しがんばって、どうにか対応してみた。aioContentのリダイレクタになるオブジェクトを定義するだとかの珍妙なテクニックを駆使しまくって、やっとのことで。

AiO Gesturesのためだけに7KBくらいはコード書いた気がする……あまりにハック用コードが膨大になってきたから別ファイルに分離しちゃったよ(リンク先の半分あたりから先は全部AiO Gestures用のコード)。

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Mozilla Corporationの中の人の動画 - Apr 26, 2007

Firefox紹介ビデオ番外編! セス&セス

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最後の「イエーイ」で吹いた。何度見ても効くわこれは……

諦めの悪い人向けなのかもしれない - Apr 26, 2007

僕がOperaに落ち着く理由

しかしながら、(※引用注:Firefoxは)裏を返せば何をやるにも面倒、とも言える。ふとした思いつきでメニューやショートカットを増やしたい衝動に駆られたとき、すらすらとスクリプトを書けない私は、探すか諦めるかの二択を迫られる。Operaであれば出来るか出来ないかの二択。出来るならちょっとiniファイルに書き足すだけだし、出来ないなら諦めるだけ。決断にもそう時間は要しない。

スクリプトを書く必要は必ずしも無くて、拡張機能で大抵の問題は解決できると思うんだけど、それはともかく、この出来ないなら諦めるだけというのが明暗を決めるのかもしれない、と思った。

僕自身を振り返ってみると、PCのこと、ソフトウェア、自分の作業環境というか自分の「デスクトップ環境」に関しては、諦めが悪いというか執念深い気がする。今の環境を捨てて新たな環境を構築し直す労を惜しんで未だにWindows 2000を使い続けているし、ハードウェアトラブルで環境を作り直さないといけなくなった時もレジストリをごりごりいじってどうにか今までの環境を極力引き継ぐようにしたし、もっと前は、Windows 98から2000に移行する時も仮想マシンの中にWindows 98環境をそのまま再現してレジストリの内容をひっぱってきたりしていた。画像編集には今でもFanfare Photographerを使っているし。テキストエディタはマクロを作り込みまくったせいで秀丸から抜け出せずにいるし。

諦める時って、ある意味ではスッキリするんだけど、ある意味では悲しくて悔しい。他人に屈した、負けを認めた、そんな気がしてしまう。ガキっぽい対抗意識をガンガンに燃やしてしまう僕だから、諦めないといけない場面が比較的少ないFirefoxにのめり込むのかもしれない。

拡張性や互換性を高く保つ設計とか - Apr 25, 2007

AiO GesturesSplit Browserの連携を試みてみよう、と思って挫折した。基本的にSplit Browserは、Firefoxの初期状態の構造であることを前提にして開発されている拡張機能とは、とても相性が悪い。ハック用のコードを書いてみようと思っても、変更箇所が膨大になりすぎて、とてもやる気が起こらない。FireBugとの連携が結局中途半端な状態で止まってしまってるのもそのせいだ。

Split Browserが連携しやすいのは、Firefox全体に渡ってではなく、tabbrowserというウィジェットに対してだけ拡張を行うように設計されている物だ。マルチプルタブハンドラ情報化タブやなんかは最初からそういう風に設計したので、わりかし簡単に連携がとれるようになった。

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情報化タブ - Apr 25, 2007

TBEの分割・再構築の一環で、マルチプルタブハンドラに続いて情報化タブを公開した。

今回、未読タブの強調表示の方法は斜体で決め打ちにした(userChrome.cssでカスタマイズできるけど)。設定UIに凝っても誰も喜んでくれないみたいだから…… 現在のタブを強調表示する機能は、Fx 2のタブだったら最初から現在のタブが判別しやすくなってるから、オミットしてしまった。

これが第2弾なのは、実装に手間がかからないからというだけの理由なんだけど、まあともかく、これでuserChrome.cssを使ってタブを縦置きすれば、とりあえずFirefox 2には移行できるかなー。という感じ。

いちおう旧TBEよりは若干改良してある。

  • 画像を開いたタブのサムネイルは、「画像を開いた状態のタブの内容」ではなく「画像そのもの」のサムネイルを表示するようにした。小さい画像を開いたタブも、ちゃんと判別できるようになったはず。これはそのうちタブカタログにもフィードバックしよう……
  • スクロールに追従してサムネイルが更新される。これはまああんまりたいしたことないか……
  • タブのプログレスメーターを、文字に完全に重ねるのではなく、ちょっとずらして表示するようにした。読み込み中でもタイトルを読みやすくなったと思う。
  • サムネイルの表示位置を変更できる。これは、Viamatic Tabnailとの互換性を考えてのこと。元々、Viamatic TabnailがFx 2で動くようならサムネイル関係は自力で実装し直すのは放棄しようと思ってたんだけど、Viamatic TabnailがFx 1.5までにしか対応してなかったので、そっちのユーザさんの乗り換え先にもなれるように、サムネイルの一をTBE風とViamatic Tabnail風で選択できるようにしたというわけ。

TBE for Firefox 2に向けて - Apr 25, 2007

こないだ英語で問い合わせを受けた時に書いた物をここにも転載しておく。

I'm going to split TBE and re-create tiny extensions which can work with other extensions together. This is the first step. I repulsed by old TBE because it is too large, too heavy, and too spaghetti...

I've created the extension above at first because the feature is important just for me. "Tab Tree" feature becomes possibly available next. Currently I'm focusing to satisfying myself, not for other users, so I'm very sorry. However I think this is the best way to solve this huge business (restructuring TBE). When I developed the old TBE, I was a school student, and I could work for users (not for me) like a volunteer service. Now I have less time so I believe that the self-satisfaction-driven development is the way.

I'm planning to release a meta package (a new feature from Fx 1.5, which is an archive of several XPIs and can be distributed as one XPI) of those tiny extensions, as new TBE.

一応、こういう事を言いたかったつもりです、という訳。

僕は今、TBEを分割して、他の拡張機能と連係して動作できる小さな拡張機能として作り直そうとしている。これ(マルチプルタブハンドラ)はその最初のステップだ。僕は古いTBEにうんざりさせられてきた。アレは大きすぎて、重すぎて、あまりにスパゲッティ化していた……

僕が前述の拡張機能(マルチプルタブハンドラ)を最初に作ったのは、その機能が他の誰でもなく僕にとって重要だったからだ。多分次は「タブツリー」機能を提供する拡張機能をリリースすると思う。申し訳ないけど、現在、僕は他のユーザのためではなく、あくまで自分自身の要求事項を満足させることだけに集中している。しかし僕はこれが、TBEの再構築という難題を解決するための一番いい方法だと思っている。僕がかつてTBEを開発していた時、僕は学生で、他のユーザのために自分自身の要求以上のクオリティでボランティアのサービス的に尽くしていた。今ぼくはその頃ほど自由時間が無いから、僕は、自己満足ドリブンな開発こそが、唯一の道だと思っている。

僕は今、そうして開発した小さな拡張機能を一つのメタパッケージ(Firefox 1.5以降の新機能で、複数のXPIパッケージを一つのXPIパッケージにまとめて配布できる)にまとめて、新しいTBEとして配布することを考えている。

マルチプルタブハンドラの次にタブツリー機能を提供する物をリリースするつもりだったんだけど、先に実装の簡単な方から片付けることにしたので、上記の発言は結果的には嘘になってしまったなあ……

早速更新したのと、タブの複製で思い付いたこと - Apr 20, 2007

マルチプルタブハンドラを更新する中で、思い付いたというか気がついたことなんだけど。

nsISessionStoreを使ってウィンドウやタブを複製する方法って、うまくやればもっと効率よくやれるんだな。getWindowState()で取得した文字列をそのまま使うんじゃなくて、一旦eval()で評価してオブジェクトの形に戻して、不要なタブのデータとかをあらかじめ全部削除してから、もう一度toSource()でJSON風文字列に戻して使えば、無駄なタブを開く→初期化→無駄なタブを削除 という処理をなくすことができる。

ていうかもっと突き詰めれば、ウィンドウ全体の状態を取得した後で、そのデータの中からある特定のタブの状態だけを抜き出して(それ以外を消して)、そのウィンドウ自身に対してsetWIndowState()で「復元」を実行してやれば、タブをウィンドウ内に複製することだって簡単じゃないか。

というわけで、時々自分自身もタブの複製機能を使っていたこともあって、マルチプルタブハンドラにこの機能を組み込んでみた。

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