たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
「ダァー」じゃなくて「ヤァー」でしたごめんなさい。(訂正するとこそこかよ)
IE 7との新ブラウザ戦争へ 2006年「Firefox」が愛された理由
1998年にコードがオープンソース化され、Firefoxがリリースされるまでの期間、「プロジェクトは外部から見ると休眠していた」と瀧田氏は振り返る。
Mozilla SuiteとNetscape 6, 7はついに黒歴史になってしまいました(ぉぃ)
2006年ももうすぐ終わりだし(あんまり関係ない)、今日はMozillaをテーマに、自分なりに過去を振り返ってみますか。
Second Searchをさらに更新した。
今回の大きな変更は、スマートキーワードを検索エンジンとして認識する機能の追加。スマートキーワードと検索バーとで機能が別れてる意味が分からない、という憤りと、Firefox 1.5ではOpenSearchが使えないからOpenSearchFoxで何でも検索バーに追加という事ができない、という不満から、ついカッとなってやってしまいました。反省はしていません。
今の所、Placesビルドではこの機能は使えません。getElementsByAttribute('value', '*')
で「値は何でもいいからvalue属性が設定されているもの」を収集できますが、そんな感じでキーワードを持ってる項目だけを抽出するやり方がさっぱり分からんので。
通常ビルドでは馬鹿正直に全部のブックマークリソースを見てます。これもどうにかしたいところなんだけど。苦肉の策として、せめて収集結果はキャッシュするようにしましたが……
Second SearchをMozilla Add-onsに登録しようとしたら審査待ちが144件とか出てて、ああこりゃ時間かかりそうだな……と思ってたら、速攻で承認された。何この闇金もビックリのスピード審査。
どうでもいいけど、IDが4096(212)で微妙にキリ番踏んだ感覚。
何となく勢いで新しい拡張機能作ってみました。Web検索バーで文字を入力したり「↑」キーを押したりするとポップアップが出て、入力中の文字列を、好きな検索エンジンでダイレクトに検索できるようになります。
使い方としては、普段はGoogleだけ使ってるんだけど、たまーにYahoo!も使うことがあって、でも利用頻度はGoogleの方が圧倒的に高くて、時々使うYahooのためだけにいちいちGoogleからYahooに切り替えてまたGoogleに戻す、という風な切り替えをするのは面倒だ、という場合に、普通にEnterしたらGoogle検索、上キーで「Yahoo!で検索」を選んでEnterしたらYahooで検索、という風に検索エンジンを使い分ける、てな感じの用途を想定しております。検索バーの検索エンジン設定自体はGoogleのままでYahooの検索結果が開かれる、というところがミソです。
ダウンロードはSecond Searchのページからどうぞ。
Firefox 2じゃなくても検索バーで普通にGoogleサジェストを使えるようにする拡張機能、GSuggest改造版の更新。リファクタリングのような、そうでないような……一応、細かい問題をいくつか直したつもりではあるんですが。
Download and Install GSuggest 0.1.6
Firefoxの拡張機能を作る時というのはだいたい定型的なパターンというのがあって、そういう雛型というかテンプレートというかを自動で生成してくれるようなものがあれば開発の敷居が下がるんじゃないかなあ、と思ってたら、そういうものをflyson氏が紹介されてた。Tab Catalogの元になってるTab Previewの作者のTed Mielczarek氏によるものだそうで。拡張機能だけでなく、JavaScript製XPCOMコンポーネントのテンプレ生成ウィザードもあった。
Extension Wizardの方はオプションで、これから作ろうとしてる拡張機能に追加のツールバーボタンやコンテキストメニュー用の追加項目を含めるかどうかといった指定ができる。おもしろー
誰か日本語化キボン。ていうかJapanizeあたりが有望か?
高橋メソッド in XUL RETURNSがパワーアップしましたよと。
資料用ドキュメントについては毎回毎回ご迷惑をおかけしてるんで、まあ、後の祭りなんですけど、付けてみました。Windows版のFx2で試した限りでは、画像込みでドキュメントの保存までいけました。
でぶこん行ってきました。
午前中に通訳の人と打ち合わせしないといけなかったんだけど、寝坊して盛大に遅刻してしまいました。関係者各位大変御迷惑をお掛け致しまして申し訳ありません。しかも例によって高橋メソッドでスライドの枚数がやたら多い(前半の10分間用で160枚ほど、後半も会わせると余裕で300枚オーバー)わ提出後にプレゼンの内容を若干変更してるわ、打ち合わせ中にもんたメソッドでラベル貼った状態のものしか通訳さんの手元にないことに気付いて慌てて最終版のデータを印刷しに行ったりするわ(その間、Gomitaさんが代わりに打ち合わせを進めてくださいました。ありがとうございます。)、挙げ句の果てに喋るときには書いてあることと全然違う事喋ってるわで、通訳の人をいじめまくりでした。こないだのインターネットウィークのBOFでも来られてて質疑応答でも通訳をこなしておられたナイス通訳さんなので、「もうモジラの仕事は受けねえ!」と思わせたりしてないかどうか心配です。
それでも弁当だけはちゃっかり頂いていた訳ですが。
Gomitaさんと二人で食べながら「なんかすごい豪華っすね」とかそんなことを話していました。
なんか気がついたらMJ根来さんまで高橋メソッドになってたんですけど。
前の晩にDVDドライブの取り付けなんかやってたからか、眠くて眠くて……ブラッドとスチュアートの話に至っては、BOFのと基本的に変わらなかったのをいいことに爆睡してました。
今回初めて知ったのは、XUL PlanetのXUL Tutorialが、4年越しの翻訳作業を経て、MDC日本語版においてついに翻訳完了となったという話。僕もこれで最初はお勉強しましたので、感慨深い物があります。
休憩後に、僕の発表。XULとは何か、という今まで割と何度も話してる内容を。ていうかぶっちゃけ、同じ会場で3月にやったMJ第2回セミナーの焼き直しなんですけどね。プレゼン中の画像も何もかも使いまわし。手抜きまくりです。いやまあ、一応、今回用にネタ仕込んだり表現を改めたりと、それなりに手は入れてるんですけどね。あれから高橋XULも大幅に機能強化しまして、簡単な表とかXMLとかも埋め込めるようになったんで、それを活かして。
今回一番観客の人が「ほう……」と感嘆の声を漏らしたのがWPF/Eのデモンストレーションて、どういうことですか。
前半終了後は机をどけて椅子を並べ替えて、1つの大部屋で5つのセッションを同時に進めるという形式に。
僕のプレゼン発表の後半は、これまた3月のセミナーの内容の焼き直し。拡張機能とプラグインが原理的にどう違うのかとか、ツールバーにアイコンを追加する拡張機能の作り方の例とか。
今回の全く新しい内容としては、前回用意だけして使わなかった、Firefoxの機能をオーバーライドする種類の拡張機能の作り方の解説も入れてみた。DOMインスペクタで要素の属性を調べる所から始まって、LXRで文字列検索を繰り返して内部コードの意味を調べまくって、メソッドを置き換える、という一連のやり方の紹介。ドキュメントが充実してきてるとはいえ、こういうことをしようと思うとやっぱりソースを覗くしかないんですよね……
その後は、隣の席でGomitaさんによるFirefox 2のセッション管理APIの解説を興味深く拝聴させていただきました。うん、もう、普通に観客。話を聞く限り、拡張機能用のデータを保存できる余地があったりして、予想以上に高機能なんですね。セッション保存の用途はもちろんのこと、単純にタブに何らかのデータを結びつける用途にも使えるようで。TBE for Fx2を作る上でも、だいぶ助けになりそうです。
僕もGomitaさんも時間いっぱいまで使ってのプレゼンだったので、質疑応答の時間を取れなかったのが悔やまれます。
僕のプレゼンの内容は、どうだったんでしょ、集まった人達の知識レベルに対しては簡単過ぎたんじゃなかろうかと心配してるんですが。でもまあ、一見してレベル低すぎと思えるような所をしつこくフォローするのが、一線でバリバリ活躍するような技能も知識も持ち合わせていない僕にできるせめてもの貢献と思っていますし、Fx2がリリースされて開発者の間でも認知が高まって拡張機能なんて誰でもハナクソほじりながらでも作れるんだぜということはいいかげん常識だろ、とかいうのはオプソ界隈しか見てない視野狭窄に陥った人間の思い込みという可能性も捨てきれませんでしたので、そういう内容に徹したつもりです。もし今回来てくれた人には面白くなくても、初学者向けのプレゼントしては今後も使いまわせるかな、とか、ほのかに期待していたり。
閉会後、会場を後にして皆でゾロゾロと懇親会会場へ。場所はMJオフィスのすぐ近くで……っていうかDevCon会場もオフィスのすぐそばなんですが、ともかく、イタリア料理のレストランを貸し切りにしてました。
店の前にFirefoxのパネルが出てましたが、通りすがりの人の何割がこれに気付いたんでしょうね。
XUL/Migemo勝手改造版に辞書の自動インスコ機能つけました。XUL/Migemoを初めて導入する人が多分真っ先に躓くであろうポイントの解消は、本家XUL/Migemoが登場したときからずっと「こうだったらいいのになあ」と思ってたことだったので、それを解決できて何となく感慨深い。
Greasemonkeyの旧版とか拡張機能マネージャのコードとかDownload Statusbarとか関係ありそな物を片っ端から調べてみたけど、結局のところnsIWebBrowserPersistを使ってダウンロードさせるのが、ダウンロードの進行状況を見たりするためには一番確実みたい。で、そうやってダウンロードした物をnsIZipReaderで展開する、という。
その辺のコードはdownloader.jsにまとめたので、もし興味のある人がいたら見てみてください。って、こんなのちょっとでもマトモにプログラミングの勉強した人にとっちゃ常識なのかな……
まあとにかくこれでXUL/Migemo導入の敷居がぐっと下がったと思うんで、今まで使ったことのない人もこれを機にぜひともMigemoの快適さを体感していただきたいところです。(←えらそう)