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サークルクラッシャーに引っかかることについて:恋愛してよい空気とそうでない空気の差が分からないことについて - Apr 21, 2006

ラジオクリルタイに混ざってうだうだ話してて思ったこと、話す前に思ってたことを、少しずつ小出しにしていこうPart3。

ラジオクリルタイ収録時に、非モテアンテナはあるのかという話が出ていた。republic1963氏は「町を歩いてると、あいつ童貞だなーってのがわかる」とおっしゃっていて、逆に刺身☆ブーメラン氏は「自分には分からない(しばらく一緒にいたら分かるかも)」とおっしゃっていたのだけれども、僕はどちらかというと刺身氏の見解に同意だ。

むしろ僕は、刺身氏よりもずっとこういう事に鈍感かも知れない。よっぽどはっきり聞かなければ相手に交際相手がいるのかどうか分からないし、「彼女イナイ歴=年齢に違いない」と思ってた人に実は彼女がいたりするし、そういうものを察知する能力が僕には著しく欠けている。

それもまた、非モテの性質の一つなんじゃないだろうか、と、僕には思える。

普通の女性は多分、始終恋愛の事ばかり考えて生きてはいない(女だけでなく、男でもだけど)。しかし非モテ・童貞は恋愛経験どころか人間関係自体に乏しいから、「恋愛の空気」の片鱗さえも窺い知ることができないのではないか。「普通の空気」から「恋愛の空気」に切り替えてよいタイミングというものが全く分からない、一言で言えば「空気が読めない」のではないか。

そう。例えばエロゲーでは、攻略対象の女性キャラは、大抵は広告の時点ですら既に明らかにされている。劇中での反応も、過剰な程に頬を染めたり、どもったりする。果ては、エロのシーンや告白シーンに入りそうになったらBGMが専用のものに変わる。そういった至れり尽くせりの演出によってプレイヤーは、「恋愛の空気」を疑似体験することになる。

しかし疑似は疑似、その表現はあくまでエロゲーというフォーマットの中に落とし込まれた、「恋愛の空気」の誇張された劣化コピーに過ぎないのだろう。現実の人はそんな反応を見せたりしないし、BGMという聴覚に分かりやすい演出で自分の気持ちを表したりはしないし、何より現実の女性には、漫画やゲームのように「攻略対象」という釣書きは付いてこない(見合いとは、そういう釣書きを付けた状態での出会いなのかもしれない)。

エロゲーや恋愛マンガで描かれるような濃縮500%の濃密で強烈な「恋愛臭」に慣れきってしまった非モテ・童貞は、普通の人が普通の感覚で反応し、普通の顔を見せている時の、ほのかな「恋愛臭」には、気付くことができない。ニオイがあることに気付けないだけでなく、ニオイが無いことにすらも気付けない。だから年がら年中発情してしまって、何でもかんでも恋愛に結び付けてしまう、そういうことなんじゃないのだろうか。

分類:モテ・非モテ・恋愛・自己承認, , , 時刻:15:41 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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