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女性に対する自分の視線がいかにも非モテなものに戻ってしまった - May 10, 2009

Latest topics > republic1963さん送別会 - outsider reflex(コメント欄)

「彼女がいた」時と「彼女がいない」今とで自分の考えとか感覚の違いを強く自覚する点として、女性に対する自分の視線の違いがあると思う。今は、魅力的な(と自分が思う)女の人と会話可能な距離にいるだけで、非常にどぎまぎするし、まともに目を合わせられない。失礼な話とは思うけど、その人と自分が付き合っている状態、というか突き合っている状態を想像してしまう。「非モテの心の中の『女性に対する分類用フォルダ』は『家族』と『恋人(候補も含む)』の2個しかない」と加野瀬さんあたりが言ってたと思うけど、まさにそれ。

その人に彼氏がいるとか既婚者だとかそういう事を事前に知っていたら、多分もっと平静でいられると思う。また、彼女がいた時だったら、相手がフリーだと知っていてもやはり平静でいられたと思う。どうも僕は無意識レベルで、自分に彼女がいるなら浮気心を持っちゃいけないとか、相手に彼氏または旦那がいるなら手を出しちゃいけないとか、そういう風に考えているようだ。

彼女がいた時は、魅力的な女の人を前にしていてもそれなりに落ち着いていられたので、「ああ、非モテが治った!」と安心してた。でも実はそうじゃなかった。単に内面化された倫理で自分を縛っていただけで、そのくびきがなくなった途端、世の女性全部を再び「恋人候補かどうか」という視線で見るようになってしまった。元に戻ってしまった。

一般的な意味で「かわいい」「綺麗」「素敵」とかその辺くらいまでだったら見られる方もそこまで嫌ではないだろうと思う。以前lovalottaさんにも、かわいいと思ったんなら素直にそう言えば女の子は嬉しいのだ、という風なことを言われた。

でも今僕が彼氏持ちや既婚者でない魅力的な女の人のことを「かわいい」と言ったら、そこには「できることなら恋人になって欲しい」「セックスしたい」「辛い時に慰めてくれるママになってほしい」とかなんとか、そういう意識が絶対に入ってくる。そんな下心剥き出しの言葉をかけて喜ばれるとは思えないし、そんな下心剥き出しのギラギラした目で見て喜ばれるとは思えない。そんなの(下心があるなんて)言わなきゃいいじゃんと言われるかもだけど、僕は女の人は本気でエスパーだと思ってるから、こっちの下心なんて完全に見抜かれてると思ってるから、思うことは言うことに等しく、思うことすらNGだと考えてる。

彼女がいた時に「今の彼女と別れたら非モテに逆戻りだ」と自分で言ってたけど、まさに予言通りだった。というか、彼女がいた時もずっと中身は非モテのままだった。治ってなんかいなかった。

分類:モテ・非モテ・恋愛・自己承認, , , , 時刻:07:31 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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