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フェミニズムとベル・フックス - Aug 12, 2006

こんな議論が起こっているようで。

このリンク先の文言を見る限り、ベル・フックスという人は「フェミニズムとして始まった運動はジェンダーフリーに変質・移行・進化した」と考えているように読める。しかしこの議論を見ると、ベル・フックスの考えというのはフェミニズムの中では異端なのか? と思えた。

ということで、そのベル・フックスという人物に僕は興味を抱いて、検索してみたわけだ。

語学教育とフェミニズムの交差という文書の中で、彼女のプロフィールが紹介されている。彼女は人種隔離された黒人居住区に住まう貧しい家庭に生まれたアフリカ系アメリカ人女性フェミニストで、ニューヨーク市立大学で英文学教授として教壇に立っているそうだ。

何でもフェミニズムにはいくつかの小派閥があり、彼女が属しているのは「黒人フェミニズム」と呼ばれるマイナー中のマイナーの派閥なのだとか。1999年に書かれた文書にそう書かれているので、少なくともその当時は、ベル・フックスのような主張はまさに異端も異端、フェミニズムの本流からは大きくかけ離れたものと言えたようである。簡単に検索してみた範囲の情報では、現状がどうなのかはよく分からなかった。

しかしWikipediaのフェミニズムの解説を見て初めて知ったけど、フェミニズムと一口に言っても一枚岩じゃないのね。奥が深いわ。

というわけで、異端中の異端と知らずにベル・フックスの言葉を真に受けて「それがフェミニズム全体の真のあり方だ」と勘違いしてしまったMasaoさん乙、といったところでしょうか。

分類:出来事・雑感, , 時刻:07:24 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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