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勝者が次の敗者になる法則 - Sep 22, 2006

この道は破滅に至る道@web2.0といつかきた道

任天堂のファミコン・スーパーファミコンにおける大勝利、それに代わってのプレステの台頭と凋落といったゲームハードの隆盛や、ゼロックスの生み出したGUIがMac OSを経てWindowsで受け入れられMicrosoftが大帝国を築き上げたといったいくつかのエピソードを引き合いに出して、「市場において勝者はなぜ入れ替わるのか」を分かりやすく解説している。非常に興味深い。

なぜMicrosoftがこれだけの長期に渡って巨大なWindows帝国を維持し続けて来れたのかというのも、これで説明がつくんだろうなあ。こんなに丁寧に書いてあったらさすがの僕でも分かる。

ゲームソフトとビジネスソフトの最大の違いは、時代の移り変わりのスピードだ。ゲームは新しければ新しいほど、新鮮であればあるほど喜ばれるので、競争がどんどん加速していく。対してビジネスソフトは、目新しさよりも過去の資産を活かせることの方がずっと重要だ。でも、だからといってビジネスソフトの世界では全く移り変わりがないという訳ではない。単に、ゲームやその他の業界に比べて移り変わりのスピードが極端に遅いだけなんだろう。

そして既に移り変わりの兆候は見え始めている。Googleその他の企業がメールだとかスケジュール管理だとか表計算だとかをどんどんWebブラウザ上で動くようにしていっている事で、Windowsのプラットフォームとしての重要性が薄れていって、代わりにブラウザのプラットフォームとしての重要性が増してきている。

以上、世間的に全然目新しい話ではないけれども、自分の中ではバラバラだった話が一つに結びついたという重要なおさらいになった、という話。

分類:出来事・雑感, , 時刻:02:00 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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