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安眠を手に入れるために工作と裁縫した - Jan 05, 2020

うちは大きなベッドを1つ使うのではなくシングルサイズのベッドを2つ並べて使っているのですが、引っ越しを機にベッドを買い換えたら困った事になり、工作と裁縫で解決しました。という話です。

2つのベッドをピッタリくっつけて並べると大きなベッドのように使えるものなのですが、今回調達したベッドは横に枠があって(枠の中にマットレスをはめ込む形になっていて)、並べると隙間ができてしまいます。 (写真:マットレスの間に隙間があり、ベッドの枠の板がむき出しになっている) これでは、もし寝返りを打ってこの谷間に落ちてしまったらと思うと安心して眠れません。

考えられる対策は

  1. ベッドを買い換える
  2. ベッドを切る
  3. クッションを詰める

の3通りです。買い換えた直後で勿体ないので1は却下、この板も構造材の一部なので2も却下、という事で3の方向で検討してみました。

とりあえず、実際この隙間がどれくらいの大きさなのかを測ってみます。 (写真:計測結果のメモ) 板部分の幅とマットレス間の距離には少し差がありましたが、間を取って17cmとします。高さは7cm、長さは195cm。このサイズにピッタリのクッションが市販されていれば話は早いのですが……普通に考えて、まあ、無いですよね。

そこで頭を抱えたのですが、ふと気付きました。東急ハンズあたりでクッション材を買ってきてカバーを掛ければそれっぽい物が作れるんじゃないか? と。それなら合う合わないもなくピッタリの寸法の物にもできますし。実際、「クッションの作り方」で検索してみると、ウレタンフォームを買ってきて作っている人は結構いらっしゃるようです。また、幸い妻のコスプレ衣装製作用に裁縫機材は一通り揃っています。

とはいえ、長さ2メートル近いクッション材なんて売ってないだろうし、カバーを用意するのも大変、取り回しにも苦労しそうだと思ったので、小さく分割して作る事にします。 (写真:4分割した各クッションのサイズのメモ) 実際に調達できたクッション材次第では設計を変える可能性も視野に入れつつ、とりあえず4分割して50cmを3つと45cmを1つと仮定します。

東急ハンズに行ってみたところ、ちょうどいい具合に50cm×50cmのウレタンフォームがたくさんありました。触って硬さを確かめたところ、普通のウレタンフォームは発泡スチロールみたいに堅いか台所用スポンジくらい柔らかいかの両極端で、硬さの異なるウレタン材を混合して固めた「チップフォーム」というのがその中間くらいだったので、5cm厚のチップフォームを基本に、1cm厚の低反発フォーム2枚を重ねて合計で7cmの高さを作ることにしました。 (写真:調達したクッション材)

チップフォームをカットした様子がこちら。 (写真:カット後のチップフォーム) カッターの刃がウレタン材の継ぎ目の所で引っかかって結構ボロボロになってしまいましたが、どうせ隠れる物なので気にしない事にします。

低反発フォームも現物合わせでカット。 (写真:低反発フォームをカットしている様子)

できあがった物がこちらとなります。 (写真:ウレタン材の組み合わせが4つできた) 接着も何もしてなくて重ねただけです(ウレタン材がボロボロ崩れてくるので袋に入れてます)。

次にカバーの設計です。海苔巻き寿司みたいに巻いて縫うパターン(便宜上、横巻きと呼ぶ事にします)と、カットした後の海苔巻き寿司みたいに巻いて縫うパターン(便宜上、縦巻きと呼びます)の2通りが考えられ、後者はさらにファスナーを付けるか枕カバーのようにファスナー無しにするかの2通りが考えられます。 (図:カバーの基本設計のメモ)

洗濯のことを考えると、取り外して洗濯する外カバーと、基本的に付けたままにする内カバーの二重にするのが良さそうに思えます。外カバーは枕カバーと同じ形でいいとして、内カバーは中のウレタン材がポロポロこぼれると嫌なのでファスナーを付けた方が良さそうです。縦巻き横巻きどっちにするかは後で考える事にして、とりあえずオカダヤの店頭まで布を見に行きました。

オカダヤでは店員さんが相談に乗って下さるので、クッションを作りたいけどどの布を使うのがいいか分からないので教えて欲しいと尋ねた所、普通のシーツみたいな物を作りたいなら「シーチング」という布を使うのがいいと教えてもらえました。また、クッション材はもう調達済みで内カバーと外カバーの二重にしようと思っていて、外カバーはこれでいいとして内カバーはもう少し厚みがある物にしたいと言ったところ、「オックス」という布がいいのではと教えてもらえました。棚を見てみるとどちらも110cm幅の物があったので(シーチングは88cm幅が基本で、幅広の物として110cmがあった)、何cm買うかを決めるために、さっきの雑な設計を元に展開図を配置してみました。 (写真:横巻きの場合の配置図) (写真:縦巻きの場合の配置図) 横巻きでも縦巻きでも、縫い代を考慮するとどちらも130cmあれば足りそうだったので、それぞれ130cmずつカットしてもらいました。

次にファスナーを見に行ったところ、長さが固定の物は56cmと22cmがありました。45cmの長さの物に使うには56cmは長すぎるように思え、クッションが17cm幅だから22cmあればまあ入るやろ、と思ったので22cm幅のファスナーを4つ買ったのですが、実際にはクッション材には厚みがあるので、ファスナーの開口部の長さは17+7=24cm以上ないと入りません。計り売りの方でちょうどいい長さにカットして貰った物を買えばよかった……と後悔しつつ、買ってきたファスナーは留め具を動かせば開口部をもう少し広げられそうだったので、ギリギリまで広げて使う事にしました(それでも入らなければあとはクッション材を押し潰しながら入れる)。

後は布を切って縫うだけです。内カバーは横巻き、外カバーは縦巻きにする事にして、先の設計図どおりに布を切って、内カバーから縫っていきます。 (写真:内カバーにファスナーを縫い付けている様子) 内カバーは付け外ししないのでそんな丈夫に作らなくてもいいかなと思って、端処理無しでてきとうに縫ってしまいました。 (写真:内カバーの布の端処理がなされていない様子) マチを作るという事もせず、もうとにかくシンプルに直線で縫うだけです。まともにミシン使うのは中学校以来、25年ぶりくらいな気がします。最初は最低速でおっかなびっくりトロトロ縫っててアホみたいに時間がかかってしまいましたが、1個縫い上げたら慣れてきてスピードも上がり、すんなり4つできあがりました。

内カバーが縫い上がったらクッションをどうにか押し込んで、クッション本体のできあがりです。 (写真:内カバー完成)

外カバーは外して洗う前提なので、もうちょっと丈夫に作ります。端は三つ折りで処理。 (写真:布の端を三つ折りで処理している様子) で、現物合わせでポケット部分の位置を決めて、またマチを考慮しない直線縫い。 (写真:ポケットの位置を決めている様子)

できあがった物がこちらとなります。 (写真:外カバーを取り付けた状態)

填め込むとこうなりました。 (写真:クッションを設置した様子) これでもう落ちる心配なく寝られます。

制作時間ですが、ウレタン材の調達と加工に1日(ここだけ昨年の内にやってましたが、〆切に追われてその先の作業がストップしていたのでした)、布の調達と内カバー縫製に1日、外カバー縫製に1日(間違って縫ったのを全部外してやり直す、というのを2回くらいやった……)で3日かかりました。人的コストを考えるととても安上がりとは言えない&出来も雑ですが、今後似たような必要が生じた時に自分ででも解決できる筋道が立ったという事で、良しとしましょう……

ところで、冒頭で「これでは安眠できない」なんて書きましたが、実はこのベッドを導入したのは夏頃の話でした。そこから半年は谷間があるままだったので、もういいかげん慣れただろうに今更安眠も何もないのでは? とも思いますが、谷間を見る度に気になって仕方がなかったので、冬休みの工作にと思い一気に仕上げた次第です。懸念事項が1つ減ったという意味においては、安眠に寄与すると言えなくもないのではないでしょうか。

分類:出来事・雑感, , 時刻:02:07 | Comments/Trackbacks (2) | Edit

Comments/Trackbacks

no title

久々に日記見に来ました

ああ、piroさんてまだpiroさんなんだと
なんか安心した

Commented by 石河 at 2020/02/19 (Wed) 21:30:01

no title

子供いないからいつまでも自分が子供のままです!!

Commented by Piro at 2020/02/23 (Sun) 01:56:34

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