たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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益田さんがもう書いてるけど、説明無しに見た段階で自分も真っ先にこれを思い出した。
この時の事は今でもよく憶えている……
今でこそ定期的に(柚帆さんに紹介してもらった)美容院に行ってるけど、この頃は美容院なんてアウェー中のアウェーだったものだから、伸びてきた髪を整えるためにまた美容院に行くなんて事はとてもできなくて、でもいつもの床屋に一度でも行ってしまったらまたそのループから抜け出せなくなるという恐怖もあって、この時髪を切ってから東京に引っ越すまでの3ヶ月くらい?髪は伸ばしっぱなしになっていた。その頃撮った証明写真を見ると、「うわぁ」と思ってしまう。いやまあそんな事はどうでもいい。
その後こういうこともあった。
これもまたどうでもいい話だけど、今に至るまで結局のところ、この時柚帆さんと肉先生に教えてもらった服装そのまんまで生きている。履いてるジーンズなんて、このあとさらに同じ型で同じサイズのを一つ買い足してローテーションに組み込んだだけで、ずっと同じのを使い回している。自分自身で開拓するとか新しい可能性を試すとかそういうことはできておらず、「オシャレ好き」にはやっぱりなれないんだな……ということを痛感している。ほんとにどうでもいい話だ。
話を元に戻すと、この一連の出来事を通じて思ったのは、何から何まで人任せにしようとしてもうまくいかんのだな……ということだった。奇跡的にうまくいけばそれはそれでいいのかも知れないけど、うまくいかなかった時には、とても大きな後悔が残るから。
Asami氏プロデュースの脱ヲタ がどういう「成果」を残すのかは想像も付かないけど、せめてそれに乗っかった人達が後悔しないで済む結果にはなって欲しいと思う次第です。
最後にもう一つどうでもいい話だけど、最初見た時、リンク先文中の「スタイリストになりたい」が「ヲタイリストになりたい」に見えました。もうホントに死ぬほどどうでもいいですね。ごめんなさい。
そういえばちょっと用事があってInkscapeを久しぶりにインストールして使ってみたら、ぼかし効果がサポートされててびびった。しかもレイヤツールとかのそれっぽいツールボックスも増えてるし、だいぶ実用的になってるように見える。Inkscape始まったな(今更)。
で、同じくぼかし効果が要のtext-shadowやbox-shadowはFirefoxでいつになったら使えるようになるんでしょーか。Firefox 4まで待てってことか……
コーディング規約をいちいち気にするより、いろんなコードがあっていいじゃん、という話。
完全に趣味のプログラミングだったらそれでいいだろうし、コードを読むことが苦にならない、コードを読むのに無限の時間を使える、そういう状況なんだったらそれでもいいかもとは思う。
でも「仕事」でそれやられちゃたまんない。複数人での共同作業で、メンバーの一人が書いた変態的なコードを読んで理解して修正箇所を見つける、ということのために無駄に時間を使わされて納期に間に合わなくなるんじゃあ、迷惑以外の何物でもない。
「共同作業」というのも、複数人でチーム組んで一気にやるだけとは限らない。誰かの作業が終わった後に他の誰かがそれを引き継いで進める、そういうのだって「共同作業」だ。今は自分一人だけが担当していても、他の人に引き継ぐかも知れないし、自分自身がずっと後になって忘れた頃にもう一度担当するかも知れない。そういう時に作業に支障が出ては困る。
「仕事」の目的は「コーディングを楽しむこと」じゃあなくて「求められた要件を満たす成果物を、求められた期限内にアウトプットすること」だ。その目的に差し支えない事なら大抵の事はしていいと思うけど、その目的と相容れない事は持ち込むべきではない。
ということだと思う、糸柳さんが言いたかったのは。
こないだ書いたばっかりだけど。
重要なのは「ネットを単なる無責任な愚痴やら中傷やらを書き捨てるためだけの場所にすんなよ」ってことだと僕は思ってる。みんながみんなそういう使い方をする限り、ネットはただのゴミ溜めにしかならない。彼らだってバカじゃない、「実名で発言するデメリット」の事を知らないワケはない。「実名で言えよ」ってことは暗に「そして発言内容にも責任持てよ」「質の高い情報をアウトプットしろよ」って言ってる、そういうことだと僕は思う。
匿名で無責任に中傷を書くだけの人の方が多いから、ネットはいつまで経っても価値が低いと思われ続ける。新聞やテレビの方が信用できる、そんな風な言説を許してしまっている。「新聞やテレビは信用ならねえ、あんな連中が大手を振って大衆を扇動してる様子が許せねえ」そう思ってるネットジャンキー達自身が、匿名での中傷に励めば励むほど、ネットの価値を貶めて「連中」の既得権益の確保に協力することになる。
確かに、自分の名前を晒してずっと一つの場所で物を書き続けるってのは、ストレスになり得る。書けないことだって増えてくる。お行儀のいいことしか言えない、当たり障りのないことしか言えない、そういう所はあると思う。「自分には絶対に被害が及ばない・反撃されることがない安全圏から、無責任に好き勝手な事を言い放てる快感」そういうのは匿名ならではの物で、実名にせよハンドルにせよ「その名前と社会的信用を結び付けておきたい」と思う名前を晒した時点で、ネットの楽しみ方の選択肢がいくらか狭まることは事実だ。
でもそれでネットの楽しさがゼロになったかっていうと、そんなこたぁーない。僕の場合であれば、日記も同人もプログラムも相変わらずずっと続いてる。ま、これは会社の懐の広さとかに救われてる部分も大きいわけだけど。
「名前を晒してるってだけで、匿名より信用されてるってのが気に食わん」ったって、そんなの当たり前だ。社会的信用と結び付いた一つの名前を晒してその名のもとに活動している分、その人は「下手なことを言えばその信用に傷が付く」というリスクを常に負っている。何を言っても失う物が何もない立場の人に比べて、信用されるのは当たり前だし、積み重ねた物の分だけ信用されなきゃおかしい。「リスクは負いたくない」「でも信用もされたい」って、そりゃ虫がよすぎるよ。
ただ、そこで一足飛びに「本名」に行ってしまう必要もないだろうとは思う。ましてやそれを義務化するだなんて、行きすぎもいいとこだ。変人につきまとわれて命に危険が及ぶなんてのは、どうあっても避けたい。かけてもいいのは社会的信用までで、命までかけたくはない。「命にかけて」という言い方以外にも、「誰某の名にかけて」って、昔からよく言うでしょ。「社会的信用」が分かりにくければ「名誉」と言い換えてもいい。
それに「本名」だって万能じゃあない、「鈴木一郎」とかそんなどこにでもありそうな名前だけから一体どうやってその人を同定するっていうのか。
命とは結び付かないけど、過去の活動・社会的信用とは紐付いている。命まではかけないで、でも名誉だけはかけることができる、というバランスのいい落としどころ。そういう「名前」があると便利だ。それが芸名とか源氏名とかペンネームとかそういう物なんだと思う。「ネットで活動する時に常に一つのハンドルを使い続ける」ということ、「ネット用の『本名』を持つ」ってことが、一つの答えだと僕は思う。
となると、社会の方も、社会的信用をかけて発言してる人のことをある程度は信用してくれたっていいだろう。
でもネットの価値が低いままであれば社会はネットを信用できないし、ネット上で築いた信用にも価値を認められない。風俗店の源氏名と、芸能人の芸名とが、同じレベルで社会的信用を担保できるとは僕にも思えない。ネットで使うハンドルが、風俗店の源氏名と大差ないレベルの信用しか担保できない、その程度の価値しか持てないってのは、あまりに残念すぎる。
冒頭で紹介した記事のタイトルに対してはこう言いたい。「本名を出さない若者がビビリなんじゃなくて、本名じゃなきゃ信じられない社会の方がビビリなんじゃねえの?」 そして匿名での中傷発言だけにしかネットを使ってないにもかかわらず「ネットの価値を認められない奴らがムカツク」と言ってる人にはこう言いたい。「お前らがそんな事ばっかやってるから、ネットの価値が上がらねえんだよ」 ネットはただの痰壺でいい、それ以上の価値はいらないし価値を高めたくもない、って人に対しては、言う言葉はないです。
osakana.factory - 日本の子供たちからインターネットが消える日
暫定税率がどうこうだののドサクサ紛れにロクな真偽も無しに通っちゃう予定だそーです。
法案の中身ももちろんだけど、「ドサクサ紛れに通しちゃえ」ってのがほんと腹立たしい。これに限らず、そういうのばっかだ。
「アイドルマスター」のアイドルたちは今日本で最も成功しつつあるヴァーチャルアイドルだと思うんだけど、お前らどう思う?
ホリプロのバーチャルアイドルが失敗に終わったのは、不気味の谷(描かれたキャラクターのリアルさが増すにつれて親近感も増すが、ある程度以上にリアルになると逆に気味が悪く感じるようになってしまう、という現象)に陥ってしまったからというのが最大の理由なんじゃないかなと思う。単純に。
そもそも何で伊達杏子のキャラデザがそうなっちゃったのかっていうと、「一般ウケ」を強く意識しすぎたからなんじゃないかなーと僕は勝手に想像している。<ruby><rb>マス</rb><rp>(</rp><rt>一般大衆</rt><rp>)</rp></ruby>を相手にした商売だから、やっぱり、万人に受け入れられるデザインでないといけない。ヲタ向けの絵じゃヲタにしかウケないし。
でも「一般ウケ」を意識さえしなければ、バーチャルアイドルの成功事例は当時からすでにあったわけだよね。アニメのキャラソンなんかがまさにそう。人間のキャラクターでなくてもよければ、ディズニーやサンリオあたりは一般ウケもしつつ大成功してる事例だ。特にディズニーのキャラクター達の扱われ方なんてアイドルそのものだろう。
「バーチャルであれ何であれ、『正統派アイドル』は人間の姿をしてなきゃいけない」みたいな思い込みに囚われてしまったことが、伊達杏子の不運だったんじゃないかと僕は思う。
だいたい普通のアイドルだって充分にバーチャルアイドルだ。彼ら・彼女らのパーソナリティの大部分(ひょっとしたら全部)はシナリオに沿って演じられたものであって、そうして演じられた偶像、本人のごく一部分だけを抽出した一要素(に、いくつかの大衆好みの味付けを施したもの)に大衆が群がるというのが「アイドル」の本質なんだから。アイドル産業において、アイドル本人はあくまで商品としての「アイドル像」を形成するための素材の一つに過ぎない。
アイマスが大ヒットした背景には、映像コンテンツが著作権者の考えていた以上に大量に流通したこととか、ユーザ自身がアイドルをプロデュースできる・身内になれるというゲームの内容だとか、そういうことがあるのは事実だと思う。プラスの効果を生み出した要因はそれで説明が付くと思う。でも仮にアイマスのキャラクター達が物凄くリアルなCGで表現されていたら、ここまで広まらなかったんじゃないかと思う。頭身の低いデザインやトゥーンシェードによって、不気味の谷に陥らずに済んだ、という「マイナスの効果を生み出さなかった要因」を無視してはいけないと思う。
固定観念に囚われないことと、マーケットをきちんと絞り込むこと。これが成功の必要条件だ、と改めて思った次第です。
鬱状態にある人にどんな風に声をかければいいのかってのは悩ましい問題です。浅はかな考えだとついつい「頑張れ」と言っちゃいそうだけど、それが一番よくないらしいと聞く。ポジティブになりたい・生産的になりたいのになれない自分、に焦ってますます追い詰められるからだとか。
ポジティブな人にも色々あるだろうけど、よく考えてみると、焦ってたり余裕が無さそうだったりする人というのは、あんまり「ポジティブ」という風には思えないという気もする。どっかり構えて「よか、よか」と言ってる陽気で懐の広い人、というのが「ポジティブ」という言葉には相応しいような気がする。
Safari 3.1の開発者向けツールってすごいなあ。ネットワークタイムラインとか視覚に訴えかけるのが上手いね。変なパッチ当ててでもAcid3テストの点数を上げたりとか。
人間でもソフトウェアでも、見た目が9割。
外国人おたくが日本を好きな理由、嫌いな理由 dannychoo.comとかの、外国人による日本人評とかで、たまに「日本人はマジメだ」という風に言われているのを見る。でも、「まじめさ」には二つあると思う。一つは、従順さという消極的真面目さ。もう一つは、正義感の強さという積極的真面目さ。日本人が持っているのは前者の真面目さだけで、後者の真面目さを持ってる人なんてほとんどいないんじゃないか? という気がする。いや、他人だけを悪く言うんじゃなくて、自分も含めてですけどね。
一口に遵法意識と言っても、これもやはり、法に従う理由としては前述の二つの立場があると思う。即ち、それが決まりだからとそれ自体の善し悪しは考えずに従う立場と、人はそうあるべきだと思いその理想に近くあるために従う立場と。
礼儀正しいっていうのもやっぱり同じ事が言えると思う。一つは、そうしなきゃいけない場だからそうしているだけで、そうじゃない場だったら汚いこともだらしないことも平気という立場。もう一つは、人の見てない所でもそうすることが正しい・あるべきと考えてそうしているという立場。
個人的には、後者の「真面目さ」は度が過ぎると窮屈で、また、それを他人にも強く求める人だったりなんかしたらウザくすらあるので、それを追い求めるということを手放しで褒め称える考えはない。
いわゆるマルチ商法って儲かるの? 笑った会社、泣いたひと・・・ - goo ニュース畑
マルチ商法については、「確かに儲かる人はいるけれども、それは最初の方のごく限られた人だけで、後は損をするばかり」という説明を教科書的に教わることしかなくて、いまいちピンと来なかったんだけど、リンク先の説明で物凄くしっくり来た。
「マルチ商法をしている会社が儲かるのは、人件費という経費がかからないから。マルチ商法は会社は儲かるが末端の会員は儲からない。」
そうか、「会社」という括りで「最初の方のごく限られた儲けられる人達」のことを認識すれば、そういう解釈ができるのか……