宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
打ち合わせより。
行ってきましたよ。とりあえず結果から。いかがなものでしょうか。Beforeは
全身写真を取り忘れてたので、正月に家族で初詣行って厄年の厄払いをしてもらった後のボケボケ写真で代用です。Afterは、髪とジーンズと靴とジャケットを変えた状態で、概算でだいたい5万円強になる模様。
以下、チャットでの反応。
01:16 (y***) 漏れ前のぴろたんのほうが好き(ひどい 01:16 (Piro_) ぶ 01:17 (t***) おー、でもいい感じにさわやか 01:17 (y***) 前のぴろたんのほうがぴろたんってかんじだし大人っぽいし 01:17 (y***) あ、まふらーはいただけないけど 01:17 (t***) 靴はやだにゃー 01:18 (y***) 同意 01:18 (y***) てかAfterのジャケットがにがてなのかも 01:18 (i***) 人がコメントに困ってるところにあなたたちズビズバァと言いますね 01:18 (y***) えへ 01:18 (y***) だって 01:19 (y***) 普段いろんなひとの男性コーディネイターしてるます! 01:19 (t***) 遠慮してごにょごにょ世辞ってもしょうがあんめぇ 01:20 (y***) なんか内側の赤だすためにわざと袖だしてるのも、ものによってはいいんだけどこの写真のジャケだとわざとらしくなっちゃってる 01:20 (y***) 髪型みたいねーちゃんと顔つきで 01:22 (n***) む、ピロさ、オタクぽくなった? 01:22 (y***) 若者らしい格好といえよう 01:23 (y***) 私はふぁっそんについてはぴろたんは特にいじらなくてもそこそこよいとおもってたからかな 01:23 (i***) 増オタおめ 01:23 (Piro_) ぶ 01:23 (L***) 俺もそう思う>ぴろたんよし 01:23 (y***) だおね 01:23 (t***) 大人っぽいてのは否オサレにとって遊びのない無難とか逃げの方向だとなんとなく思うので菊さん志向は正解だと思うけどにゃぁ 01:23 (n***) 漏れも、前の(何)でいいと思うな 01:23 (y***) そのなかにも遊びはいれられるよ 01:23 (y***) と思う 01:23 (L***) 多分ぴろさの性格とか知ってる人が見ると違和感感じるんでないかな。 01:24 (L***) 若者らしい格好という意味では、ほんとそう。 01:24 (y***) その人のキャラにあったという点でそうだね 01:24 (i***) 自分でイメージしづらいものを一つもったことで幅が広がってよいんじゃね 01:24 (y***) それはそうだねー 01:24 (L***) それはそーだな 01:24 (t***) んだ 01:24 (i***) その方向に進むかどうかはともかく 01:24 (L***) どうしても自分ひとりだと固定化する 01:25 (L***) まぁ、最終的にはまとってる雰囲気とか性格の押し出しと一致せんとアレだがのう。 01:26 (t***) 企画自体はぴろさにとってプラスだと思うにゅ。うらやましス 01:26 (y***) 企画はプラスだね! 01:26 (k***) うん 01:26 (T***) 総合的にはプラスだよね 01:26 (i***) すっげーひっかかるw<総合的にはプラスだよね 01:26 (y***) でもこの感じはぴろたんぽくない 01:26 (L***) 同じこと思ったw 01:26 (n***) みんなに慰められるピロさ 01:26 (y***) 総合的にはプラスかどうかは私もびみょw 01:26 (Piro_) おまいら評価が微妙ス(´・ω・`) 01:27 (y***) 企画して、ひろがったとか考え方がかわったとかはぷらす 01:27 (y***) けど 01:27 (L***) 純粋にブレイクスルーという点で評価していいんでないの。 01:27 (y***) とりあえず相方にみしたんだけどやっぱ似たような評価だった件 01:27 (i***) その場でヲチできなかったt***は負け組 01:29 (y***) 一応まっとうな評価のつもり 01:30 (A***) ぬ゛ 01:30 (t***) コーデ単品をこけおろされたら凹むかもね 01:30 (A***) ってか前のぴろさんの方がいーじゃんすか! 01:30 (A***) なんてこった>e< 01:30 (t***) ぴろさんには~てのがここじゃ強いきがす 01:31 (y***) まあなんか今風の合わせにしてみましたよってかんじで、その人のもつ雰囲気をちゃんと見てコーデしてないきがしたのですよ 01:31 (Piro_) まあ 01:31 (A***) AFTER は只のそこら辺のあんちゃんになっちゃってんじゃんすか! 01:31 (Piro_) 会ったの打ち合わせの時と今回との2回だけだし 01:31 (e***) 味付けで無茶をする中華料理の愚. 01:31 (t***) (うっは激評☆ 01:31 (A***) ってかぴろさんはそれを望んでたのか ???oeo 01:31 (Piro_) それでキャラつかめというのも難しいわな 01:32 (y***) キャラと雰囲気ちがうます><>< 01:32 (i***) そこら辺のあんちゃんになる企画かともおもうが<脱ヲタ変身 01:32 (y***) でもさあ 01:32 (Piro_) それはそうかもね>そこら辺のあんちゃんになる企画 01:32 (y***) 脱ヲタ企画ならなおさら、 01:32 (y***) そのへんのあんちゃんぽい格好ならとってあわせただけでいかにも脱ヲタしました風になっちゃうじゃんすか 01:32 (y***) それはおされではない! 01:33 (A***) あうんそだったような来も素るoxo<そこらへん 01:33 (t***) だからy***さが脱オタ指南サイトを立ち上げてくれればいいと何度も( 01:33 (y***) ぴろたんはすでに自分のちゃんとつかんでて、絵描きさんだから自分にあったのとかそゆのそれなりにわかってるからもったいなす 01:33 (A***) だすよね!だすよね!<ではない!
おまいら容赦ナサス
以下、当日(昨日)の話の流れ。
ツアー開始前の不安要素。
そんな状況からのスタート。
朝、菊池氏・益田ラヂヲ氏と合流。コンディション激悪な僕を見るに見かねた菊池氏に抗生物質を頂き服用(伏線1)。そして美容院へ向かう。
下手したら通り過ぎそうな道の途中で、ここが目的の店だと言われる。びびった。ていうか年中下ばっか向いて歩いてる卑屈な人にはこのお店は不可視の結界が張られてるも同然ですよ! ていうか僕らは普段意識の中からこの手の店の情報を全て追い出している(その代わりアニメ絵には鋭敏に反応する)から、店の存在に気付くことができない。これは経験者による案内必須だと思った。
美容院に入っていきなりカルテなるものを書かされる。何それ! 全くの異世界! どうも、担当した美容師さんの名前とか傾向とかを記録しておく物のようだ。後からポイントカードをもらったけど、これと対になってるんだろうなあ。
椅子に座らされ、目の前に何冊か雑誌を置かれる。しかしどれも読んだことの無いような、一般人とか若者とかの読むような雑誌。手に取ることすらためらわれる。誌名すら覚えてないぜ(唯一覚えてたのはKansaiWalker)。そうこうするうちに飲み物を出される。そんなサービスまであるのか。
しばらく待っていると担当の方が登場して、本日の方針を説明。喋ってる間に指でなんか適当に髪をいじられるんだけど、見る間になにやら格好いい感じに髪が流れていくのな。何この手品。プロって恐ろしいわ。
説明が終わったらまず洗髪。次にカット。そしてパーマ。3人がかりで髪を巻いていってるようなんだけど眼鏡外しとるからようわからん。カールのいっこいっこに電源を挿しているらしい。そしてしばらく加熱。頭全体が内側から熱せられ外側から熱せられなんだかボーッとする限りです。時間が来て、電源取り外し。再度洗髪、乾燥。軽くカットして最後にスタイリング。んでおしまい。
あれよあれよという間に進んで、なんだかよくわからなかったよ! とりあえず死ぬ気の覚悟で自分から声をかけて、パーマあてたその日はまだパーマが定着してないから髪を洗わない方がいいとか、寝るときには別にナイトキャップのような物を使うほど気をつける必要はないとか、使ってるワックスは粘度の高いものだとか、見た感じ付けてる量は相当少なそうだなあとか、情報をいくつかゲットしてはみた。
これでお代は約12000円。
美容院の感想。これは一人で来れる所じゃないなあ、店に辿り着くまでも、店の中に入った後も。美容院の常連の友人なり知り合いなりに連れてきてもらうのが良い。一人で突撃は相当勇気が要る。
入ってみた後の感じは、こちらが気張らなければ、それなり。少なくとも今回行った所では、事前に見積額を言ってくれたり質問には快く応えてくれたりして、態度で威圧感を感じさせるようなことはされなかった(美容院の雰囲気そのものに気圧されるのは言うまでもないけどもさ……)ただ、やはり普段からオシャレな人の相手をしてるだけあって、向こうから色々丁寧に初心者向けに教えてくれるということはないから、不安に思ったことはガンガン訊いていかないといけない。
気分的には、「金払うのはこっちなんだから搾り取れるところまで搾り取ってやろう」くらいの勢いで行くのが良いかもしれない。どうせ脱オタを考えて美容院突撃を試みるような人は、いざ入ったら萎縮してほとんどしゃべれなくなるのだから、それくらいの意気込みで行った方がバランスが取れるのではないだろうか(偏見)。
美容院すぐそばのカレー屋で激辛なカレーを食した後、汗だくになりながら(主に唐辛子のせい)移動。
いわゆる一つのアメリカ村というやつでしょうか? まだそこまで行ってない? なにやらオサレげな店(レシートによるとSUN VILLAGEというそうですね)に突入してジーンズを見た。
まず適当に選んでもらって履いてみる……が、入らない。もうワンサイズ上のものを持ってきてもらう。今度は何とか入った。そのサイズで、黒系?でストレート(上から下まで幅がほぼ同じ)、黒系?でブーツカット(末広がりの形)、青系?でパッチの当たったもの(わざと使い込んだ風に加工されたもの)、の3種類を試着してみる。その中で菊池氏・益田氏の評判が良かった黒いストレートのものを選んで購入し、裾上げを頼む。その待ち時間に上のフロアへ。せっかくだからと、セール品のマフラーを見る。元々の服にも合うような白いニットのものを購入、1050円。その勢いでニットのようなセーターのようなもの?を試着して、悪くない感じだったのと安かったのとで購入、1050円。裾上げの終わったジーンズを履いて元履いてたものを袋に詰め、店を後にする。
次の店で上着探し。
ベージュのやつを合わせてみるが、いまいちパッとせず。生地も硬くてなんだか……。
次、ビビッドな色のものを2連発で試着(水色とオレンジ)。しかしパッと見意外と違和感は感じず。そりゃまあそれなりの店で売られてるってことは着れない服じゃあないんだろうなあ。でも通勤とかのことを考えてこれはちょっと……ということで別の店へ。このあたりから、氏の評価が「かわいい」という軸に基づいているようだということに薄々気がついてくる。思えばこの時に勇気を出すべきだったのかもしれない(伏線2)。
フロアを移動して別の店でも探してみる。一着試着してみるけれども、全体の色が一色のように見えてしまったり肩がやたら張ってるようになってたりで合わない。でもそれは益田さんには似合ってるようだった。なんかクヤシイ!
ずっと歩いて行き、いわゆる一つのアメリカ村?の中を通過する。何というかもう完全に異世界だ。見る人見る人みんな完全武装に見えてしょうがない。肩がぶつかったりなんかした日には「あぁ? nぁんやこのガキぁ?」と巻き舌風に言われるに違いないったら違いない。
さらに歩いて行き、靴の店(レシートによるとABC-MART)に向かう。
「スニーカー一つあれば色々合わせれるよね」とかナビゲーターの菊池さんがおっしゃっていたのについて「あ、いや、スニーカーはあまりイメージじゃないんスけど……てかもっと大人っぽいのを選ばして欲しいかな、なんて思ってたりとか……」とか口を挟む勇気が出るはずもなく勢いに流されてそのまま店突入。思えばこれが決定打だったような気がする(伏線3)。
とりあえず流れのままに何足かスニーカーを見て、その中で一番しっくりきたっぽい感じのものを選んで購入。ついでに元々履いてた靴の手入れに使えるようなものも購入。計、8589円。
頭の中でいろんな事がぐるぐる回り出してきたけど、風邪で頭が回ってないのと、この場の雰囲気に流されて脳内麻薬が出てきて色々麻痺してたっぽいのとで、なんだかもうなるようになれみたいな心境に。
上着とかを探して南堀江?の道に入っていく。
「電車男スタイリング・バイブル」で「店長がコーディネート」みたいな企画ページがあった中でその一つとしてとりあげられていたらしい古着店に入ってみるも、めぼしい物が無く、書棚に「スタイリング・バイブル」が置かれているのを見ただけで店を後にする。
その足でAPCに特攻。何この店。物の陳列スペースより通路の方が広いってどういうことよ。これはもはや敵性文化だ(過剰反応)。とか何とか思いながら一応上着をちょっと合わせてみようとしたけど、菊池さん曰く「一歩ずれたら工事現場のおっちゃん」な際どい品々。あまりに高度すぎるということで回避する。
ほとんど冷やかしで帽子の店とかいくつか見て回る。んむーどこも空気がオサレで、僕のような喪人間は普通じゃ近寄れませんよこんなとこ。ていうかこの通りを歩くこと自体が不可能ですよ。
JOURNAL STANDARDでいくつか上着を見る。そんな中、自分的に少し気に入った感じのジャケットがあった。見立ても悪くないらしい。けれども、自分の選択にいまいち自信が持てない(伏線4)。と、そこで菊池さんが激惚れしたというパーカー登場。試着してみる。全体の見た目は悪くない。でも自分自身はさっきのジャケット型の方がスタイル的には好み(足元には合ってなかったかもだけど)。でも「こっちの方がかわいい(この言葉はこの時僕の耳には「良い」と同義に聞こえていた)」という専門家の言葉の方が、ド素人の自分の判断より正確なような気がして。とりあえず買うのは待って(伏線5)、もう少し別の店を見てみることに。
URBAN RESEARCHで菊池さんに勧められジャケットを試着。内側が赤いキルト地で、相当暖かいもの。スタイルとしてはこういうラインの太いモコモコして見えるものよりは細く見えるような物の方が好きだという微かな思いがあったのだけれども、中を薄くすれば春先まで着れるとか、セール中で今なら元値の1/4だとか、菊池さんの「さっきのよりずっとオシャレ」との言葉だとかに揺さぶられて、自分の好みが信用できなくなっていたこともあり、なんかもう訳の分からない勢いで購入。17325円。
店を出たところで写真撮影(上の「AFTER」のやつ)。
JOURNAL STANDARDまで戻り、先ほどのパーカーを試着。その上からさっき買ったジャケットを合わせてみたりして、自分を見てるんじゃなくマネキンを見てるような気分になってきて、「まあこういうのも組み合わせがイロイロできて面白そうだね」みたいなよく分からないノリでパーカー購入。11550円。(伏線5回収)
URBAN RESEARCHで買ったジャケットに白のマフラーはいまいち合わないようだということで、JEANS MATEで茶系のマフラーを購入。ここまでくると気が大きくなってきて、この色の方が靴と合いますねとかいっちょ前にコメントしてみたりして。1575円。
おっさんベルトはいただけない、と言われてしまったので、BEAMS等何店舗かでベルトを見てみる。しかし、どれも目ン玉ひん剥くようなお値段。無難なところでMUJIかユニクロかしら、ということでユニクロまで行き、無難げなベルトを購入、1290円。
以上、合計およそ7万円なり。冒頭の写真に写っていないマフラー2本、靴関係の手入れ用品、ベルト、パーカー、ニット、も含めての合計はこちらになります。
その後、益田氏の案内により深夜喫茶 銭ゲバへ。
この日はなんでも夜行金魚とかいうイベントで界隈全体が盛り上がっていたらしく(伏線6)、常連の益田氏曰く「普段の10倍は混んでる……」。皆さん揃いも揃って妙にハイテンションで、例えるなら、学際の後の打ち上げ宴会みたいな。そんなノリ。それについて行くことができず端っこの方で所在なさげに非モテトークを繰り広げることしかできない僕と益田氏はまごう事なきCランク非モテだと思いました。あと、サブカラーとヲタの違いはここまで明確に出るものなのかと感動すらしました。
しばらくグダグダと。僕と益田氏はやっぱりなんだか落ち着かない感じで所在なく。
なんかよく分からない流れでちょっと店移動。夜行金魚なるイベントの本会場らしい。え、入場料いるの?!(当たり前) ていうか同行してた二人とも入っちゃったし僕は一人でここから駅まで辿り着けそうにないし逃げ帰るのは申し訳ないしでとりあえず入店。
店内は異世界でした……例えるなら、学際の後の打ち上げ宴会の2次会みたいな(もっとひどくなっとるんか)。そんなノリ。でんでんついていけまちぇん。つくづく、異なる文化のお祭りに迂闊に足を踏み入れてはいけないなと痛感しました(伏線6回収)。所在なさMAX状態で、終電の時間も近づいてるようだったので、途中でギブアップして退場。
お二人に道案内してもらい、電車に乗り込んで家まで逃げ帰る僕。一人になって頭が冷めてくるにつれて、なんだか今日はとんでもないことをしてしまった(とんでもないことになってしまった)ような気がしてきて恐怖に身がすくんでくる。「武装」したはずなのに、それがちぐはぐなんじゃないのかと不安になってきて却ってドキドキ。
そしてIRCに戦々恐々で写真を爆撃。前述の通り、見事に迎撃されたのでした。
菊池氏は僕に対して、歳相応の若々しい・さわやかなスタイルを提唱してくれたと思う。僕のパーソナリティをつかみきれていない状況で、今の流行の線で無難に着回せる物を、色々苦心して選択してくださったのだと思う。「脱オタク」を素直に「今のイメージを払拭してガラリと変えてしまう」ということと解釈されたのだろう、その効果は覿面だったのではないかと思う。
ただ、誤算だったのは、僕の場合は「今のイメージをオシャレにブラッシュアップする」ということを、ボンヤリとではあるけれどもイメージしていたということだろう。この事をあらかじめ明確にして伝えておかなかったのは、僕の落ち度といわざるを得ない(伏線2回収)。後からゆっくり考えてみて、やっとこのように一言にイメージをまとめる事ができたけれども、それをあの場でできなかったのは非常に心残りだ。
うん、まあ、要するに、集中放火されてヘコみまくったってことなんですけどね。勉強代にしてはなかなか痛いし。
途中から感覚が麻痺していた。自分が着る服ではなく、鏡の中に映っている誰かさんに着せる服を買っていた。そういう風に、今となっては思う。具体的なアイテム選択の場面で自分のイメージと異なる提示がなされたとき、どこかで、感覚が狂ってしまったのではないかと思う。「ああ、もう、自分で考えるのはよそう。自分よりファッションに詳しい人がこう言ってるんだから、ファッションとはこういう物なんだろう。自分のイメージは間違っていたんだ」そんな風にタガが外れてしまったのではないかと思う。(伏線3回収)。
だから結果的に、僕という人間の着る服ではなく、僕の形をしたマネキンに着せる服が揃ってしまった。アイテム選択自体はきっと悪くない。ただ、それを着ている僕という人間は、想像が非常に難しい。そんな選択になってしまった。
何より心残りなのは、自分で選択したアイテムに対して「失敗した」と感じたのではなく、他の人に選択をゆだねたアイテムに対して「失敗した」と感じていること。心地よい失敗、次に繋がる「今度は頑張るぞ」的な失敗ではなく、後味の悪い失敗、心残りばかりが強調される失敗。これはスタイリングする側にもされる側にも大きな禍根を残す。
今後の方針としては、これを新たな自分の方向性として模索していくか、今回のこれは自分に合わない物だったと割り切って自分で再び選択をやり直すか、のどちらかということになるだろう。まあ幸いにして、今回の方向性はうちの弟にはけっこうマッチしているように感じられるから、後者の方針をとるにしても、今回の事が全て無駄になるわけではないとは思う。
まあ、それはそれとして、こういう「そこら辺にいそうな兄ちゃん」が某ブラウザの擬人化だなんて極めてマニアックなネタのエロ同人誌を作ってたら、それはそれでワロけるネタになるよな、とも思う次第なのです。
少なくとも、「派手なのは嫌だなあ、もっと目立たないのがいいなあ」ではなく「ここまで浮ついたのは苦手だなあ、もっと落ち着いてるのがいいなあ」というレベルの感覚で違和感を感じたのなら、その違和感は表明して間違いではないと思う。前者の違和感は冒険それ自体への恐れだから、敢えて飛び込めばよい。その恐れは前進を阻むものでしかない。けれども、後者の違和感は、好みに対する違和感だ。そのような曖昧なレベルでの好みに見合う別のオシャレの選択肢は、提示された選択肢以外にも、きっと見つかるはずだ。と、思う。明確な好みがあって、それが「アキバ系オタク的タブーファッション」に含まれるものであるなら、その時初めて反省すればよい。そうでないなら、それは自分の望み、好みの方向性として明確に持っておくべきだと思う(伏線4回収)。
ただ、「脱オタク」を考える人は、今まで触れたことのない大きな世界に飛び込もうとしているのだから、見る物全てが目新しくて目が回るような思いで、心理的に気圧されて全くおかしくない。その状況で自分をはっきり持つことを急に要求されても、おそらく何もできない(とりあえず、僕は何もできなかったに等しい)。もしこういったツアーを企画するのならば、ナビゲーターと入念な打ち合わせを行って意思疎通を図り、目指すイメージを明確にして、それをナビゲーターと脱オタク希望者本人との間で共有しておくことが、まず必要だろう。それができないならせめて、脱オタの主人公のキャラクターを熟知している人をお目付役に付けるのがよいだろう。
そうした上で、最終選択は本当に、本人の手で行って欲しい。「待たせたら悪いから」とか「専門家がこう言ってるし」とかだけで決めて、もし希望にそぐわない結果になったら、どんなに悔やんでも悔やみきれない。
それと、やはり元手は必要だ。社会人であるなら、日々の支出を我慢しよう。学生であるなら、是非ともアルバイトしよう。短期的な欲を律して、長期的展望を描くことは、社会復帰にも繋がる。心理的ダメージは軽減されないけれども、金銭的ダメージは軽減できる。
とりあえず僕が思いつくのはそんなとこです。
髪型とかよう分からんというツッコミ多数だったので今朝撮り直してみました。着てるのは最初の店で買ったセーター風?のものと、JOURNAL STANDARDのパーカーです。(どちらも冒頭の写真には写ってなかった)
目線はとりあえずグラサンぽくフォトレタッチして消してみましたがいかがでしょうか。
……そういえば、ユニクロと無印だけでって話はいつの間にかどっかに行っちゃってましたね
このブログにたどり着いたのはたまたまだったのですけど、興味深く読ませて頂きました。脱オタという現象(言葉?)が流行しているのですね。脱オタを提唱している人たちは、服に執着するあまりに、本来の目的を見失っているのではないですか?と感じました。piroさん、服オタクに引け目を感じることなんてないですよ。テレビや雑誌に影響されて、お洒落をしてなきゃ人間じゃないという日本の風潮がおかしいです。ヨーロッパの学生とかもう相当適当な格好してますけど学生なんだから勉強さえしてりゃ誰も何も言いません。piroさんはもともとちゃんとした格好なさってるじゃないですか。(新しいスニーカーは若すぎず素敵だと思いますよ。)
好みがよく分からなかったのでうまくいかなかったでしょうか?
でも客観的にはステキになったとは思いますが。。。
なお、カワイイという言葉は
大人っぽいの反意語ではなく、感覚的にとてもいいと思う、という意の
主に女性専用用語(?)ですね。
少し誤解があるようでしたので補足します。
最後のラジオ氏のイベントはあれはかなりマニアの店だと思いましたので
ついて行けなくて当然だと思いますよ。
私はもう大概どんな店でもついて行けますけど。
そのあたりは気になさらなくてよいかと思います。
でも私は結構楽しかったので。。
ラジオさん、ありがとう、です。
一度ユニクロでちょっと小さいかなと思うくらいのサイズで、あなたの欲しいものを揃えてみてください。きっと今回の企画よりずっと格好よく、好みのスタイルに仕上がると思いますよ。
以前『電車男スタイリング・バイブル』をレビューして大反響のあった【レビュー】『電車男スタイリング・バイブル』のコメント欄でのやりとりなどから著者と読者の交流がはじまり,ついに著者の菊池さんが実際にコーディネートを行うプロジェクトが執り行われたようです. P..
このブログにたどり着いたのはたまたまだったのですけど、興味深く読ませて頂きました。脱オタという現象(言葉?)が流行しているのですね。脱オタを提唱している人たちは、服に執着するあまりに、本来の目的を見失っているのではないですか?と感じました。piroさん、服オタクに引け目を感じることなんてないですよ。テレビや雑誌に影響されて、お洒落をしてなきゃ人間じゃないという日本の風潮がおかしいです。ヨーロッパの学生とかもう相当適当な格好してますけど学生なんだから勉強さえしてりゃ誰も何も言いません。piroさんはもともとちゃんとした格好なさってるじゃないですか。(新しいスニーカーは若すぎず素敵だと思いますよ。)
ファッションには2通りある。
1つはいわゆる流行という、有名なデザイナーやモデルなどが作った流れに皆がついていく、雑誌やTVに従属したもの。
もう1つは自己の表現や信念を表すために着飾るもの。これは自分が理想とするイメージや格好良さに従属する。
別に自分の着たい服をイメージできているなら無理に前者をやる必要はないし、そもそも非オタの一般人でも全員前者のファッションをやっているわけではなく、脱オタとは無関係。
大体絵師のデザインセンスがファッションデザイナーにそう劣るなんてありえない。白紙のキャンバスにゼロから(つまり人間から)デザインを作り、それを絵に起こすのがどれほど難しいと。服選び中も自分で着たいもの、自分に似合うものが分かっていたことからも明確。
今回の企画はファッションセンスを十分習得している絵師が主役をやった時点で何か間違えている気がする。
ちょっと待ってくださいよ。
今回の企画は
「ユニクロと無印『だけ』でカッコ良くする」
って話じゃなかったでしたっけ?
確かKammy+さんのコメント欄で、著者菊池氏は
>オールユニクロ&無印で。って言われてもカッコ良くしてあげる自信ありますよ。
って豪語してましたよね!?
オールユニクロ&無印はどこいっちゃったんですか?
ユニクロで、どれ買ったんですか?
無印で、どれ買ったんですか?
それとも、そんなこと忘れちゃったんですか?
自分が言ったことさえ、なかったことになっているんですか?
ユニクロと無印だけじゃ結局無理だって、うやむやにしちゃっているんですか?
所詮、その程度のハッタリだった、口から出まかせ言ってみただけで、菊池氏は白旗挙げたと理解してよろしいんでしょうか。
著者菊池氏、あまりに人を馬鹿にしすぎていません?
オールユニクロ&無印でカッコ良くするって話は、なんでねじ曲がっちゃったんですか?
「電車男スタイリングバイブル」の出版を機になぜかオタク代表(?)P君のファッションをコーディネイトすることになり先日7日の土曜日に決行して参りました。結果は、と言うと。。。http://piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom.cgi/mote/2006-01-08_henshin.htm#writebacksう...
こんにちはー。
とりあえず最後のお写真、それとそれ重ねて着ては服の良さが台無しですたい!
そしてメガネは作られる予定はありませぬか…?
正直、そのメガネ相当オタクっぽいですよ…
髪型はとっても良いと思います。お似合いです(*‘∀‘)
当方は結果しか見ていないわけですが、良くも悪くももう少しオーソドックスなアイテムを選んだら良かったのではないかなあと思います…
ベースがしっかりしてないと、差し色も外しアイテムも生きません。
Beforeのアイテムとほとんど同じもので、ラインがきれいなものを選ぶだけで、充分だったように、一閲覧者として感じました。
文句は言われて感謝はされない女社長かわいそう
結局オタクの釣りだったんだね。
ありがとうも言えない男の女の顔が見てみたいわw
初めての美容院や服屋なんて普通に緊張するんだが
それについていってもらって、感謝もないのか?
自分と話する女は全て自分のママンとでも思ってんじゃねえの?w
七五三のお洋服着させてもらったんだけど普段そういう服着ないもんだから
恥かしいやら居心地悪いやらでぶつぶつ不貞腐れてるおぼっちゃんのようだね
しかし一応ちゃんとした大人なんだから形式上だけでも感謝の言葉載せとけよな
なんだかんだ皆にかまってもらって喜んでるぽいけどな。
ありがとうくらいは言うのが普通だよな。
うちの甥っ子三才ですら言えるぜw
家の犬もありがとうするよw
しかし菊池女史は強いなさすが社長のはしくれ。
非モテ全般に感謝なんて単語ないんでしょうね。
自分も他人も貶める単語しか知らないんじゃないんでしょうか?
インテリジェンスがアイデンティティワロタwww
P君のコメント欄で必死に噛み付いてる非モテも面白いなw
勘違いであのテンションwwwwww
噛みついたり以前の格好がいいと言ってるのは
うらやましいんちゃう?
「ママン僕もかまって〓
お兄ちゃんばっかり新しい服買ったり、美容院行ってきたり、格好よくなるのはずるいよん」
みたいなw
つか、piroには失望だ。感謝くらいしやがれ。
1.もしPiroさんの希望通りに「IT系っぽい頭良さそうな感じ。すらっと細く見える」服装をユニクロ&無印のみで揃えるとしたら、どんな服装がいいと思いますか?
2.あのプロジェクトは、大阪まで来てくれるならユニクロ&無印だけでやってみせると菊池さんが言って、じゃあPiroさんに行ってもらおうとなったものでした。ですから、当然ユニクロ&無印のみ、あるいはPiroさんが普段行けるような店のみでコーディネートするものと私も思っていました。
別の方がおっしゃったことだと菊池さんは弁明していますが、「普通じゃ近寄れませんよ」というほどの店を連れ回したのは、あまりに当初の流れと違っています。
これは何故でしょう?格好良くするためにはユニクロ&無印のみでは無理ということなのか、ファッションに縁の無い人でもこれくらい平気だろうという見込み違いのせいなのか、別の理由なのか。
>Piroさん
服のことは分かりませんが、髪形素敵になりましたね。
まぁ、本の批評はボロクソ叩かれ、実際のコーディネートも文句言われ、ついでになんだババアかと言われて。。。すげーなと思う。
piroは、子供じゃあるまいし、菊池さんに金払ってしてもらったわけでないし、ありがとうくらい言えない大人子供かとしか思えないね。
別に前後で写真載せてたのもpiroだろ?
kammyが本に関連づけて記事書いてるけどな。pは別に本のタイトルも書いてないし、菊池さんを僕の使い捨てコーディネーター一号くらいの感謝しかしてないよ。
全く非モテは注目あびると有頂天になっちゃって最低限の礼儀もわからなくなるんだなーと好意的にみてたさw
自分が着たい服くらい幼稚園児でも選べるんですがw
非モテって貴重なそんざいだな。
非モテも喪も結局流行りのACに乗っかっただけのマザコン男なんだな。
女とみたら誰にでもママーママーと取りすがって
自分のおむつ替えてくれるかどうか試して、
替えてくれなかったら怒り出す。
いい年して一人でトイレも行けないガキ。
文章構成と論理展開に整合性をとる努力はしたほうがいいよ。
そう、もっと努力しろよヲチ板の面々ども。それじゃ非モテは潰せない。
まず申し上げておきますが、Piroさんからは非公開の形でちゃんとお礼をいただいています。皆さん言い過ぎでは?
>Tさん
>1、「IT系っぽい頭良さそうな感じ。すらっと細く見える」服装をユニクロ&無印のみで揃えるとしたら
Piroさんの希望はユニクロ&無印のみで揃えたいのではなかったですが、もしそういう要望があったとしたら、という前提でお答えします。
まず、頭よさそうに見える、というのは本人の内面性が関係してきますので一般論では語りにくいですが、基本は安物は着ないことが前提です。ですんでそこをユニクロor無印で、となると非常に難しいのですが、無印のほうが同じカジュアルでもおそらく団塊ジュニア層にターゲットを絞り込んでおりシルエットもきれいそうなのでそれを中心にコーディネートとすることになると思います。
ポイントとしては、細身のシルエットで全体的に白っぽく、上品にしたいですね。カジュアルなテーラードジャケットでいいのがあればそれを着用、なければ白っぽいニット(横物)をトップスに持ってきたいです。ブルゾンは無難なところでやめときます。
許されるなら、小物(時計・靴・バック)などはセレクトショップなどで売っているような上質なデザインものできめれば、かなりイイ感じになると思います。
2、について。
ここで皆さんに申しあげたいのですが、この企画はこのサイトをロムって書き込みしている匿名の皆さんを満足してさしあげるために行っている企画ではありません。
私に直接メールをくれてコーディネイトして欲しい、と依頼されたPiroさんのためのプロジェクトです。話が違うなどなんだの勘違いもはなはだしい。ユニクロ&無印でコーディネイトしてみろよと煽った方は結局私に何の連絡もありませんでしたし、わたしもこちらからわざわざ連絡を差し上げてまでお世話するほどヒマでもありません。やってみたいなー、とコメントされる方は何人かいらっしゃいましたが、結局直接連絡を下さったのはPiroさんだけでした。
やいのやいのそこまで言うなら「俺のようなキモオタをユニクロ&無印でかっこよくできるもんならしてみやがれ」と直接メールを送りつけてその前後をサイトでアップしてみろ。
そんな勇気もない野郎ばかりに呆れかえっております。以上。
必要なのかなと思いました。Piroさんがある程度ファッションの知識を仕入れていて、(菊池さんの著書は読まれてますが)土台が出来上がっているところに、菊池さんが仕上げを行う形でアドバイスをしたなら納得の行くものになったのではないでしょうか。
写真を見る限りでは、特に髪形をはじめ、確かにお洒落になっていると思います。ただ、「なぜこの服がいいのか」「どうしてこれを着たいのか」といった試行錯誤のプロセスを経ないうちに菊池さんから「正解」が提示されているために、どうしてそれが「正解」なのかPiroさんが十分納得できないままに終わってしまっている感じがします。ファッションについて右も左もわからない状態の人を1日でお洒落にするという企画上、仕方のないこととは思いますが。
うーん…この記事を読んだ限りでは、Piroさんにはまだオサレなスポットが敷居が高すぎるのではないでしょうか?とりあえず今回よいコーディネートは手に入ったわけですから、もしおしゃれを継続する気があるなら、その服でいろいろな店を冷やかしてまわってみるのもいいかもしれません。なかなか一足飛びにはお洒落にはなれないものです。私はファッション誌を楽しんで読めるようになるまでに、3年近くの時間がかかっていますし、それまでは映画俳優の服を注意してみるようにしたり、服飾史を調べてみたりと、自分の比較的好きな分野からファッションに迫ってみるという試みも行っていました。Piroさんは絵も描かれているわけですし、服飾の知識はあっても決して損にはならないはずです。
1つ目の質問は、私の希望と近かったので聞いてみましたが、安物は駄目ですか。それでも金かけたくないなら、無印、白っぽいもの、小物で頑張れ、ということですね。ありがとうございました。
2つ目については失礼しました。報酬無しでのことでしたし、期待通りでなくても批判するのは間違っていました。
お金のためにおしゃれを断念するは辛いですよね。
私も中年になってから、着るものに余裕ができましたが、お金のない若い時期におしゃれが必要というジレンマは今の若い人立ちにも結構あるんだなと。
年金生活の今は、再び実用一点張りですが、ユニクロより無印を選びますね、やはり。
Piroさんがオタク「代表」に名乗りを上げられたとのことですが、元々オタクファッションではないんじゃないですか。
キツく書きすぎたかと戻ってきたら、なんだこの祭り。俺の書込もよく見たら既にチャットで言われていたようなものだったしな。
価値観の違うもの同士で近寄るなら相手の目線に立つことも必要になる。自分の「オシャレ」が相手にとっても「オシャレ」だと本気で思っているのか。
詳細は知らんが、菊池とやらが叩かれまくったと言われる理由が分かった気がする。
Piroさんのブログでの「例の変身プロジェクト」ですが
様々な所で物議をかもし出していますね・・・。
でも、自分としましてはPiroさんの勇気と実践なされた
菊池さんに敬意を表したいのです。
コーデに対する感想は、Piroさん自体が彼女持ちな方なので
....
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2006-01-08_henshin.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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