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職場環境 - Oct 02, 2010

最近、僕は「自分って幸せだなあ」と思うことが多いです。このエントリでは、仕事の面におけるその理由を考えてみたいと思います。

さて、僕は今の職場環境が気に入っている。給与面で自分は不満を感じていないし、空気も好きだ。要するに幸せだと、自分の主観では思ってる。

須藤さん(現社長)は就活?の時にGoogleやはてなを見学して、ブースに区切られた上でヘッドホンまでしてるような環境を見て「こういう所では働きたくないなあ」と思ったらしい。

僕は最初はその話に正直ピンと来なかったんだけど、分からない事や知らない事で困った時に「教えて」と気軽に訊きあったり、変数名の付け方に困った時や機能の切り分け方・設計方針に迷った時に「どっちがイイと思います?」とアドバイスを求めたり、作業内容と全然関係無いどうでもいい話(本当にどうでもいい話)をしたり、というのが当たり前(会議の時だけそうするんじゃなくて、常時そう。だから栃木にオフィスを開設するにあたっても、テレビ会議のシステムを常時動かしっぱなしにしておいて、画面の向こうに向かって「ちょっと、池添さーん」と呼びかけられるようにしておこう、という風な話になった。)の今の職場環境に慣れてくると(東京に来てから結構長い間お客さんの所に半常駐だった時期があって、クリアコードの方にずっといるようになったのは途中からだった。半常駐だった所は個々人のブースが別れていたし、ヘッドホンしてる人もいて、どちらかというと前述のGoogleに近い感じだったんじゃないかなと思う)、須藤さんの言っていたことがどういう事だったのかが、なんとなくこういう事なのかなあ、という感じで分かってきたような気がする。

端的に言うと、今の自分が「個々人の席がブースで区切られてて、ヘッドホンで耳を塞いでる人もいたりして」という環境に放り込まれて「仕事をしろ」と言われた時に、やっていける自信がない。精神的負荷で潰れるとかじゃなくて(それもあるかもしれないけど)、自分にはそれでは何もできないんじゃないかって思う。IP unreachableな環境に置かれた時に、GoogleもWikipediaもMDNMXRも何も無い環境では右も左も分からないよ!という風な感じで。

須藤さんや池添さんはよく、「自分達は間違いをどうしても犯してしまう残念な人達なんだから、間違いが起こったり、一人ではうまく行かなかったりする前提でいた方がいい」という感じの事を言っている。だから、リポジトリへのコミットの単位は短くするし、自動テストも書く。1人だと煮詰まるから、些細な事でも相談する。2人でも煮詰まるから、相談してる人同士の横から割り込んで意見を言ったり言われたりもする。僕はずっと、そういう環境で自分の残念な部分を他の人に大いに補ってもらいながら作業していて、そのおかげで自分の能力以上の成果(=会社にとっての売り上げ)が出てきたと思っているから、今更1人でやれと言われても心細くて仕方がない。

Googleのような職場環境は「他人に頼るより自分でやった方が早い」とか「他人と関わらずに1人でやった方が能率が上がる」とかそういうタイプの人でなければ、少なくとも、自分がそういうタイプだと自信を持っている人でなければ生きていけない環境なんじゃないのかなーと思う。学者タイプとか研究者タイプとか。誰にも邪魔されずに作業することで最高のパフォーマンスを発揮して素晴らしい製品を生み出す、という人のための環境なんじゃないのかと思う。

翻って自分は、残念な人間だ。物覚えは悪いし知らないことだらけだし頭の回転も遅いし発想力もない。だから独創的な製品を生み出すことはできないと思う。できるのは、自分の中から湧き出てくる物でお金を儲けることではなく、自分が知ってる複数の世界の間の非対称性を埋めることで労働の対価を得る事だけだと思ってる。

この辺の話を見ても、僕は(この1点だけを見たら)elm200氏よりも小飼弾氏の話の方にシンパシーを感じる。

自分が今いる環境に順応した結果としてそう思うようになって、自分が今いる環境に対して問答無用で快感を感じるように自分の精神構造が自己調整された結果だ、という事も考えられるんだけど、とりあえず今は、「自分は元々そういう性質の人間だった」「それにピッタリ上手くハマる環境に収まることができた」という事だと考えておこうと思う。そう考えていた方が自分の主観的には幸せでいられるので。

あ。僕がこう思ってるからって、弊社の他の人がどう思ってるかは分かりませんよ。当たり前ですけど。

あと、このエントリの主題は僕1人のトピックとしては「僕は今いる環境が好きです、Googleはイヤです」だけど、一般化すると「人は自分に合った環境にいることが幸せなのだ、世間で素晴らしいとされている環境が誰にとってもフィットするというわけではないのだ」という話だと僕は思っております。

分類:出来事・雑感, , , , 時刻:22:51 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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