たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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なんでも評点:人は選択肢が多いほど疲れることが判明 ― だからネタ探しは重労働。能動的なネットが受動的なテレビに勝てないのもこのため?
実感としてなんとなくそうだよなとずっと思っていたので、それが実験によって示されたというのは、ほっとしたというか、合点がいったというか、言葉にするのが難しいけど、「選択できるのが良いことだ」とオウムのようにそればっかり繰り返すことの愚かさを科学的に指摘できる材料が一つできてちょっとグッと来る、そんな感想を持った。拡張機能を何千個と並べてそれだけで良しとしてちゃいけねえよと。
でもこれはFirefoxにとっては武器にもなり得るよね。多機能な製品ほど精神を疲弊させる、その点素のFirefoxは機能がそんなに多くないから楽に使えるよと。必要になったら人に勧められた拡張機能をその都度入れればいいのだから、と。
オープンソース法 第7章 MPLライセンス 1. Mozillaの物語によると、弁護士でもあるMitchell Baker(Mozilla Corporation会長/トカゲ世話役主任)がMPL(当時はNPL)を作ったんだと。知らんかった。まあ確かに古株で弁護士資格を持ってるってことはそういうこともあったと考えて当然だったんだけど。
そういえばちょっと用事があってInkscapeを久しぶりにインストールして使ってみたら、ぼかし効果がサポートされててびびった。しかもレイヤツールとかのそれっぽいツールボックスも増えてるし、だいぶ実用的になってるように見える。Inkscape始まったな(今更)。
で、同じくぼかし効果が要のtext-shadowやbox-shadowはFirefoxでいつになったら使えるようになるんでしょーか。Firefox 4まで待てってことか……
ブックマークまわりの仕様が変わってるから手こずりそうだなあと思ったけど、案外サックリ行けた。むしろPlacesベースの今の方が、ゼロから作るなら簡単に作れそうな勢いだった……
下のペインにフォルダが出るようにするかどうかで迷って、今は下のペインではフォルダは全く出さないようにしてしまった(Firefox 3のみ)。選択されたフォルダの直下にあるフォルダだけをレンダリングさせる方法が分かればそうしたい。
Firefox 3のFUEL、調べれば調べるほど酷さが浮き彫りになってくる。norahさんが「これはひどい」と言ってた意味を! 「心」でッ! 「理解」したッ!! いやもうほんと酷すぎます。XULとJavaScriptとXPCOMが入り乱れてる酷い現状を何とかしようとして作られたはずなのに、それで出てきた物が輪をかけて酷いなんて、悪夢だ……
正直、こんな物の使い方の解説を書くのは犯罪じゃないかって気がするよ。使い方とか誰にも知られないまま、ひっそりと廃れるかひっそりと改善されるのを待つか、どっちかにしたほうがいいって。まじで。
例えばこんな世界を想像してごらん。
var listener = new EventListener();
var reference1 = document.getElementById('item');
reference1.addEventListener('click', listener, false);
var reference2 = document.getElementById('item');
reference2.removeEventListener('click', listener, false); // ここでエラーになる。
alert(reference1 == reference2); // false
これが実際に起こるのがFUELの世界なんだぜ……
var reference1 = Application.extensions.get('myextension@mydomain');
reference1.storage.set('privateValue', 'someData');
var reference2 = Application.extensions.get('myextension@mydomain');
var val = reference2.storage.get('privateValue', 'defaultData');
alert(val); // says "defaultData"
alert(reference1 == reference2); // false
誤解してた。Extensionとそのsotrageプロパティの場合は問題ないようだ。でもWindowやBrowserTabへのイベントリスナの登録はやっぱり問題あり。こういう風に「どの場合は問題なくて、どの場合は問題ありなのか」が場合によって異なるというのも非常に困る。
もちろんこの状況でも問題を回避する方法はあるけど、その方法の意味を理解するには、処理系の中で何が起こってるかが分かっている必要がある。そういうことが分からなくても気楽に書けるのがLightweightLanguageのいいところなんじゃないのかー!
オープンソースなライセンスとかコピーレフトなライセンスとかたくさんありすぎて違いがよく分かってなかった(自分で使ってるのに……)。特に、それぞれどう組み合わせることができてどういう組み合わせはアウトになるのか、どういう使い方は許されててどういう使い方は許されないのか、というあたりがボンヤリとしか分かってなかった(詳しい人にツッコまれたらその時対処しよう……という考え)。なので、可知さんの書かれた記事とかを読んで改めて調べてみた。
とりあえず大前提として、以下の説明はあくまでソフトウェアを作る側が開発から頒布までの過程でコードを使う、著作権法上の「利用」にあたる範囲の話で、そのソフトウェアで商売したり作品を作ったりという、著作権法上の「使用」の範囲には言及していません。つまり完全に開発者向けの文章。以下、混乱を招きそうなので「利用」の文脈の時は全て「利用」と書くことにします。
あと、この理解が間違ってる場合はブクマコメントとかでこっそり書くんじゃなくてこのエントリのコメントで指摘しておいてもらえると、このエントリをウッカリ見てしまった人がこのエントリの内容を信用しないで済むので、そうしてもらえるとうれしいです。
今のXUL/Migemoでは
という改造を施しているので、その点で検索結果に差異が出ると思う。わりとどうでもいいと言えばどうでもいいことなんだけど。与える辞書、ローマ字の変換テーブルとかをDLLの外に置けるになってればいいんだけどなあ。まあ、中国語やハングルや発音記号のある他の言語にも対応できるとは言っても、実際にそれらの言語用のエンジンを開発してくれる人がいない現状では、日本語決め打ちでいいのかもだけど。
ページ内検索の速度の改善はもちろん重要なんだけど、それ以外の部分でもXUL/Migemoを使えるようにしてみると、そもそも正規表現でのマッチング自体が凄く重いということに気がつく。これはAutocomplete Managerとの組み合わせで特に感じられる。Thunderbirdのクイック検索に対応した時のように、なるべくマッチングの回数自体も減らすようにロジックを変更しないと、この問題は解決できないっぽい……
Firefox3MemoryUsage - Firefox 3 のメモリ使用量
色んな所で「Firefox 3ではメモリの消費量が云々」という記事が書かれててるんだけどいまいちピンと来ない。まだ常用はしてないし。だからこういうの見てやっと「へえ」と感じる。こう言う所を事細かに「解説」できるのはオープンであることのメリットなのかもなと思う。