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マルチプルタブハンドラはタブの上でドラッグ操作をやると複数のタブを選択できるという物で、mouseoverとまmouseoutとかのイベントを拾ってそういう挙動を実現してるんだけど、mouseover/mouseoutのイベントが発火されない事があるせいで、タブを選択しようとして一部のタブだけ選択されなくてイラッと来る事が時々あった。具体的に言うと、例えばA, B, C, Dの4個のタブがあったとして、AからCまでの3個を選択したくてAの上でドラッグ開始してCの上でマウスのボタンを放した時に、AとCは選択されるのにBが選択されないという感じ。
期待されているイベントが発火されないのはFirefox自体のバグみたいなんだけど、こんなのもうどうしようもないじゃんと思って放置してた。そしたらtitoさん(Komodo EditやSeamonkey用のアドオンを作られている方で、僕のアドオンのいくつかにスペイン語ロケールを提供してくれてる)が「こうすればいいんじゃない?」という提案をして下さったので、プルリクエストで貰ったパッチを参考にもう少し改良した上で実装してみた。基本的な理屈としては、あるタブを選択する時に「直前に選択されたタブ」を保持しておいて、新しく選択されたタブと直前に選択されたタブの間にタブがあればそれらも選択されたものと見なす、というもの。この「直前」の判定基準にはtitoさんのパッチで提案されていた300ミリ秒という数値をそのまま使わせて貰った。
それで実際使ってみたら快適すぎワロタ。今までどれだけこのバグがストレスを産み出していたのか…… タイミングがちょうどよかったから肉リリースしておきました。自動アップデートで皆さんもこの快適さを味わうといいです。
あと、日本語環境向けの細かい変更で、タブを選択した時のメニューのラベルが「Close All」の直訳で「すべて閉じる」とかになってたのを「閉じる」のようにまず動詞が先に来るように直した。こうしておかないと、メニューに項目がずらっと並んだ時にぱっと見で判別できなくて困るという事が多かったので。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2011-08-30_quickselect.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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