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半分眠ったまんまで作業してたのでしょーもないregressionを仕込む→修正して公開→またregressionということを繰り返した結果、既に0.13.3になってしまったわけですが、バージョン0.13.0で結構大きくいじりました。機能的には全然変わってないですが。
nodesFromRect()
を使うようにしたので、見えているスクロール位置から検索を始める処理が相当速くなりました。nodesFromRect()
の効果と合わせて、Minefield 4.0b2preではページ内検索のストレスがほとんど無くなったと思います。Minefieldで検索が速くなったのは、Bug 39098 – Elements with visibility:hidden, visibility:collapse, or display:none get copied to the clipboardがfixされたおかげです。
toString()
で文字列にすると、CSSで非表示になっている要素のテキストまで一緒に取得されてしまうのですが、その後rangefindで検索する時は非表示のテキストは検索対象にならないため、場合によってはヒット箇所が飛ばされてしまったり検索が止まってしまったりという問題が起こります。DOMWindow.QueryInterface(Ci.nsIInterfaceRequestor)
.getInterface(Ci.nsIWebNavigation)
.QueryInterface(Ci.nsIInterfaceRequestor)
.getInterface(Ci.nsISelectionDisplay)
.QueryInterface(Ci.nsISelectionController)
.checkVisibility(textNode, 0, textNode.nodeValue.length)
というやり方で個々のテキストノードの可視・不可視の状態を判別して不可視のテキストを除外した結果を取得して、正規表現のマッチングに使うようにしていました。Minefield 4.0b2preにXUL/Migemo 0.13.xを入れてMXRのページでページ内検索してみると、効果の程がよく分かると思います。僕は、今すぐにでもFirefox 3.6を窓から投げ捨ててしまいたくなりました。
あとはJägerMonkeyが入ってくれれば……
ところで、他のアドオンからXUL/MigemoのAPIを呼び出す時はちょっと注意が必要になってます。
migemo
オブジェクトから機能を呼び出す時には常にシステム辞書の内容だけを返すように仕様を変えました。Components.utils.import('resource://xulmigemo-modules/service.jsm')
でユーティリティを読み込んでXMigemoCore
の各メソッドを呼ぶか、Cc['@piro.sakura.ne.jp/xmigemo/factory;1'].getService(Ci.xmIXMigemoFactory).getService('ja')
てな感じでXPCOMコンポーネントを直接呼び出すかする必要があります。XMigemoCore
でもxmIXMigemoCoreでもどっちにしても、これらが持つ機能で正規表現を生成する時は戻り値は常に文字列(正規表現のソース文字列)になるので、その都度new RegExp()
してやる必要があります。migemo
のメソッドを使って問題ありません。XUL/MigemoのUI周りでもそうしてます。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2010-07-09_minefield.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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