宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
リーナスがGNOMEよりもKDEを……という話について寄せられたコメントの中に、興味深いものがあった。人の世代と、受け入れられるユーザーインターフェースのレベルの違いについての話。
僕らの世代は、メニュー上のものから「カーソル」と「決定ボタン」で機能を選ぶという「メニュー文化」ユーザーインターフェースに慣れている。でもその一つ上の世代の人には、「印刷ボタンを押せば、印刷」「電源ボタンを押せば、電源ON/OFF」という、「1ボタン1機能文化」ユーザーインターフェースまでしか使えない。さらにそのもうひとつ上の世代の人は、「包丁」「はさみ」「洗濯板」のような「1機器1機能文化」ユーザーインターフェースまでしか使えない。という考察。
こないだ書いた話にもつながるけど。高度な道具を使うためには人の方もそれに合わせて学習する必要がある。単純な道具しかなかった頃に最も脳が柔軟な時期を過ごした人は、それより複雑なものに対する学習が困難になるのではないだろうか。僕らはいま「メニュー文化」が最も複雑なものだと思ってそれを当り前のように受け入れているけれども、その次ぎにくるもっと複雑なユーザーインターフェースを、僕らの世代はその時になって受け入れられなくなっているのではないだろうか。
そんな恐怖を感じた。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2005-12-15_interface.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
writeback message: Ready to post a comment.