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女性との距離感 - Jul 29, 2008

女性と縁遠い男が過剰に女性を神聖視して、傷付けまい傷付けまいとして妙なポーズを取ってしまう、という風な様子を指して「童貞騎士」と一部の人の間では言う(僕がずっと前に書いた記事への刺身さんの反応に書かれた内容あたりでニュアンスを感じ取ってもらえるだろうか)。その童貞騎士道精神というものを久しぶりに意識した出来事。

周知の通りもえじら組は成人男性向け同人誌というメディアを主な活動の場としているわけですけれども、その売り子の手伝いをしてもらいたいと女性に声をかける事の是非を、いつも考えてしまうのです。本屋の店員さんだったらまあ、出版社が作った物を売りさばいてるだけだから別にいいんですよ。しかし、サークルのスペースで同人誌を売るという事は、関係者と見られてしまうわけで、そーいう内容の同人誌と知って手伝っているという事にもなるわけで、例えるなら、風俗店のチラシを撒くバイトをするような事なんじゃないのかと。しかも登場キャラと同じ衣装を着てもらうとなったら、下手をしたら妄想のネタにもされかねない。そんな事をさせてしまったら、その人の名誉に傷がつくんじゃないか。という問題。

もう一つ、売り子を手伝ってもらうなら男より女の方が良いように思うという判断を下す事について。小さなサークルスペースとはいえ物の置き方や人の配置には拘りたい、むさい男二人が陣取っているよりは見目麗しい女の人がいた方がいい、とある意味経営者的な観点からは思うわけですけれども、しかしその発想自体が性差別的なんじゃないか? という。「女性をただの物として扱っている。度し難い。」と言われても全く反論できないんじゃないか? という問題。

当人に聞いてみた限りでは「気にしてない。問題ない。」ということなので、(少なくともその人については)僕の意識しすぎであるらしいのですが。どこまでが「人として当然の配慮」で、どこからが「童貞騎士道精神的に意識しすぎ」なのか、その線引きが自分にはなかなか分かりません。人によっては上記のような事を聞いた時点でもう「キモい」と思われるでしょうし。そういうのを、わざわざストレートに聞かなくてもさりげなく把握できるのが、コミュニケーション力というやつなんでしょうか。

あー、「声をかけれてる時点ですでに……」と言われる人もいるかと思いますが、そして事実、全く駄目そうじゃない相手を選んで声をかけているという事くらいは自覚しているのですけれども、しかしその「ダメかそうじゃないか」のスクリーニングはごく大雑把に「オタク的文化を毛嫌いしているかどうか」という程度のレベルでしか行えておらず、そこから先の事(前述のような、名誉に傷がつくんじゃないかとかのこと)はスッポリと思考から抜け落ちているのもまた事実です。(そして結局最初のスクリーニングの時点でも結構見誤ってるという……)

分類:出来事・雑感, , 時刻:03:27 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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