たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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全然違う原因だったぽ(´・ω・`)
並べ替え処理の前後でプロパティがどう変化しているのか……を調べようと思ってalert()
でちまちまやってたら、なんか突然問題が起こらなくなっちゃったんすよね。なんで? ただプロパティの値を見ただけなのに?
よくよく調べてみると、どうやら、getterになっているとあるプロパティに一度もアクセスしないままにタブを閉じると、そのgetterから正しい値を取得できなくて、エラーになっていたということのようだ
こんなのわかんねーよ!!
ということで、タブを並べ替えた直後に一度だけgetterを参照してプロパティで正しい値を取得できるようにしたところ、問題の現象は起こらなくなった。
こんなことで僕はまた何日もムダにしたのか……orz
原因なんとなく分かった。「最初のタブ」が全ての元凶。
僕は普段、全てのタブを閉じた場合にはタブバーを表示しない設定にしていて、この設定では、一つめのタブを開いたり何らかのページを読み込むと、自動的に新規タブを開いて、入れ替わりに最初のタブを閉じるという動作になる。つまり、最初のタブはすぐに消える。だから問題が表面化しなかった。最初のタブを消さずにそのまま使い続けると、中途半端な初期化処理のせいで、色々と問題が起こる。
一番簡単な解決策は、起動時に「最初のタブ」を自動的に閉じてしまうこと(そしてその代わりに新しいタブを開くこと)なんだけど……
SplitWindowというのが一体どういうものなのか今の今までとんと理解できなかったんだけど、やっと分かった。ソースをタブで表示するのに引数オブジェクトを渡せない問題、これこそがSplitWindowの影響だったんだな。
つまりSplitWindowというのは、一つのページのビューが二つの名前空間を持っていて、関数の実行コンテキストによって、参照される名前空間が変わるというものなんだ。
以下、実例。
TBEの「ページのソースをタブで開けるようにする機能」がうまく働かない問題について。原因は、本来新規ウィンドウとして開くはずであったchrome://global/content/viewSource.xul(viewPartialSource.xul)をタブの中に読み込んだ際に、そのウィンドウへ引数を渡す手段がなくなってしまったせいだ。
XULWindow.openDialog()は、第4引数以降の引数を開かれたウィンドウのwindow.argumentsオブジェクトに格納する。viewSource.xulやviewPartialSource.xulでは、ここからどのページのソースを開けばよいのかという情報を取得する。しかし、タブの中に読み込まれたドキュメントのウィンドウには、window.argumentsが無い。そのためこれまでは、タブの読み込みが完了した時点で、ブラウザウィンドウのコンテキストにおいて、内容ウィンドウのwindowオブジェクトにargumentsという名前のプロパティを手動で追加していた。
ところが、昨今のセキュリティの向上によって、ブラウザウィンドウのコンテキストにおいてアクセスした内容ウィンドウのwindowオブジェクトおよびそこに属しているあらゆるオブジェクトにセットしたプロパティは、内容ウィンドウのコンテキストからはアクセスできなくなってしまった。これにより、TBEは「ソースを開く」処理を行うXULドキュメントに対して「どこのソースを開けばよいのか」という情報を受け渡す手段を失ってしまった。
今、何かうまい対策はないものかと思案しているけれども、これはもうどうにもならないような気がする。特に、選択範囲の情報を受け渡さなくてはならないviewPartialSource.xul, viewPartialSource.jsは、本気でなんとかしようと思ったら、自力で全ての挙動を再現しなくてはならないような勢いだ。
ということで4時間くらい行き詰まってウンザリしたので考えるのをやめた。鬱。誰か助けて。
ていうかもうあまりの報われなさにやる気なくした。
migemo cmigemoでC/Migemo(MigemoのC言語による実装)をnsIMigemoというXPCOMコンポーネント経由で呼び出せるものが公開されている。
これはひょっとするとひょっとしますか?
以下転載。
PHP関西(関西のPHPユーザ会)のセミナーでXULに関する講演?をしてきました。プレゼン資料(というかプレゼンそのもの)も公開しときます。
まあ名前の通りPHPな人達の集まりなのであって、何故そんな所にまるっきりヨソ者の僕が紛れ込んでいたのかというと、Webアプリケーションのバックグラウンドを作るのにはPHPやらRubyやらの新しくて便利な言語がたくさんあるのに、フロントエンドはいつまで経ってもDHTML止まりである、と。そこで、WebアプリケーションのフロントエンドにXULを使ってみてはどうか、という話の流れで僕に声がかかったというわけです。WEB+DB PRESS Vol.27のXUL記事の方向性です。
持ち時間が50分あったにも関わらず、プレゼンが高橋メソッド+もんたメソッドだから、100枚近くあったスライドがたった20分で終わってしまいまして。残り時間使って質疑応答とXUL書きの実演を飽きるほどやりました。うああなんかもうメタメタなプレゼンだ……
でもXULの面白さというか良さっていうのは、やはりこうリアルタイムで書いてるところを見て初めて分かるもんじゃないのかなと思うわけで。こんな複雑な多段メニューが1分もかからずガンガン書けてしまうなんて! みたいな。DHTMLでそういうのをやって死ぬような思いをした人にはけっこう衝撃的だった模様です。
他のお二方は当然もっとPHPな話をされてたんですが、PHPのことはheader()関数とprintのことしか分からない僕ですから、もう全くついていけませんで、半分寝てました。ごめんなさい。
そんな状態だったので懇親会もどうなる事やらと思ってたのですが、「うぶんつたん描いてた人です」で通じる人もちらほらいたりして、いや、それはどうでもいいんですが、XULオモロイと思ってくださった人が意外にも結構いたようで、中にはだいぶ前からこのサイトに注目してくれてた人もいたりなんかして、楽しい時間を過ごせました。
ああでもやっぱ完全なアウェイに単独で乗り込むのって辛いわ……心細すぎ。
わざとか偶然かどうか僕は知らないけれども、Mozilla 1.0とかそういった時期には日本でのMozilla関係の活動は結構もじら組に集約されてたとこがあったような気がするんだが、Firefoxの普及期においては、もじら組は影が薄いというか裏方になってしまったような印象がある。でもって、それ故にFirefoxは日本国内で好意的に受け入れられたような気がする。ここでもじら組が下手にしゃしゃり出てきてたら潰れてたろうな、みたいな。
それには色々な理由があるのだろうけれども、僕は、半端なあるいはマイナスのブランド力のせいという説を唱えてみたい。
大企業や官というのはその規模にかかわらず相当なブランド力を持ってる。そこらで汲んできた水をペットボトルに詰めて売ろうとしても売れないのに、大手飲料会社のラベルが付いてれば多分それで150円で売れる、そういう意味でのブランド力を。
それに対して草の根で立ち上げた組織というのは、ブランド力がそれらと比べて圧倒的に、もしかしたら個人と比較してすらも、劣っているように僕には思える。「信頼できる個人」が何人か集まったはずなのに、そこに「集団化することによる硬直化」など諸々のデメリットが発生して、信用が低下する。さらにどこの馬の骨とも知れん人が参加すれば、一段と信用が低下する。そんな感じでどんどんブランド力が落ちていくんじゃなかろうか。だから、もじら組よりもPhoenix情報局とか個人で頑張ってる人達の方がフォーカスされるんじゃなかろうか。
もじら組の場合はそれに加えて、マイナス評価を得るような事件もありましたからなあ。あんまり言うとyさんあたりの胃に穴が開くらしいので言いませんが。笑。
だから日本では草の根活動はある程度以上は伸びないんじゃないかなーと思うんだ。ブレイクスルーは、それを企業なり何なりが買い取ってブランド付けすることで、あるいは最初から企業がバックについて行うことで、初めて訪れるんじゃないかと思うんだ。
mixiとかはてなとかブログとかはユーザが草の根的に育ててるじゃないか!と言われたらある意味ではそうかも知れんけど、でも僕にはそれらの盛り上がりも「箱庭」的なものなんじゃないのかなーと思えるんだ。あくまでイーマーキュリーやはてなやgooやニフティなどなどによってパッケージングされた箱庭の中での「擬似草の根活動」というか。
企業の「ブランド力」と書いたが、より正確に言うと「信用度」ということになるだろうか。一般的に、「有能な個人」よりも、「普通の人々が運営する企業」の方が、世間からは信用される。例えその企業がどれだけ赤字体質であったとしても、そのことを知らない人は「企業だから」無条件で信用するだろう。逆に、その個人の有能さを知らない人は、「個人だから」無条件で距離を置くだろう。
コミックマーケットは非IT分野だが最大の草の根運動だ!という指摘があったのだけれども、コミックマーケット準備会は渉外その他の活動のための下部組織として「株式会社コミケプランニングサービス」「有限会社コミケット」というものを抱えている事実は見逃せないだろう。……と書いてはみたものの、資料によると有限会社コミケット(設立当時は株式会社)の設立はイベントが十分に巨大化してからなので、「企業だから成功した」という例には当てはまらないようだ。ただ、今日までの存続のために「企業という信用」を使う必要があったと言うことはできるだろう。
今まで気づいてなかったんだけど、Firefox Hacks日本語版(Amazon.co.jp)によると、LinuxではWindowsの場合のように特に難しいことをしなくても、普通に異なるバージョンのFirefoxをいくらでも起動できるようだ。
試してみたら実際できた@Debian Sarge。というわけで今後はfirefox-mozilla1.8のナイトリーと1.0.6の二つを並行して使っていくことにしよう。
Firefox Hacks日本語版(Amazon.co.jp)買ってきた。約3000円。
まだちゃんと読んでないけど、いわゆるオライリー本という感じではなくて、豊富なTips集という感じ。気張らず読めると思う。
Firefoxの企業での導入に関する記事で、Mozilla Japanにも出資してるテンアートニの中の人がコメントしてるんだけど……Firefox陣営の人がこういうこと言ってると、なんかあった時にまた叩かれるんじゃなかろか。
今までにも何度かいうてきてるけど、FirefoxはActiveXに非対応だから安全だというのは、ある意味では正しい(ActiveXを狙った攻撃の影響を受けず、また、世の中にある攻撃の大半がIEのActiveXを狙ったものであるから、比較的影響を受けにくい)けど、だからといって全面的に信頼してよいとは言えない。なぜなら、Firefox(Mozilla)にはXPCOMとXPConnectという技術があるからだ。