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Firefox Developers Conference 2006 - Dec 11, 2006

でぶこん行ってきました。

午前中に通訳の人と打ち合わせしないといけなかったんだけど、寝坊して盛大に遅刻してしまいました。関係者各位大変御迷惑をお掛け致しまして申し訳ありません。しかも例によって高橋メソッドでスライドの枚数がやたら多い(前半の10分間用で160枚ほど、後半も会わせると余裕で300枚オーバー)わ提出後にプレゼンの内容を若干変更してるわ、打ち合わせ中にもんたメソッドでラベル貼った状態のものしか通訳さんの手元にないことに気付いて慌てて最終版のデータを印刷しに行ったりするわ(その間、Gomitaさんが代わりに打ち合わせを進めてくださいました。ありがとうございます。)、挙げ句の果てに喋るときには書いてあることと全然違う事喋ってるわで、通訳の人をいじめまくりでした。こないだのインターネットウィークのBOFでも来られてて質疑応答でも通訳をこなしておられたナイス通訳さんなので、「もうモジラの仕事は受けねえ!」と思わせたりしてないかどうか心配です。

それでも弁当だけはちゃっかり頂いていた訳ですが。 Gomitaさんと二人で食べながら「なんかすごい豪華っすね」とかそんなことを話していました。

なんか気がついたらMJ根来さんまで高橋メソッドになってたんですけど。

前の晩にDVDドライブの取り付けなんかやってたからか、眠くて眠くて……ブラッドとスチュアートの話に至っては、BOFのと基本的に変わらなかったのをいいことに爆睡してました。

今回初めて知ったのは、XUL PlanetのXUL Tutorialが、4年越しの翻訳作業を経て、MDC日本語版においてついに翻訳完了となったという話。僕もこれで最初はお勉強しましたので、感慨深い物があります。

休憩後に、僕の発表。XULとは何か、という今まで割と何度も話してる内容を。ていうかぶっちゃけ、同じ会場で3月にやったMJ第2回セミナーの焼き直しなんですけどね。プレゼン中の画像も何もかも使いまわし。手抜きまくりです。いやまあ、一応、今回用にネタ仕込んだり表現を改めたりと、それなりに手は入れてるんですけどね。あれから高橋XULも大幅に機能強化しまして、簡単な表とかXMLとかも埋め込めるようになったんで、それを活かして。

今回一番観客の人が「ほう……」と感嘆の声を漏らしたのがWPF/Eのデモンストレーションて、どういうことですか。

前半終了後は机をどけて椅子を並べ替えて、1つの大部屋で5つのセッションを同時に進めるという形式に。 (席移動中の風景)

僕のプレゼン発表の後半は、これまた3月のセミナーの内容の焼き直し。拡張機能とプラグインが原理的にどう違うのかとか、ツールバーにアイコンを追加する拡張機能の作り方の例とか。

今回の全く新しい内容としては、前回用意だけして使わなかった、Firefoxの機能をオーバーライドする種類の拡張機能の作り方の解説も入れてみた。DOMインスペクタで要素の属性を調べる所から始まって、LXRで文字列検索を繰り返して内部コードの意味を調べまくって、メソッドを置き換える、という一連のやり方の紹介。ドキュメントが充実してきてるとはいえ、こういうことをしようと思うとやっぱりソースを覗くしかないんですよね……

その後は、隣の席でGomitaさんによるFirefox 2のセッション管理APIの解説を興味深く拝聴させていただきました。うん、もう、普通に観客。話を聞く限り、拡張機能用のデータを保存できる余地があったりして、予想以上に高機能なんですね。セッション保存の用途はもちろんのこと、単純にタブに何らかのデータを結びつける用途にも使えるようで。TBE for Fx2を作る上でも、だいぶ助けになりそうです。

僕もGomitaさんも時間いっぱいまで使ってのプレゼンだったので、質疑応答の時間を取れなかったのが悔やまれます。

僕のプレゼンの内容は、どうだったんでしょ、集まった人達の知識レベルに対しては簡単過ぎたんじゃなかろうかと心配してるんですが。でもまあ、一見してレベル低すぎと思えるような所をしつこくフォローするのが、一線でバリバリ活躍するような技能も知識も持ち合わせていない僕にできるせめてもの貢献と思っていますし、Fx2がリリースされて開発者の間でも認知が高まって拡張機能なんて誰でもハナクソほじりながらでも作れるんだぜということはいいかげん常識だろ、とかいうのはオプソ界隈しか見てない視野狭窄に陥った人間の思い込みという可能性も捨てきれませんでしたので、そういう内容に徹したつもりです。もし今回来てくれた人には面白くなくても、初学者向けのプレゼントしては今後も使いまわせるかな、とか、ほのかに期待していたり。

閉会後、会場を後にして皆でゾロゾロと懇親会会場へ。場所はMJオフィスのすぐ近くで……っていうかDevCon会場もオフィスのすぐそばなんですが、ともかく、イタリア料理のレストランを貸し切りにしてました。 店の前にFirefoxのパネルが出てましたが、通りすがりの人の何割がこれに気付いたんでしょうね。

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XUL/Migemo [Forked Edition] 0.4.5 辞書の自動インストール - Dec 05, 2006

XUL/Migemo勝手改造版に辞書の自動インスコ機能つけました。XUL/Migemoを初めて導入する人が多分真っ先に躓くであろうポイントの解消は、本家XUL/Migemoが登場したときからずっと「こうだったらいいのになあ」と思ってたことだったので、それを解決できて何となく感慨深い。

Greasemonkeyの旧版とか拡張機能マネージャのコードとかDownload Statusbarとか関係ありそな物を片っ端から調べてみたけど、結局のところnsIWebBrowserPersistを使ってダウンロードさせるのが、ダウンロードの進行状況を見たりするためには一番確実みたい。で、そうやってダウンロードした物をnsIZipReaderで展開する、という。

その辺のコードはdownloader.jsにまとめたので、もし興味のある人がいたら見てみてください。って、こんなのちょっとでもマトモにプログラミングの勉強した人にとっちゃ常識なのかな……

まあとにかくこれでXUL/Migemo導入の敷居がぐっと下がったと思うんで、今まで使ったことのない人もこれを機にぜひともMigemoの快適さを体感していただきたいところです。(←えらそう)

正規表現のパターンを得るためのアルゴリズム - Dec 02, 2006

XUL/Migemoの動作の中で一番のネックになっているのは「辞書から正規表現のパターンを生成する」処理だそうで、そのために、本家XUL/Migemoでは200KB近いキャッシュファイルまで用意されていた。plus7さんの環境では一文字のパターンに対するキャッシュを生成するのに14秒もかかった(その間Mozillaはフリーズする)とまで書いてあって、他をどんなに改善してもここが足をひっぱってるんじゃあなあ、という感じだ。

んで、少しでもこれを高速化できないかな?と思って自分の分かる範囲で考えてみた。

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XUL/Migemo [Forked Edition] 0.4.0、もはや別物 - Dec 01, 2006

XUL/Migemo勝手メンテ版を更新しました。次回分のOOo解説記事が案外早く仕上がって一日余裕ができた、と勝手に自分で判断して、昨日丸一日と今日も一日使って。おかげで味噌汁は腐るわまともな食事を取れないわと散々でしたが(※全部自業自得です)、腹が減るのも忘れてぶっ続けで十何時間も取り組むなんてのは久しぶりでしたので、むしろ清々しいような気もします。そんなことはどうでもいいですね。ごめんなさい。

それだけ時間を投じて何をしていたかというと、いわゆるひとつのリファクタリングです。といっても僕自身プログラミングのド素人もいいとこなんで、plus7さんのコーディングスタイルの僕に合わないところをガンガン自分流で置き換えただけという気もしていますが。

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DebianのIceweasel 2.0(Firefox 2)対応版TBE - Nov 28, 2006

TBEをハックしてFirefox 2で動くようにしてしまった人がいるよーです。アホちゃうか! 作者ですら投げてしまった物を……(褒め言葉)

ということでDebian使いな人にお願いしてパッケージをダウンロードしてしてもらい、あわよくば変更点を取り込ませていただこうと思ってとりあえずFx 2でちゃんと動くかどうかを試してみたら、なんか、ツリーモードとかばっさり削除されてましたショボーン。やっぱり自分で作りなおすしかないのか……

何故今さら署名? - Nov 16, 2006

何で今更こんな事に首を突っ込んでハンドアックスを頭にぶっ刺してるかというと、拡張機能の安全性を云々言うんだったら署名くらい付けやがれという言説について、おんしゃあパツイチ調べてノウハウをわかりやすく文書化してみんべえ、と調査を開始したところ、署名を買うのに10万かかる(ベリサインの場合。他社ならもっと安いということは後から知った)とか法人格がいるとかそういうことを知って、そんだけコストを支払うのに見合うメリットが果たして得られるのだろうか?というそもそもの所を疑問に思い、あわよくば「署名なんてあってもなくても(あんたが求めてる物が得られるかどうかという意味では)変わらんよ」という結論に持っていければ、僕への「おめー署名付けやがれ」というツッコミをかわせるようになるんじゃなかろうか、という邪な考えが発端にありましたので、僕が喧嘩腰なのは既定の事項なのですよ。

誤解してほしくないのは、署名の意義を全否定したい訳ではないということ。署名が何をするものであるか、署名が何をしないものであるか、をはっきりさせて、「署名では証明できないことを証明するために署名を求める」圧力(と言うと大袈裟か?)に抵抗することが、目的なのです。

そういう人は往々にして、何か肝心な所を勘違いしていたり、見落としていたりする。たまたま何らかのソースでそのことを目にしたからそのことだけ気にしていたりする。例えば、SSLで署名の確認まできちんとしない人や、クレジットカードの番号が全部書かれた控えをシュレッダーにもかけず燃えるごみの中に放り込むような人、渡す書類に深く考えず捨て印を押してしまうような人、外から簡単に中身を取り出せるような簡単な郵便受けで重要な書類を受け取る人、クレジットカードを店員に渡した後でカードが自分から見えない位置に移動しても全然気にならない人、毎日部屋を出るときに夜神月のように侵入検知のための罠を仕掛けたりなんかしない人で、電子署名を求めている人には、信頼できる認証局の認証を受けた電子署名なんて、猫に小判、豚に真珠でしょう。要はそういうことです。

追記。信頼を保証するために使ってるツールそのものの信頼性を問題視する視点もあるようだ。段々訳が分からんくなってきた……

署名と拡張機能の安全性 - Nov 16, 2006

僕を助けようという意図で無いにしろ、詳しい人がわかりやすく解説してくださって、大変助かりました。自分でも責任を果たしておこう。

拡張機能の「安全性」と言った場合に、それが指すものには二つのレイヤがある。

  1. その拡張機能が、トロイの木馬や致命的なセキュリティ上の脆弱性など、利用者を危険に晒す要素を含んだ物であるかどうか?(内容が良いか悪いか)
  2. ダウンロードしたそのファイルが本当に、インストールしようとしている拡張機能そのものであるかどうか?(ファイルが本物かどうか)

電子署名やSSLといった認証技術は、後者は保証するけれども、前者は保証しない。後者と前者は全く分断されており、どちらかが保証されていてももう一方が保証されているかどうかには何ら関係が無い。利用者は、そのことを知った上で認証技術を利用する、ということが、情報リテラシの一つとして期待されている。

ところが現実には、そうなっていない場合がある。僕も含めて、正規の情報教育を受けないまま自己流で情報リテラシに相当するものを身に着けてきた世代の人間は、あるいは、受験科目では無いからなどの理由でまともな情報教育を受けられなかった人は、後者の安全性が保証されていれば、そうでない場合に比べて、前者の安全性も高いはずである、という誤解をしている場合がある。はいごめんなさい、自分の事です。いざ自分がハンドアックスを投げつけられる立場に立つまで真面目に考えたことがありませんでした。反省しています。

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拡張機能に電子署名って「必要」なの? - Nov 15, 2006

Firefoxで拡張機能のインストール時に「この拡張機能は署名されていません」という警告が表示されるけれども、これについて、署名くらい付けろよという話がたまに出る。利用者の安全性を確保するという観点では確かに重要な事だ。けど、現実には、署名付きの拡張機能というのはほとんど無い。それは何故なのか。

  • 署名を付けるには何が必要なんだ?
  • 署名を付けることで何が変わるんだ? どう状況が良くなるんだ?
  • 署名が無いと絶対にいけないのか? 署名さえあれば後は問題ナッシングなのか?

このあたりのモヤモヤしてわからんかった事を、自分に理解できた範囲でまとめてみた。

……んだけど、このエントリの内容は嘘まみれであったことが分かった。訂正を含む、続きのエントリを書いたので、そっちを見てください。いちおう、以下の内容は自分の理解できた範囲で正確な情報を提供するように書き直したものです。

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Tabbrowser ExtensionsはFirefox 2じゃ使えませんったら使えませんっ - Oct 25, 2006

なんか隠し設定でバージョンチェックを無効にしたりNightly Tester ToolsやMR Tech's Local Install使ったりしてTBEを無理矢理Firefox 2にインスコして火を吹いてる人が結構いるみたいですけど、TBEはFirefox 2じゃ動きませんよ。

いやFirefox「2」とはいっても、変わってない部分も多いんですけどね。しかし全体で見ると、タブまわりは特に激しい変更が集中してて、今までTBEが乗っかってた部分がまるで別物になってるんですよね。単に動作チェックできてないから非対応としてるんじゃなくて、ほんとに動かないから非対応なんですよ。

とりあえず、Firefox 0.8とかの頃からの各バージョンに対応するためにひきずってきてた部分とか全部なくして、なるべくFirefox 2本体の機能を活かして、効率のいいものにしたいとは思ってるんで、そうなるともうはっきり言って全部作りなおすようなことになる訳で、しかし当面そんなことをやれる気力はないわけで、まあ気長に待っててくださいなと。僕自身がのっぴきならない状況になったらイヤでも更新するでしょうしね。

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