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萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

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秋葉原通り魔殺人 - Jun 10, 2008

日曜に起こった秋葉原の通り魔殺人事件(というかもはや単独でのテロだよなあ)について、マスコミが例によってヲタ趣味をとりあげてあること無いこと言ってるらしい、という話を見て憂鬱な気分になる。宮崎勤の時にはコミケ会場前までわざわざやってきて皆さん、ここに10万人の宮崎勤がいます!と報じたそうだけれども、今年の夏はもしかして「ここに20万人の加藤智大がいます!」とか言われるのだろうか(会場はフジテレビのすぐ近くだしね)と思うと、本当に気が滅入る。

きっとさースレ(何処)とかにも書かれるんだぜー「殺人鬼予備軍の作ってる物勧めんなよpgr」とかさー。煽りと分かっていてもガックリくる。そういう打たれ弱さ、いつまで経ってもなくならない。

過剰反応しすぎって言われるかも知れない。過剰反応するくらいに今でも僕は「他人からどう評価されるか」ということをいつも気にしているということの顕れなんだろうな。

ヲタファッション革命 - May 08, 2008

ヲタファッション革命第一弾

おお。いい結果になったみたいでよかった。オサレ小物まで行くと僕にはちょっと付いていけんけど……

これのBeforeとAfterの違いが分からん(どっちもダセえ)と思う人というのは、きっとオシャレさんなんだろう。そういう人達と、脱オタしたいと思ってる僕達みたいな人とでは、そもそも目指してる物が違うんだから、まあ、そういう人達から辛辣な意見が出てきたって、それは無視してイイと今では思える。

彼らは「いかに凡人から抜きん出るか」とか「いかに自分が楽しめるか」を目指しているんだと思うけど、そうじゃなくて僕らが求めてるのは、「凡人から二歩も三歩も出遅れて悪目立ちしている状態から、いかにして凡人レベルまで引き上げて溶け込むか」「いかにして最下層から脱して、劣等感を感じずに済むようになれるか」っていうこと。

敢えて露悪的な言い方をすれば、仮に物凄いオシャレさんな人達から見て「プッ、ダセえ」と思われるような服装であったとしても、それでもまだ「見下せる先がある状態」になれてはいる。それだけでもう僕らにとっての「脱オタ」は十分に意義あることだと思う。『下の下』でも『下の中』でも『下の上』でもない、『中』のレベルになれた、その間にある谷を越えられた、っていうことが大事。

そもそも他人の目線をいつも気にして劣等感を抱いて「脱オタしたい」なんて言っちゃってるような自意識過剰な弱虫たる僕らのような人種は、その程度のことで劣等感を解消できてしまえる、満足できてしまえるのですよ。オシャレさんな人達が「自分が楽しむために」「自分が満足するために」ファッションにコストをかけるのと同じで、僕らもまた、「自分の心を満足させるために」そこにコストを投じているわけで、本質的に別に間違ったことをしているとは思えない(まあ、動機のベクトルは不健全に歪んでると思いますけどね)。

それに「誰にも見下されたくない」とまで思ってしまうと、どこまで行ってもきりがないじゃないですか。「とりあえず世間の平均から見下されずに済むレベル(平均の平均までいかなくても、『中の下』までいければ『中』には引っかかれている)まで上れたら、それでいい」と思えるレベルは、コストパフォーマンス的に最も妥当な落とし所だと思う。

……とまで書くときっと言いすぎで、リンク先の記事で「革命」した人はここまで黒い感情を抱いてはいないと思うし、大多数の脱オタ希望者ももっと健全な物に近い感覚ではあるんだろうけど、まあ、そーいうタチの悪い人もここにいるんですよってことで。

自分の駄目さをなぜ認められなかったのだろう - Apr 26, 2008

プログラムを書くことについて、自虐っぽい事をたくさん言ってきたけれども、そのくせどうして今までこんなことすら自覚できていなかったのか。

それは多分、何だかんだ言って、プログラムを書いて何かする・何かできる・何か作れるという事が、自分にとって唯一誇れそうな要素だったからなんだろうなと思う。それを否定してしまったら後には何も残らなくなってしまう(運動はできないし、異性にモテるわけでもないし、オシャレになれるわけでもないし、絵だって流行りの絵柄に追いつけてないし、かと言って他の誰も真似できない個性的な絵を描けるわけでもないし、Web制作の世界でも気付いたら取り残されてたし……)からなんだろうなと。自分にとって最後の砦だったから、ダメな所を直視しないようにしてたんだろう。

あと、逆に、「ダメでもいいや」って思ってる所もあったと思う。普通、この歳になると部下ができたり、部下じゃなくても後輩で新人が入ってきたりして、追いかけられたり追い抜かれたりする不安を抱えながらそれをバネにして「上司」とか「先輩」として成長していくものなんじゃないかと何となく思ってたけど、気がついてみたら、今まで自分より後から入ってきた若い人と仕事をするという事が全然無くて、基本的に自分が常に下っ端だったから、その現状に甘んじていた、そういうところがあったと思う。本当は歳相応の能力を身につけられていない、成長できてないのに、「下っ端でもそんだけできてんだから、大したもんだ」みたいに自分も他人も下駄を履かせて見ていたんじゃないか、って気がする。

なんとなくそれなりに順調に生きているような気がしていたけれども、色々な事がうまくいかなくなってメッキがはがれてきて、自分自身の事なんだけどなんというかとてもガッカリしている。失望している。

脱ヲタツアーの思い出 - Apr 16, 2008

ヲタクを革命する力を!!! - iGirl

益田さんがもう書いてるけど、説明無しに見た段階で自分も真っ先にこれを思い出した。

この時の事は今でもよく憶えている……

今でこそ定期的に(柚帆さんに紹介してもらった)美容院に行ってるけど、この頃は美容院なんてアウェー中のアウェーだったものだから、伸びてきた髪を整えるためにまた美容院に行くなんて事はとてもできなくて、でもいつもの床屋に一度でも行ってしまったらまたそのループから抜け出せなくなるという恐怖もあって、この時髪を切ってから東京に引っ越すまでの3ヶ月くらい?髪は伸ばしっぱなしになっていた。その頃撮った証明写真を見ると、「うわぁ」と思ってしまう。いやまあそんな事はどうでもいい。

その後こういうこともあった。

これもまたどうでもいい話だけど、今に至るまで結局のところ、この時柚帆さんと肉先生に教えてもらった服装そのまんまで生きている。履いてるジーンズなんて、このあとさらに同じ型で同じサイズのを一つ買い足してローテーションに組み込んだだけで、ずっと同じのを使い回している。自分自身で開拓するとか新しい可能性を試すとかそういうことはできておらず、「オシャレ好き」にはやっぱりなれないんだな……ということを痛感している。ほんとにどうでもいい話だ。

話を元に戻すと、この一連の出来事を通じて思ったのは、何から何まで人任せにしようとしてもうまくいかんのだな……ということだった。奇跡的にうまくいけばそれはそれでいいのかも知れないけど、うまくいかなかった時には、とても大きな後悔が残るから。

Asami氏プロデュースの脱ヲタ がどういう「成果」を残すのかは想像も付かないけど、せめてそれに乗っかった人達が後悔しないで済む結果にはなって欲しいと思う次第です。

最後にもう一つどうでもいい話だけど、最初見た時、リンク先文中の「スタイリストになりたい」が「ヲタイリストになりたい」に見えました。もうホントに死ぬほどどうでもいいですね。ごめんなさい。

スポーツとか音楽とかをやってる人になりたいと思った理由 - Oct 08, 2007

「もし人生やり直せるならどうしたい?」と問われて深く考えずに「スポーツとか音楽とかやってる人になりたいかも」と答えたんだけれども、なぜそう答えたのかその時はよく分からなかった。そっちの方がモテそうだからか? とも思ったけど、スポーツや音楽やっててモテない人もいるしなあ。

とかなんとかモヤモヤしてた時に、B'z(松本孝弘)のギタープレイの完コピに挑戦してる人の映像(ニコ動)フェルナンド宮田という人のギタープレイの映像ニコ動)を見て、なぜそう答えたのかの理由が分かった。

スポーツも音楽も、ライブが一番映えるものだからだ。

プログラムも絵も、時間をかければかけるほど作品の質を高められる。ハッキリ言えば、天才じゃなくてもただのボンクラでも、時間さえあればいいものが作れる。無限アンドゥでどこまでも工程を戻せるし、バックアップだって取っておける。やる気が尽きたらやる気が戻るまで作業を中断することもできる。だから素人目には、ただのボンクラが時間をかけて作ったものと、天才がサクッと作ったものとの、見分けは付かない。同人作家が11時間で描く絵(ニコ動)も、もっと短い時間で、あるいはもっと長い時間をかけて、同じようなクオリティのものを作ることができて、それらを素人の目で区別することは極めて困難だ。

でもライブは違う。ライブパフォーマンスは一瞬の煌めきだ。やり直しも作り込みもきかないから、その時その場で出せる実力が、その時その場でできるパフォーマンスの質のすべてを決定づける。そしてその良し悪しは素人目にもはっきりと分かる。

綺麗な絵を作るのに絵の実力は必ずしも必要ないけれども、華麗なギターソロを演奏するにはギタープレイの実力がなければどうにもならない。

じゃあDTMはその考え方だと駄目ってことにならないか? という風にツッコまれるかもしれないけど、確かに、僕は心のどこかでDTMをライブよりも一段下に見ているかもしれない。

あと、よくよく考えてみれば、世の中には、ライブで絵を描くことで高い評価を得る人もいるんだよね。ボブとか。こないだのMozilla 24でも、生でプログラムを書くライブコーディングというイベントをやってたし。

つまるところ僕がスポーツや音楽をやってる人になりたいと思ったというのは、自分にライブで素晴らしい絵や素晴らしいプログラムを作る実力がないこと、それだけの修練を積むことを忌避してきたという事実から目を背けて、自分が今まで手を出したことのない分野だから自分にも可能性があるに違いないと安直にも思い込んで、「俺だって一度やる気を出しさえすりゃあそんな事造作もないことなんだぜ」とくだを巻き、実際にはその「やる気を出しさえすりゃあ」ができなかったからこそ今この地位に甘んじているんだということに気付こうともしない、そんなドリーマーなボンクラの世迷い言にすぎなかったと。

いちばんになりたい - Sep 04, 2007

拡張機能勉強会のあとの3次会の場で愚痴ってたことなんだけど。そして多分前にも書いた気がするんだけど。

僕は、トロフィーが欲しいとずっと思っている。勲章でもいいし楯でもいい。優勝旗でもいい。なんでもいいから、「いちばん」の証が欲しい。「いちばん」になりたい。そう思っている。

でも実際そのために必要なことをしたのかというと、全然してない。そもそも、僕は今まで、コンテストと名のつくような事に自分の作った物を出品した経験がほとんど無い。そりゃ、いちばんになるならない以前の問題だ。

出品すればいちばんになれるはずだ、出品しないのはただ出品の手続きやなんやらがめんどくさいからだ……そんな「俺はやればできるんだぜ」的な幼稚な妄想にとりつかれているのかというと、さすがにそれはないと思いたい。いや、「それはないと思いたい」と思っているフリをしているだけなんだろう。心の奥底では「でも本当は、もっと評価されて当然だ」と思い上がった考えを抱き続けているんだ。

だからこそこういう事実から僕はすっかり目を背けて生きてきていた。今になって思い出した。「出品してもいちばんにはなれない」ことは何度か証明されてるんだ。小学校か中学校の頃、近所のオモチャ屋さんでやってたプラモコンテストは、全身金メッキのシャイニングガンダムを貰ったけど、「いちばん」ではなかった。高校の時に美術の授業で描いた絵は、なんとかいう賞を貰ったけど、「いちばん」ではなかった。大学でMohoで作ったアニメーションは、なんとかいうスポンサーの賞を貰ったけど、それも「いちばん」ではなかった。(ちなみに、いずれも「にばん」でも「さんばん」でもない。)いろんなレベルの人が無差別級で集まる場では、本当の実力が試される場では、僕は「いちばん」にはなれなかった。

でも、なんでそんなに「いちばん」にこだわるんだ?

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CSS Niteにまつわる一連のアレを見て思った事 - Jul 19, 2007

amachangさんのエントリ金子さん(刺身さん)とのやりとりとを見ていて、どうにも違和感をぬぐいきれなかった。

僕の中ではamachangさんの人間像というのは、朗らかで健全でモテ系で努力家でイケメンでスーパーハカーで非の打ち所のない人、という印象だった。なので、そのamachangさん自身が「外見で他人を差別すること」に殊更嫌悪感を表明している事が、不思議に思えた。今はもう削除されている、金子さんのエントリへのコメントに書かれていた過去のトラウマの話を読んでも、「ねじれてるなあ」という印象が強くなるばかりだった。

「外見で差別するのが許せない」と言いながら、そう言っている自分自身もまた「外見で差別」してる(自分自身がダサくならないように心がけている)、という事に、僕は矛盾を感じる。

外見での差別は何が何でも許せないということなら、世間の価値観に逆らいいわゆる「ダサイ」格好を貫き通すという生き方が、一本筋が通っててある意味で「正しい」と思う。逆に、自分自身もまた外見で差別する価値観から逃れられない・無意識のうちにその価値観に支配されているという業を受け入れるのであれば、他人が同じような業に踊らされている様子を見ても、虚しさを感じこそすれ、激しい怒りを感じる事はないだろうに、と思う。

なんでそこで攻撃性が外に向いちゃうんだろうか、受け流してスルーできなかったんだろうか、と、無責任な第三者の立場からはそう思ってしまう。僕のように自虐キャラが染みついてると、普段から弱みを晒しまくってガスを抜きまくってるから、いざ痛い所を突かれた時も、慣れで案外流せてしまったりして。少なくともヤバいほどのファビョり方はしないで済みそうな気がする。気がするだけかもしれんけど。

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女の人って残酷だ、と思った - May 14, 2007

もてない男予備軍

親戚の男の子(小学校に上がるか上がらないかくらいの)を採り上げて、「ああこの子はモテない男になりそうだ」とか「ああこの子はモテそうだ」とか言ってる様子を見て、残酷だなあ、と思った。男を評価する立場の女が、それも、評価される者よりあらゆる面で勝っている大人の女が、それを言っているということが、残酷に思えた。敗者が勝者に対して「あんなのは酸っぱいブドウに違いない」とか負け惜しみを言っているんじゃあなくて、勝者が敗者に対して(いや実際には勝っても負けてもいないんだろうけど、だから、優位な人間と劣った立場の人間という意味で)上から<ruby><rb>見下</rb><rp>(</rp><rt class="読み">みくだ</rt><rp>)</rp></ruby>すことが、残酷に思えた。

でもそれって別に女だけの問題ではないのかもしれない。美女のグラビアを見てハァハァしてる男共が、言えた義理ではないのかもしれない。

男も女も残酷だ。

非モテ度診断 - May 14, 2007

非モテ度診断

あなたの 非モテ度は
41%です

判定:非モテ デンジャーゾーン

非モテの兆候が確実にあらわれています
ぎりぎり一般人のレベルですが
年齢と共に非モテレベルは深まっていくでしょう
これ以上踏み込むと非モテ街道まっしぐらです
とりあえず、こんなサイトを見ているヒマがあるなら
自分を磨くことをお薦めします

彼女ができる前の状態を選択したら48%だった。

自分の非モテ性を強烈に意識させられる瞬間 - Apr 27, 2007

いや、もしかしたら、もはや非モテでも非コミュでもなんでもないのかもしれんのだけど。ていうか多分そうなんだと思う。最近僕が自分の事を省みてみて思うのは、結局、自意識の問題なんだろうってことだから。まあそんなことはどうでもいい。

若くて綺麗な女性に対面すると、緊張する。

「綺麗な」っていうか、なんていうんだろ、いわゆる「女子力の高そうな」っていうんだろうか。化粧ばしばしに決めて、オシャレで、っていう。ある意味で、非現実的な。実用主義とか質実剛健とかとは対極にあるもの。男でも女でも、人の目を惹き付ける要素。対人関係における、ある意味で、武装のようなもの。

例えば、「うちのかあちゃん」には無くて、蛯原友里にはあるような要素。江古田ちゃんに言わせれば、「猛禽」的な、何か。

日頃そういうものを前面に押し出している人と接点が無くて、常にドリーム見て、飢えているような状態だからだろうか、「彼女」というポジションに今の彼女が収まってくれるまで、僕はずっと、「若くて綺麗な女性」「綺麗な女性」下手すりゃ「自分に優しくしてくれる(=人として接してくれる、という程度ですら十分「優しい」。僕と対面してドン退きしない人なら、誰でも「優しい」。そう僕は思ってしまう。)女性」なら誰でも、その人と仲良くなって付き合って云々といった想像をしてしまっていた。

「彼女」がいる今ではそういう考えは起こらない、いや、もしかしたら意識してそうしてるのかもしれないんだけれども。

その代わり、そういう浮かれた感情と同時に沸き上がっていた黒い感情が、浮かれた感情が無い今では、それだけが殊更強く感じられるような気がしている。

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