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UxUを使った、自動テストを伴うデバッグ手法の実践 - Nov 18, 2008

UxU(UnitTest.XUL)を利用したFirefoxアドオンのデバッグの例 - ククログ(2008-11-17)

XUL/Migemo 0.11.7での修正内容が典型的な「自動テストを使ったデバッグ」だったので、UxUのチュートリアルを兼ねて、会社のサイトの方に書いてみました。UxUの解説って言うよりは、テスト駆動開発自体の解説という気もしますが。

リンク先に解説してるのはpXMigemoFindのfindFirstVisibleNodeメソッドだけのデバッグ話ですが、実際にはこのメソッドはだいぶ根幹に関わる物で、このメソッドの挙動の変更によって他の機能に色々と影響が出る可能性がありました。が、他の挙動に関しては一通り自動テストを作成済みだったために、後退バグの発生で収拾不能な事態に陥るということを恐れずに安心して修正に取り組むことができた、というまさに自動テスト様々な事例だったということも忘れずに付け加えておきたい所です。

よくある風景 - Nov 15, 2008

XUL/Migemoの動作で怪しい所を見つける→再現条件確定→その条件下でのテストを行うためのUxUのテストケースを作成→何かちゃんと動かない→UxUのバグ発見→抜本的修正開始→途中で疲れて寝る→抜本的修正続き→やっとチェックイン→XUL/Migemoのテストを書く気力がなくなってる→それでもめげずにテスト書き再開→UxUの別の問題発覚→心が折れかける(今ここ)

XUL/Migemoとvimperatorと単体テスト - Nov 10, 2008

今まで全然知らなかったんだけど、vimperatorでXUL/MigemoのAPIを使ってタブの切り替えヒントモードを強化するなんてことをやってる人がいたんだ。(←って、分かったような書き方をしてるけどvimperatorの事は全然分かってません……)

その関係でいくつかページを渡り歩いてたら、XUL/Migemoのバグって話題が出ていて、なぬ!と思ってさらに辿ってみた所、半角括弧がらみの問題のことらしい。あーこの辺ちゃんと見直さないままずっとここまで来てたんですよね……UxU用のテストも基礎部分の単体テストはさっぱり手つかずのままだったし(ぉぃ)。ということで本腰入れてテスト書いて潜在してたバグを潰し始めました。でもまだまだ見落としがありそう。

ツリー型タブ 0.7.2008110801で最大化の問題を修正したよ - Nov 08, 2008

表題の通り。最大化状態でFirefoxを終了して次にFirefoxを起動した時に、最大化が勝手に解除されてしまう問題。ブラウズ領域の描画内用が変になることがある問題というのが発生してて、ウィンドウをリサイズしたら直るようだったので1ピクセルだけウィンドウの大きさを変えてまた元に戻すというコードを入れてみてたんだけど、最大化状態でやると最大化が解除されてしまうということに気付かないままリリースしてしまってました。

みんな最大化って結構使ってるんですね……ということを、このバグの報告が大量に来たことで実感した次第です。

XUL/Migemo 0.11.5でMinefield 3.1b2preのタブ検索に対応したよ - Nov 08, 2008

表題の通り。昨日と今日とでガラッとUIが変わったりしてカオスな事この上ないMinefield 3.1b2preですが、最終版まで残るものと踏んで、タブの一覧を表示した時に絞り込みを行う検索欄でMigemo検索できるようにしました。ページ内検索の物とは異なり、スマートロケーションバーと同様にスペース区切りで複数語句のAND検索になります。入力からそれに対応する正規表現を生成する部分の処理はスマートロケーションバーの物を汎用化して使っているので、語句の頭に「-」を付ければNOT検索もできます。

で、その関係でpIXMigemoインターフェース(XMigemoCore)に新しくいくつかメソッドが加わりました。以下、IDL定義から抜粋。

AString getRegExpFunctional(
   in AString input,
   out AString termsRegExp,
   out AString exceptionsRegExp
);
attribute boolean andFindAvailable;
attribute boolean notFindAvailable;
boolean isValidFunctionalInput(in AString input);
AString trimFunctionalInput(in AString input);

getRegExpFunctional()に「nihon go -hoge」という風な文字列を渡すと、nihonとgoをローマ字入力として解釈した結果でAND検索を行うための正規表現が返ってきます。第2引数に渡したオブジェクトのvalueプロパティには、AND検索ではなくOR検索のための正規表現が格納されます(これを使うと、検索にマッチした単語を取り出すことができる)。第3引数に渡したオブジェクトのvalueプロパティには、NOT検索で「これにマッチしたら除外する」という用途に使う正規表現が格納されます。先の例だと「hoge」をローマ字入力として解釈した結果の正規表現ですね。

trimFunctionalInput()メソッドは、例えば「nihon go -」という風な(NOT検索の入力中と思われる)文字列を渡すと、前後の空白と最後のハイフンを取り除いた結果を返します。NOT検索が無効な時は、前後の空白だけが取り除かれます。今の所はそれだけしかしません。

isValidFunctionalInput()は、trimFunctionalInput()getRegExpFunctional()に渡してMigemo検索するに値する内容かどうかを判定します。このメソッドがfalseを返した場合はMigemo検索のための処理を丸ごとスキップする、という風な感じで使います。

タブの一覧の絞り込み部分のコード(filterListFromInputメソッド)が、まさにこれらの実際の利用例ということになります。自分のアドオンやらuserChrome.jsやらで使ってみたい人は参考にしてください。

他の目につく改良点として、スマートロケーションバーの検索処理を改善しました。というか修正しました。元々スマートロケーションバーでは、例えば「moz」と入力して出てきた候補から「mozilla.jp」を選択した場合、2度目以降はその候補が真っ先に表示されるし、同様に「mozilla.gr.jp」や「addons.mozilla.org」なども選択したことがある場合には選択回数が多い物から順に表示される、という仕様になってるんですが、これを再現するためのSQL文を書き間違えてて(MAX関数をJavaScriptのMath.max()みたいなものと勘違いしてた)、同じ項目を何度選んでも表示の順位が上がらないという状態になってました。スマートロケーションバーが全然スマートじゃなくなってたという……

UnitTest.XUL 0.5.0 - Oct 30, 2008

会社サイトのブログの方で解説を書くつもりですが、UxU新バージョン(0.5.0)を公開しました。日本時間10月30日の昼下がり、太平洋標準時で29日の肉の日リリースです。変更点はMozilla Add-onsのバージョン詳細の方を見てください。

自分自身がサーバソケットの方を使ってなかったのでMozRepl互換のサーバ機能の方がだいぶ長らく死亡してたみたいなんですが、今回プロファイルを指定してテストを実行する機能を作るにあたり、新たに起動された子プロセスと親プロセス側でテストの実行結果や中止の命令とかを通信しあうために、UxUサーバで使われていた機能をブラッシュアップして流用するようにしたため、ぶっ壊れていた所がだいぶ直りました。今後はサーバ周りの実装も気をつけて見るようになると思いますので、ぶっ壊れっぱなしのまま放置ということは減るんじゃないかと思います。多分。

ところで、子プロセス起動してうんたらかんたらということができるようになったということは、FirefoxやThunderbirdの上で動かすことにこだわらなくてもいいようになった(必要に応じてそれらを呼び出せば済む)という事で、やる気次第ではXULRunnerアプリケーション化という道もあり得るかもしれませんね。

UxUこっそり改良進行中 - Oct 26, 2008

UnitTest.XULとかUxUとかうずとかいうアレ。サイトの方は長らく放置してますが、地味に作業してます。

  • テスト専用のプロファイルを指定してテストを実行する機能。Ruby on Railsのfixtureみたいな。
  • ユーザプロファイル内でなくアプリケーションのインストール先の方に自動インストールする機能。
  • テストの実行結果をファイルに保存する機能。
  • Thunderbirdでメール送信のテストをしたい、という時のために、メールを送信する処理を実行したら、実際にはメールを送信しないでローカルのどこかに溜め込んで、その内容を普通に文字列として取れる仕組み。Ruby on Railsのメール関係のテストの仕組みのような。

プロファイルを指定してテストを実行する、というのはずっと前からやりたいと思ってた。これができると機能テストとか結合テストとかいう段階のテストが圧倒的に楽になる……はず。

ルーラーバー 0.3.2008102201 - Oct 22, 2008

Ruler Bar更新した。結局、今までのやり方はほとんど全部うっちゃって、ピクセル単位で位置合わせするようにした。

ピクセル単位で現在のカーソル位置を取得するには、カーソル位置=長さ0の選択範囲の位置に何かダミーの要素を挿入して、その要素の画面上でのX座標を取得すればいい。ただ、メール本文の編集中にこれをやると、場合によっては再描画とかノードがブツ切りにされまくるとかでかなり怖いことになるんじゃないだろうかという心配があったり、そもそもテキストノードの切断を伴うような処理をやると選択範囲が失われる(=カーソルが一時的に消える)のでその復活のための処理が面倒だったり、といくつかの理由があってこの方法を採るのをずっとためらってた。

でも上手い解決方法を思いついたので、今回この方法に切り替えることにした。

種を明かすと、非表示のフレームを一つ用意しておいて、編集中のメール本文のうちカーソルがある段落の箇所だけをその隠しフレームに複製して、そっちでテキストノードの切断を伴うような処理をやってる。フォントや文字の大きさ、body要素の幅などを合わせてやれば、そこで起こる折り返しは基本的に本物と全く同じ結果になるはずなので。編集されるのは複製の方で、しかもカーソル前後の段落だけ抜き出したものだから、ノードを切り刻んでも再描画のコストは最低限で済んでる……と思う。

分割ブラウザの解説動画色々 - Oct 20, 2008

Firefox 3.1でのドラッグ&ドロップのデモをアップした後でYouTubeのページを見てみたら、関連動画に、いくつかSplit Browserを英語とかドイツ語とかで解説してる物があってビビった。「シモダヒロシ」って作者の名前を読み上げてる奴もあったりしてなおビビった。

そんな小市民。

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