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マクロスF BD - Mar 10, 2009

2巻と3巻も買ってしまった。ブルーレイは(というかHDは)高画質でいいなあ。

前に「なんでマクロス見てんの」的な事を訊かれて「美男美女が動いてるから(あとメカ)」的な事を答えたら「キモイ」と言われたけど、やはり、綺麗な映像にはそれだけで充分に価値があると思うんだ。それに各巻ちゃんと見せ場があって、「損した」感が全然無い。2巻は2話の、宇宙空間に吸い出されたランカをギリギリで救助するシーンが好き。4話のランカの歌とダンスも可愛くて良い。3巻は5話のランカゲリラライブが見所だし、7話は総力戦な派手さがたまらん。

というわけで4巻5巻もポチった。

まあ正直、買ったからって何度も見返すか?っていうと、疑問なんだけれども。イイ物にはちゃんとお金を払いたい。それを作った人達が報われて欲しい。

銭ゲバ(原作マンガ) - Feb 11, 2009

こないだたまたまテレビでドラマ(松山ケンイチが主演の奴)を見たんだけど続きが気になって、本屋で原作マンガ文庫版上下巻を売ってたのでちょうどいいやと思って買ってきた。

銭ゲバ 上 (1) (幻冬舎文庫 し 20-4)
ジョージ秋山
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銭ゲバ 下 (3) (幻冬舎文庫 し 20-5)
ジョージ秋山
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泣いた。

この作品は、主人公・蒲郡風太郎の人生そのものだ。彼の人生が終わった後の世界は描かれない。彼が生きる間、何が起こり何を感じたのか、それだけしか描かれていない。というかそれすらも完全には描かれていない。文字での説明はなく、イメージ映像的な物で断片的に描かれるだけ、という箇所が結構あって、それが却って想像力をかき立てる。よりリアルなものとして彼の人生を追体験した気にさせる。

それと同時に、この作品は彼の絶望そのものだ。あらゆる幸せは彼の手をすり抜けていき、あらゆる希望は打ち砕かれて、残るのは銭だけ。銭こそ全てと幼い頃に誓い、そのために彼は人生の全てを捧げる。でもその選択を後悔する時が訪れる……いや、きっと彼はずっと後悔し続けてたんだろう。それに目をつぶっていただけだ。

血にまみれて高みに上り詰めた風太郎が、ふとしたきっかけでありふれた幸せを思い描いてみる。今まで「酸っぱいブドウ」と目を背けていたものに改めて目を向けて、「本当はずっとそのブドウを食べたかった」ことに正直になる。そして他方で自分の身に実際に起こった物事を思い浮かべて、その取り返しのつかなさに絶句し、最後の幕を下ろす。この一連のパートの持つ破壊力は凄まじい。こんな絶望の描き方は見たことない……こんなに丁寧に絶望を描いて、ほんと、すごいわジョージ秋山。自然と、涙が出てきた。

「私が死ぬのは悪しき者どもから私の心を守るためだ」

彼はずっと抗い続けてた。彼の心を傷付ける数多の敵に、たった一人で孤独に立ち向かってきた。銭ゲバという作品は、彼の戦いの記録だ。そして彼の墓標だ。

ドラマで興味持った人は、読んでみるといいと思う。文庫本2冊、分量としては大したことないからサクッと読める。本棚の中の場所も取らない。(←って、ずっと手元に置くこと前提かよ)

ドラマではストーリーの流れも設定もかなりアレンジされてるみたいだ。埋めた死体が発見されるかも……という所の流れは、原作の穴を上手く補ってると思った。ドラマ版はどういう風に終わらせるのか、ちょっと気になる。多分、上記のアレンジで、この原作よりはずっとこなれた感じになるんだと思うけど……原作の持つこの凄まじいパワーは、いくらかやっぱり失われてしまうんじゃないかなあ。40年前というまだまだマンガ表現に色んな可能性が残されていた時代に、直接的な表現をぶつけたからこその、この迫力なんじゃないかと思うから。

ゼーガペイン2週目 - Feb 01, 2009

DVD全9巻買ったのを死蔵できるほどコレクター精神には溢れてない訳で。開封しちゃいました。で、数日かけて最後まで見た。

前のエントリで「全部初回版だったので吹いた」と書いたけど、良く見てみたら初回版なのは1~7巻で、8と9は再版分でした。再版がかかる程度には売れてたみたいです。良かったね!(後半だから前半分の売り上げ低迷を受けて最初から生産数が少なかった、という可能性もありますが!)

こうして見るとDVDって結構画質低いんだなあ。オンデマンド配信とビックリするほど差があるか?っていうと……ねえ。ブルーレイを希望する人がいるのも分かるわ。

いやーしかし熱いわ。南舞浜高校の校庭で生徒達の前にアルティールが降り立ってBGMが変わるとことか、カタルシスの塊ですな。初見(それでもWikipediaで予習済み)ではイマイチ分からなかったセリフの意味とか、ちゃんと分かるようになったし。2回見て損はなかった。

番組改編期一斉スタートで週1回のリアルタイム視聴じゃ興味が続かなかったかもしれない、見たい時に見れる環境が整ってたから最後まで通して見れて絶讃できてるのかもしれないという話を見て、確かにそうかもなあと思った。特にゼーガペインでは5話6話くらいになってやっと特徴が出てくる感じだから……

ゼーガペイン劇場版(嘘) - Jan 21, 2009

前半のタメと後半の色々の組み合わせが上手いなあ。しかし舞浜に9月1日の朝は来ない……

ああそうそう。アルティールのプラモビジュアルファンブック買ってしまいました。プラモはコクピットの部分が電飾ユニットになってしまってるらしいので、本の資料を見ながらコクピット再現の工作とか……できるといいなあ。

「ディアスポラ」「順列都市」をよく読み返す僕にはたまらなかった、SFで青春な「ゼーガペイン」 - Jan 14, 2009

2006年の作品なんだけど、今頃になってバンダイチャンネルで見た

うわあああ何でこれリアルタイムで見なかったんだ自分!!! 後悔した。アルティールのプラモ欲しくなってきた。(でもまだVF-25が未着手のまま……)

表題の通りで、ディアスポラ順列都市の世界観や設定にハマってしまった僕には、実にたまりませんでした。という時点でもうネタバレなんだけど、話の筋はこんな感じ。「平和な日常は実は全部仮想空間の出来事だった。本当は人類はもう絶滅してて、記憶や人格なども含めて全部をデータ化できたほんのわずかな人々が、世界中に点在しているサーバの中で、『事実』を知らず(忘れて)に『生活』している。世界の真実に気付いてしまった一部の人間は、ホロニックローダーと呼ばれる人型兵器を駆って、人類を滅ぼした敵と戦い続けている……」まあ、巨大ロボット物としては前例がなかったかもだけど、SFとしてはありふれたストーリーではある。分かりやすい所ではMATRIXとかね。

ゼーガペインが面白いのは、例えばMATRIXでは「現実」と「仮想世界」はキッチリ別れてるし、ディアスポラでも「物理現実」と「観境」はキッチリ別れてる(物理現実の中に出現するにはグレイズナーロボットという入れ物を使わないといけない)、それぞれが混じり合う事は基本的に無いんだけど、本作では「物理現実」の中を「仮想の人間」が普通に歩き回ってるっていう所。「遠くにあって絶対に触れられない」のではなく「すぐ目の前に見えていて、こうして両手の間にすらあるのに、相互に干渉し得ない」ものとして、「現実」が描かれている所。前述の小説での詳細な描写を思い出してついつい、実体のある舟の中を歩いてコツコツと靴音がしてるけど実際には物理的には無人かつ無音なわけで単に彼らの聴覚にそう聞こえるようシミュレーションしてるだけなのだろうか、とか、「ホログラムとして投影されてる位置から見た視点」からの視界をどうやって再現してるんだろう? とか、「人間が操縦してる」ように描かれてるけど現実にはホロニックローダーは無人の自動操縦で動いてるようなもんなんだよなあ、とか、そういう舞台裏?的な所についつい思いを馳せてしまう。

しかしカミナギはいいなあ……衣装をエロいと言われて「ありがとう」とか、いたずらっぽく「(キスしても)べつにいいのにー」と笑うとか、なかなか会えないカップルのように(ように?)別れを惜しむとか、つかず離れずで甘酸っぱすぎて萌えすぎる。なんという青春だ。なんだか泣けてくるよ……

ファンサイト(まとめWiki)とかついつい読みふけってしまいます。

さくらのレンタルサーバのファイルマネージャって地味に便利だ - Jan 12, 2009

誹謗か中傷か知らんけど主題と主題と無関係且つ不愉快なコメントが付いていたので削除しよう、と思ったんだけど出先からだとちょっと面倒(今使ってるバージョンのblosxomのwritebackプラグインだと、個別のコメントを消そうと思ったらファイルを直接いじるしかないんで、いつもはFTPでファイルを落としてきて編集して再アップロードしてる……)だなあ、と思った所でそういえばさくらのレンタルサーバにはWeb上で利用できるファイルマネージャという物があったんだということに気がついたので、ログインして当該ファイルの所まで辿ってみたら、なんとそのままオンラインでファイルの内容まで編集できた。エンコーディングや改行コードも選べるようだ。

こういう時に痒い所に手が届いてしまうから、さくらのレンタルサーバから離れられない。(嘘です。単に他に乗り換える動機がないだけ。)

筆まめとか筆王とかいらなくなっちまう? 日本郵便が無償で配ってる「年賀状デザインキット」 - Jan 06, 2009

「実はゆうびんホームページで年賀状作成ソフトがタダで配られてる」という話を見て「え、マジで?」と思って確認したらほんとにあったよ年賀状デザインキット。しかも、動作環境が書かれてないなあと思ってヘルプを見たらAdobe AIRだし。つまりクロスプラットフォーム。AIRアプリ初体験がこれかよと。Linux使ってる人にはありがたいかも?(印刷できるかどうかが問題だけど)

  • テンプレートが豊富。素材もたくさん。でもUbuntu上ではなぜかドラッグ&ドロップで素材を引用できなかった。
  • 編集ツールがやたら高機能な気が……
  • 宛先を一覧表を使って管理できる。
  • 作ったデザインを簡単に公開できたり。

民業圧迫? でも民営化したんだったらそれは違うか。なら、ダンピング? いわゆる年賀状作成ソフトのメーカーが集団訴訟でも起こしたら、そういうことになるのかな。

まあいずれにしても、「絵柄は自分で描いて、宛名は手書き」が信条の僕は、この手のツールは多分使わないんですけどね。

屍姫 赫 - Jan 04, 2009

10話まで見た。絵は綺麗だし、よく動くし、見てて気持ちいい(グロいけど)アニメだと思う。アクションシーンもっと見たいなあ。主役陣が揃って棒読みなのは……何も言うまい。

主人公?ヒロイン?が登場時点でもう死体ってことで、どんなにがんばっても絶対にある程度以上は幸せになれませんということが確定されてる、っていうのがなんとも切ない……特に水薙生(ライダースーツの人)の話、逮捕された不良に殴りかかっていこうとしたオーリの気持ちがホントよく分かって辛い。

Wikipediaによると原作とはだいぶ話が違うみたいなので、もうちょっと見続けてみようか。

ところで最近は、VIDEO COMPLEX@ShowTimeで商業作品の動画をちょくちょく見てます。ヤフオクのためにYahoo!プレミアムのアカウントを生かしてあるんだけど、そんなにしょっちゅう利用するわけでもないんで毎月無駄に会費が引き落とされるのが「なんだかなー」という感じだったんですが、Yahoo!プレミアムのユーザだとShowTimeの月の会費が294円から105円になると書いてあったので、じゃあ入ってみるか……と。

「会員なら何話まで追加購入無しで見放題」という企画をわりとよくやってるみたいで、それで5話くらいまで見て続きが気になったら続きを購入して見る、てな感じで利用してます。この屍姫 赫は今なら配信されてる分(10話まで)は全話無料で見れますね(会員のみ)。

見放題企画の物以外は、TSUTAYAで当日返却でDVD借りて見るのに比べると割高な気もするけど……ものぐさすぎてそれすらも面倒なんですよね。放送予定を事前にチェックして録画すればいいじゃんという話もあるけど、CPUパワーが足りんくてまともな品質で録画できないし、そもそもやっぱりものぐさすぎてそんなマメな事やってらんないし。そんな感じなので、手元に何も溜め込まず、準備も何もせず、「あーなんか見たいかも」っていう気分の時にフラッと覗いてストレス無く見れるオンデマンド視聴は僕のような性格の人のためにはありがたいなあと思いました。

あ。言うまでもないけど、やっぱりこの手のサービスはFTTHとか高速な回線じゃないとありがたみが薄いと思います。

らき☆すた 見てて辛い - Jan 03, 2009

6話まで見た。

原作1巻までしか読んでない状態なのでひょっとしたら外してるかもだけど、原作のエピソードをきっかけにさらに自然な形で発展させているような印象を受けた。これが本当にアニメオリジナルなんだったら、本当に、見事な「アニメ化」だと思う。あれだけハマってたAIR(Adobeのアレじゃないよ)のBS-iアニメ化の時にもぐうの音も出ない見事な「アニメ化」を見せてくれた京都アニメーションだけの事はある、ということだろうか。

そのアニメなんだけど、なかなか面白い。時間取ってガッツリ見るほどとはあんまり思わないけど、無限ループで環境ビデオとして流してたいような感じ。(ってこれ誉めてんのか?)

しかし、面白いんだけど、それだけに、見てて辛い。無邪気に楽しめない事が辛い。これを面白いと思える事が辛い。これ「ならば」面白く思えてしまう、ことが辛い。

素直に「面白い」と思う中で時々、かわいらしい美少女・女子高生として描かれているこなたやかがみの言動が、あくまで我ら醜いヲタの醜い姿の投影にすぎないと気付いてしまう。すると、彼女らの姿は微笑ましく見えるのに、方や、その投影元である自分の姿はとても格好悪くだらしなく他人様に見せられたもんじゃない、という事を意識してしまう。「ただしイケメンに限る」という言葉があるけれど、それと同じだ。「ただし美少女に限る」。彼女らがする姿なら、許せるし笑えるし微笑ましい。自分がする姿は、とても許せないし笑えないし痛々しい。

「げんしけん」の男性陣(除・コーサカ)なんかがそうなんだけど、やっぱ、見てて耐えられないんですよ。うっわぁ痛々しい……って。自虐的な笑いになってしまう。なのに、こなたやかがみだったら、同じ事をしててもそうはならない。その事が、とても辛い。なんで自分はこなたやかがみじゃないの? どうして自分は、この痛々しい姿を第三者から見て微笑ましいと思えるような人物像じゃないの? どうして自分はクッチーだったり久我山だったり斑目だったりの方なの? って。ぶっちゃけそんな風に思ってしまう。

そんな風に思ってしまうから、この作品自体も、「自分達のヲタ言動を美少女に投影する事で微笑ましいゆるゆる日常ギャグに見せて、本質的なキモさだとか痛々しさだとかをごまかして、目をそらさせる、そのために書かれて(描かれて)いる」、歪んだ自己弁護のように見えてしまって、素直に楽しめなくなってしまう。穿った見方に囚われてしまって、素直に楽しめなくなってしまう。

まあそれでも、ヲタである事をやめられはしないし、やめたいと心底思う事も多分無いし、この作品そのものを面白いと感じるのは変わらないんですけど。

他人の目を気にしすぎ? その通りですね。

ブログ上で行われている「論争」を見てるような感覚だ。「鈴木先生」 - Dec 14, 2008

既刊分に追いついてしまった。

鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)
武富 健治
双葉社 (2008-11-28)

5巻では鈴木先生の過去の過ち、6巻では鈴木先生を被告人にしたクラス討議が描かれていた。

相変わらずめちゃめちゃ面白いんだけど、この「面白さ」の正体が何なのかがずっと分からなかった。でも、ふと思った。これってWeb上で「論争」を見てる時のような感覚に近いかもしれない、と。それぞれの「登場人物」が、色々な思惑があって、プライドをかけて発言したり、空気を読めないまま発言したり、気付きを述べたり、ファビョったりする、そういうやりとりの精緻なシミュレーションだと僕には思えた。

どこだかで、作者の武富健治氏の発言として「自分が描きたい物を読者のことを考えず描き散らしているのではなく、自分が読みたい物を描いているのだ」という趣旨の言葉があったというのを見かけた。その言葉は確かに真実なのかもしれない。ブログ上の「論争」を見たり何かコメントしたりするのが好きな人間の一人である僕にとっては、このクラス討議はウォッチしててとても面白い。

ところで、作者の武富健治氏のオフィシャルサイトには過去の作品のことが色々書かれていて、いくつか公開されてる物もある。その中には、5巻の中でリメイクされた掃除当番もあった。これが昇華されてああなるのか……

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