たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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前のエントリへのコメントを受けて、ラテン文字の修飾記号を無視して検索できるようにしてみた。身近な例で言うと、「Exposé」を「expose」で検索できるとか、そんな感じ。
変換テーブルはATOKの文字パレットとにらめっこしながら手動で作った物なんで、精度の方はいまいち怪しい。いちおう気がついた範囲で、字形として含まれてるものと、それに相当する「アルファベットの文字+修飾記号用の文字」のパターンを網羅したつもりなんだけど、それ以外のパターンには対応してないし、抜けもありそう。ネイティブの人が手を入れてくれると大変助かるんだけどなあ。
Lifehacker.com(英語)でとりあげられたからだろう、日本語以外のページでちょっとだけXUL/Migemoが紹介されてる。スペイン語やトルコ語のエントリもあった。AMO効果はすごいな。
でも残念なことに、注目されてるのはSafari 3風のインライン検索ハイライト機能だけ……しかも「他の機能イラネ」とか書かれてるし。いやいやむしろこの機能の方がオマケなんですけど。まあメインの機能がCJK以外じゃ大してメリットなさそうだから、そりゃ、こうなることは当り前なんだけど。
立て続けにアップデート。
Find Toolbar Tweaksのボタンのラベルを消す機能とかいいなーと思ったんだけど、同時に入れたらXUL/Migemoが使えなくなってしまったんで、XUL/Migemoの方に似た機能を実装してみた。仕事でメインのUbuntuが今時1024×768で普通に使ってるとメッセージ欄がMigemoのチェックボックスに重なるから、地味に重宝する。
入力されたローマ字の方の文字数でなく、それを元に生成された正規表現にマッチしたページ内の文字列の最大の長さを、自動強調表示のトリガーにするようにした。余計な処理がいっこ挟まったので実行速度の低下が心配だったんだけど、実際に動かしてみたら大して変わらなかったので、採用に踏み切った。でも実際の所あんまり便利になった実感はなかったりして……
特定の入力パターンに対してちゃんと正規表現を生成できなくてエラーになることがあるみたいなんだけど、どういう場合にそうなるのか見当が付かなくて困る。
0.7.5からのプチ更新……
クイックMigemo検索の自動開始を初期状態では無効にするようにした。Firefox本体のFind As You Typeも初期状態じゃ無効になってるし、最近では1キーショートカットのあるWebサービスが多くなってきたみたいだし、自分自身この機能は速攻で無効にしてるしで、前々から変えよう変えようと思ってたんだけれども、変える機会を逸してて、先日ついに変える決心をして配布ページの説明もそれに合わせて書き換えたのに、肝心のコードの方を書き換え忘れていた。自動開始と自動終了の設定を同期させるようなコードを加えたのはこの初期設定を変えるための変更だったんだけど、ほんと、一番大事な所をスコーンと忘れていた……
※0.7.5+にしたら動かなくなった! という人は、設定で「キー入力でクイックMigemo検索を自動的に始める」にチェックを入れてみてください。今回変更したのはここの初期値(以前:初期状態で有効、現在:初期状態で無効)です。
0.7.5では、今までずっと懸案事項だった、「kanzi」で「感じ」とか「漢字」とか色々な候補がヒットした時の強調表示が一つの候補しか強調できないという点を、改善してみた。元々のハイライト処理が普通の検索機能をベースに作られてたんで、その部分をそっくりそのままMigemo検索に置き換えたらできてしまった。
あと、強調表示の最小文字数を指定できるようにしてみた。これはFind Toolbar Tweaksからのパクリ。隠し設定にするもしくは詳細設定の方に追いやっても良かったんだけど、今の所はなんとなく表に出してある。これに伴って、実質的には強調表示の常時有効化も初期状態からONにしといてもほとんど問題無さそうなレベルにはなってると思うんだけど、多分それやるとまた叩かれるんだろうなーと思って、直前になってやはり初期状態では無効にするように戻した。というエピソードもあったりする。
初期設定のチューニングの仕方が一番悩みどころ、と言っても過言ではない気がする。
Mozilla Firefox Thunderbirdの拡張あれこれで指摘されている問題を修正した。あとどこかのブログで「pe-zi」で「ページ」を検索できないという問題も指摘されていたので、それも直した。前者は国際化を前提にしてAPIを色々変えた時のregression、後者はローマ字と日本語の相互変換処理を入れ換えた時のregressionだった。
「膨大な設定」と評されていたのに凹んで、少しでも分かりやすくならんものだろうかと思って少し設定まわりをいじってみたけど、効果の程は分からない。
ついでに、レビューする方法についての解説の方も訳してみた。これもやっぱり無断で。
XUL/Migemoの公開申請をつっぱねられた際に「これを読むように」と紹介された二つのページのうち、審査のプロセスについて述べた物を訳してみた。無断で。
僕みたいな苦労をする人がもしいたら助けになりたいと思って、レビュー依頼スレを立ててみた。
Caiさんは非英語圏全体の問題なんじゃないかとおっしゃっていて、確かにそうかもしれないんだけど、日本語圏では文化的背景から余計に深刻な問題なのではないかと、僕は思っている。
以上の事から、現状のAMOの設計では、日本人向けの拡張機能について公開の承認を得ることは極めて困難であると言えると思う。というか、みんながみんな積極的に参加して発言してくれることを前提にシステムが設計されていて、その前提自体が日本の文化にはそぐわないんだと思う。
これだから日本はダメなんだとかそういう言い方をするつもりはなくて、むしろ、そういう臆病な日本人でも恩恵を得られるようなシステムを設計して欲しいというのが、僕の思いなんだけれども。
……という意見すら開発者に直接言わずに自分の日記に書いてるんだから、救いようがないな、まったく。
せっかくAlice0775氏がレビューしてくれたんだけれども、「もっとちゃんとしたレビューじゃなきゃ承認できねえよ(意訳)」と言われてしまったショボーン。「以下のリンク先も読みやがれ」と、2つのページを紹介された。
これ見て初めて知ったけど、Web上のブログとかでちゃんとしたレビューがある場合はそれへのリンクを書いてもいいのか。でもXUL/Migemoのレビューは多分日本語圏のサイトにしかないよ……
縦横水平垂直の話の続きといえば続きなんだけど。
タブを縦置きするVertigoは、ずっと以前試したときは完成度がまだまだだなーと思ってたんだけど、今入れてみたらわりかし普通に使える感じになってた。これをインストールしてタブのクローズボックスを表示する設定にして、情報化タブとマルチプルタブハンドラをインストールすれば、僕が今Firefox 1.5でTBEでやってる使いかたに相当近い状態になる。まあそのなんだ、平たく言うとiRiderもどき。
なんかもうめんどいから、Firefox 2への乗り換えはこれでいいかなー、的な諦めムードも漂いつつある今日この頃です。