たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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今まで「IMAPとはサーバ上だけにメールを置いておく物なのだ」と思い込んでたので、POPから移行するのに少し抵抗があったんだけども、そうじゃなくてIMAPはPOPを包含するものでありPOP的な運用もできるのだと知って、それならいっちょ本気出して移行してみるかなと思って移行してみた。
会社マシンのThunderbirdでメールに付けたタグをどうにかして自宅のマシンからも利用できるようにしたい、という事を前々から思っていた。というのも、自宅ではプライベートのアドレスに来たメールをGmail経由でBecky! 2で受信(SPAMフィルタ代わり)して仕事メールは基本的に閲覧のみ、会社ではプライベートのアドレスに来たメールを仕事用アドレス宛に転送してThunderbirdで利用してたんだけれども、Thunderbirdを使い始めてみるとタグが便利すぎて(Tag Dialog万歳)、アドオンのバグ報告を受信したらとりあえず「未処理」「bug」のタグを付けて、処理したら「未処理」タグだけ外す、というやり方でバグを管理するような運用が染み着いてしまいまして。気がついたら、自宅のBecky! 2ではどのメールが未処理なのかさっぱり分からなくなってしまったんですわ。
まあタグで運用しなくてもフォルダ分けでもいいかなって思うんだけど、それでもとにかく家と出先とで同じフォルダ構成でメールが見えてくれないと困るわけで。じゃあIMAPだよねってなるけど、でもオフラインでメールが見れないのはイザって時に困るわけで。
やりたいのは、家PC・会社PC・Gmailの3箇所で同じデータを同期させるという運用。それぞれにメールの本文が全部ちゃんとあって、1箇所でメールを消したらそれが他の2箇所でもちゃんと反映されて、という感じにしたかった。一般的なPOPの使い方のように「受信したらサーバからはすぐ消す」というのはするつもりはない(POPの時も2箇所で受信させてたし)。
まずはアカウントウィザードでGmailのIMAP用アカウントを作成する。
アカウントができたらGmail用に設定を変更しておく。
mail.server.server*.trash_folder_name
を追加し、値を[Gmail]/ゴミ箱
に設定する。新規にGmail IMAP接続用のアカウントを作るのなら、Gmail IMAP Account Setupを使った方が楽。これをインストールすると、アカウント作成のウィザードにGmailのIMAP接続用の項目が加わる。すでに手作業でアカウントを作ってしまった後では役に立たないので、早とちりして自分でアカウントを作ってしまった僕のような人はご愁傷様です。
あと、IMAPでの運用に限らないけど、Gmailっぽいスレッドフロート式の使い方をするためには以下の設定もしておくといい。
mailnews.thread_pane_column_unthreads
をfalse
にする。この変更を行っておかないと、スレッド表示とソートを併用できない。Gmailでまともにメールの整理をしてなかった人は、これを機に整理するようにしてみましょう(僕のことです)。
というあたりを踏まえてラベルをいっぱい作っておく。
mail.check_all_imap_folders_for_new
を探して値をtrue
にする。こうすると、フォルダごとのプロパティでそのフォルダを新着チェック対象に設定する手間が省ける。extensions.checkCompatibility
をfalse
にしておかないとインストールできないので注意が必要。この3つを組み合わせることで、
という運用が可能になる。
Rabbitの須藤さんの協力により、このサイトで公開してる拡張機能をSubversionでバージョン管理できるようになりました。まるっとうぷったので今後は自宅でも会社でも旅行先でも支障なく開発が進むようになるかもしれませんし、そうでないかもしれません。
チェックアウトだけだったら誰でもできるんでしたっけ?
サーバの領域を貸していただいただけでなく、Subversionの使い方も教わりました。Windowsだとシェル拡張として機能するTortoiseSVNが色々便利っぽいです。Ubuntuだとさすがにシェル拡張というわけにはいかないようですが、RapidSVNを使えばGUIで操作できてイイ感じでした。Ubuntuならapt-get install rapidsvnで一発ですし。
RapidSVN用の日本語ロケールはパッケージに含まれてないみたいだけど、0.9.0用、0.9.3用、0.9.4用などが独自に作成されているのでこれを導入しておくとよい。rapidsvn.moを/usr/share/locale/ja/に置けば勝手に読み込んでくれる。
あとついでにXPIパッケージを作るのに使ってるバッチファイルのリポジトリなんかも作ってみました。おもっきしパスがうちの環境に依存してますが、まあ、もしよければ参考にしてください(誰ともなく)。ちなみにCygwinのchmodとzipコマンド、それからLZH形式のファイルの作成用にunlha.exeを使ってます。
FreeBSDのatacontrol(8) の必殺コマンドとかいうのを使うとBIOSレベルで認識されないHDDを認識させることができるとかできないとか……
そもそもFreeBSD自体使ったことがないし使えないから僕にはこういう「技術力のある人ならではの裏技」を実践できないわけですけれども。お金払っても全然構わないんで、ここまでできる市販のツールがあればいいのになあと思う。
弟の逝ってしまったHDDもこの方法を使えばもしかしたらデータを救出できたのだろうか。逝ってしまったのも何もべつに僕のせいではないんだけれども、この知識が自分にあれば力になってやれたのかもなあ、と思うと、ちょっと切ない。
Ubuntuのデスクトップ環境で試したら左右ボタン同時クリックが左右ボタン同時クリックとして機能しなくて困った。Linuxとかだと左右同時押し=中クリックとみなすというのがデフォらしい。
調べてみると、この挙動は/etc/X11/XF86Configや/etc/X11/xorg.confで設定を変えてやれば無効にできるようだったので、やってみた。とはいえ、Let's noteのタッチパッドに中ボタンが無くてこの機能も有用ではあるので、ただ全面的に無効にするのではなく、外部のマウスではこの挙動を無効に、タッチパッドではこの挙動を有効に、という風に。
Section "InputDevice" Identifier "Configured Mouse" Driver "mouse" Option "CorePointer" Option "Device" "/dev/input/mice" Option "Protocol" "ImPS/2" # Option "Emulate3Buttons" "true" # ここをコメントアウト Option "ZAxisMapping" "4 5" EndSection Section "InputDevice" Identifier "Synaptics Touchpad" Driver "synaptics" Option "SendCoreEvents" "true" Option "Device" "/dev/psaux" Option "Protocol" "auto-dev" Option "HorizScrollDelta" "0" Option "Emulate3Buttons" "true" # 代わりにこっちに追加 Option "SHMConfig" "true" EndSection
……という風にあてずっぽでやったらうまくいった。
ここ数ヶ月ずっと家からメール送れない状態になってたんだけどやっと解決した。疲れた(精神的に)……
なんかいつの頃からか急にSMTPサーバに繋がらなくなってしまって、しばらくはノートPCの方のローカルで動かしてるsendmailで代用?してたんだけどそれも使えなくなって、にっちもさっちもいかなくなってた。さくらのレンタルサーバのマニュアル見てSMTPの安全な認証とやらを使うように設定してみてもまだ通らない。しまいにはIISインストールして自前でSMTPサーバ立てるような真似までしてみたけどこれも通らない。ファイアウォールを切っても駄目、ルータの設定をいじくり回しても駄目、完全に手詰まりになってた。
んで基本に返って調べ直してみることにしまして。Becky!のエラーメッセージが手がかりになるかと思って検索してみたらうちと全く同じ症状の人を発見。しかもそこのコメントに解決策が書いてあった。なんでも、SMTPのポートを587番にすれば通るらしいと。ほんまかいな?と思いながら試してみたらこれがビンゴだった。何時間も見当違いの所を見ていたのが馬鹿馬鹿しくなって気が抜けた。
詳しい情報があった。これはInbound / Outbound Port 25 Blockingという設定に起因する問題で、SMTPサーバのあるさくらではなく、僕が契約しているISP(So-net)に原因があるとのこと。
以下、最終的な作業メモのようなもの。
試しにR-StudioデータレスキューでNTUSER.DATだけ復元を試みてみたら、なんと復元中に13箇所でCRCエラーが出ていた。こりゃ完璧ぶっ壊れだわ。
あとATOKのユーザ辞書(ATOK18U1.dic)も1箇所でCRCエラーが出てる。でかいファイルで常時アクセスしてたようなやつは結構だめになってるぽいね……
もうレジストリの修復は業子力学理論にでも頼らんとどないしようもないようなので、諦めてATOKほかほとんど全てのアプリを再インストールですわ……とほほほほ。
PC関係で「失われたら困る金では取り戻せない・絶対に譲れない代替不可能なもの」を上位3つ挙げるとしたら、上から「自分で作ったデータ」「自分で作った環境設定」「その環境を構成していたアプリケーション」と並ぶけど、その2番目がかなり失われたってことで……つらすぎる。はぁぁぁ。
ただの作業メモですが、何かの役に立つかもしれないので公開しときます。