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Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

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Ubuntu 14.04LTSからUbuntu 16.04LTSにアップグレードした時にやったこと - Aug 31, 2016

Let's note CF-SX3をUbuntu 14.04LTSで使ってたんだけど、16.04LTSへのアップグレードではこういう所で詰まりましたという話。

/var/run の修正

ATOK X3を使っていたUbuntu 14.04LTSから16.04LTSにアップグレードしたら、ネットワークに繋がらなくなった。 これは、Ubuntu 16.04でATOK X3を使うに記載がある「ATOK X3のインストールスクリプトが/var/runを壊す」という問題がこのバージョンで表面化したせいだった。

リンク先の記事では正常な環境で新規にATOK X3をインストールする場合について書かれてるけど、既に過去のバージョンでATOK X3をインストールしていた場合 /var/run が既に壊れた状態になっていて、しかもロックがかかっていてそのままでは手の施しようがない。なのでリカバリモードで強制的に修正する。

  1. Ubuntuを再起動する。
  2. GRUBのメニューで「Advanced options for Ubuntu」を選択して、Ubuntuの詳細な起動オプション一覧を出す。
  3. 「(recovery mode)」と末尾に記載されている項目を選択して実行、起動する。
  4. しばらく待つとリカバリモードのメニューが表示される。自分の環境では文字化けしてメニューを読めなかったが、「root」という項目を選択してEnterするとrootでログインできるので、そうする。
  5. ls /var/runls /runを実行し、それぞれの結果を比較する。両者が同一なら問題ないが、内容が異なっている場合、その環境は壊れているので次のステップに進む。
  6. rm -rf /var/runで今ある/var/runを消す。 ……と言いたい所なのだが、そのままやっても以下のようなエラーになる。

    rm: cannot remove `/var/run/vmblock-fuse/dev': Function not implemented
    rm: cannot remove `/var/run/vmblock-fuse/blockdir': Function not implemented
    

    これは、/(ルートディレクトリ)以下が読み込み専用でマウントされているせい。 なのでmount -o remount,rw /というコマンド列を実行して、読み書き可能な状態にしてから、改めてrm -rf /var/runで今ある/var/runを消す。

  7. ln -s /run /var/runを実行し、/var/runを/runへのシンボリックリンクにする。
  8. exitでログアウトする。
  9. Ctrl-Shift-Deleteで再起動する。

以上の手順で、壊れた/var/runを正常な状態に戻す事ができた。 ATOK X3を使っていなかった環境ではこの作業は不要です。

ATOK X3の導入(64bit)

Ubuntu 16.04でATOK X3を使うという記事に色々情報がある。ただ、環境の違いのせいか、自分の環境ではそのままではうまくいかなかった。また、一部の手順はUbuntu 14.04 LTSをインストールした直後に行う設定という別のページを参照するように書いてある。全部転記すると余計に訳が分からなくなりそうなので、適宜リンク先を参照する前提で手順をまとめる。

  1. 必要なパッケージをインストールする。リンク先の記事でも同様の手順があるが、そこに書かれていないパッケージが必要になるので先に入れておく。

    sudo apt-get install libpangoxft-1.0-0:i386 libpangox-1.0-0:i386
    

    自分の環境はUbuntu 16.04LTSの64bit版なんだけど、これらの32bit版パッケージが無いとATOK X3がエラーで起動しなかった。ATOK X3のインストールスクリプトの実行時点で「libpangoxft-1.0.so.0: cannot open shared object file」というエラーが出ていて、このメッセージを検索した所、同様のエラーで詰まっている事例複数見つかったので、それらの事例で解決策として紹介されていた手順に従った。

  2. Ubuntu 14.04 LTSをインストールした直後に行う設定の手順に従ってATOK X3と修正パッチ群をインストールする。ただし、この時以下の手順だけは飛ばす
    • 手順の中での再起動。ATOK X3のインストールスクリプトが環境を壊すため、そのまま再起動するとネットワークに繋がらなくなるなど色々問題が起こる。再起動はこの後最後に1回だけやれば十分なので、ここでは再起動せずに続ける。
    • 「そのままだと起動にやや問題があるので〜」という箇所で作成するように書かれている「~/.config/autostart/atok.desktop」は作成しない。
    • IIIMFステータス非表示ツールの設定手順の中で「/etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf」の末尾に/opt/atokx3/sample/iiimf_status_hideと追記する手順があるが、これも飛ばす。(ここに書いても期待通りの結果は得られなかった)
  3. Ubuntu 16.04でATOK X3を使うの「変更点1」「変更点2」「変更点3」に書かれている手順を実施する。特に「変更点1」は忘れるとネットワークに繋がらなくなるので絶対に忘れないように。
  4. 上記「変更点3」で作成したファイル「~/.xinputrc」の末尾に、さらに以下の2行を書き足す。

    /opt/atokx3/bin/atokx3start.sh
    /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide
    

    これをやっておかないと、ウィンドウの左下のインジケータがいつまでも出るとか、ATOK X3が起動せずATOKパネルが表示されないとかの問題が起こる。

  5. GNOMEの既定の配色でツールチップが黒背景・白文字になっているが、この状態だとATOK X3の補完候補のツールチップ等が「黒背景・濃いグレーの文字」になって読みにくいため、以下のファイルを管理者権限で編集して配色を変える。

    • /usr/share/themes/Ambiance/gtk-2.0/gtkrc
      • tooltip_bg_color:#000000tooltip_bg_color:#f5f5b5 にする
      • tooltip_bg_color:#fffffftooltip_fg_color:#000000 にする
    • /usr/share/themes/Ambiance/gtk-3.0/settings.ini
      • tooltip_bg_color:#000000tooltip_bg_color:#f5f5b5 にする
      • tooltip_bg_color:#fffffftooltip_fg_color:#000000 にする
    • /usr/share/themes/Ambiance/gtk-3.0/gtk-main.css
      • tooltip_bg_color #000000;tooltip_bg_color #f5f5b5; にする
      • tooltip_bg_color #ffffff;tooltip_fg_color #000000; にする

    sedでやるなら、こう。

    sudo sed -i /usr/share/themes/Ambiance/gtk-2.0/gtkrc -r -e "s/tooltip_bg_color:#[0-9a-f]+/tooltip_bg_color:#f5f5b5/i" -e "s/tooltip_fg_color:#[0-9a-f]+/tooltip_fg_color:#000000/i"
    sudo sed -i /usr/share/themes/Ambiance/gtk-3.0/settings.ini -r -e "s/tooltip_bg_color:#[0-9a-f]+/tooltip_bg_color:#f5f5b5/i" -e "s/tooltip_fg_color:#[0-9a-f]+/tooltip_fg_color:#000000/i"
    sudo sed -i /usr/share/themes/Ambiance/gtk-2.0/gtkrc -r -e "s/tooltip_bg_color #[0-9a-f]+/tooltip_bg_color #f5f5b5/i" -e "s/tooltip_fg_color #[0-9a-f]+/tooltip_fg_color #000000/i"
    
  6. システムを再起動する。

以上の手順で、Firefoxやgeditなどでは問題なく日本語入力できるようになった。

ただ、Linux版SkypeのようなQtアプリや、Wine上で動かしてるWindowsアプリでは、日本語入力ができなくなってしまった(以前はibus-mozcで一応は入力できる状態だった)。 これは解決の方法が無いっぽくてお手上げです……

ホットキーで画面の明るさを変えられるようにする

ホットキー(Fn+ファンクションキー)でというか、そもそもUbuntu上で画面の輝度を変えられなくなっていた。Ubuntuの画面の明るさの調整を有効にする - ’s blogによると、これはGRUBの設定を変更すればいいようだった。 リンク先のページの後半にある通りにやったらホットキーが機能するようになった。

  1. sudo vim /etc/default/grub のようにしてファイルを開く。
  2. GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"とある箇所をGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash acpi_backlight=vendor acpi_osi="に書き換える。
  3. sudo update-grubでGRUBを再設定する。

タッチパッドの円周を使った回転スクロール操作

14.04ではgpointing-device-settingsでこの設定ができたんだけど、16.04ではパッケージが提供されなくなっている。

検索したら、設定ファイルを直接編集すればいけるという情報があった。Let's Noteのタッチパッドの回転スクロールがログアウトすると無効になってしまうのを改善した。 - ここはひとつ、当て推量で。の記述を見つつ、

sudo mkdir -p /etc/X11/xorg.conf.d/
sudo cp /usr/share/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf /etc/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf
sudo vi /etc/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf

という感じで設定ファイルをテンプレートからコピーして用意した上で、

Section "InputClass"
        Identifier "touchpad catchall"

というセクションの最後に

    Option      "CircularScrolling"          "on"
    Option      "CircScrollTrigger"          "0"
EndSection

という設定を加えてから再起動すれば、回転スクロールできるようになった。 各設定の意味はSynaptics タッチパッド - ArchWikiに詳しい情報がある。

何かあったらまた追記するかも。

ラズパイにCPUパワー使う処理はやらせるもんじゃない(バックアップの試みの失敗について) - Aug 13, 2015

Raspberry Piと外付けHDDでNASっぽい運用をしようとしてた件だけど、使い回そうとしてたバルクのHDD(SATA→USBの変換アダプタで外付け化した)が壊れたのか元から初期不良だったのか全然安定しなくて、結局、バッファロー製の外付けHDDとして売られてる製品(バックアップ領域用に使ってるのと同じ3TBのモデル)を買い足してそっちをメインに使う事にした。バルクのHDDはWindowsに繋いでもOS巻き込んで落ちる惨状なので、全く使えない。1万円強を無駄にしてしまった……落ち込むわ……

ともかく、やっと安定して動くようになってきたので満を持して duplicityを使って差分バックアップをやってみたんだけど、1TB未満のフルバックアップで5788分……丸4日、その直後の差分バックアップでも3411分……2日半ほどかかってしまった。duplicityは何やら色々凝ったことをしているっぽく、ただのI/O待ちのせいというわけでもないようで、ほんとにCPU時間がそれだけかかってた。Raspberry Piは低消費電力が売りのCPUでその分計算能力はそれほど高いわけではないっぽいというのはぼんやりと把握してたけど、ここまでかかるとは正直想像してなかった。これでは毎日の自動バックアップには使えない。

というわけで、どうしたものかと悩んでいる。rsyncでもミラーリング先をローテーションすれば最大2世代のバックアップは取っておけそうなんだけど。メインのHDDの使用率が50%を超えてしまったら複数世代バックアップはできなくなるなあ……と思うと、それで行こう!と割り切れずにいる。

duplicityを使ったバックアップを支援するスクリプト(実験中) - Jul 05, 2015

差分バックアップをやりたくて、でも自分であれこれ考えて作るのしんどいわって思って、UbuntuデフォルトのバックアップツールのDeja Dupを試してみてたんだけど、こいつはデスクトップ環境にログインしてないと動かないという制限がある。

Deja Dup自体はduplicityというコマンドラインツールのフロントエンドに過ぎないのでそっちを直接実行すればいいらしい、という事までは知ってたんだけど、なんかオプションがめっちゃ多くてやる気萎える感じだったので、諦めてしまってた。

ラズパイを使ったファイルサーバーでも、バックアップ態勢を確立するにあたってまたDeja Dup頼みかなあと思いながら試してみてたんだけど、なにげなくtopの画面眺めてたらduplicityのコマンド列(Deja Dupがいい感じにオプション指定を組み立てた状態の物)が出ていて、なんだこれコピペすればいいんじゃん!と思って、それを足がかりにして簡単なスクリプトを書いてみた。

#!/bin/bash

# バックアップの保存先
destination=/mnt/backup-external/backup
# バックアップに含める物、含めない物
includes="/root /etc /mnt/main-external"
excludes="/root/.cache /mnt/main-external/home/piro/.cache"

# アクセス権がらみのトラブルを避けるために、root以外での実行は禁止する
if [ "$EUID" != "0" ]; then
  echo "You must run this script as the root."
  exit 1
fi

# root直下でバックアップ対象以外のディレクトリはバックアップ対象から除外
for dir in /*
do
  if echo " $includes " | grep -v " $dir "
  then
    excludes="$excludes $dir"
  fi
done

echo "includes: $includes"
echo "excludes: $excludes"

mkdir -p $destination/archive
mkdir -p $destination/data

# duplicityのオプションを組み立てる

include_options=""
for include_target in $includes
do
  include_options="$include_options --include=$include_target"
done

exclude_options=""
for exclude_target in $excludes
do
  exclude_options="$exclude_options --exclude=$exclude_target"
done

other_options="--gio --volsize=50 --no-encryption --verbosity=9 --gpg-options=--no-use-agent --tempdir=/tmp \
  --archive-dir=$destination/archive \
  / file://$destination/data"

# 差分実行
time duplicity incremental $include_options $exclude_options $other_options

# 失敗したら、フルバックアップにフォールバック
if [ $? != 0 ]
then
  time duplicity full $include_options $exclude_options $other_options
fi

うまくいったら、rootのcronjobに指定しておこうと思う。

Raspberry Pi 2にUbuntu(Lubuntu)を入れて、USB接続のHDDと組み合わせてファイルサーバーとして運用する - Jul 04, 2015

先日HDDを交換したばかりだった自宅サーバ機が、起動しなくなった。 起動してもすぐに電源が切れるという状態で、使い物にならない。

HDD以外のハードウェアは少なくとも5~6年は経過しているので、寿命と思って新調する事にした。 それに伴って、GitHubのService Hookなどの処理はVPSあたりに移動して、自宅に置くのは完全にストレージ専用の物にする事にした。

で、どうするかなんだけど、せっかくついこの間買ったばかりのHDDなのだから、ここが故障したわけでないのなら流用したい。 でも実質的にファイルサーバーとしてしか使わないんだから、そのためだけにPCを導入するというのも何だか勿体ない気がする。 あれ、そういえばラズパイって5000円くらいで買えてUSBで色々繋げられてLinuxが動くんだよね? じゃあこれに既存のHDD繋いでファイルサーバーにしたらいいんじゃね?

というわけで、漫画を連載させて頂いている日経Linux誌でずっと前から特集や連載がいっぱい載ってるにも関わらず完全にスルーしていたRaspberry Piを、今更ながら自分でも導入してみることにしました。

事前に仕入れた&知ってた情報によると、Raspberry PiというのはARMプロセッサを搭載して1ボードで完結してるLinuxマシンで、DebianベースのディストリビューションのRaspbianを使うのが通常の使い方らしいけど、今出回ってるRaspberry Pi 2 Model BではUbuntuの動作実績もあると。 であれば、今まで運用してたサーバ機(Ubuntu)と似た感じで使えるのではないか? という予想ができる。 もしうまくいかなくても、値段が値段だから大して痛くはないだろう。 というのが、導入を後押しした感じです。

必要な物を買い揃える

必要な物は全部Amazonで買えた。

まず、何はなくとも本体。Ubuntuの動作実績があるのはRaspberry Pi 2 Model Bとのことなので、他と間違えないように気をつけないといけない。 Amazonで買える物は裸の基盤のままではなくケース付きなので、見苦しくなくて良いですね。

先日買ったHDDを外付けするための、ケースとアダプター。 SATAをUSB接続に変換して、HDD自体はほぼ裸で置くという感じ。

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HDMIケーブル。 今までのサーバ機はD-sub 15pinでテレビに繋いでたけど、Raspberry Piには映像出力はHDMI端子しかないので。

マウスとキーボードは手元にある物を使った。 Raspberry Pi本体にはUSB端子が4つあるので、外付けHDDに2つ使って、キーボードとマウスで1つずつで埋まった。 (多分普段はSSHで操作するから、キーボードとマウスは必要な時だけ挿せばいいんだけど。)

Raspberry Pi本体にはmicroSDのスロットがあって、これがシステム領域のストレージになるんだけど、たまたま手元に32GBの物があったのでそれを使う事にした。 持ってないなら、これも買っておかないといけない。 後述するUbuntuのイメージを使うなら4GB以上の大きさは必要だそうです。

OSの基本的なセットアップ

このあたりの手順は、他の用途でも共通して使えそうな気がするので、ここだけ読んでも有用かも。

起動イメージの用意

有志の人が作った起動イメージがUbuntu Wikiで公開されているので、ダウンロードしてきて、Win32 Disk ImagerでmicroSDに書き込んだ。

書き込み完了した物をRaspberry Piに挿して電源を繋ぐと、ユーザ名がubuntu、パスワードがubuntuとなっているアカウントが1つだけある状態のUbuntuが(デスクトップ環境無しで)起動する。 しばらくはこれで作業することになる。

ちなみに、何かやらかして起動不可能になってしまった時(/etc/fstabにミスがあった、とか)は、最悪の場合ここからやり直すことになる。 僕は2回やり直しました。

リモート操作の準備

起動できたら、SSHで接続できるようにしておくと後が楽。 上記のイメージにはOpenSSHサーバが入っていないので、自分でインストールする必要がある。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ssh

そうしたら、DHCPで割り当てられたこのサーバ自身のIPアドレスを調べておく。

$ ifconfig

DHCPで割り当てられたIPアドレスを確認したら、作業用の別環境から接続する。 そうすれば、その作業環境でインターネットを検索しつつ、紹介されていたコマンドラインをコピペで実行するのが容易になる。

ディスク領域の拡大

前述のUbuntu Wikiのページに書かれている通りの手順で、パーティションを修正してmicroSDの全領域を使えるようにする。

$ sudo fdisk /dev/mmcblk0

2番目のパーティションを削除して、領域を作り直し(d, Enter, 2, Enter, n, Enter, p, Enter, 2, Enter, Enter, Enter, w, Enter)、 パーティションを編集したら、再起動する。

$ sudo reboot now

2番目のパーティションを最大サイズに拡張する。

$ sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2

既定のエディタの変更

ここから先、ターミナルの操作でファイルを編集することが多いんだけど、nanoの操作よりもvimの操作の方が自分は慣れているので、vimをデフォルトのエディタにした。 ついでに、SSH越しの接続を中断したり複数タブを開いたりという感じの事ができるように、tmuxも入れた。

$ sudo apt-get install vim tmux
$ sudo update-alternatives --config editor

日本語で使えるデスクトップ環境の導入

先のイメージで起動した環境は、必要最小限のソフトウェアしか入っておらず(OpenSSHサーバすら入ってない)、GUIで操作したかったら必要な物を別途入れないといけない。 先程、microSDのパーティションを編集して使える領域を広げたのは、それが理由。

ここから先は、技評のサイトのいくやさんの記事を参考に、日本語環境用の設定とデスクトップ環境のインストールを行う。

まず、既定の状態で設定されているファイルのダウンロード元は海外のサーバで、必要なファイル群のダウンロードにメチャクチャ時間がかかってしまうので、日本のミラーサーバからファイルをダウンロードするように変更する。 (自分が最初にやった時は、既定の状態だとファイルのダウンロードだけで5倍くらいは時間がかかった気がする)

$ sudo vim /etc/apt/sources.list

ファイルの内容を全削除して、以下のように書き換えてしまう。

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ports/ trusty main restricted universe multiverse
#deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty main restricted universe multiverse

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ports/ trusty-security main restricted universe multiverse
#deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty-security main restricted universe multiverse

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ports/ trusty-updates restricted main multiverse universe
#deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty-updates restricted main multiverse universe

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ports/ trusty-backports restricted main multiverse universe
#deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty-backports restricted main multiverse universe

そうしたら、早いとこ安全な状態にするために、インストール済みのパッケージを更新しておく。

$ sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade

一息ついたら、Lubuntuのデスクトップ環境(LXDEを使っている。XfceのXubuntuより軽いそうなので。)をインストールする。

$ sudo apt-get install lubuntu-desktop xserver-xorg-video-fbturbo fonts-takao language-pack-ja language-pack-gnome-ja ibus-mozc dphys-swapfile

デスクトップ環境が入ったら、プロプライエタリのドライバ用の設定を作る。

$ sudo vim /etc/X11/xorg.conf

ファイルが無ければ新規に作成する。内容はいずれにせよ以下の通りにする。

Section "Device"
    Identifier "Raspberry Pi FBDEV"
    Driver "fbturbo"
    Option "fbdev" "/dev/fb0"
    Option "SwapbuffersWait" "true"
EndSection

日本語を既定の言語にする。

$ echo "Asia/Tokyo" | sudo tee /etc/timezone
$ sudo dpkg-reconfigure -f noninteractive tzdata
$ sudo locale-gen ja_JP.UTF-8
$ sudo dpkg-reconfigure -f noninteractive locales
$ echo "LANG=ja_JP.UTF-8" | sudo tee /etc/default/locale

日本語キーボードのレイアウトをデフォルトにする。

$ sudo vim /etc/default/keyboard

設定ファイルが開かれるので、以下のように変更する。

- XKBLAYOUT="us"
+ XKBLAYOUT="jp"

終わったら、ファイルを保存して、設定を更新する。

$ sudo dpkg-reconfigure -f noninteractive keyboard-configuration

普段使いのユーザを作る

デスクトップ左下のボタンから開けるメニューを辿ってユーザーアカウントの管理画面を開き、普段使いの名前でユーザーを作る。 僕の場合はpiroで作った。

ユーザの作成後は、詳細設定で適切な権限を与えた上で、グループの編集でsudosambashareグループに参加させるsudoグループに入れるのを忘れると後で詰むので、これは絶対に忘れないように。

sudoできるようになり、GUIから特権を必要とする操作をしようとしたらパスワードの入力を求められる事を確認できたら、初期ユーザだったubuntuユーザは削除しておく。

このあたりで、鍵認証を使っているのであれば公開鍵の登録をやっておく。 その後、sshdの設定を変えてパスワード認証を禁止しておく。

$ sudo vim /etc/ssh/sshd_config

以下の点だけ編集すれば、とりあえずはOK。

PermitRootLogin no # sshから直接rootでログインするのを禁止
PubkeyAuthentication yes # 鍵認証を有効化
PasswordAuthentication no # パスワード認証を無効化

設定の変更後は、デーモンを再起動しておくこと。

$ sudo service sshd restart

固定IPにする

サーバ機として使うには、DHCPでIPアドレスが頻繁に変わられてしまうと不便なので、固定IPにしておく。

$ sudo vim /etc/network/interfaces

後半のeth0の自動設定を定義している2行をコメントアウトし、以下の要領で設定を追加する(ネットワークが192.168.0.0であると仮定)。

auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.0.100
network 192.168.0.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1
dns-nameservers 192.168.0.1

ネットワークの新しい設定は、再起動したらそれ以後は反映される。

$ sudo reboot now

ファイルサーバにするための設定

USB接続のHDDを常に自動マウントする

USB接続のHDDは、デスクトップ環境にログインするとマウントされるんだけど、ログインしてなくてもマウントされてて欲しい。ユーザのホームみたいにそれなりに多くのファイルが置かれる物は、外付けHDDの方に置いておきたいし。

まずはマウントポイントを作る。 バックアップの保存先のディスクと、普段使う方のディスクとで、2箇所マウントしたので2つ用意した。

$ sudo mkdir -p /mnt/main-external
$ sudo mkdir -p /mnt/backup-external

次に、外付けHDDを繋いで、各パーティションのUUIDを調べる。

$ sudo blkid
/dev/mmcblk0p1: SEC_TYPE="msdos" UUID="AB3E-B34D" TYPE="vfat" 
/dev/mmcblk0p2: UUID="3aee2e0f-21f9-43c8-a4d3-e864f5d72d37" TYPE="ext4" 
/dev/sda1: LABEL="backup-external" UUID="2fdef27e-8ad9-4f44-a46f-5799e5143489" TYPE="ext4" 
/dev/sdb2: UUID="bc802910-f850-4685-90a4-9034d5d2d931" TYPE="ext4" 
/dev/sdb3: UUID="d710499f-1ab6-4c63-98b7-c06bc08d501a" TYPE="swap"

/dev/sda1がバックアップの保存先として使っていたディスクで、/dev/sdb2は旧マシンのシステムのrootになってたパーティション。 ここで表示されたUUIDを参照しつつ、/etc/fstabに自動マウント用の設定を書く。

$ sudo vim /etc/fstab

追記する内容は以下の要領。

UUID=bc802910-f850-4685-90a4-9034d5d2d931 /mnt/main-external ext4 defaults 0 0
UUID=2fdef27e-8ad9-4f44-a46f-5799e5143489 /mnt/backup-external ext4 defaults 0 0

指定が正しいか、実際にマウントして確認する。

$ sudo mount -a

僕はここでちゃんとマウントできない状態のまま再起動したせいで、起動中にエラーで止まってしまって、リカバリが効かなくてイメージの書き込みからやり直しになってしまった。

スワップ領域の割り当て変更

ここまでの手順の中で、ディスク上の専用パーティションではなく、ファイルをスワップ領域に使うようになっている。

が、microSDに頻繁に読み書きが行われるのはなんとなく寿命を縮めそうで怖い。 実測値的には半永久的に使えるレベルらしいので、今時こんな事怖がるのはおじいちゃんもいいとこなのかも知れないけど。

そういう気持ちの問題と、あとHDDの方にスワップ領域がそのまま残ってて、使わないのも勿体ないかなと思って、HDD上にあるスワップ領域を使うように設定し直すことにした。

$ sudo vim /etc/fstab

UUIDを参照しつつ、以下の内容を追記する。

UUID=d710499f-1ab6-4c63-98b7-c06bc08d501a swap swap defaults 0 0

ファイルへのスワップ領域の割り当てを無効にする。

$ sudo dphys-swapfile swapoff
$ sudo apt-get remove dphys-swapfile

ファイルの所有権の変更

旧環境は自分で普通にインストールしたUbuntuだったんだけど、Ubuntuのインストールウィザードの中で作成した初期ユーザはuidが1000になる。 しかし、上記イメージからセットアップしたUbuntuではuid 1000ubuntuという名前のユーザに使われていて、新たに作成した普段使い用のユーザはuid 1001となる。 なので、旧マシンのHDDをそのまま使いまわす場合、所有者がズレて認識されてしまう。 これを修正するために、以下の要領で所有者を再設定する。

$ wrongr=1000
$ correct=piro
$ sudo find /mnt/main-external -user $wrong | while read file; do echo "$file"; sudo chown $correct:$correct "$file"; done

xargsとか使った方が高速なんだろうけど、ミスしてた時に途中で止めやすいかと思って、この時はこうした。

homeその他の置き換え

microSDの上に色々ファイルを増やしていくと、すぐにディスクが一杯になるのが目に見えている。 なので、基本的にファイルの保存先の実態は外付けのHDDとしておいて、適宜シンボリックリンクを作って使う、というスタイルを取ることにした。

$ for dir in "/home/piro" "/opt" "/var/shared"; do if [ -d $dir ]; then sudo mv $dir ${dir}_; fi; sudo ln -s /mnt/main-external$dir $dir; done

ホームも実態を外付けHDDに置いておく……というか元のシステムでホームにしていたディレクトリをそのまま使うようにするわけだけど、前項で述べた通り外付けHDD(=旧マシンで使っていたディスク)のファイルは所有者の情報がズレているので、前項の手順で所有者情報を直しておくのを忘れないように。

ただ、さすがにrootのホームまで シンボリックリンクにするのは怖かったので、こちらはファイルをコピーするだけに留めた。

$ sudo su
# cp -r /mnt/main-external/root/* /root/

sambaのファイル共有設定

ファイル共有のために、Sambaをインストールする。

$ sudo apt-get install samba

Sambaユーザーを作成して、パスワードを設定しておく。

$ sudo smbpasswd -a piro

次に、共有したいフォルダの設定を行う。 普通のUbuntuだとGUIから設定できるんだけど、Lubuntuのデスクトップ環境だとそれができないようだったので、自分でsmb.confを編集した。

$ sudo vim /etc/samba/smb.conf

共有したいフォルダごとのセクションを以下の要領で書いた。

[shared]
path = /mnt/main-external/var/shared
guest ok = no
read only = no
writable = yes
create mask = 0666
directory mask = 0777
browseable = yes
valid users = @sambashare

[piro-shared]
path = /mnt/main-external/home/piro/shared
guest ok = no
read only = no
writable = yes
create mask = 0600
directory mask = 0700
browseable = yes
valid users = piro

僕はシンボリックリンクを多用するので、便利なように、[global]セクションに以下を追記してシンボリックリンクを辿るようにした。

wide links = yes
unix extensions  = no

バックアップの体制を整える

旧環境では/backupにマウントした外付けHDDにファイルのバックアップを保存するようにしてたので、新しい環境でも同じ事をやることにした。 まずは、Ubuntuの「バックアップ」の実態であるDeja Dupをインストールする。

$ sudo apt-get deja-dup

これはまだエントリを書いてなかったんだけど、Deja Dupを使ってシステム全体や複数ユーザのホームをまとめてバックアップするために、僕はrootでDeja Dupを起動していた。

$ gksu deja-dup-preference

ここまでの過程で旧環境から/root以下の内容を引き継いでいるので、きちんとファイルをコピーできていれば、バックアップ先の指定などがそのまま読み込まれる。 とりあえずテストとして、バックアップを実行してみた。 バックアップ対象(ホームや共有ディレクトリ)が今の環境ではシンボリックリンクになっているので、ちゃんとバックアップできるか心配だったんだけど、処理が進行中の時のステータス表示を見てみた限りでは、シンボリックリンクの先を辿ってバックアップしてくれているようだった。

なんやかやで、Deja Dupではなくその後ろにいるduplicityを使うようにしようと実験中です。

おわりに

ということで、Raspberry Piと旧マシンから引き継いだHDDを組み合わせてファイル共有サーバを立ててみました。

本物のNAS製品に比べると性能だったり使い勝手だったりの面でかなわないとは思うんだけど、普通のPCをサーバにするのに比べれば場所を取らないし静か(なにせRaspberry Piには電源やCPUクーラーのようなファンが無い)だし、クラウド上のVPSの上にあるデータの自動バックアップなんかもcronjobでできるし、チャレンジがてら皆さんもお試しになってみてはいかがでしょうか。

tiarraをサービスとして登録する - May 06, 2015

自宅サーバのHDDが死んで、新しいHDDに入れ換えてバックアップから各種データを復元したんだけど、tiarra(IRCプロキシ)をデーモンとして動作させるための設定が吹っ飛んでしまったので、Ubuntu 15.04で使える方法を調べて再設定した。

tiarraのインストール

Tiarra : Archiveからファイルをダウンロードして設置するだけ。

設置場所は、別ユーザで起動することを考慮して/opt/以下にした。

$ wget http://www.clovery.jp/tiarra/archive/2010/02/tiarra-20100212.tar.bz2
$ tar xpvf tiarra-20100212.tar.bz2
$ sudo mkdir -p /opt/
$ sudo mv tiarra-20100212 /opt/tiarra
$ sudo chown -R root:root /opt/tiarra

設定ファイルの用意

新規導入の場合は他の方の設定の仕方などを参考にしながら設定ファイルを用意する。僕の場合は幸い「~/local/conf/tiarra.conf」にファイルを置いていてバックアップ対象になっており、無事復元できていたので、このステップは省略できた。

動作確認

一回コンソール上から普通に起動してみて、ちゃんと動く事を確認する。

$ /opt/tiarra/tiarra --config=/home/piro/local/conf/tiarra.conf

IRCクライアントから接続できたら、設定はちゃんとできているということ。確認ができたらCtrl-Cで終了する。

サービス起動スクリプトの作成

tig.rbとTiarraをstart-stop-daemonで動かすのスクリプトをちょっと変更して、「/etc/init.d/tiarra-piro」の位置に置いた。

サービス名等は、別ユーザでも動かすことを考慮して、自分のユーザ名を入れた。別ユーザで実行する時はまた別ユーザ用のサービス起動スクリプトを登録するということで。

#!/bin/sh
# /etc/init.d/tiarra-piro

USER=piro
NAME=tiarra-$USER
PROG=/opt/tiarra/tiarra
CONFIG=/home/$USER/local/conf/tiarra.conf
PIDFILE=/var/run/$NAME.pid

start() {
  echo -n "Starting: $NAME"
  start-stop-daemon \
    --start \
    --pidfile $PIDFILE \
    --make-pidfile \
    --background \
    --exec $PROG \
    --user $USER \
    --chuid $USER \
    --chdir /home/$USER \
    -- \
    --config=$CONFIG
  return $?
}

stop() {
  echo -n "Stopping: $NAME"
  start-stop-daemon \
    --stop \
    --oknodo \
    --pidfile $PIDFILE
  return $?
}

restart() {
  stop
  start
}

case "$1" in
  start)
    start
    ;;
  stop)
    stop
    ;;
  restart)
    restart
    ;;
  *)
    echo "Usage: $0 {start|stop|restart}"
    exit 1
    ;;
esac

ファイルを置いたら、実行権限を付与してサービスとして登録して起動する。

$ sudo chmod +x /etc/init.d/tiarra-piro
$ sudo update-rc.d tiarra-piro defaults
$ sudo service tiarra-piro start

どうやらこれで動くようになった模様。

Nexus 7とハードウェアキーボードの組み合わせを実用する - Jan 23, 2013

Nexus 7ポメラのように使ったらテキストの生産が妙に捗るようになったので、一部始終をメモしておこうと思います。

Nexus 7は昨年買ったんだけど、PerfectViewerで最強の自炊漫画ビューワーとして使ったり、Firefox for Android入れてデスクトップ環境とタブを共有して布団の中でダラダラとWebブラウズしたり、QuickPicで結婚式の時の写真を親族に見せたりと、基本的には情報を閲覧するだけの端末として使ってた。

というのも、当初は、これで出先(実家とか)でもノートPC代わりに使えないか?と思ってIRCクライアントとかSSHクライアントとかも試してみてたんだけど、文字入力がやりにくすぎて(フリック入力では速度が出ず、ローマ字入力でもキーピッチが小さすぎ&キー同士の区切りが感触で分からない&タイプした感覚が無い)、これは人差し指でポチポチ入力できる範囲以上のことはやるもんじゃない……と、早々に挫折してしまったわけです。

でもリビングでケータイ大喜利とか見てる時に、懲りずに「ちょっと次の号のシス管系女子の作業でも進めとこうかな……」と思ってみたりして(プロットを作ってコマ割り・セリフ割り・ページ割りを考える所まではテキストベースでやってます)、そうするとやっぱりストレスフルすぎたので、カッとなってMicrosoftのWedge Mobile Keyboard(U6R-00022)を買ってきた。(あとから同じハードウェアのパッケージ違いの法人向けモデルでちょっと安いやつ(U7R-00022)があるということを知って涙目になったけど、もう後の祭りだった……)

まともに使えるようになるまでにやった事あれこれ。

  • ハードウェアキーボードの刻印は日本語配列なのに記号を入力しようとすると英語配列として認識されてしまう。これは日本語106/109キーボードレイアウトというアプリをインストールして説明の通りに設定すると、無事に刻印通りの記号が入力されるようになった。
    • 後述のGoogle日本語入力が有効な状態だとこれを入れなくても日本語キーボードレイアウトとして動作するようになるという話も見かけたけど、Google日本語入力以外に切り替える事も無くはないので……
  • 日本語入力はiWnn(既定のIME)、ShimejiATOKお試し版Google日本語入力を一通り試して、Google日本語入力に落ち着いた。
    • ShimejiはハードウェアキーボードからのON/OFF切り替えができないようだったので論外。それまでは常用だったのに……
    • iWnnは当初は順調だったんだけど、上記のキーボードレイアウトをインストールしたところ、iWnnがONの時だけハードウェアキーボードの『「』を押したら『@』に、『」』が『「』に、『\』が『」』になる……という具合になぜかこの3つのキーだけズレて認識されるようになってしまった。
    • ATOKはハードウェアキーボードとの組み合わせではFirefoxのコンテンツ領域で全く動作しなかった。
    • Google日本語入力は、登場の背景とか思想とかがあんまり好きじゃないのでできれば使いたくなかった(だからほんとはATOKが一番使いたかった)んだけど、試した中ではハードウェアキーボードとFirefoxのコンテンツ領域の組み合わせで動作して且つキーレイアウトのズレも発生しないという唯一まともに動作する選択肢だったので、しょうがないからこれにした。
  • Firefoxが起動してる状態でハードウェアキーボードの電源をON/OFFしたり、Firefoxがアクティブな状態でキーボード上のESCキーを押したりすると、問答無用でFirefoxがクラッシュする(最後に閉じたタブ、の情報も失われてしまう)。なので、Firefox上では相当気をつけて使わないといけない(というか、恐ろしいから今もテキストエディタ上で入力して、後からFirefoxにコピペしてる)。

で、以下のように運用してる。

  • テキストファイルの編集はJota Text Editorを使ってる。設定の「入力設定」で「IMEの前にCTRLキーを処理する」にチェックを入れておかないと、Google日本語入力が有効になってる時にCtrl-Sなどのショートカットが機能しなかった。より高機能な有償版があるみたいだけど、とりあえずこれで今のところは使えてる。
  • ファイルはDropboxでデスクトップ環境と同期してる。Dropboxに置いてあるテキストファイルはJota Text Editorで直接開けて、上書き保存したら勝手にアップロードしてくれる。

このエントリのようにURIをたくさん集めてきてコピペするような使い方は正直きついけど、頭の中にある内容をひたすら入力してテキストファイルにするだけだったら、普段のデスクトップ環境でやってる時よりむしろ捗ってるくらいで、自分でびっくりしてる。ポメラのレビューで「テキスト入力以外のことができないから、集中して作業できる」みたいな話を見たことがある気がするけど、それと同じ理由かもしれない。Nexus 7がそうなのかAndroidがそうなのかは知らない(僕はNexus 7がAndroidの初常用体験なので)けど、タスクスイッチがいちいちめんどくさくて他のことに気が取られないせいで、結果的にポメラと同じような事になってるのかも……と思ってる。

しかもポメラと違って、テキスト入力してない時も漫画ビューワーやら何やらとして使えるわけで、無駄にならない。これは嬉しい。布団の中で横になってダラダラ見る時とか、キーボードはむしろいらないし。

ハードウェアキーボードの選択肢は、Nexus 7用という観点ではminisuitのやつも捨て難かったんだけど、小さかったし、英語配列なのが致命的に無理だと思って避けてしまった。Wedge Mobile Keyboardは日本語配列でキーピッチも大きく、タイピングしてる感じも悪くない(僕はMicrosoftのハードウェアには絶大な信頼を置いてます。デスクトップの方のマウスもMicrosoft製)。ポメラのような折り畳みはできないけど、実際長文を入力してるとファンクションキーとカーソルキーの操作以外は全く違和感がないので、大変満足してる。あとはminisuitのやつみたいにNexus 7本体をキーボードの端に引っかけて固定できたりなんかすれば、もう何も言うことは無いんだけどね……(なので、そういうマウントを自作してみようかなぁと思ってる。)

ネットワーク接続が全面的に死んで焦った - Nov 25, 2012

最近、自宅のWindows Vistaマシンをスリープにした後で寝て起きて復帰させようとすると、復帰しないでそのまま落ちて再起動がかかるということが時々あって、いよいよもって寿命感がはんぱないわけだけど、それで復帰した後にネットワークにつながらなくなって非常に焦った。

最初はWireless LANの不調か?と思ったんだけどNexus 7は特に問題なくつながってるので、Windowsマシン側の不具合である可能性が高い。

次に、USB接続のWireless LANアダプタの不調か?と思ったんだけど、挿し直したり別のUSBポートに挿し替えてみたりしてみても結果は変わらず。

で、ちゃんと見なきゃダメか……と思って表示されてるメッセージを見てみると、「WLAN AutoConfig」というサービスが起動してないとかなんとか出てる。「コントロールパネル」→「コンピュータの管理」→「サービス」で「WLAN AutoConfig」を探してみると確かに動いてないようだったので「開始」としてみたけど、「ローカルコンピュータのWLAN AutoConfigサービスを開始できません。エラー1747:その認証サービスは認識されません。」と言われてしまってサービスを開始できない。「WLAN AutoConfig その認証サービスは認識されません」で検索したら、自宅のノートPC(Windows7、無線LANで接続)を起動したら、「ネットワークインターフェースを認識できていないせいだという情報が出てきた。けど、デバイスマネージャで見てる限りではWireless LANアダプタは見えている。

とりあえず有線でつないでみるか……と思ってケーブルを引っ張り出してきてルータとつないでみたけど、なんとこれもダメだった。無線がダメでも有線がつながるならまあなんとか乗り切れる……と余裕こいてたけど、完全オフラインとなるとまずい。色々支障がありすぎる。

別の所に原因は無いか?と思って画面をよく見てみると、起動直後にだけ「Windowsサービスに接続できませんでした。」というメッセージがタスクトレイに出てた。クリックすると「System Event Notification Serviceサービスに接続できませんでした。このため、標準ユーザー箱のシステムにログオンできません。管理者ユーザーはシステムイベントログを参照して、このサービスが応答しなかった原因を確認できます。」と出てくる。

管理ツールの「イベント ビューア」を起動してみたら何か分かるか?と思って起動したら、ローカルのイベントサービスが停止してる的なメッセージが出てイベントログを見れない(今から考えてみれば、まさにそういうメッセージが上で出ていたわけだから当たり前なんだけど)。それでまた「サービス」の方を見てみると、「System Event Notification Service」は「開始中」となっていて、開始しようとして途中で固まってる風な感じだった。

今度は「System Event Notification Service 開始中」で検索してみたら、またそれっぽい情報が出てきた他の検索結果を見ても同じような事が書いてあって、管理者権限でコマンドプロンプトを開いて netsh winsock reset と実行する方法が紹介されていた。やってみると再起動を促すメッセージが出てきたので再起動したら、無事有線LANでつながるようになった。Wireless LANアダプタを挿し直したらこっちもつながったので、これでやっと元のWireless LANに戻せた。

起動しなくなるとかネットワークにつながらなくなるとかのトラブルはほんとに焦る。Nexus 7でも携帯電話でもとにかく別口で情報を探せるようになってないと詰んでた。

Unityのランチャーに沢山Firefoxの項目を追加する代わりにサブコマンド?にした - Jul 29, 2012

複数のプロファイル、複数のバージョンを検証用に用意しないといけなくて、簡単に使い分けられるような環境を作る必要があるのです。

  1. Unityのランチャー上にある「Firefox ウェブ・ブラウザ」を右クリックして、「ランチャーに常に表示」のチェックを外す。
  2. /usr/share/applications/firefox-custom.desktopとして以下の内容でファイルを作成する。

    [Desktop Entry]
    Version=1.0
    Name=Firefox Web Browser (custom)
    Name[ja]=Firefox ウェブ・ブラウザ (custom)
    Comment[ja]=ウェブを閲覧します
    GenericName=Web Browser
    GenericName[ja]=ウェブ・ブラウザ
    Exec=firefox %u
    Terminal=false
    X-MultipleArgs=false
    Type=Application
    Icon=firefox
    Categories=GNOME;GTK;Network;WebBrowser;
    MimeType=text/html;text/xml;application/xhtml+xml;application/xml;application/rss+xml;application/rdf+xml;image/gif;image/jpeg;image/png;x-scheme-handler/http;x-scheme-handler/https;x-scheme-handler/ftp;x-scheme-handler/chrome;video/webm;application/x-xpinstall;
    StartupWMClass=Firefox
    StartupNotify=true
    X-Ayatana-Desktop-Shortcuts=NewWindow;Sub;ESR;Stable;Beta;Nightly;
    
    
    [NewWindow Shortcut Group]
    Name=Open a New Window
    Name[ja]=新しいウィンドウを開く
    Exec=firefox -new-window
    TargetEnvironment=Unity
    
    
    [Sub Shortcut Group]
    Name=Sub
    Exec=firefox -no-remote -p sub
    TargetEnvironment=Unity
    
    
    [ESR Shortcut Group]
    Name=ESR
    Exec=/home/piro/opt/firefox-esr/firefox -no-remote -p esr
    TargetEnvironment=Unity
    
    
    [Stable Shortcut Group]
    Name=Stable
    Exec=/home/piro/opt/firefox-stable/firefox -no-remote -p stable
    TargetEnvironment=Unity
    
    
    [Beta Shortcut Group]
    Name=Beta
    Exec=/home/piro/opt/firefox-beta/firefox -no-remote -p beta
    TargetEnvironment=Unity
    
    
    [Nightly Shortcut Group]
    Name=Nightly
    Exec=/home/piro/opt/firefox-trunk/firefox -no-remote -p trunk
    TargetEnvironment=Unity
    
  3. ファイルに実行権限を設定する。
  4. Dashホームから「Firefox ウェブ・ブラウザ(custom)」を探して、実行する。
  5. ランチャーに表示されたアイコンを右クリックして「ランチャーに常に表示」にチェックを入れる。

これで、アイコンを右クリックして各プロファイルで起動できるようになった。

ユーザのホーム以下にファイルを作成して複数のアイコンを登録してみたりとか色々試みてたんだけど、自分で付けた名前と表示名が一致しないとか色々動作が怪しくて、結局このような所(グローバルな設定ファイルとして作成)に落ち着いた。

2014年8月21日追記。Ubuntu 14.04LTSで、Thunderbird用の物も作った。

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Thunderbird Mail (custom)
Name[ja]=Thunderbird電子メールクライアント (custom)
Comment=Send and receive mail with Thunderbird
Comment[ja]=メールの読み書き
GenericName=Mail Client
GenericName[ja]=電子メールクライアント
Keywords=Email;E-mail;Newsgroup;Feed;RSS
Keywords[ja]=Eメール;イーメール;mail;e-mail;email;メール;電子メール;ニュースグループ;ネットニュース;RSS;フ>ィードリーダー;書く;読む;Mozilla
Exec=thunderbird %u
Terminal=false
X-MultipleArgs=false
Type=Application
Icon=thunderbird
Categories=Application;Network;Email;
MimeType=x-scheme-handler/mailto;application/x-xpinstall;
StartupNotify=true
Actions=Compose;Contacts;AnotherProfile

[Desktop Action Compose]
Name=Compose New Message
Name[ja]=新しいメッセージの作成
Exec=thunderbird -compose
OnlyShowIn=Messaging Menu;Unity;

[Desktop Action Contacts]
Name=Contacts
Name[ja]=連絡先
Exec=thunderbird -addressbook
OnlyShowIn=Messaging Menu;Unity;

[Desktop Action AnotherProfile]
Name=Start with Another Profile
Exec=thunderbird -no-remote -p sub
OnlyShowIn=Messaging Menu;Unity;

Firefoxの物を作った時と微妙に様式が変わっているようだ。

Ubuntuでのgeditとvimの初期設定 - Jul 23, 2012

自分がGNOME3ベースの環境でgeditを使う時に最低限これだけはやっとくという設定。

  • タブ幅4、自動バックアップなし。
  • フォントはシステムフォントではなくIPAゴシックあたりをダイレクトに指定(これは必要ないか?)
  • シンタックスハイライトで太字にならないようにする。 /usr/share/gtksourceview-3.0/styles/classic.xmlをclassic-nobold.xmlとかなんとかいう名前でコピーして、vimで開いて:%s/ bold="true"//して、スタイルの名前を書き換えて上書き保存して、geditの設定で色のスキームの欄からファイルを選択して一覧に追加して選択する。 ( Gedit の色設定。 - 研究日誌。のやり方に従った)
  • エンコーディング自動判別用の設定を日本語環境向けに変更する。 gsettings set org.gnome.gedit.preferences.encodings auto-detected "['UTF-8','CURRENT','SHIFT_JIS','EUC-JP','ISO-2022-JP','UTF-16']"で、自動判別がまともに動くようになる。 (geditの文字化けを解消する (GNOME3) - 憩いの場のやり方に従った)
  • プラグインを入れる。設置場所は ~/.local/share/gedit/plugins/ 以下(GNOME2の頃に書かれたような古いドキュメントでは ~/.gnome2/gedit/plugins/ 以下に置くように書いてあるけど、GNOME3では .local 以下に置くようになってる)。
    • Regex Search and Replace(正規表現での検索と置換を可能にする): Gedit/Plugins - GNOME Live!の「Regular Expression Plugin」の所からダウンロードできる。

あと、vimの設定も。というか、Ubuntuの方の設定なんだけど。

  • sudo apt-get install vimでインストール。
  • sudo update-alternatives --config editorで設定のリストが出るので「vim.basic」を選択する。

vimを使っているのは、nanoはGNOME標準のキーバインドとも何とも異なるワケ分からない操作体系のようなので、それよりはまだlessとかと操作が共通している部分が多いvimの方がマシ……という判断による。

rmで消してしまったファイルやSambaで共有してるフォルダの中身をWindowsから消してしまった場合の復活 - Mar 24, 2011

僕は会社では主にUbuntuを使用しているのですが、Sambaで共有してるフォルダの中にあったThunderbirdのプロファイルっぽい物を「あれ、これテスト用に作ったやつだっけ」と思ってWindowsから削除してしまった後になって「あ、これメインで使ってるThunderbirdのプロファイルへのシンボリックリンクやがな」と気がついて慌てて止めたものの、時既に遅しでメールフィルタもなんもかも消えてしまった。せめてNautilusからの削除だったらゴミ箱に残ってたのに……!

Thunderbirdは起動した状態のままだったので、設定エディタを開いて適当な設定値をいじって、一番重要なprefs.js(アカウント情報が入ってる)だけは書き出させた。アドレス帳は全く使ってないに等しい状態だったので、消えても構わない。メールフォルダの中身も、IMAPで自宅・サーバ上・このPCの3箇所で同じ物を複製しあってる状態だったのでなんとかなる。しかし、このPCでしか設定してなかったメールフィルタが消えてしまったのは痛い。

ということでなんとかundeleteする方法はないかと検索したら、extundeleteというのを使えばいいらしいという事が分かった。

試してみたらかなりの数のファイルを救出できたけど、なんやかやで一部壊れてる物もあった。とりあえず目当てのメールフィルタは無傷で救出できたので、なくさないようにDropboxに入れて自宅にもコピーを置いておこう……

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