たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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萌えキャラをという話もありましたが、年齢層の高い複数関係者の反対でボツになりました
というのを見て「ま た P i r o か」とあらぬ疑いをかける人がいそうなので先に言っておきますが、僕は関係者の中では一番最初に反対を表明しましたよ。
あと江村さんに倣って自分も担当章の見出しを晒してみます。
見出しの数だけ見ると大したことないんですが、ゲラ刷りの目次によると、この章だけで100ページ超えてるみたいです。この見出しの下に大量の小見出しがあるので読みにくさ抜群ですね。校正したくないよう……
UxUの自己テストを(現実逃避に)ようやく書き始めてみている。今まで無かったのかよって怒られそうだけど……
アサーションのモジュールのテストとかテストケースのテストとか、書いてて頭がこんがらがってくる。
試してみた。
SeleniumはWebアプリケーション用のクロスブラウザな自動テストツールで、独自の書式または好みの開発言語でテストケースを書いて、Webアプリケーションの機能テストを行える。Selenium IDEを使うとFirefox上での操作を記録して(何もないところでクリックするという風な操作も記録される)、Selenium用のテストケース(の雛形)まで生成してくれる。
あーこれはいいわー。Webアプリ開発やるなら絶対お勧めだと思う。FirefoxでSelenium IDE使ってテストケース作って、それをエクスポートして他のブラウザでも自動テスト、ということもできるようだし。
ちゃんとドキュメント見てないからよく分かってないけど、ユニットテスト(単体テスト)より機能テスト(結合テスト)に特化してるような気がした。単体テストには別のツールを組み合わせることになるんだろうか。あと当然だけどFirefoxのアドオンの自動テストには使えない。
MochiKit見てみた。
これも基本はやっぱりユニットテストに特化した感じかなあ。少なくともGUIのテストは意識してないか……
仕事でFirefoxの拡張機能をやるという事になったときに最初に須藤さんに「拡張機能のテスト用フレームワークってあるの?」みたいな事を聞かれて、それでMozUnitに辿り着いたんだけど、その時の僕にはまだ自動テストとかテスト駆動開発という物がどういうものかよく分かってなかった(今もまだよく分かってないかもだけど)。今思うと、その時僕が思ってた「自動テストって、こういう事をしなきゃいけないのかな?」というのは、開発者世界の常識的には相当ワガママな要求をイメージしていたようで、普通は「自動テスト」「ユニットテスト」というともっと低レベルの、あくまで部品単位の品質を高める物という認識でよかったみたいだ。それを知らずに僕はSeleniumのGUIアプリ用版みたいなのをイメージしてたから、「そんなの無理ッスよ……」と勝手に諦めムードになってた。とはいえ、その勘違いが無ければここまで意地になってUxUに手を入れまくる事もなかっただろうしなあ。
JsUnit見てみた。
オンラインの例はFirefox 3で普通に動いたんだけど、ダウンロードしたやつは何故か動かなかった……パスに日本語が含まれてるとダメとかそういうやつ?
見た感じではWebページ用のJavaScript一般のユニットテスト用という感じで、Chrome特権であれこれするやつを、しかもGUI上の動作をテストするという前提では……ないよねえ、やっぱり。
script.aculo.usのユニットテスト機能を見てみた。
昔、Firefox上でprototype.jsを試してみたことがあるけど、少なくとも当時のバージョンではprototype.jsはObjectのプロトタイプとかにプロパティを追加する仕様だったような気がする。なんか全般的にfor-inループを多用してる部分で影響が出すぎてて、Firefoxの動作自体がぶっ壊れてしまって使い物にならなかった記憶がある。少なくとも今のscript.aculo.usが使ってるバージョンについてはObjectのプロトタイプは触らないようになってるみたいだけど、FunctionやRegExpなどのプロトタイプには変更を加えてるみたいで、ちょっと怖い……気にしすぎだろうか。
肝心のユニットテスト機能について。
Firefox上でも問題なく動くと仮定しても、これを使って拡張機能のテストをやろうとすると結局は「どうやってテストを走らせるのか」「テストの結果をどうやって見るのか」といったあたりは自分で解決しなきゃいけないか……粒度を高めて本当にユニットテストのために使うぶんには十分使えそうなんだけど、いわゆる結合テスト的な所になってくると面倒さが跳ね上がりそう。XULに特化した便利なユーティリティを沢山用意しておくだけでもそれなりにUxU意義はあるのかな。
自分自身が基本的にGUIアプリしか使えない人間なので、script.aculo.usのテスト機能のように「これ使ったらテストができるよ」って機能群をぽんと渡されても、「え? え?」って感じで戸惑ってしまう。何かしら型にはめて「あなたはここだけやればいいですよ」って感じでやるべき事を絞り込んで貰えないと、どうしていいか分からなくなってしまう。そのあたりが、UxUでMozRepl由来の部分を全然使わずにMozUnitの部分ばかり拡張し続けている最大の理由なんだな。
19日のShibuya.js in KyotoでUxUの事を話そうと思ってとりあえずその前に他のツールの現状を調べとこうと思ってUxUの元になったMozLabを見てみたら、ライセンスがMPL/GPL/LGPLのトリプルライセンスになってた。フォーク前のMozLabはGPLだけだったのでUxUもGPLなんだけど、こういう場合ってUxUもトリプルライセンスにできたりするんだろうか、それともあくまでフォーク時点でのライセンスに従う事になるんだろうか。
とりあえず中身見てみたけど、スタックトレースをマトモに辿れないっぽいとことかその辺はあまり変わってなかった。先方はMozReplの開発の方に注力してるってことみたいだなあ。対するUxUはサーバソケットの方はほとんど放置(僕が触れないので)でGUIのテストランナーの方に注力してる。まだ返信できてないけどこないだ会社の代表アドレス宛にMozLab作者の人から「英語版ドキュメント無いの?」的メールが届いてたので、このあたりの事を話してマージの方向を目指してみるべきだろうか?
Re: 書き捨てたコードの品質や書き捨てるという姿勢について (agenda)
これ見てやっと気がついた。こんなの、最初から論争でも何でもなかった。ただのイチャモンだ。
17日追記。上のように書いていたら最後っ屁
と書かれた。
「今日からヒットマン」のことを悪く書いた直後にこういう事書いちゃうのってアレだなーと思うけど、「尊い物を片っ端から失ってボロボロに疲弊していった最後にやっと何かちょっとだけの見返りを得られる」というのは詰まる所この作品のことを指していたわけで。
そのボーイズ・オン・ザ・ランがついに10巻で完結した。最終話とエピローグは泣いた……社会的地位も何もかも失って、自分の事を蔑んでいた連中を見返してやる事も結局全然できなくて、でも「笑いたいやつは笑えばいいさ」みたいな強さに田西は辿り着けたんじゃないだろうか。そうであって欲しい。
本棚整理の時も売ったり処分したりしない、私的殿堂入りの10冊になったと思う。