たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
剣と魔法のファンタジーな世界観で、何故かヤクザの抗争チックな魔法ギルド同士の争いが勃発。その渦中に舞い戻ってきた男の魔法の属性は、地水火風いずれにも属さない第5の属性、「萌え」だった。高位の童貞魔法使い達による「萌え」の魔法が猛威をふるう、ギルド同士の血で血を拭う争いは、後に「ドスペラード」と呼ばれる……という無茶苦茶な漫画。下らないネタを極めて真面目に描いているので、余計に笑える。
でも、最終童貞への試練の中で見る「夢」には、何かもの悲しさを感じてしまうんだ……
ギルドの最終兵器に彼は敏感に反応してしまったけど、童貞レベルの高まった男なら分かるだろう!? 「彼女」という響きのエロさが!! その一言がいったいどれほどの妄想を引き起こすか!!! 屈してしまった彼の事を誰が責められようか……!!!!(血涙)
教えて!goo:性体験が遅く悔しい(別カテゴリにおける同質問者による同じ質問1、[2])。20代も終わりに近くになってようやく脱童貞できて「俺だけまだ童貞……」という悩みが無くなった、と思いきや、今度は「でも周囲の奴らはもっと若いうちからパコパコしてたんだよな」と激しい嫉妬に駆られるようになってしまった、という話。
まあ、この質問者は既に結婚して現状に「満足」しているそうなので、遠距離で且つ彼女との連絡が途絶えがちな僕にしてみたら、この人も羨ましい限りなんですがね。
健康で健全な人には信じられないかも知れませんけどね。僕やこういう人は、たまにこういう事を考えて本気で泣くんですよ。胸が詰まって息ができなくなるような感覚に襲われるんですよ。胸の真ん中あたり、深さ10cmくらいのところから苦しいのが発生して息が止まり、鎖骨の間あたりまで駆け上ってきて、のどの奥を通って頭のてっぺんまで行って、もやっと霧散する。そして呼吸が復活すると同時に涙がこみ上げてくる。多分「普通の人達」も、失恋とか挫折とかそういう節目には似たような感覚に囚われるんだろうなと思っています。でも僕やこういう人は、それがずっと続くんですよ。
試写会イベントに参加した40歳の童貞男(DVDも10月に出る)の感想。
40歳童貞であることがバレてしまったアンディに対して、同僚達があの手この手で脱童貞のための指南をするのだが……というお話。
映画の内容としては、アンディ(主人公)がポスターで見せている晴れやかな笑顔が全てを物語っていると思う。難しいことを考えちゃいけない、湿っぽいところのないあっけらかんとしたコメディだ。
小ネタでいちいち笑わせてくれる。また、「(600万ドルの男のフィギュアは、主人公よりも)上司の方が高価なんだ」とか、よーく見たらアンディ宅の机の上に米国版のMG RX-78-2 ガンダム Ver.Kaの箱があったりとか、マニア心をよく表したセリフ・演出・小道具の数々にも、こだわりが感じられる。家族の不和をアンディが解消するといった「いい話」要素もある。
セックスがテーマになっているという点が多少の難アリだが、べつにエロエロというわけではなく、むしろこの映画でヌケる方が凄いと思えるくらいで、普通に「下ネタありのコメディ」の範疇に収まっていると思う。古い映画でアレだけど、「ホット・ショット」シリーズの方がまだ下品かもしれない。
というわけで、そこさえ問題にならなければ、わりと普通に家族やカッポーで楽しめそうな映画だと思った。こういうテーマには手厳しいであろう童貞やD.T.の集まっているはずの試写会場ですら、事あるごとに笑い声が巻き起こっていたという事実が、その品質を保証できると言えるのではなかろうか。
ただ、この1~2年ほど延々と非モテ論を読んだり書いたりしてきた人間としては、アッサリしすぎて物足りない感じもあった。「アメリカ版の最強伝説黒沢だ」と評している人もいるようだけれども、それは黒沢のキモが何なのかという点について大きな見落としをした発言だと、僕は思う。その辺りの思いについては以下に、ネタバレも若干交えつつ書いてみたいと思う。
映画40歳の童貞男の日本公開記念試写会イベント「<ruby><rb>童貞・ザ・ナイト</rb><rp>(</rp><rt>DT THE NIGHT</rt><rp>)</rp></ruby>」に行ってきた。
参加資格は男限定、且つ、童貞であるかもしくは童貞マインドの持ち主。自慢の童貞エピソードを添えて応募せよとのことだったので、ウザい自分語りを長々と書いて送信してみた……というのがここまでの話。
実は抽選に外れまして、しょうがないなあ一般公開まで待つしかないかなあと思ってたんですが、当選した人がなんか書いてないかなあ(もし見つければそこに後日レポがアップされるんじゃなかろうか)と思ってYahoo!のブログ検索で検索してみたら、なんとペアチケットだけどもう一人のアテがないので誰か来ないか?と手を挙げておられるブログを発見。玉砕覚悟で特攻してみたら、OK出ちゃいまして。リンク先のブログ主様のご同伴でイベントに潜り込めることになりました。こんな怪しい奴の申し出を快諾してくださって、本当にありがとうございます。
ていうか童貞限定を謳っておきながらペアチケットって、ニーズ的にどうなの?と思った。
それはさておき。
会場の外で全国童貞連合の会員募集をしてたりとか。
来場者にはチラシと入場証の他、ミニサイズのティッシュ(底には「Don't use it too much!(訳:カキ過ぎ注意)」と書いてある)やチェリーの飴(童貞なだけに)といったプレゼントがあった。
映画試写会の前にみうらじゅんと山田五郎のトークショーがある、ということだったんだけど、その前にもう一人特別ゲストが。
昨年知ったハリウッド映画「40歳童貞男」が9月に日本でも公開されるんですってね。
こりゃあ見なきゃいかんな!
童貞もしくは童貞マインドを持った男のみ参加可能なトークショー+試写会というのが行われるらしい。童貞エピソードを添えて応募しろとあったので奮って応募してみたよ。エピソードらしいエピソードがないのでほぼ自分語りになったけど。
「で、お前って童貞?」「今まで何人ぐらいと付き合ったんだ?」というありがちな質問に対してどう答えるべきか? という問題。
僕にしてみたら、こんな事怖くて怖くて訊けないよ……今時、僕より年下で大勢とやりまくった挙げ句にできちゃった結婚だとかそんなのも珍しくないだろうに、石を投げれば僕より圧倒的に経験豊富な人間にボコボコ当たりまくるだろうに、訊けば逆に自分の方が優越感ゲームの敗者になることがほぼ確定事項であるというのに、どうして今目の前にいる相手が「そうでない例外、自分よりも下位の存在」と断定できるだろう。いや、できない。(反語)
だから、こういうこと訊けるのはいつでも心理的に優位に立てる人間だけなんじゃないかという気がする。こういうこと訊いてもキレないだろう、とか、こいつの経験人数は俺より絶対下だ、とか、そういう「慢心」がなければ発せないんじゃあないか? こういうこと訊かれる時点で人としてナメられてんじゃないの? と思う。
ネタとしてはいささか旧聞。
確かにそう考えてしまうところがないこともないなあ。
「ルックスが良い人には彼氏がいるに違いない、ルックスがそこそこの人ならフリーなんじゃないか」と考えるというのは、逆に言えば、自分が相手をルックスでしか評価してない(ルックスが評価の第一軸である)ことの表れでもあるんだよね。「性格良い人には彼氏がいるに違いない、性格がそこそこ悪い人ならフリーなんじゃないか」と考えたことがあるのか? と問われたら、まあ、NOだなあ。ああ、我ながら底の浅い人間だ……
ついでで別の童貞話も読んだ。
日本の童貞(著:渋谷知美)(Amazon.co.jp)。童貞非モテ界隈の聖典(今ここで勝手に認定)ということで、今更読んでみた。
東大大学院の修士論文として書かれた物を読み物としてリライトしたものだという本書は、膨大な資料をもとに、戦前と戦後での日本社会の中での「童貞」の位置づけの変遷を検証している。
結論の部分だけいえばこの手の話題の中で散々繰り返されてきたこと……というかこの本を読んだ人達が結論部分を語ってるんだろうけど、その結論に至るまでに細々と例を挙げて解説・分析してるところが見所だ。いやあ、見える世界が変わるね、これは。
知ったかぶって一席ぶつ前に読んでおくべきだった。無邪気に「童貞ってキモいよね」とか「童貞はキモくないよ」とか思ってる程度のレベルでこの話題に触れることがどれほど愚かしいか、痛感させられる。
それにつけても改めて思うのは、統計的なものは本当に悪用されがちなのだなあということ。似非科学とかもそうだ。「もっともらしいデータらしき体裁のもの」を見せられると、なぜ人はこうも容易く信用してしまうのか。
この本の中で挙げているデータは1990年代中頃までの話のようなので、最新の動向がどうなっているのかまとまった情報があればぜひ見てみたいものだ。僕はメンズノンノとかその辺の若者らしい若者が読む雑誌というものを全然読んだことがないから。
以前、童貞の苦悩と題して、なんで童貞であることで苦しむのかについて自己分析を行ったのだけれども……苦しみというよりも、恐怖に感じるようになってきた。
いや、童貞であること自体が恐怖なんじゃなくて。知らないまま、知りたいと願い続けたまま、満たされることがないまま、一人前と認められることがないまま、劣等感から解放されることのないまま、死んでしまう、そのことが恐ろしい。死にたくないと思わせる、現世への強い未練、というかなんというか。
人間いつかは死ぬものだけれど、その時が今すぐ来ないとは限らない。こうしてただ座って息をしてるだけでも、何パーセントかの確率で人は死ぬのだと聞いた。地震のせいか火事のせいかそれとも強盗のせいか理由は知らんけど。家の中で引き籠もってたって絶対安全というわけじゃない。「いつかそのうち脱出できるだろ」が、ただ運の悪さで、果たせないまま終わってしまうこともある。
ひたすら悔やみながら死ぬというのは嫌だねえ……
エロゲーやらラブコメやらでよく、主人公の男が、ヒロインが「プレゼントは、わ・た・し♥」とか半裸で言うてる姿を妄想するが、逆のパターンってあるのだろうか。すなわち、男が「プレゼントは、ぼ・く♥」とか「俺の童貞、君にあげる」とか言うという。
……キモッ