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萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

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ボーイズ・オン・ザ・ランは誰の物語か - Sep 30, 2006

こちらの書評を見て、昨日4巻を読んで感じたものについて説明が付くような気がした。

リンク先の人は、本作において描かれる出来事がどれもこれも「主人公・田西の知りうる範囲」に限定されていることを指摘している。「心の声」を使ってヒロインの心理を読者に示すといったことを、おそらく意図して避けている。ヒロインの内面を描かないというのはよくある話だけれども、本作ではそれが徹底されていて、周囲の人の思っていることも全然描かれていない、と述べている。

でも4巻では、青木・内木の二人と会ったときのシークエンスで捨てキャラのオタクの内面が描かれている。もし作品の内容を「田西の見ている世界」に限定しているのだとしたら、これはその枠からの逸脱である。これはどういう事か。

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頭の回転にトルクが無い - Sep 28, 2006

頭の回転の速さについて時々考える。

僕は人と自分とを比較して、自分は頭の回転がとても遅いなあ、と思うことが多い。自分の周囲の人達が特別頭の回転が速いのかもしれないけれども、周囲の人達の平均は世間一般の平均とほぼ同じと仮定するなら、多分、僕の方が遅いというところに落ち着くのだと思う。

しかしその割には、鬱とか非モテとかのネタになると急に文章量が増える。しかもそんなエントリを短期間のうちに大量投下したりする。明らかにその瞬間だけ頭の回転がスピードアップしていると思う。自分で言うのもナンだけど。

思うに、頭の回転には速度だけでなくトルクという概念もありそうな気がしてきた。

本当に頭のトルクのある人は、普段でも好きな事でも嫌な事でも、負荷が重い時でも軽い時でも、コンスタントに回転の速さを発揮できるのではないだろうか。

逆に、僕はトルクが無さ過ぎて、負荷が全く無い(自分の内面の事についてだけ考える)時にはものっそい速度でびゅんびゅん空回りするけど、ちょっとでも負荷がかかると(プログラミングとか、仕事とか)途端に回転速度が落ちて、下手したらびくとも動かなくなる。下り坂では普通に走れるのに上り坂になるとギヤをローに入れてても後ろにずり落ちていくばかり、そんな感じ。

こんな頭で生きていこうと思ったら、登り坂でハチロクで敵を負かす藤原とうふ店の跡取り息子のような超人的運転テクニックが必要になるような気がする……そんなのムリムリムリムリかたつむりです。

(※9/30:馬力とトルクを勘違いしていたのを訂正しました)

「大人」って何なんだろう、と考えてみた - Sep 24, 2006

「大人」になりたい、「大人」って何なんだろう、そんなことを話していた。

僕自身が自分のことを「子供」だと思っているから、僕の出す答えも間違っているのかも知れないけれども、僕はこう思う。

するべき事を、するべき時に、すればどうなるのか分かった上で、したいと思って、「する」と決めて、できる人。

そういう人が「大人」だと思っている。

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感情の話のハズなのにいつの間にか理屈で裏付けようとすること - Sep 24, 2006

作家の平野啓一郎氏が、別の作家に処女作を盗作と疑われ、いつの間にかその話だけが一人歩きして、事実確認もなしにWikipediaに「盗作疑惑」として記載されたまま放置されていた、ということについて、「盗作は無かった」という反論の根拠となるソースを自分自身が示していなかったことへの反省なども含めた文章を公開されていて、それに対してとある人が必死になってるところがキモイ、こういう奴とは絶対つきあいたくないと発言されたことについて、ついコメントしてしまったのだけれども、はてダのプロフィール欄とか見たら 基本的には、「すきかきらいか」というような、頭の悪い話をすることにしました。 と書いてあって、なんだネタにマジレスしちまったよ、と少し後悔した。

しかし感情一直線で行くなら、この人も下手に理屈づけた解説文をグダグダ書かず、短く簡潔に「このリンク先がキモイ。生理的に受け付けない。」とだけ書いてりゃ良かったんじゃないのかなあ、とも思った。

そうしなかった理由とは、いったい何なのだろう。どうして、無駄に多弁になってしまうのだろう。――それは、僕自身が普段取っている行動についても言える事だ。僕自身、自分のしょうもない負の感情にあれこれ理屈を付けてダラダラと語っている。

僕自身について言えば、多分、「その場の一時的な感情だけで動く軽薄な人」と思われたくないのだろうと思う。感情は移ろう、しかし理は(少なくとも我々が観測可能な世界の中では)普遍であり不変だ。移ろわぬ物に根拠を置いている、一貫した人間なのである、ということを、僕は暗に言いたいのだろうと思う。事実がどうであるかはさておいて。

それとは別の話として。ネタにマジレスと書いたけれども、本文では理詰めで鋭く痛いところを突いていて、しかしツッコまれた時には「やだなあこれはネタなんですよ」と言い逃れて、という風刺的論者のスタイルも世の中にはあるので、一様に「下らぬネタ」扱いしてしまうのも、失礼な話かなとも思った。

勝者が次の敗者になる法則 - Sep 22, 2006

この道は破滅に至る道@web2.0といつかきた道

任天堂のファミコン・スーパーファミコンにおける大勝利、それに代わってのプレステの台頭と凋落といったゲームハードの隆盛や、ゼロックスの生み出したGUIがMac OSを経てWindowsで受け入れられMicrosoftが大帝国を築き上げたといったいくつかのエピソードを引き合いに出して、「市場において勝者はなぜ入れ替わるのか」を分かりやすく解説している。非常に興味深い。

なぜMicrosoftがこれだけの長期に渡って巨大なWindows帝国を維持し続けて来れたのかというのも、これで説明がつくんだろうなあ。こんなに丁寧に書いてあったらさすがの僕でも分かる。

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日経LinuxのOOo連載の補足 - Sep 21, 2006

日経Linux 2006年10月号の「オフィス・ソフトの新定番 OpenOffice.orgに乗り換えよう」ではImpress(プレゼンツール)の使い方を紹介してるんですが、最後の方の寸劇がスペースの都合で大幅カットされててイラストと本文の意味が分からなくなってしまってますね。ここは実は「じゃあこのあと二人きりで発表練習を……」と先輩が言いかけていかがわしい妄想をしてデレデレ顔になる、という部分があって、それでああいうイラストになっている次第です。という補足なのでした。

……ひょっとして日経チェック(何それ)ではねられましたか?

物を食べる - Sep 20, 2006

親が飯食ってる姿を見ると切なくなる

物を食べるという行為は切ないものだと思う。物を食べることに限らず、生きるためにしなくてはならないこと、したくなくてもしなくてはならないことというのは、切ない。本人がそれで満足していると、なお切ない。

自信 - Sep 17, 2006

もっと自信持てよ、堂々としろよ、と言う人がいる。

自分でも、そうしたいと思うところがある。もっと自信を持ちたい。自己顕示欲を満たしたい。素直にそう思う。

でも、怖くてできない。タガが外れて、羽目を外して、抑えが効かなくなって、これ以上ないほど傲慢な人間になってしまうことが目に見えていて。それで袋叩きに遭うのが恐ろしくて。

僕は本質的に、物凄く嫌らしい人間だと思っている。調子に乗りやすい、軽薄な人間であることを承知している。一度調子に乗ったら取り返しがつかなくなる、そう思う。今の僕を見て「実は傲慢な奴だ」と指摘できる人は、僕のそういう本質を見抜いている人なのだと思う。彼らが洞察力に優れた賢い人なのか、逆に、僕に「自信を持て」とアドバイスする人に見る目が無いのか、そこまでは僕には分からないけれども。

「自信過剰」と「自信なさ過ぎ」の間のちょうど良い地点が分からない。程々に自信があり、程々に謙虚、という「最適のバランス」が分からない。

ネットって、甘えんぼさんには実に都合の良いツールだよなあ - Sep 16, 2006

IRCで悩み相談を持ちかけることが多い。その機会が増えるにつれて、これは自分を甘やかすツールに他ならないと思うようになってきた。こんなに自分を甘やかしていては人間が駄目になってしまう、という恐怖を感じた。

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公務員 - Sep 14, 2006

「みんなの税金で養われてんだから私生活ももっと謙虚になりやがれ」という言い方ができる人の精神構造が理解できません。金の出所が税金だったら、そんなに特別なんでしょうか。税金だろうとサービスへの対価であろうと、私生活に差は無いと思うんですが。私企業に勤める人間は私生活で風俗通いしてもよくて公務員は私生活でも風俗NGとかそういう風に本気で考えてる人がいたとしたら、頭おかしいんじゃないの?って思います。

って、前にもこんな事書いた気がするな。

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