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マンガ業界の暗部 - Jan 04, 2006

漫画というレッドオーシャン

漫画家志望のとある友人は、現在、プロの作家さんの元でアシスタントをしながらプロデビュー目指して修行中だという。

とある後輩は、某誌の新人賞で入選したとかで、今もおそらくプロを目指して日々を送っていることと思う。

そんな彼らがこんな地獄のような業界に飛び込んでいくのかと思うと、恐ろしさのあまり引き留めたくなる。

尤も、僕も人の事を心配する暇などありはしないのだけれども。

出がらし - Jan 03, 2006

冬コミ前後から正月までの間にモヤモヤ考えてたことを出し尽くしてしばし呆然としてみる。

で、思ったこと。

頭ん中で考えてる間は「俺って今すんげえイイ事言ってね?!」と舞い上がってても、実際に出力すると「あれ……僕の言葉ってこんなにショボかった?」となるものだなあ。

実際に作品を作らず「頭の中では超大作の構想を練ってるんだぜ」とか言ってる人って、大抵アテにならないよね。

実名に紐付けられた発言の記録 - Jan 03, 2006

こういうこと、前にも書いた気がするなあ。

実名もしくはその人格を特定するIDとして機能する名前のもとに行動することは、それだけでリスクになる。何か馬鹿な事をすれば、過去に築き上げてきた信頼の全てを失うことになる。後からいいことをしても、過去の失言・失敗を蒸し返され、信頼を築くチャンスを奪われる。名前と発言とを結び付けて生きることは、自分の弱味を晒すということである。

匿名で行動することは、それらのリスクから逃れるもっとも手軽な手段だ。ID名付きで何もしないで、匿名でだけ行動すると、信頼が築かれID名に紐付けられることはなくなってしまうが、その代わり失う物もなくなる。失う物がないのは、守る物がないのは、ある意味最強だ。

最強の武器を自らかなぐり捨てて、ID名のもとに良い発言も悪い発言も継続して行い続けている人は、勇気ある人として尊敬に値するのではないかと、僕は思う。

まあ、そのあたりの事が分かっていない、あるいは分かったふりをしているだけの、ただの馬鹿なのかもしれないけど。僕みたいな。

冬コミに - Dec 29, 2005

行ってきます。

ユニークな人生とアイデンティティ - Dec 28, 2005

もし多くのアメリカ人が本当に「ユニークさ」を重視していてやたら自信たっぷりなのであるとすれば、ユニークさを重視することと自信たっぷりであることの間には関係があるのではないかと思うようになってきた。というか、自分自身がそう思うようになりつつある。

ユニークというのは、ここでは「面白い」とかそういう意味合いではなくて、「一意な」という意味ね。

これは思いつきで書いているだけだけれども、いつでも何でもユニークであることを指向する、ユニークな生き方をすることを心がけると、その生き方の足跡自体が強固なアイデンティティになり、無根拠な自信すなわち自尊心が育つのではないだろうか。

ユニークであることを指向しないということは、誰かの後追いだとか、同じ生き方を踏襲するとか、そういうことになる。他の人と同じようなルートを通るということは、そのルートの通り方の巧みさを比較することができる。順位を付けることができてしまう。「今の自分の順位が上位であること」を自分自身の拠り所にしたとしても、その順位から転落する可能性は常につきまとう。下位に転落した瞬間にアイデンティティを喪失してしまうことになる。また、常に他人と比べられ、追い越され追い抜かれる恐怖に怯え続けることになる。

ユニークな生き方というものを考えると、その恐怖から解放される。なぜならユニークな足取りというものは、誰もマネできない(しない)から誰とも比べられない。誰にも「勝てる」ことがない代わりに、「追い抜かれる」心配もない。

それ故に、ユニークな人生経験を持つ人は、無根拠な自信に満ちあふれるようになるのではないだろうか? または、自分に自信がない人は、安全で無難な選択をしがちだと思うけれども、そこで敢えて冒険的な選択をすることで、コンプレックスから解放され、自信を身に着けられるようになるのではないだろうか?

あるいは。今の自分の人生が十分にユニークであるということに気づく、もしくは、ユニークな人生であると考えるようになれば、自信を持てるようになるのではないだろうか?

僕が最近、何かとネタ人生を突き進もうとしたり、チャンスと見れば特攻したりしているのは、そのせいなのかもしれない。

アニメ・漫画オタクと服飾オタクの邂逅 - Dec 27, 2005

ここまでのまとめ。

  1. 電車男スタイリング・バイブルAmazon.co.jp)出版。
  2. 上記書籍についてKammy+氏が辛辣なレビューを書かれた
  3. コメント欄に著者の方降臨
  4. プチ炎上。僕も便乗。
  5. 「ファッションは金かけなくてもできるって言うなら、ユニクロとか無印とかだけでコーディネートして見やがれ!」みたいな発言が登場
  6. 著者の方が「いいっすよ、大阪まで来てくれればコーディネートするさ!」的にコメント
  7. 「Piroが大阪在住だろ」と誰かが個人情報漏洩。
  8. でもまあせっかくだから「名前が出てますけど僕はやってもいいっすよ?」とメールで特攻してみた。
  9. あれよあれよと話が進んで

んで、今日、その著者の方とお会いしてきましたよ。「変身」決行の前の打ち合わせということで。

色々興味深い話が聞けたと思う。特に口止めされてなかったから暴露しちゃいますよ?(鬼)

  • ファッション業界は頭の良い人が少ないらしい。4大卒でファッション業界に飛び込む人はそうそういないし、ファッション関係の専門学校に行く人はそもそも大学を狙えなかった人という説。裾野を広げることで、理知的な人がファッション業界にもっと来てくれるようにしたい……とかなんとか。
  • 男の有名なデザイナーやファッション関係者は8割方あっち系というウワサ(例:おすぎ&ピーコ)。対人関係のノリが女子チックらしい。女性脳がファッション業界では重要で、ガチガチに理屈っぽい男男した人は活躍しづらいのではないかという仮説。
  • アキバ系オタクにとって「キモイ」は人格全てを否定する言葉であるが故に、タブーに近い言葉。それと同様に、ファッション業界では「ダサイ」が人格全てを否定する言葉で、タブーとなっている現実。そのため彼らはむしろダサいという言葉を口にすることに非常に抵抗があり、それを避ける傾向にあるのだとか。
  • ファッション業界の女性はファッション業界の男性があんまり好きではないとかなんとか。そういえばアニメ・漫画系オタクもそういうとこあるような気がするのだがどうか。
  • 部下のHさんはモナー似だそうです。
  • ファッション業界だからってイケメンばかりとは限らない、というよりもそういう人間はむしろ少ない。アメリカ村とかに行っても、ほんとに素材がイケメンなのは少数。逆に言えば、それを補ってあまりあるほどの視覚的影響をファッションは与えるということか。
  • 前田建設ファンタジー事業部の話が一時期社内で話題になり大ウケだったとか何とか。
  • 「電車男」については、素直に感動し、ヤラセと疑ったことはないらしい。JRに電話して裏を取った等の検証情報にまでは興味がいかない。逆に言うと、そういうところにこだわるのはアキバ系オタクだけなのではないかという仮説。
  • 「大阪まで来ればコーディネートしたる!」発言に対してわざわざメールでちゃんと連絡を取ってきたのは僕だけらしい。なんだかなー。
  • 「買った服を着てそのまま店を出ろ」は冗談ではなくマジ。なぜなら、何軒も店をハシゴして服を選ぶのに、前の店で買った服をいちいち袋から取り出して合わせて様子を見て、なんてやってたら効率が悪くてしょうがないから。
  • アキバに行ってみて思ったのは、のけぞるような凄いのはそうそういなかったけど、みんな黒一色だなーということ。だそうだ。ちなみに僕の服装も上着の下は真っ黒でした。色彩センスがないと無彩色に流れてしまうのだ、という話をどっかで見かけた。でもまあ旧姓小林被告みたいに白一色でないだけマシだよねとかなんとか。

僕は僕でまた思いつきで色々ベラベラと。

  • 僕が脱ヲタを考えたのは、女性にモテたいからというよりも、人類全体に好かれたかったからというよりも、馬鹿にされないようになりたかったから。もっと正確に言えば、引け目を感じずにいられるようになりたかったから。馬鹿にしてた人はいないのかもしれないけれども、自意識過剰で被害妄想な僕には、他人の視線が常に痛く感じられた。
  • アキバ系ヲタにとって、服を買いに行ける難易度は、「ジャスコやイズミヤなどの紳士服売り場の真ん中あたりの、中高年のおとーさん向けな売り場(親が買ってきてくれていた服に近く、抵抗がない)」→「ユニクロ(売り場がオシャレオシャレしてないし、棚が高くて視界が悪いから店員の視線が気にならない)」→「ジャスコやイズミヤなどのカジュアル服売り場(店員がオシャレで怖いし、視界がいいからいつも見張られてる気がする)」→それ以上 という順になっていると僕は思う。これがファッション業界の人的にはカルチャーショックらしい。
  • 電車男の影響で、一般人が冷やかしのために秋葉原に流入してくることは増えているようだが、その逆(アキバ系がおしゃれな町に繰り出すこと)はほとんどない。一般人はアキバ系の領域に土足で踏み込めるが、アキバ系は一般人の領域には近寄れない。アキバ系オタクは自分の世界から踏み出すこと・他人の世界に踏み入ることに強い抵抗がある。この状況故に、アキバ系オタクは一般人に自分達の価値観が一方的に蹂躙されていると感じているのではないか。
  • アキバ系オタクは現実社会でのコンプレックスがあり、また、マンガなどに多く見られる「勧善懲悪」「主人公が勝つ」「正義が勝つ、あるいは勝って正義になる」パターンの影響から、自らが高邁な精神を持っているのだと考えることで精神バランスを取り、そのため保守的・父権主義的になるのではないか。それ故に、男は女を守るべきとかの騎士道精神的な美学を抱くのではないか。「電車男が勇気ある行動に出た」のにはそういう背景があるのではないか。 という説。
  • でも勇気と実行力は残念ながら伴わない、というのが大抵のアキバ系オタクなんじゃないかな。
  • ネットを通じて趣味を同じくする人とつながりやすくなったが、それが却ってアキバ系オタと一般人との断絶を深めているのではないか。従来であれば「地域」や「年齢層(学年)」「クラス」といった人格以外の要素にもとづいて強制的に他の価値観を持つ人との交流を行わされていたところが、ネットなどによって同じ価値観を持つアキバ系オタク同士のつながりが強化されたため、他の価値観を持つ人との交流の機会が減ってしまったのではないか。という仮説。
  • かつては選択的に「アニメが好きだから」「漫画が好きだから」という理由で積極的に極めていったオタクが主流だったのに対して、現在では裾野が広がり、「他について行ける物がないから」のような消極的な理由でズルズルと転げ落ちていくオタクが主流になっているという説を以前目にした。そういう「薄いオタク」の層が最も「脱オタ」を指向するのではないか。

異なる世界の人と話すと、今までハッキリとは見えていなかったことや、確信を持てなかったことに、確信めいたものを持てるようになってきたりする。

  • オタクには、デザイナーや絵描きなど、その世界の中心近くにいる「創出する」オタクと、服を買い集めたりグッズを買い集めたりなどの、その世界の辺縁にいる「消費する」オタクの、2種類がいる(両方を兼ねている人もいるし、片方だけの性質しか持たない人もいる)。他の価値観を持つ物を執拗に攻撃するのは「創出するオタク」よりも「消費するオタク」に多いのではないかと、僕も先方も考えている。僕も先方も「創出するオタク」の立場であったからこそ、お互いさして悪感情を持たずにいられたのではないか。という説。
  • 僕は臆病なくせに性根は目立ちたがり屋のようだ。(というか、ただ自己愛が強いだけなんじゃないの?)
  • 本気でちゃんとした脱オタ本を作ろうとするなら、脱オタしたがっている当人を連れてくるべきだし、彼の言葉で語らせるべきだ。
  • でも、脱オタしたがってて、写真に撮られても良いと割り切ってしまえるような、アキバ系オタクはどれほどいるのだろうか? ファッション業界にいる人が声をかけても、本当に来て欲しい・来るべき人にはその声は届かないだろう。
  • 「買った服を着てそのまま店を出ろ」の話なんかに顕著だけど、アキバ系オタクだって理屈で納得できればそれほど反感は抱かないはず。理屈っぽいアキバ系オタクに合わせるのならアプローチも理屈っぽくする必要があるだろう。

まあ会って話して思ったのは、氏のあのノリは悪意と言うよりは、ヲタに対する無知故のただの無神経(←暴言)。例えるなら「パワフルなかーちゃん」的な印象を受けました(←失礼)。

見方を変えれば、ヲタがあまりに神経質すぎるとも言えるかもしれない。

上に書いた「タブー」に無意識のうちに触れてしまいかねないのが、価値観の異なる人同士のコミュニケーションの難しさですね。しかしそこに拘泥してても建設的な話にはならんでしょう、と、僕は思います。

決行の日へ続く。

にわかファン - Dec 25, 2005

  • アイデア対決ロボットコンテストは全国大会クラスのものしか見ません。それ以外の時は見てませんし情報も集めてません。
  • ガンダムはちゃんと見たのは初代(映画)と0083と逆シャアとF91とクロボン(マンガ)とエンドレスワルツだけで、それ以外は設定と結末しか知りません。主に立体物にしか興味がありません。
  • ガンプラは最近はもっぱらパチ組か簡単フィニッシュまでです。プロポーションまでいじる改造はもうめんどくさくてやってませんし、やったと言っても小改造程度です。エアブラシなんて使ったこと無いです。
  • 美少女フィギュアもANA制服のやつとふぉくす子とまゆらとわたおに関係とリカヴィネ2体とりぷたんと砂姫さんと浅井版綾波&アスカとかの小物くらいしかありません。1/8とか1/6とか持ってないです。
  • ガンバ Fly High!を読んで器械体操に少し興味を持ちましたが、オリンピックの時に気が向けばたまに見る程度です。それ以外の時は見向きもしてません。
  • ブリザードアクセルを読んでフィギュアスケートに少し興味を持ちましたが、まおたんハァハァというレベルすらもチェックしていません。
  • MAMMA MIA!を見てABBAのGOLDを買いましたが、それ以外の曲までチェックしようとは思いません。
  • FirefoxはXULの層をいじれるくらいで、XPCOMコンポーネントの世界になるとお手上げです。
  • PerlはCGIスクリプトいっこ書いて挫折しました。
  • 絵もきっちりパースとって描いたりしません。勘と慣れだけの惰性絵描きです。

広く浅くがモットーです。嘘です。極める集中力と持続力が無いだけです。

まあ、こんなにわかファンが多数発生するせいで一時的にでもそれ関係の需要が伸びて結果的にはその分野の金の流れや人の流れが潤うんだったら、大目に見てくれると嬉しいです……

ツンデレに関する気付き - Dec 24, 2005

昨日友人の言で初めて気づいたこと。

ベジータはツンデレ。

「お、俺は別にお前を助けたい訳じゃないぞっ! お前を倒すのは俺だっていうだけなんだからなっ!!(頬を染めながら)」

萌えますか?

約12400人は既に同じことを考えてる人がいた模様。

動いてる例のアレ - Dec 24, 2005

とりあえず水面下で進行中の変身の件は、年内に面談し、年明けには決行というスケジュールで調整が進んでいるところ。

今年の冬コミがヲタ臭ぷんぷんな僕の見納めかもしれませんよ!

……嘘ですごめんなさい。そんな簡単にニオイなんて抜けません……(ぉ

嫌悪と恐怖と軽蔑 - Dec 24, 2005

Kammy+氏の別のエントリに寄せられたコメントを見ていて気づいたが、嫌悪と恐怖を明確に区別したがる人がいるようだ。だが僕は、嫌悪と恐怖、嫌悪と軽蔑は、どれも同質の感情ではないかと思う。

「恐怖」とは、嫌悪の対象を己の力では退けることができない時、嫌悪の対象が己よりも格上である時に抱く感情だ。「軽蔑」とは、嫌悪の対象が己よりも格下である時に抱く感情だ。恐怖と軽蔑は、己と嫌悪の対象との力関係によって分かれるものでしかない。と、僕は考える。

ファッションについて無知な人間がファッションに関わろうとする時、ファッションについて無知な人間は、ファッションに詳しい人間に比べ、少なくとも知識・経験面においては絶対的な弱者だ。ファッションに力を注ぐことを嫌悪する人間がファッションに挑戦しようとするときに、この力関係を意識して感じる不快感は、恐怖と呼んで差し支えないのではなかろうか。

そして、これを恐怖と認めようとしない行動は、防衛機制の「代償」に該当するのではないだろうか。

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