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「電車男」という単語自体がもう懐かしの物となっている今日この頃だけれども。
天馬唯氏は「『変わる』事を過剰に賛美する風潮が気にくわない、世間の価値観に迎合することを自ら選んだ『電車<ruby><rb>宦官</rb><rp>(</rp><rt class="読み">かんがん</rt><rp>)</rp></ruby>』連中は軽蔑の対象でしかない。自分の持って生まれた特性を引き立てて魅力にすることにこそ励むべきだ」、という風なことをよく書いておられる(た)。
確かに「電車男」と同じ道を歩むことにした人というのは、「世間の価値観に迎合」して魂を売り渡した人である、と、言うこともできる。しかし、それは特定の価値観だけに基づいて述べた一方的な見方であるように思う。
バス男を見た。
この映画、アメリカではそれなりにヒットしたらしいんだけど日本国内では上映無しのDVDリリースのみという扱いになっている。「バス男」という邦題は明らかに電車男のブームに便乗しようとして付けられただけの物で、内容は電車男と全然似ても似つかない。オタクというか非主流派の主人公が単に家からバスで学校に通ってるというだけのこと。原題「Napoleon Dynamite」で、これは主人公の名前でもある。
内容は、ナポレオン・ダイナマイトというあるオタク青年の日常をゆるゆるとおもしろおかしく描くというもの。とにかく駄目主人公やその駄目友人、駄目家族に駄目親戚の、ごく普通の日常が淡々と流れていく。ちょっとだけ盛り上がるところもないではないけど、基本的にカタルシスとかそういうのとは無縁。「40歳の童貞男」はギリギリ日本上映されたけどこっちは上映無しというのも頷ける。さざ波のような面白さなんだよね……
アメリカで行われたアニメ・エキスポで電車男(映画版)が上映されたらしい。
電車男の映画を見終わった後で高校生の一人が「こんなのやっぱり夢物語。ギークに恋人はできないんだ」とつぶやいた
というエピソードに全米が泣いた。
Kammy+氏のレビューに乗っかってあれこれ書いてたけど、きちんと目を通してからでないと批判する資格は無いと言われるのも何なので、税込み999円出して買ってきましたよ電車男スタイリング・バイブル(Amazon.co.jp)。
さて通読してみた感想はというと、概ね購入前の印象と同じだ。とはいえ、立ち読み段階で読んでいなかった部分については、想像していたよりも、対象読者である「現在オシャレでないが、オシャレになりたいと思っている人」に対して好意的なスタンスで書かれているようには思えた。少なくとも、悪く言おうとしてそう書いたわけではないのだろうということは何となく分かる。
ただ、この本のコンセプトを「電車男と呼ばれるような人も含めて、オシャレになりたい人に届けたい(A)。その人たちはこういう内容の本を求めているはずである(B)。」と2段階に分けて解釈すれば、Aから導かれたBの内容がAの実態に即していない、という感想については、通読する前後で変化はない。例えて言うなら、「熱意は分かるけれども、バットの振りどころが外れてるなあ、所々ではキャッチャーの頭をぶっ叩いてしまってたりもするなあ」といったところだろうか。
分かった。自分がしたいのにできないことを、自分に代わってしてくれる人を見た時に、僕は感動するんだ。
電車男もう一つの最終回スペシャルで僕はどこに感動したのか。最後の、阪神タイガース応援男がギター男の応援演説をするところに感動した。では、僕は何故それに感動したのだろうか。
最初に考えたのは、応援という行為そのものに感動したという仮説。3.3.7ビョーシ!!という、応援団員を主役に据えた漫画は好きだった(途中から読んでないけど……)し、Swing Girlsでも、一度は見捨てたメンバー達が帰ってくるところで感動した。逆シャアでは、アクシズ落としを阻止するために敵味方力を合わせるところで感動した。
だが、この仮説には穴がある。感動できない応援もあるからだ。例えばスラムダンクで赤木晴子は流川楓を応援しまくっていたが、僕はその姿を見て感動はしない(それどころかむしろイラつく)。だから、応援そのものが感動と結びつくのではないということが分かる。
今頃見た。
「電車男」山田の直前に掲示板を賑わせていた「ギター男」、その正体は実は名古屋在住の山田の友人、松永氏(劇団ひとり)だった! 出会い系で知り合った女に300万円騙し取られた彼を主役に据え、どういう経緯で松永と裕子が仲良くなったのか、どうして松永が裕子をフッたのか、阪神タイガースの男がしみじみ眺めてた写真は何だったのか(確か本編でも眺めてたよね?)、本編で使われなかった没カットと思われる映像をつなぎ合わせて語ったサイドストーリー。
ていうか電車の最終報告でエルメスたんの映像に松永氏の声で再現映像を流してたところで爆笑した。キモすぎる!!! 映像が切り替わる度にウケまくってしまったじゃないか!!!
阪神男が周囲の目も気にせず電光掲示板の前で叫ぶところで泣けてしまった。このことから、人の感動ポイントについて考えたので、後で改めて記す。
ジョージアのCMでサンボマスターが歌ってる、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」。サンボマスター公式サイトによると11月2日発売のマキシの2曲目に入るそうな。
買おうかな……
要所要所で原作の萌えポイントを的確に拾ってるな。手を握って「頑張って!」とか。こんな女いるわけねぇぇぇぇええええええ!!!! だが、だからこそ萌えるポイントなんだな。
桜井カズヤさんは結局最後まで道化か。初登場の頃のカコイイイメージはどこへやら……陣釜さんにもフラれたようだし、勝ち組に見えて何故だか負けまくりというのが、情けなくて良い。
「大人のチッス」でモザイクかけるのってどうよ。
一連の爆撃を終えて「やりきったぜ」みたいなスッキリした顔の電車男と、爆撃を受けすぎて瀕死のスレ住人達との対比が面白かった。映像化されて改めて面白さが増すところだなあこれは。
なんだ、最終回じゃなかったのか。騙された。
この電車男という物語のキモが原作ではどこにあったのかを、なかなかよく分かってる作りだと思った。スレ住人が主役と言ってもいいくらいなんだよね、本当は。それを、原作そのままで映像化するんじゃなくて、派手に演出することで、より強く際立たせている。ように思った。
陣釜さんがツンデレだったり及川君が急にいい人になってたりしてその辺が謎なんだけどまあよい。