たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
掲示板で、XUL/Migemo勝手改造版の辞書フォルダの置き場所について相対パスでの指定もできるようにならないか、という要望が出てたのでがんばってみたよ。
以下、解説。
Firefox 3 と Google Gearsで、Google Gearsが発表されたからといってFirefoxの同じ機能をなくすつもりはないという開発者陣の声が採り上げられているんだけれど。
それより僕が気になったのは、Google Readerをオフライン状態にする方法が分からなかったという話の方だ。
Google Developer Day 2007でのデモンストレーションでは、Google Readerの画面内にあるボタン?をクリックして「オフラインにしますよ」ということを通知した段階で、Google Readerによって記事の情報の先読みが行われ、オンライン復帰時にもう一度そのボタン?をクリックすると既読の情報が送信される、という感じだった。これを見た時には「ほほー」と感心するだけだったんだけど、リンク先の記事で実際に使おうとして使い方が分からなかったという話を見て、切り替え方がサービスやWebサイトごとに異なるっていう問題があることに今頃気がついた。制作者に対するAPIももちろん重要だけど、ユーザに対する見せ方、対人API、マンマシンインターフェースのガイドライン、というものもこういう機能では必要なんだろう。
こういう点でも、FirefoxネイティブのオフラインブラウズAPIの実装にはまだまだ意義があるって事なのかもな、と思った。
背中で語れとか言われたので思いついた端から送ってみたよ。
発想が貧困でごめんなさい。
「都内で」というのが多いのは実現可能性を考えてのことであって、他の地域を無視してるワケじゃありませんことよ?
さすがに公式にサポートが終了したバージョン向けの解説本をいつまでも宣伝してるのはどうかと思ったので、Mozilla 24の宣伝にしてみた。
イベントの宣伝に使えるバナーとかあればいいのにねえ。
残り日数を表示する簡単なスクリプトを加えてみた。使いたい人はどーぞ。
<script type="text/javascript">
function getRestDays(aYear, aMonth, aDay)
{
var present = new Date();
var future = new Date(aYear, aMonth-1, aDay);
var rest = present.getTime() - future.getTime();
return -Math.floor(rest / (1000*60*60*24));
}
document.write('企画受付〆切まで<em>あと'+getRestDays(2007, 6, 30)+'日</em>、');
document.write('開催まで<em>あと'+getRestDays(2007, 9, 15)+'日</em>。');
</script>
なんとなーくずっともやもや感じてはいたんだけど、それをうまいこと言語化してくれてるなあと思った。基本的にMozillaのしてることって、地に足が着いてないっていうか。everyoneに向けて話そうとして、結局no oneに向けてしか喋れてないっていうか。あくまで理念先行っていうか。そんな気はずっとしている。
いや、正直なところを言えば実際には、ちゃんと地に足が着きまくってるんだけどね。ギークとナードにとっての「地」には。Firefoxを含むMozilla製品のコアユーザにとって、Mozillaが今のようなMozillaであるのは必然だし、そうでないと困る。僕自身、あの手この手で自分の思いどおりにいじれる情報収集プラットフォームであるFirefoxにドップリ依存していて、これがなくなるというのは、手錠をかけられ足枷をはめられ猿轡をかまされるようなものだ。
そんなニッチもニッチな層だけを相手にしてるだけでは満足できんからってんで、より広い層を相手にしたいんだろうけど、元が浮世離れしてるもんだから、「世間」との関わりが(それ自体、あるいは「世間」と関わりたいという意欲、「世間」と関わらないといけないという義務感なり恐怖感なりが)希薄だから、「自分と地域社会」や「自分と家族」といった中間の対人関係が思い浮かばなくて、それらをすっとばして「自分と世界」を直に結びつけてしまう発想になっちゃってるんじゃないだろうか。という気が僕にはする。
つまりMozillaはセカイ系だったんだよ!! な、なんだってー(AA略
SmartPrintという拡張機能を使うとFirefoxの印刷機能がいくらかマシになるとからないとか。
Open Source Magazineの記事だったっけ? Firefox 2とIE7の比較を僕が書いたのは。あの時は印刷機能は「ほぼ互角」とか書いちゃったけど、実は、よく調べないまま書いてたんだよね……
ていうかWebページを印刷して使うという習慣が僕には無かったから、どうしてもという必要に迫られて印刷する時程度の使い方では種々の問題点に全く気が付くことが無くて(言い替えると、印刷なんか全然しない人にとってはどうでもいい問題なんだけど)。最近になって仕事上の都合でWebページを何個も印刷することがあったんだけど、その段になって初めて、Fx 2の印刷機能がヘボヘボなことを強く実感させられた次第です。
あの記事を信用した人、ごめんなさい。僕が間違ってました。
募集開始と同時にあっという間に席が埋まってしまったというApollo mini Camp @ Tokyoに、潜り込んできた。
本家の開発者が来てApolloの概要と現状、将来について詳しく語っていた。Apolloの凄さは、実際に動いている所を見るとよく分かる。とても充実したセッションだったと思う。
講演の内容はWeb Designing2007年6月号の特集の内容と被っていた所も多かったけど、メモに残せた範囲で書いていこう。
講演の中の言葉で印象的だったのは、「Apolloを使うと、Webサービスだけでなく、ローカルアプリケーションとマッシュアップできる」という表現。発想の立脚点が、アプリケーション開発者の視点ではなく、Webデベロッパの視点である、という事を端的に示す名言だと思う。
プレゼンでは、Web上にある楽曲ファイルを再生するプレーヤー機能を持ったWebサービスFinetuneを例に挙げ、WebサービスとしてのFinetuneの欠点として
といった点を挙げた上で、Apollo上で動作するFinetune Desktop Playerを起動して、
といった例を示していた。これはApolloのコンセプトを特に分かりやすく示してくれる好例だ。
そういった例の数々やなんかを見るにつけ、似たコンセプト・似た機能のXULRunnerがWebにもローカルにもどっちつかずな印象(のように僕には見える)なのに比べて、Apolloはとても明快な印象を受けた。Apolloは明確に「Webデベロッパのもの」を意識している、ということを、メッセージとして発信している。ターゲットを見据えた上で、物を作ってきているし、物を見せてきている。
意味が分からなかったので訳そうとしてみたけど余計に意味が分からなくなった。誰か正しい訳を教えてください。
You can be my Firefox 僕のFirefoxになって ※ I was so afraid 僕はとても恐れていた to come out of the dark 暗闇から出て行くことを where the light from my LCD LCD(液晶ディスプレイ)からの光が Kept me safe and warm 僕を護って、暖めてくれていた、その場所から But a big screen movie でも映画の映像が made me creep into the light 僕を光の中にゆっくりと導いた And that is when I saw you それが僕と君との出会いだった and I felt alright そして僕はイイ感じになった ※※ My heart went Yahoo! 僕はYahoo!の事しか見えてなかった When I Stumbled Upon you 僕が君と偶然出会った時 I couldn't help to Google 僕はググらずにはいられなかった Your beautiful face 君の美しい顔 So please don't be Froogle だから、お願いだから金の亡者にならないで with your love for this nerd このオタクへの愛をもって You can be my Firefox 僕のFirefoxになってくれ and I will be your Thunderbird 僕は君のThunderbirdになるから I am blogging your name 僕は君の名をブロギる to the whole of the world 世界中に向けて I created a web site 僕はWebサイトを作った so that I can proclaim そして僕は宣言しよう that my love is not a virus 僕の愛がウィルスなんかじゃないことを or spyware to you 君へのスパイウェアでもないことを So please let down your firewall ファイアウォールを取り去ってくれ And be my CPU そして僕のCPUになってくれ All I want to be is your MP3 僕は君のMP3になってしまいたい that is close to your heart in your iPod 君のiPodの中で、君のハートの近くにいられるから And when I'm missing you そして君が恋しくなった時は I want to lay my head on your laptop 君に膝枕をしてほしい ※※くりかえし ※くりかえし ※※くりかえし ※※くりかえし
追記。一カ所、誤訳を修正した。
勉強会の二次会三次会でZINさんとかと話したこと。
Firefox(Mozilla Foundation/Corporation/Japan)って、広めたいの? それとも、広めたくないの? という根本的な問い。目的のために手段を選ばない、という割り切りを何故Mozillaは持とうとしないのか。Mozilla Manifestoのような綺麗事に何故いつまでも拘泥するのか。
思うに、きっと今Firefoxの開発力なりプロモーション力なりを支えている人達にとっての「報酬」は、「Mozillaがそういう綺麗事にいつまでもこだわり続けている」ということそのものなんじゃないだろうか。金のためならなんでもする、目的のためなら手段を選ばないことが美徳とされる資本主義の世の中だから、「それに対するNO」であるMozillaがこうして立派に存在し続けている、ということが、「金のためならなんでもする」価値観の社会からこぼれ落ちてしまう人にとっての、希望になっていたりするんじゃないだろうか。その希望を糧にして、MozillaやFirefoxの支持者は、少なくない時間と労力を投じているのではないだろうか。……という見方は極端すぎるだろうか?