たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
「実はゆうびんホームページで年賀状作成ソフトがタダで配られてる」という話を見て「え、マジで?」と思って確認したらほんとにあったよ年賀状デザインキット。しかも、動作環境が書かれてないなあと思ってヘルプを見たらAdobe AIRだし。つまりクロスプラットフォーム。AIRアプリ初体験がこれかよと。Linux使ってる人にはありがたいかも?(印刷できるかどうかが問題だけど)
民業圧迫? でも民営化したんだったらそれは違うか。なら、ダンピング? いわゆる年賀状作成ソフトのメーカーが集団訴訟でも起こしたら、そういうことになるのかな。
まあいずれにしても、「絵柄は自分で描いて、宛名は手書き」が信条の僕は、この手のツールは多分使わないんですけどね。
そういえばAza Raskinさんとも「GimpのUIはひどい!」で合意してしまいました。
確かに本気で言ってる人がいるとしたらそうだなあと思う。
ただ、人に「こういうことがしたいんだけど」とか言われた時には、ついGimpの方を勧めてしまうなあ。そういう人達に対してPhotoshopは明らかにオーバースペックなのに、Photoshopのように「なんでもできる」事を望んでいて、それでいて出費はしたくない、そんなケース。そういう人って多分、細かい使い勝手とか作業効率とか気にならないと思う。だから問題にならない。あくまで「機能」しか大事じゃないから。それでGimpの解説本を1冊買って渡す。あとはシラネ。みたいな。
個人的にGimpが使い物になるのは、全ての作業をGimp上で完結させる場合か、SAI等で編集中の画像の一部のレイヤだけを切り出して加工して結果をSAIにもう一度取り込む、という場合かなあ。自分としては補助的な使い方をする分には我慢できるけど、メインで使うのはストレスフルすぎて辛い。慣れの問題? いえいえ、フィーリングの問題です。
InkscapeとIllustratorでも同じ事が言えるかも。部分的にはInkscapeの方が高機能なんだけど、仕事で使うのはちょっと……というかなんというか。以前SAIの解説本にコラム書く時に、普段イラレでやってるようなことをInkscapeだけで再現してみたけど、半透明やドロップシャドウを使いまくってると、重くて重くてとても辛かった。という性能的な問題もあったけど、それ以上に、ツール類を出してるとボタン類がやたらでかくて、気持ちよく作業できなかった。これもまたフィーリングの問題。
ATOK 2009 for Windows 発表しました! - ATOKダイレクト 開発者ブログ
2008を買いそびれた(注文したと思ったら「辞書同梱版」ではなく「辞書だけ」だった……マヌケすぎ)ので2009は買うつもり。ATOKダイレクトでなんかおもしろい事できないかなー。
それはそうと
窓の杜大賞ノミネート! - ATOKダイレクト 開発者ブログ
ATOKダイレクトAPIの機能については、皆様からいただいたご要望を実現すべく検討を続けておりますが、先日Python対応のプロトタイプが動作しました。まだまだ動き始めたばかりですが、こちらもご期待いただければと思います。
ウホッ! 何事も言ってみるもんですね!(僕はPython書けませんが)
のっぴきならない事情があってUbuntu(8.04LTS)でたくさん文章を書かなきゃいけなくなったんだけど、SCIM+Anthyでの変換効率が悪すぎてお話にならないので、カッとなってATOK X3 for Linuxをその場でダウンロード購入した。AAA優待版(他のプラットフォームでATOKを使ってる人向けの割引)で4252円。
ていうか仕事で一応メイン環境としてずっとLinux使ってきてたのに、我ながらよく今までずっと我慢してたなあ。いかにロクに仕事をしていないかがバレバレ……じゃなくて、だいたいLinuxだけで仕事することは少なくて特に文章を書く必要があるときは無意識のうちにいつも横にあるWindowsマシン(当然ATOK入り)で作業をしてたから、いざそれが使えない状況になって初めてそのありがたみを実感したわけですよ。
ご丁寧にもUbuntu 8.04LTSでのインストール手順がFAQとして公開されてたので、この通りに操作してサクッとインストールできた。
何で今まで入れなかったんだろうってくらい快適だ……もうAnthyには戻れない。
ペイントツールSAIの解説本に4ページだけコラム書きましたので宣伝しておきます。5月30日発売。Amazonではタイトルがぶっ壊れてる(「SAIですぐできる!スーパーペ」)んですが、正式なタイトルを僕も聞いてないんでとりあえずこのままで(ぉぃ)。セブンアンドワイでは「SAIですぐデキる!スーパーペイントテク」とあるので、多分そういう名前。
内容としては、紙のマニュアルが無いSAIにとってのオフィシャル説明書的な立ち位置だそーです。台割を見た感じでは、ヘビーな使い方をしてる人のためのTips集というよりは、多分それ以前の、乗り換えたばかりとか2DCGを始めたばかりとかそういう人向けの、ツールの基本的な使い方の解説が多いんじゃないかと思います。
SAIコミュニティとあまり関わりがなくてしかも絵描き業でもない僕なんかが参加してるということで、内容に不安を持たれる人もいるかとは思いますが、僕以外の人は普通にちゃんとしたプロの絵描きの人達なのでその点は心配ないですハイ。
29日追記。画像は付いたのに書名が「SAIですぐできる!スーパーペ」のまま……これはもはや「スーパーペ」までで正式名と考えざるを得ませんね!(ぇー)
29日再追記。「SAIですぐできる!スーパーペイントテクニック」になってましたのでこれが正式名称ということでFA。
そういえばちょっと用事があってInkscapeを久しぶりにインストールして使ってみたら、ぼかし効果がサポートされててびびった。しかもレイヤツールとかのそれっぽいツールボックスも増えてるし、だいぶ実用的になってるように見える。Inkscape始まったな(今更)。
で、同じくぼかし効果が要のtext-shadowやbox-shadowはFirefoxでいつになったら使えるようになるんでしょーか。Firefox 4まで待てってことか……
Safari 3.1の開発者向けツールってすごいなあ。ネットワークタイムラインとか視覚に訴えかけるのが上手いね。変なパッチ当ててでもAcid3テストの点数を上げたりとか。
人間でもソフトウェアでも、見た目が9割。
NSISは調べてみると結構色んな事ができそうではあるんだけど、日本語で解説された資料ってのが全然見つからないし、機能の詳しい使い方の説明も不足してたりして、マジ困る。仕方ないからFirefoxのインストーラで実際に使われてる物のソースを見たりなんかして。
いや、ロジックを丸パクリしたかったんじゃなくて、もっとささやかな話で、MUI(Modern User Interface、インストーラのウィザード形式の画面を提供するライブラリ)でMUI_PAGE_CUSTOMFUNCTION_PREを使って特定のページを条件次第でスキップするにあたって、ヘルプには「そういうこともできる」としか書かれてなくて実際のやり方が載ってなかったから、それを調べたかったんですよ。
Railsの案件で、Rails自体の詳細な挙動が分からなくて困ってた時も結局須藤さんには「Railsのソースを読め」と言われてしまったし。ドキュメントが不足してて困るって話と、ソースが読めれば資料になるからオープンソース万歳!って話と、そんなだからドキュメントを敢えて作る気にならなくてドキュメント不足が余計に加速されちゃうんだよって話と、色々混ざっててスッキリしない。
ちなみに調査結果としては、MUI_PAGE_CUSTOMFUNCTION_PREで指定したコールバック関数でAbortすればそのページはスキップされるようになる、ということだった。
NSIS(Nullsoft Scriptable Install System)というものがあって、元々はWinampのインストーラを作るために使われてたらしいんだけど、これを使うとCとかVBとかDelphiとか分からなくても(簡単なものなら)Windows用のネイティブアプリケーションを作れる。まあ元々インストーラ作成用に作られたものだから、インストーラじゃないものを作るのは大変なんだけど。有名どころではPortable Firefoxの正体がNSISだったりする(大まかな処理の流れを紐解くと、USBメモリに置いたFirefoxの実行ファイル群とプロファイルをテンポラリフォルダにコピーして、起動オプション付きで起動することで強制的にそのプロファイルで起動し、Firefoxが終了したらプロファイルに行われた変更をUSBメモリに書き戻す、という感じ)。あとFirefoxのWindows版インストーラもNSIS製。
しかし厄介なことに制御構文がGoToっぽいものばっかりで、if/then/elseで複数行のブロックに分岐するといったことすらできないから、とかちょっと凝ったことをしようとすると、いつの時代のプログラムだよ!!と言いたくなるようなワケの分からん読みにくいスクリプトになってしまう。
Var MYVAR
StrCpy $MYVAR "ほげほげ"
; 第1引数が第2引数と等しければ第3引数で示された行へ、異なれば第4引数で示された行へ。
StrCmp "$MYVAR" "" "" NOT_BLANK
StrCpy $MYVAR "空ですよ"
GoTo EXIT
NOT_BLANK:
StrCpy $MYVAR "空じゃないですよ"
EXIT:
これはマジで死ねる。
……と思ってたんだけど、ヘルプをよくよく読むと、LogicLibという標準ライブラリを使えばもーちょっとマシな制御ができるようになるとあったので早速試してみた。
!include 'LogicLib.nsh'
...
StrCpy $MYVAR "ほげほげ"
${If} "$MYVAR" == ""
StrCpy $MYVAR "空ですよ"
${Else}
StrCpy $MYVAR "空じゃないですよ"
${EndIf}
うわ、これ超便利。NSISが一気に実用的になった!!! ちなみにswitch/caseとかwhile/for/do系のループとかもあります。
ということに感動して昨日はウッカリ深夜までNSIS漬けになってしまいました。
前にメモした気がしてたんだけどどうやらメモし忘れてたみたいなので……
WindowsでRapidSVNを使うときは、差分を表示するツールが付いてくるみたいなのでいいんだけど、UbuntuでRapidSVNをインストールすると、編集時のテキストエディタ、差分表示ツールのどっちも手動で設定しないといけない。テキストエディタはgeditでいいんだけど、差分表示ツールは普通にdiffを指定してもうまく動いてくれないので、GUIの物を入れて使わないといけない。
で、パッケージマネージャで「diff」をキーワードにして検索するとやたらたくさん引っかかるのでそれらしい物を片っ端から試してみたところ、どうも「xfdiff」が一番よさげな感じだった。日本語が化けないとかGUIがそれなりに綺麗とか、まあそんな理由からなんですが。