Jun 22, 2008

Linuxで快適な日本語入力環境を手に入れたい!

のっぴきならない事情があってUbuntu(8.04LTS)でたくさん文章を書かなきゃいけなくなったんだけど、SCIM+Anthyでの変換効率が悪すぎてお話にならないので、カッとなってATOK X3 for Linuxをその場でダウンロード購入した。AAA優待版(他のプラットフォームでATOKを使ってる人向けの割引)で4252円。

ていうか仕事で一応メイン環境としてずっとLinux使ってきてたのに、我ながらよく今までずっと我慢してたなあ。いかにロクに仕事をしていないかがバレバレ……じゃなくて、だいたいLinuxだけで仕事することは少なくて特に文章を書く必要があるときは無意識のうちにいつも横にあるWindowsマシン(当然ATOK入り)で作業をしてたから、いざそれが使えない状況になって初めてそのありがたみを実感したわけですよ。

ご丁寧にもUbuntu 8.04LTSでのインストール手順がFAQとして公開されてたので、この通りに操作してサクッとインストールできた。

  • ウィンドウ左下に張り付くツールチップみたいなインジケータはiiim-propertiesというユーティリティで設定したら消えた。システム→設定→入力方式 で起動できる。項目が表示されてない場合は bin/deb/IIIMF/iiimf-properties_trunk_r3104-js1_i386.deb をインストールする。
  • 自分は今までずっと「変換」キー(スペースの右隣)をIMEのON/OFFに割り当ててきていたけれど、これもiiimf-propertiesで普通に設定できた。というかiiimf-propertiesをインストールした後に起動したら「変換」キーが登録済みになってて、代わりに「半角/全角」キーが日本語入力のON/OFF用キーから外れてたんだけど、これはどういうことだろう。
  • 他の日本語入力システムに切り替えたい場合は、ターミナルを開いて sudo update-alternatives --config xinput-ja_JP で。scim-bridgeを選択すれば今までのSCIM+Anthyに戻せる。(参照した資料
  • どういう訳か、ATOK X3自体が自動的に起動してくれない。いざ日本語入力をしようと思ってON/OFF切り替えにあたりそうなキーを片っ端から押してみてもウンともスンとも言わなくて焦った。手動で /opt/atokx3/bin/atokx3start.sh を起動してやればATOKパレットが表示されて動き出すんだけど……(参照した資料
  • Windows版ATOK 2007と全く同じ機能が使えるというわけではないのですね……省入力候補が一つまでしか表示されなくてつらい。Windows版では2007から省入力候補をPrimeやケータイの予測変換みたいにずらっと一覧表示できて、これが無いのが非常に残念だ。
  • F10キーでの半角英数字変換が使えない場合がある(GNOME標準のショートカットで、メニューバーへのフォーカスに割り当てられているせい)ので困った。geditで文章書いてるから大変不便。→GNOME設定エディタで /desktop/gnome/interface/menubar_accel を何か適当な他のキーに変更すれば、この問題は回避できた。(参照した資料

何で今まで入れなかったんだろうってくらい快適だ……もうAnthyには戻れない。

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