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の動向はもえじら組ブログで。
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2019年の25周年LIVE A LIVE A LIVE新宿編に行くくらいにはLIVE A LIVEに思い入れのある自分だったので、2月10日のニンダイでPVが流れたときには、酒場のカットで「もしや……?」、高原日勝の部屋のカットで「うせやろ!!!」となり、タイトルが出た時にはガッツポーズが出てしまいました。(普段ニンダイをリアルタイム視聴する習慣はなかったんですが、兎田ぺこらの同時視聴枠が立ってたのでたまたま見ていて、この体験ができました。色々な巡り合わせに感謝。)
というわけで告知が出て速攻でコレクターズエディションを予約注文し、次いでSwitch本体も購入したのでした。
ただ、商品は手元に届いたものの、まだ本編はプレイできておらず、この先もしばらくは遊べそうになかったため、先に特典のストラクチャーアーツ ブリキ大王だけサッと作ってしまいました。
以下は製作の記録です。
「ガンヘッド」という映画がある。1989年にバブルマネー15億円を投じて日本で制作された、「史上初の実写巨大ロボット映画」だ。興業的には惨敗に終わってしまったそうだけど、ヒーロー然としていないデザインのメカ類、非常に渋い絵作り、主人公と主役メカの軽妙なやり取り、と他にはない唯一無二の魅力があり、30年以上経った今でも、一部の人々からカルト的な支持を得ている。
かくいう僕もその一人で、コロコロコミックだかコミックボンボンだかの宣伝記事に大興奮し、映画館にまでは見に行けなかったものの、子供の頃にビデオで繰り返し見ていた。2007年にDVDが出たときは速攻で買ったし、2013年に出たムック本「ガンヘッド パーフェクション」ももちろん買った。「フロントミッション」に惹かれたのも、本作の影響があったのだと思う。
主役メカのガンヘッドは、ガレージキットで立体化されたことはあったそうだけど、マスプロ向け商品にはなっていなかった。Wikipediaに誰かが書いたところによると、上映当時プラモデルが出る予定だったのが、興業不振により流れてしまったのだとか。それが、映画公開から20年以上経た2012年に、突如コトブキヤにから1/35スケールのプラモデルが一般向けでリリースされた。まったくどうかしてる(歓喜)。
そのとき弟がこれをプレゼントしてくれたのだけれど、思い入れが強すぎて、ずっと手を着けられないままになっていた。劇中の、十数年以上野ざらしで放置され、さらには機械油の河に突っ込んで油汚れでドロドロになった、ダークで汚いイメージが強く脳裏に残っているのに、それを再現できる気が全くしなかったから。
そんな状態のまま10年近く積みっぱなしだったのだけれど、最近になってセカンドVとフロントミッション ストラクチャーアーツで出戻りするきっかけになったnippper.comというサイトの紹介記事で、GSIクレオスから「Mr.ウェザリングカラー」という塗料の製品ラインナップが出ていたことを知った。
M's PLUSというプラモデル関係商品の通販サイト内の紹介によると、この塗料は従来の模型用塗料と比べると油絵の具に特性が近く、非常に扱いやすい性能なのだとか。さらに、nippper.comの別の記事によると、「プラモ用接着剤の蓋の裏に付いてる小さな筆」の単品販売版を取り付ければ、塗装用具一式の後片付けの手間もないという。これらのことが直接の後押しとなり、それならばと一念発起して、人生初のウェザリング塗装に挑戦し、思い出のガンヘッドにきちんと向き合おう、と腹を括った。
昨年のイベントのトークセッションで漫画の制作環境を紹介した時、こんな感じの環境ですという写真を出した。
ディスプレイ3つというと豪勢に聞こえるけど、左のサブはD-Sub 15pin接続の17インチ1280×1024(妻が独身時代から使っていた物を、不要になったとのことで譲ってもらった)、右のメインはDVI-I接続の17インチ1280×1024(16年前に買ったEIZOのFlexScan)で、どちらも年代物。ある物は駄目になるまで使う勿体ない精神で、ずっと使い続けてきてた。
昨年末にFRONT MISSION STRUCTURE ARTSの3体を塗るのに使ったガンダムマーカーエアブラシシステムがすごく良かったので、その話です。
そもそも、僕は昔からプラモの色塗りがクッソ下手で、ものすごく苦手意識がありました。ガンダムTR-1も塗装前で投げ出しちゃったし。自分で塗った物よりGFFやROBOT魂の方が全然見栄えがするし。プラモはもう、成形色そのままで色分けされてるMGくらいしか作らないだろう、くらいに思ってました。
でも、nippperでプラモを成形色そのままで組んだ記事をたくさん見ているうちに、「もしかして……塗らなくてもいいんじゃないか……?」と思えてきて、そんなタイミングでのFRONT MISSION STRUCTURE ARTSが発表されたため、「ヴァンツァーの立体! 知ってるデザインとちょっと違うし色分けもされてないけど、絶対欲しい!!」と思って、ポチってしまいました(という具合に唯一の立体物と思い込んでたけど、後でWANDER ARTSという完成品フィギュアのシリーズが既にあったことを知った)。まあ、成形色がサンドイエローだから、なんなら砂漠戦塗装と思うこともできるだろうし。
HGUCセカンドV、HMM Fire Foxを片付けた後、いよいよ今回の積みプラ消化の本命だったFRONT MISSION STRUCTURE ARTSの4体に取りかかるにあたって、様子を見るための練習として、思い入れがまったく無かったナムスカルから作り始めました。その際、Fire Foxの耳の内側を塗るのにファントムグレーを使えるかな?と思って買ったジオン軍6色セットに入っていたザクダークグリーンが、公式の作例のナムスカルの色に近い気がしたので、軽い気持ちでマーカー直塗りで全塗装してみることにしました。
しかし、これがめちゃめちゃ難しかった……細かい所にマーカーの先が届かないのはまだいいんだけど(そういう所は爪楊枝を筆代わりに使った)、モールド周辺や広い面で塗料がめちゃめちゃ弾かれてしまい、乾いた所に重ね塗りしても、一度目に塗った方の塗料が溶け出して弾かれて、重ねて塗ってるうちに浅いモールドが塗料で埋まってしまったりもして……という具合で、全然狙った通りに塗れませんでした。1つ前のエントリの写真ではわかりにくいですが、角度を変えてみれば
というありさまです(脚部側面が特に顕著)。塗り→乾燥待ち→重ね塗り→乾燥待ち→また重ね塗り と時間がかかった上でこれなので、いいとこなしでした。物が物なので、天然ウェザリングに見えなくもないのが救いでしょうか。ともかく、時間的にも仕上がり的にもマーカー直塗り全塗装はキツイと痛感しました。
とはいうものの、一個塗ってしまうと、残りも塗装しないとバランスが悪い気がしてきます。1個だけ色付きだと仲間はずれ感があるし、ゲーム中でも(少なくともSFCの初代では)各ヴァンツァーは色とりどりだったため、全機同色よりはカラフルな方が「らしく」感じます。
そんな感じで悩みつつ、外出のついでに量販店のプラモ関連売り場を見ていたら、ガンダムマーカーエアブラシシステムが目に留まりました。普通のエアブラシは、ハンドピースやエアコンプレッサーなど必要な機材を全部揃えると2万円以上には絶対になりますが(と思っていたんですが、最近は1万円を切る据え置き型コンプレッサーもあるんですね……時代は変わった……)、こちらはエアー缶1個同梱で3千円くらいとお手頃価格です。
この製品の存在は前から一応知ってはいましたが、ペン先に向かって横から空気を当てる構造ということで、「これって漫画の血しぶきなどの表現で使われていた「筆にインクをたっぷり含ませて、息を吹きかけてインクを飛ばす」技法(スパッタリングの一種?)みたいな物なのでは? ということは、まさに血しぶきみたいなボタボタの仕上がりになってしまうのでは? エアブラシといいつつ、実際は子供騙しのオモチャなのでは?」という不安がありました。
……が、そういう不安は杞憂だったようです。店頭でスマホで検索して、実際に使ってみた人のレビュー記事を見てみると、エアブラシとして全然実用に足る品質のようでした。
手持ちのガンダムマーカーと組み合わせて使えて、値段も安い。完成した物の置き場所がなくコンスタントに模型を作り続ける予定がない自分としては、とりあえず残りの3体を塗るための物として、有力な選択肢に思えます。ということで、早速買って帰ることにしました。
棒付きのクリップは各社が色々な商品名で出しているようです。元々こういう道具はあまり買い揃えるつもりはなかったのですが、HGUCセカンドVにトップコードをかける際に、ランナーを棒状に切ってマスキングテープでパーツを固定して……という作業を久々にやってみて面倒さに嫌気がさしたため、数百円の出費で時短になるならと思って買ってみました。(この棒を刺すための台も売られていますが、僕はたまたま家にちょうどいいサイズの発泡スチロールの箱があったため、そこに雑にブッ刺して使っています。)
実際に自分で使ってみて思い知らされたのは、何と言っても塗装面の段違いの綺麗さです。
フトモモ横の凹凸の多い面も、臑の横の平面も、足の甲の曲面も、最初からそういう色のパーツだったっけ?というくらいに滑らかな塗装面を得られています。肩の白ラインの右のちょっと色が違う部分は、マーカー直塗りでリタッチした跡です。これはちょっと目立つ感じになってしまいましたが、「あっ、やっちゃった」という部分を同じ色でサッとリタッチできるのもガンダムマーカーの便利な所です。
しかも、塗装後の乾燥時間が短い。溶剤がすぐ揮発して塗料が定着するので、マーカー直塗りの時のように下の色が溶け出てくるということもなく、重ね塗りができます。この画像の部分では、ガンダムグレーで全体を塗った上からマスキングして、各部のガンメタを重ね塗りしました。
これらはエアブラシの一般的な特性ですが、「ガンダムマーカー」ならではの利点もあります。
マーカー故の注意点もいくつかあります。
総じて、「細かい調色に関心が薄く、出来合いの色で満足できる」「後片付けなどのアガらない作業にあまり時間を使いたくない、多少お金はかかっても"塗装"というアガる作業の方に時間を使いたい、お金で時間を買うのをそれほど厭わない」タイプの人向けのツールのように感じました。自分にはまさにピッタリです。
ガンダムマーカーエアブラシシステムのハンドピースはシングルアクション(エアーの出方の調整だけはできて、塗料の出方の調整はできない)なので、細かい調整はできない欠点もありますが、指先での微調整は神経を使いそうなので、自分はとりあえずこれで満足しています。
ただ、個体差なのか僕の物はボタンの戻りが悪く、押し込んだボタンが戻らずそのままになってしまうことが多いです。今のところは、箸を使うときのような持ち方でつまんでボタンを上下させる感じで乗り切っています
あと、マーカーかどうかに関わらず、エアー缶を使う場合には宿命として「連続使用できない」「(塗る面積次第ですが)缶1本でプラモ1体を塗りきれない」という問題もあります。
使い続けると気化熱が奪われるため缶が冷たくなっていき、エアーの圧も下がってきます。そのまま無理矢理使い続けてみたところ、自分の場合はハンドピースまで結露してしまって、ハンドピースの先から水が吹き出てしまいました。それはさすがにやりすぎとしても、あまりに早くエアー圧が下がるため、全塗装をするには頻繁に休憩が必要になります。
また、そうして休み休み使っていても、先のエアブラシシステム一式に付属している190㎖缶では、プラモ1体分を全塗装するには容量が全然足りませんでした。自分の感触では、複数色の塗り分けをするのには1体につき3~4本くらい欲しくなる気がしました。より大容量の缶なら2本くらいあれば十分そうですが、プラモ1体につきエアーに2000円と思うと、さすがにお金かかりすぎです。
幸い、今は5000円前後で使える小型の充電式エアーコンプレッサーが色々と出回っています(どうやらネイルアートなどに使われる想定の製品のようです)。僕はガンダムマーカーエアブラシシステムで使える複数機種の紹介記事を参考に、スペック上のエアー圧が高めだったS-POWERという製品を選びました。
エアー缶が付いてくるセットのガンダムマーカーエアブラシシステムには、コンプレッサーと接続するための変換ジョイントが無いため、それも追加で買いました。ガンダムマーカー用のハンドピース単体で買うと、これと同じ変換ジョイントが付いてくるらしいので、最初からコンプレッサーで使うことが確定してるなら、そちらを買った方が良いようです。
所感は以下の通りです。
コンプレッサー本体はジュースの缶程度の大きさなので、僕は棒付きのクリップなどとまとめて1つの箱に収納しています。
ということで、ガンダムマーカーエアブラシシステムすごく良かったという話でした。積みプラはこの後まだガンヘッドとHGUC GP03があるのと、FRONT MISSION STRUCTURE ARTS Vol.2も出るらしいので、このエアブラシ(とコンプレッサー)にはまだまだ活躍してもらえそうです。
ある程度の出費を厭わない人向けと書きましたが、ファントムグレー1色のためにジオン軍6色セットを毎回買うというのはさすがに無しかな……というくらいのケチさの僕としては、ファントムグレーが空になった後をどうするかが悩み所です。
一応、コンプレッサーに付属のハンドピースは普通の塗料が普通に使えるので、ガンダムカラーのファントムグレーを自分で希釈して使えばいいんですが、前述したような「マーカーならではの手軽さ」を得られないのが気がかりです。
検索してみたところ、ガンダムマーカーの軸は、先端のパーツを反時計回りにひねると機構部分を取り外せるという情報が出てきて、実際やってみたら、そこから塗料を補充できそうな雰囲気でした。ということで、いよいよ空になったら駄目元で、ガンダムカラーを希釈した物をここに入れて使えるか試してみよう、と思っています。
今月は積みプラ消化月間にしようと決めて消化した3体目から6体目、FRONT MISSION STRUCTURE ARTS Vol.1です。13日にナムスカルから着手して、31日にドレーグまで組み上がったことで、年内に4体間に合いました。
自分はフロントミッションシリーズは初代のSFC版しかプレイしていないのですが、ヴァンツァーといえば、ドット絵や当時の攻略本に載っていたイラストでのずんぐりしたイメージイメージがずっとありました。でも、公式の作例や説明書のイラストはなんだかヒョロッとしてる印象で……
と思ってたんですが、膝を曲げて腰を落としたポーズを取らせてみたら、思ってた以上に当時のドット絵を彷彿とさせるカタマリ感が出るじゃないですか。
ということで、ここから先の写真は全部中腰でお送りいたします。
1体目、ゼニス。右手武器は初回生産限定のツィーゲです。
機体色はガンダムグレー、各部はガンメタをガンダムマーカーエアブラシシステムで塗りました。ガンメタ部の塗り分けは、上手くマスキングできる自信が無かったので、一部簡略化しています。上腕は公式の作例では機体色になっていますが、SFC版当時のデザインでは肩からフレームで前腕がぶら下がってるような見え方だったと思うので、フレームのつもりで、ポリキャップの色に近いファントムグレーにしました。
プラモではゴーグル型の目になってますが、SFC版当時の攻略本のイラストや横山宏氏の作例などでは「頭の横に黒い丸い目があって、赤いラインが真ん中に走っている」デザインだったように記憶しています。ということで、そんな感じに見えるように改造しました。(フェイスはゴーグル部分をカットして角度を変えて接着、目はランナータグから削り出した目を接着。赤いラインはHGUCセカンドVのシールの余りを細切りして貼り付けた。)
また、目と合わせて自分の中でゼニスのビジュアルアイデンティティだった要素として、肩のラインもありました。凹凸がめちゃめちゃあって大変でしたが、頑張ってマスキングして塗り分けてみました。ゲーム中では機体色に応じてラインの色が変わり、白ではなく黄色になる事が多かった気がしますが、ガンダムグレーで塗ってみたら結構濃いグレーになったので、まあ白でもいいかな、と。
ゲームの中では、クォータービューで斜め後ろから見ることが多かったですね。そうそう、こんな感じだった……
2体目、ギザ。
機体色は成形色そのままのサンドイエローで、各部をガンメタで部分塗装しました。シールドは、本来は腕のハードポイントに直接付けるようですが、1stでは肩に装備しているように描写されていたので、ユーティリティを使って肩からぶら下げてみました。
3体目、ドレーグ。
まったく馴染みがない上になんだかデザインの文法が僕の知ってるヴァンツァーと違う……と思ったんですが、フロントミッション3からの登場機体とのことで、初代プレステの性能で描画しやすいようなポリゴンポリゴンしたデザインになったということなんですかね?
この中で最後に作ったので、マスキングの要領が掴めてきていたため、こいつはなるべく公式の作例と同じように塗り分けてみてます。本体色は、公式の作例に近い色が見当たらなかったので、ガンダムメカグレーを使いました。
4体目、ナムスカル。
これもまったく馴染みがない機体ですが、調べてみたら初代のリメイク版での追加機体だったんですね。デザインの文法がドレーグほどはかけ離れていないのも納得です。
こいつだけ全身をマーカー直塗りで塗装したので、色がものすごくまだらな感じになってしまいました。
いずれも「成形色の所にガンダムマーカー墨入れ用流し込みタイプの茶色で墨入れ」→「ガンダムマーカー(直塗り/エアブラシ)で塗装」という順番で塗っていて、全塗装後の墨入れはしていませんが、塗料が回りきらなかった所にうっすらと墨入れの色が残って見える感じで、意外といい感じの効果を得られたのでは?と自分では思っています。
複数あるとゲーム画面の再現をやってみたくなるわけですが、
Duel Lv1
— Piro/Linuxコマンド操作解説マンガ連載中 (@piro_or) December 26, 2020
ーーーーーーーーー
[BODY]
ARM L
ARM R
LEGS
(NO DUEL)
二つできると戦闘画面ごっこがはかどりますね pic.twitter.com/x0gNEAltA8
SFC版のクォータービュー戦闘画面を再現するには、背景紙代わりのライオンボードのサイズがキツイです。なので代わりに、「実際ヴァンツァーのいる戦場ではこんな風に見ることになるのかな」というイメージで、
First
(Miss)
Duel
良い……
ご覧の通り4機ともそれぞれ違う感じに塗り分けましたが、これを実行できたのは、ひとえにガンダムマーカーエアブラシシステムのお陰でした。時々しかプラモを作らなくて、ガンダムマーカーの色の範囲で事足りる僕にとっては、ガンダムマーカーエアブラシシステム最高です。
ということで、この後にガンダムマーカーエアブラシシステム良かったよというだけの話を続けようと思っていたのですが、長くなったため別エントリに分けました。
FRONT MISSION STRUCTURE ARTSは、Vol.2としてテラーンとフロストを含む4体が出る予定みたいです。手持ちの色では、ガンダムマーカージオン軍カラー6色セットのザクライトグリーンがテラーンに、シャアレッドがフロストに合いそうかな、と思っています。リリースが待ち遠しいですね。
今月は積みプラ消化月間にしようと決めて消化した2体目、ゾイド HMM Fire Foxです。2013年に予約して、届いて作業を始めたものの、作業を中断したまま数年放置、今月11日に作業を再開して、13日頃には完成していました。
正直、この機体がどういう物かも全く分かっておらず、子供の頃にもゾイドを履修しないまま来たため、自分にとってはこれが初ゾイドです。
簡単フィニッシュどころか、墨入れと部分塗装だけのパチ組みです。ガンダムマーカーの黄色が手元にあったので、スラスターの内側を塗ってみています。
今月は積みプラ消化月間にしようと決めて消化した1体目、HGUC セカンドVです。6日に着手して15日に完成しました。
このポーズを……立体で手元に置いておきたいと思ってからもう26年。悲願が達成されて感慨深いです。
成形色仕上げ部分塗装(ガンダムマーカー墨入れ流し込み用で墨入れして、ダクトの中やハードポイントの溝の中や装甲の裏や全身の丸いモールドををガンダムマーカーのグレーで塗って、BLベタの部分を黒で塗りつぶして、ハードポイントの赤い丸を赤でちまちま塗って、最後につや消しトップコート。目やトサカなどのセンサー部分だけは付属のシールをカットして貼り付けた)。合わせ目も消してないしパーティングラインもそのままです。アンテナとミノフスキードライブ下側の先端保護用の突起だけは除去しました。
いわゆる簡単フィニッシュとはいうものの、元々のキットがものすごく凝った作りになってて、合わせ目は肘関節とビームライフルくらいにしか出ないので、それで全然見栄えします。素晴らしい。ただ、ミノフスキーシールドの裏面ほか目立つ位置に肉抜き穴があったので、そこはランナーのタグ部分を切り出して埋めてみました。
目立つとこだけ穴を埋めることにした。足の裏とウェポンプラットフォームは、まあ見えないからいいかなって…… pic.twitter.com/HUVQe1h35Z
— Piro/Linuxコマンド操作解説マンガ連載中 (@piro_or) December 9, 2020
足の裏は、肉抜き穴が入り組んでてプラ材で埋めるのが大変そうだったのと、どうせ見ないのとで、そのままです。
なお、1枚目の写真は絶対にこの目で見たいポーズではあったのですが、実際にポーズを取らせた物を別角度から見ると
なんかちょっとこう……「えっへん」みたいな感じがあってマヌケっぽく感じてしまったため、棚に飾るにあたってはもう少し脇を締めてもらってます。宙に浮かせるのには、推奨のフライングベースが手に入らなかったため、たまたま余っていたfigmaガイバーⅠ付属のスタンドを流用しました。
今のFirefox用アドオンの開発にかかる手間を省いて、インストールやアンインストールの際にFirefoxを再起動しなくても済むようにする、Firefox 4向けの新しいアドオンの仕組みであるところのJetpack。 最初はGreasemonkeyとuserChrome.jsの合いの子みたいな感じでスタートしてたみたいですが、いつの間にかRebootedになって、SDKを使って開発するという形の物に変わってしまっていました。Rebootedになってからの情報はGomitaさんが色々と記事を書いて下さっています。
Rebooted前に僕もちょっとだけJetpack用にテキストリンクやクリップボード監視を書き直してみたりしたんですが、Rebootedになってからは全くフォローできていませんでした。
で、この度改めてちょっと本腰入れてJetpack作ってみようと思ったんです。
はい、できました。
うん。どこから見てもJetpack。
SDKベースになっても作るのは簡単でした。Jetpack素晴らしいですね。
そういうわけでリアルJetpackです。制作期間は大体1.5週間くらいでしょうか。夏コミの時にふぉくす子コスで手伝ってもらったhknさんがはやぶさで有名な秋の『』さんに会場で偶然遭遇したそうで、背負い物イイナー!ということで面白そうだから冬までには作ってみようと思っていたのですが、去る10月10日に開催された痛Gふぇすた2010にふぉくす子の参加要請があったため、それに合わせて突貫作業で作ってみました。
芯にペットボトルを使い、先端部分とノズル周りと背負うためのベルトさえ作れば簡単にできるんじゃね? と思ってやってみたんですが、リアル工作なんてものすげー久しぶりだったので少々苦労しました。ちゃんとした設計図を作らないまま現物合わせで切ったり貼ったりしたのであちこち微妙に歪んでいますが、遠目に見たら分からないので気にしないことにします。
制作は先端部分から取りかかりました。芯にしたのはペプシコーラのペットボトルで、口をノズル側にした(今回はやらないけど、いつかチャンスがあったらペットボトルロケット的なギミックを仕込んだバージョンを作る事を想定して、そのようにしています)ので先端側にはペットボトルの尻が来たわけですが、5角形というか星形というかそういう変な形をした尻だったので、先端の断面の形に切った厚紙5枚を組み合わせてガムテープでぐるぐる巻にして大まかな形を作った後、普通の紙粘土で覆って表面を丸っこくしました。
乾燥させて紙ヤスリで表面をなめらかにして色を塗ればそれで十分かなーと思ってたんですが、この紙粘土が乾燥してもメチャメチャ脆くて、塗装中も段ボールに先っぽをぶつけただけでボロッと崩れるとか、掃除機で表面の削りカスを吸い取ろうとしたら芯への食いつきが悪いせいで端の方からベリッとはがれるとか、こいつのせいで手間がだいぶ増した気がします。とにかくこんなに脆いんじゃそのまま使うとヤバイと思ったので、塗装した後で透明ニスを何回も重ね塗りして補強しておきました。ニスを塗る工程は当初は想定してませんでしたが、小さい頃に紙粘土工作をした後に必ずニスを塗らされたのはこういう事だったのだなあと、今更になって当時やった事の意味をを思い知らされました。
あと、形を出した後で思い出しましたが、確かハンズにこういう形の発泡スチロールの塊が売られていた気がしますので、最初からそれを使えばよかったなあと後悔しました。紙粘土は表面だけに使ったといっても、大きさが大きさだったので結局ここだけで500グラム以上になってたみたいですし。軽く作る工夫は大事です。
胴体は元のデザインにあるスリットを開けておいたボール紙をペットボトルに巻き付けただけです。
ノズル部分は、戦闘機のベクタードスラストノズルみたいなデザインだと思い込んでいたためにその前提でプランを考えていたのですが、胴体のスリットを開口するために元のデザインを確認したら、全然違ってました。でも先すぼまりな形を継ぎ目無しに作るのはボール紙じゃキツいわと思ったので、元デザイン無視でやはりベクタードスラストっぽいデザインを意識した物にしてみました(配色もそれを意識してます)。 あと、先端を紙粘土にしたことによってすごいトップヘビーになってしまったので、バランスを取るために、外からは見えませんがペットボトルの口の周りに紙粘土を重りとして巻いてあります。これで結局、全体で1kg以上はある感じの重たい装備になってしまいました。
胴体のボール紙の継ぎ目とか先端と胴体の間の所とかをごまかすために細切りのボール紙を巻いて、隙間をホットボンドで埋め、形としては完成しました。
着色は、スプレーで先端とノズルに色を付けた後、先端とノズルをマスキングして胴体のシルバーをスプレーで塗るつもりだったのですが、前述した通り紙粘土部分がメチャメチャ脆くて、これじゃマスキングテープで確実に表面がボロボロはがれるわと思ったので、先に先端(とノズル)だけニスでコーティングすることにしました。2時間以上乾燥→重ね塗り、で2~3重に塗ったので、結構頑丈になったと思います。あと、塗装は缶スプレーだけでいいかなと思ってましたが、実際やってみると赤色は結構下地のアラが目立ってしまいましたので、先にサーフェイサーで灰色一色にしてから赤や茶色を塗りました。胴体は、銀色の隠蔽力の高さに期待して特にそういう事はせず、ボール紙に銀色のスプレーを吹いてニスを塗っただけです。ニスが乾いた後で、ノズルがテカテカ光ってるのは変かなーと思ったので、最後に胴体をマスキングしてノズルの部分だけつや消しクリアーを吹いてあります。
左右の胴体の連結やベルトの固定方法については、当初は何も考えていなかったのですが、いい材料はないかと思ってホームセンターの商品を眺めていたら簡単に曲げられそうな穴あきの金属の板があったので、それを曲げて形を作って左右の部品をネジ留めしてからタッピングビスで胴体に固定することにしました。
ベルトは100円ショップで買った物を適当に切って使ってます。しかし実際に背負ってみるとベルトが肩に食い込んで痛かったので、そのうちクッション材(カバンの肩紐にあるようなやつ)を付けたいとは思っています。
表面がガタガタであまり見れたものではありませんが、大きな写真をFlickrに置いてあります。ふぉくす子が背負っている様子の写真はもえじらブログの方にあります。
鴉の商品サンプルだって……!? 続報とか全然無かったからてっきり立ち消えになったのかとばかり思ってた……
見てたらやっぱり気になってしまったので、もうちょっとだけ部分的に塗ってみた。以下、塗装箇所のまとめ。
まず頭、後頭部のツノ部分。 ガンダムアイグリーンで裏面とフチ(厚みの部分)を塗った。外側にはシールが付いてきてたけど、ちぐはぐになりそうだったから貼ってない。
顔。 頬の部分はガンダムレッド。目の回りの陰はちゃんと黒で塗りつぶす。目自体はシールの黄緑色部分の余白を目のモールドの大きさぴったりに切り抜いた物を貼ってる。これはガンプラお手軽フィニッシュでも定番のやり方ですね。アゴ周辺はなんかキットのままだともっさい感じだったので、ガード部分のフチを薄く削ってスッキリさせた。この加工はマジオススメ。
膝と腰アーマーの発光部はアイグリーン。 肩の4つの穴もアイグリーン。
足のツメと前腕はガンダムシルバー(メッキシルバーじゃない方)。 前腕は先にアイグリーンでスミ入れしてからシルバーを塗るといい……っていうか逆は無理。参考までに、アイグリーンでスミ入れしただけの状態の写真も置いとく。
あ、背中の4つ穴は肩と違って黒のベタで。 足首アーマーの内側や首周りは黒で塗りつぶしておくといい。あと背中の三角のくぼみは設定画を見ると発光部みたいなのでここもアイグリーンで塗った(足首後ろのモールドも同様)。
スミ入れに使ったのはリアルタッチマーカーのリアルタッチグレー3だけ。上記箇所以外は全部成形色のままです。