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Latest topics 近況報告

たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

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資料が無い時はソース見るしかない - Feb 09, 2008

NSISは調べてみると結構色んな事ができそうではあるんだけど、日本語で解説された資料ってのが全然見つからないし、機能の詳しい使い方の説明も不足してたりして、マジ困る。仕方ないからFirefoxのインストーラで実際に使われてる物のソースを見たりなんかして。

いや、ロジックを丸パクリしたかったんじゃなくて、もっとささやかな話で、MUI(Modern User Interface、インストーラのウィザード形式の画面を提供するライブラリ)でMUI_PAGE_CUSTOMFUNCTION_PREを使って特定のページを条件次第でスキップするにあたって、ヘルプには「そういうこともできる」としか書かれてなくて実際のやり方が載ってなかったから、それを調べたかったんですよ。

Railsの案件で、Rails自体の詳細な挙動が分からなくて困ってた時も結局須藤さんには「Railsのソースを読め」と言われてしまったし。ドキュメントが不足してて困るって話と、ソースが読めれば資料になるからオープンソース万歳!って話と、そんなだからドキュメントを敢えて作る気にならなくてドキュメント不足が余計に加速されちゃうんだよって話と、色々混ざっててスッキリしない。

ちなみに調査結果としては、MUI_PAGE_CUSTOMFUNCTION_PREで指定したコールバック関数でAbortすればそのページはスキップされるようになる、ということだった。

迷惑をかけたくない? - Jan 23, 2008

やりたいこと云々の話シロクマさんが私信を書いてくださっているのでそれを見てのコメントです。コメント欄に書かなかったのは、自分の所の文としてまとめておきたかったから。

迷惑をかけることを忌避する云々についてですが、自分の場合の根本的な動機を一言で言えば、「責められたくない」ということに尽きると思います。別の言葉で言えば「責任を追及されたくない」、「叱られたくない」、「怒られたくない」、「不愉快な思いをしたくない」、そんなとこでしょうか。

自分に非難の矛先が向く事態を可能な限り避けたい。迷惑をかければ非難されるし、かといって何もしなければそれも非難されるから、非難されないような無難な所を漂っていたい。と言いつつも、特別扱いされてちやほやされたいという感情には囚われている。それが僕なのだと思っています。結果的には同じ行動になっていたとしても、動機はまったく異なる。

だから僕の場合、責められないとひとたび分かればトコトン甘えて迷惑をかけまくります(あるいは何もしません)。そういう所を見ても、僕が忌避しているのがあくまで「責められること」でしかなくて、決して「迷惑をかけないこと」などという高潔・完璧主義的な考え方には基づいていないことは、まぁ、明らかでしょう。

何でそんな風に考えたのか - Jan 22, 2008

北極だか南極だかから白毛の熊さんがやってきそうなので今のうちに自分で芽を刈っておく。

やりたいこととやってみたいことの違いの話を見てこういうことを脊髄反射的に書いたのは、冒頭に書いている自分の恋愛関係の悩みというか自分で自信を持てずにいて自己欺瞞で凌いできている部分について痛い所を突かれたからに他ならないと思う。仕事の事だのなんだのは後付に過ぎないと思う。つまり、僕は、自分自身が今の関係についてただの「やってみたい」の域を出ない程度の思いしか抱いていなかった可能性を自覚しており、その可能性が少なくないということも自覚しており、そうであるはずがないと信じたがっていて、あるいは、そうであったとしてもその先には望ましい未来があるはずだと信じたがっている、という事だと思う。自分のした選択が間違いではなかった「ということにしたい」がために一生懸命正当化しようとした悪あがきの結果が、こういうことなんだろう。

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やりたいことと、やってみたいことと、やれること、やり続けられること - Jan 22, 2008

ほぼ日刊イトイ新聞の、フリーランスの人4名「ザ・グレート・フリー」による対談記事の中で、「やりたいこと」と「やってみたいこと」の違いの話を見て考えさせられた。

深く深く考えてみると、「やりたい」と思っていることのうちの多く、例えば現実に今自分がやってないことなんかは、どれもこれも全部「やってみたい」の域を出ていないんじゃないかと思う。特に恋愛関係、異性関係のこと。「彼女が欲しい」「交際がしたい」「デートがしたい」「手を繋ぎたい」「キスしたい」「セックスしたい」「子供をつくりたい」「結婚したい」云々。僕は本当に「それをやりたい」のか? 「やってみたい」だけなのと違うか? 「やってみたい」という興味本位の動機で他人の人生にまで関わるようなことをするなんて、迷惑も甚だしいのと違うか? 対談で出てきているような話だって、出資金を誰かに借りるんだったらそれもやっぱり他人に関わることになる。人を雇うのなら、その人の人生設計に多少なりとも関わってくる。途中で投げ出せば、自分を「信じて」金を払ってくれた人に損害を与えることになる(会社が新入社員に払うお金のほとんどは働きへの対価ではなく教育費用だと言うくらいだし)。

でも、なんでも結局興味本位だっていうのはある意味当たり前のことなんじゃないの? とも思う。だって、リンク先の対談で言われてる「やりたいこと」というのは、もっと言えば「やり続けたいこと」ということでしょう。「やってみ」ないで「やり続けたい」かどうかなんて判断できっこない。やったこともないことについて「自分は一生をそれに捧げられる」なんて言える人を、僕は信用できない。僕は保守的な人間だから、その人が過去に何をやってきたかを通じてしかその人を信用することができない。

思い起こしてみれば、今自分が仕事にしているプログラミングだって、発端は「やってみたいこと」でしかなかった。パソコンも持ってなかった頃に学校の図書室でプログラミングの本を読んで「やってみたい」と思って、実際にやってみて、ある程度までのことはできるようになって、でも世の中にはもっとすごいことをしている人がたくさん沢山いて、僕にできることなんてたかが知れてると思い知った。それから何年かのブランクがあって、僕の中ではプログラミングはむしろ「できれば、やりたくないこと」になっていた気がする。けれども、やらざるを得ない状況になって、他にやってる人もいなかったからそのままやり続けて、今に至っている。

1000人スピーカプロジェクトの時の話で、「『上手くなってから見せるよ』と言ってる間は上達しないんじゃないの」みたいなことを書いた。それと同じで、「本当にやりたいことが見つかってから、それをするよ」なんて言ってたら何もできないんじゃないの? 何もやりたくならないんじゃないの? 何もし続けられないんじゃないの? という風に思う。

さて、自分の「やってみたかったこと」は、「やってみた」今、「やり続けたいこと」になっているんだろうか?

漫画の透明なカバー(シュリンクラップ) - Dec 23, 2007

コミックにシュリンクをしないとどうなるか?(その2) - 本やのほんね

うちの近所の本屋では、立ち読みした後に買ってちゃんと読みたくなりそうなタイプのマンガは見本のシュリンク無しが1冊置いてあって、一回読んだらぁとはどうでもいいやという感じのマンガは見本無し、という感じの運用をしてるような気がした。リンク先の「A」と「B」がそれぞれどういうマンガを好むのかということを考えると、これが一番合理的だと思う。

漫画絵の描き方(in English) - Dec 17, 2007

いわゆる「マンガ」の絵の描き方講座の英語サイトという物があることを知った。まぁ考えてみれば、英語圏で漫画絵を描く人が出てきてるってことはこういうサイトもあっておかしくないんだけど、なんというか、こっちも海の向こうもみんな変わらんもんだなぁ、と思った。僕も以前はこういうのを(もちろん日本語のサイトを)たくさん見たものです。

絵柄 - Dec 16, 2007

絵柄が古いだのなんだのって、本質ではないんだよね。……ということを、プロのマンガを見ていて改めて思った。

加野瀬氏にもえじら組の本を見てもらった時に「古臭い表現」と指摘された「均一なカケアミ」「肉感的ライン」とかは、今でも第一線で普通に使ってる人はいるわけで。「そういう古臭い表現だから僕の絵は駄目なのだ」ということではなく、「そういう表現が『古臭い』ということ以外の何の印象も残さない物にしかなっていないから僕の絵は駄目なのだ」ということなんだったんだと、今、急に気がついた。例え僕が流行の表現を色々取り入れたとしても、それはそれで「流行を追いかけてるだけで薄っぺらいよね」と言われておしまいになるんだろうと思う。

「古臭い絵柄だね」も「今の流行りの絵だね」も、どっちも言ってることの本質は同じだ。「時代の平均的な絵の範囲からちっとも逸脱してなくて、個性がなくて、君の絵じゃなきゃいけないんだと思わせるような魅力が全然無いよね。その絵は他の人の絵と交換しても全然問題ないよね。っていうかむしろ、より上手に同系統の絵を描ける人がいるのなら、その人と積極的に交換するべきだよね。」ということだ。技術者は1円の金も稼がないという話で言えば、「『君の絵』は、君の『絵を描く技能』は、全然『かけがえなく』ないよね。」ということだ。

そうそう。プロといえば、今プロとして絵を描いている人の中で、確固たる地位を築いている人は、みんな「かけがえのない」絵を描ける人達なんじゃないかなーと思う。「かけがえなくない」絵しか描けない人は、それを買う人・編集して売る人の指示に従って、作品的には「どーでもいい」物を安く買い叩かれ納品させられているんじゃないかなー、と。「ONE PIECE」ソックリの漫画とか「DEATH NOTE」ソックリの漫画とか、少年マガジンの一部作品なんかもそうなんじゃないかという気がする。「技術者は1円の金も稼がない」という話は「技術者」に限らず「クリエイター」と呼ばれるような人達全般に言える事なんじゃないだろうか。

閑話休題。だから、僕の絵が充分に個性的で魅力的であったなら、「古臭いね」という風なことはそもそも言われなかったのだろうと思う。取り立てて魅力のない絵を見せられて、個性と呼べる物を見出すことができなくて、苦慮した果てに、僕の絵を「古臭い」と言った人達はそうコメントせざるを得なかったのではないかと思う。

僕は小さい頃から空気を吸うように絵を描いてきていて、「自分は絵を描く人間なんだ。自分という人間のアイデンティティにおいて、絵を描くということは欠かせないんだ。これは僕の誇りなんだ。」とずっと思ってきていた。でもこうして色々な事を考えてみれば考えてみるほど、結局僕はどこまで行っても、他人にとっては、「絵を描くことがアイデンティティの人」なのではなく単なる「絵が描けるという技能を持っているだけのただの人」であって、僕が自分の事を「絵を描く人」と言えば言うほど、チェーン店のファミレスの厨房でマニュアル通りに商品を作るだけの人間が「俺、そのうち自分の店を持つつもりなんだぜ!」と言っているのと同じような滑稽さを演出するだけだったんだな……

死ぬまでにあと何日 - Dec 08, 2007

親孝行したくなるコピペの中にこんなものがあった。

ところでさ、一人暮らししてる人は年に何日実家に帰ってる?
俺は仕事が忙しくて夏休み3日正月休み3日の、計年間6日位なんだけどさ。

俺のカーチャン今50歳で、考えたくないけど
女性の平均寿命から考えてあと30数年とするわな。

単純計算すると、あと180日位しか会えないことになる。
冷静に考えてみたら、もう半年しかないんだぜ?

おまいらも数えてみ?
あと何日カーチャンと会える日があるか。

実際には、その「あと何日」はこっちの都合であるいは向こうの都合である日突然0になることもあるわけですがね……

ていうか親子もそうだけど、終わりが決まっていない遠距離やってる人もシャレにならない気がするよ。厚労相のデータでは僕と同世代の男性の平均寿命はだいたい73~4歳ってところだそうだから、僕の余命は50年ないことになる。今年会えた回数は4~5回だから、これで計算すると、ひょっとしたらあと200日程度しかどんなに頑張っても会える機会はないってことになる。まあ死の間際になってくると遠出とかもそうそう出来んだろうし、そもそも死ぬまでずっと関係が続いてるという保証もないから、それを割り引くと半年……いや、2~3ヶ月……いや、もっと短いか? 仮に「30歳になるまで」だったら、あと5年で、年平均4回なら会う日数は20日、つまりだいたい3週間。

……計算しない方がいいことも世の中にはたくさんあるんだなということがよく分かった

オタワ - Nov 27, 2007

最近カナダの首都の「オタワ」がどうしても「オワタ」と読めてしまって困る。

僕自身がいろんな意味でオワタすぎだからでしょうか。

逃避、合理化、その他色々 - Nov 26, 2007

パチンコは麻薬というサイトを見始めたら止まらなくなって全部読んでしまった。

自己嫌悪の話は当てはまるところが多くて読むのも辛かった。確かにナルシシズムの塊と言っていいような僕はしょっちゅう自己嫌悪しているなあ。自己嫌悪するのはそういう未成熟な人間だけだ、世の中の大半の人はそれほど自己嫌悪しない、と言われてもなかなか認めたくないものです。

あと、こういう話って別にパチンコに限らず何にでも言えることだとも思う。パチンコじゃなかったから「ああよかった」で済まさずに、自分の熱中しているものと自分自身とそれを取り巻く構図を見つめ直してみる必要があると思う。

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