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しおれた花 - Dec 16, 2006

近所の99円ショップでレジのそばで花束、と言うにはちょっと規模が小さいけどまあ、誰かに贈るとか部屋に飾るとかに使うような花が売られてたんだ。でもよく見るとなんだか茶色くなって微妙にしなびてて。ドライフラワーかと一瞬思ったんだけど、他の花は瑞々しい感じだし、どうやらこれは本当に単に枯れてしまってるようだった。

誰にも買ってもらえないうちにしおれてしまった花を見ていて、切なくなった。

彼(彼女?)も農家で愛情込めて育ててもらったろうに、店に並べられても誰も手に取ってくれなくて、そのうちしおれて枯れてしまって、店頭にいるのに商品価値が無くなってしまって、ただただ不良在庫として処分されてしまう、そんな彼(彼女?)の「人生」って一体何だったんだろう……と、思うと、いたたまれない。

でもだからといって感傷的になって彼(彼女?)を買い取ってやることもせず、僕はそれを見過ごして帰ってきた。運が悪かったね、でも虚しい人生送ってて報われたがってるのは君だけではない、君もだろうけど僕もそうだ、君を救ってやれる心の余裕が僕にはない。買って帰るのは簡単だ、でも君の最期を看取る時、僕はきっとそこに自分の末期を見て余計に苦しくなるだろう。君は報われるかもしれないが、僕は報われない。だから僕は自分の身を、自分の心を守るために、君を見殺しにするよ。

とかなんとかそんな事を考えてしまう僕って普通にキモイ。

やるきでない…… - Dec 14, 2006

プライベートがうまくいってないのはいつものことなので、それ自体はもはやどうということもない。ただ、プライベートがうまくいっていないことを「自覚させられる」と、ダメだ。晩ごはん作る気力も湧かない、仕事する気力も湧かない。

黒沢さん(最強伝説)が言ってたな。毎日辛いこと嫌なこと不安になることばかりで神経が麻痺してしまい、そうして普段は押し入れの中に放りこむようにして見て見ぬふりを決め込んでいたいろんな事を、たまに覗いて自覚してみると、その絶望の深さに驚愕する、という。慌てて押し入れを閉めて「み、見なかったことにしよう……」と思っても、そうそう簡単に「見なかったことに」できるものでもない。

気付かない方が幸せな事というのも、あるものですね……

昨今の再チャレンジ云々に関するわかりやすい解説(漫画付き) - Dec 11, 2006

あちこちで話題になってるようなんだけどどれもリンク先が404になってたりして見れなかったジャンプ系漫画コラの例の奴がエリートニートが学ぶというまとめサイトで一気に見れた。

まあ、なんつうか、残業? 有給? 何それ? 的なアバウトな状況だと、なんともピンとこないわけなんですが……

はてブ - Dec 11, 2006

「はてな」での振る舞いを考え中で本題とは離れた所にだけ反応するんだけど、はてなブックマークで批判や批評するという態度はやっぱり卑怯だよなーと、改めて思った。特定のブックマークコメントに反論したとしてそれをブックマした本人に知らせることができない、そのコメントに反論が寄せられたことを他の者が見ることができない、しかしながらコメントした者同士では他のコメントを簡単に見ることができる。結果として、ブックマークコメントで罵る方は罵り返されるリスク・理詰めで反論され却って赤っ恥をかくというブザマな様子を晒すリスク無しに、安全な所からいくらでも他の仲間と一緒になって相手を罵ることができる。何より、「あくまで自分のためのブックマークコメントですよ」というエクスキューズもあるしね。

いや、まあ、コメント欄とかトラックバックだとかのシステムが無かった時には、全然それで当り前だったんだけどさ。

なんつうか、あれね。便利な物に慣れちゃうと、贅沢な悩みが出てくるのね。

ともかく僕は、そうしてよいとなればどこまでも際限なく堕落していくタイプの人間だと思っているから、ブックマークコメントを付けるということを始めたら絶対にそういう卑怯な連中の仲間入りを果たしてしまうだろうから、これからも、はてブは自分がコメントしたエントリを淡々と記録していくためにプライベートモードで使うだけにとどめたい。と、思ったわけです。

にわか - Dec 11, 2006

使えない営業やにわか知識の制作者が良い案を駄目にするを見ていて、ぐさりぐさりと刺さりまくる。「にわか知識の製作者」の方に。

DTPのおかげでにわかデザイナーが多くて・・・・。
作品や実績は一応良さそうなモノ持ってくるが、家庭の趣味の延長レベルでプロみたい顔は止めて欲しいと思った。
今回逢ったヤツやその話から、アドビ製品やフォントを自分で買ったことのナイ自称デザイナーがあまりにも多いことに驚きました。
最近のチラシやリーフのダメデザインが増えた理由がここにもあると正直感じました。

イラレやフォトショップが使えるだけで自分はデザイナーだと勘違いしてるやつとか
パソコン持ってるだけで、知識ないやつとか・・・
デザインの勉強してこいよな。

特に気になるのは「志のないデザイナーが多すぎる」こと。
どんなに下手なデザイナーでも、どんどんうまくなるもんじゃないですか?
いいお手本はどこにでもあるんだから、勉強はできると思うし。
不思議なのは、出来ないデザイナーほど出来ない自覚がないことです。
自分がデザインできないうちって、すごくつらくないですか。
私は修行中、毎日吐きそうなくらい落ち込んでました。
デザイナーとオペレーターの違いは大きいと思ってたけど、
いま私が仕事してる人達はオペレーションも満足に出来ない。
かっこいいデザインしろとは言わないから、ちゃんと作ってほしい。

たしかに、上辺だけのデザイナーが多すぎだな。
最近のデザイナーは知識が無さ過ぎるね。写真や印刷・加工とかを勉強しなさいよ。
発想の輪が広がるよ。
PCばかりにたよらないで・・・己で考えろつうの

ごめんなさいデザイナーなんて呼ばれる器じゃないよイラレオペレータだよということくらいは自認してるつもりなんですがだからといって修行して上手くなろうという気骨すら無いヘタレです。しかもそれで給料貰ってます。

いやそのなんつうか、オプソ業界ってギークとかそんなんばっかでこういうことできる人がほんとにぜんぜんいないみたいで、僕ごときでもやたらありがたがられてしまうんですよね……ほんとだったら先輩デザイナーに「馬鹿野郎お前なんでここでこうするんだよここはこうするべきだろ」と叱られてヘコんでるみたいなポジションがお似合いで、間違っても「すごい!さすがPiroだ!」とかおだてられて持ち上げられるような器ではないのに。

こないだ飲み会の時に「叱ってくれる人が欲しい」と言ったけど、それはべつに生活態度についてどうこうじゃあなくて、仕事の上で師になってくれる人が欲しいわけですよ。

アドビオペレータ未満の僕ですらデザイナー扱いされるオプソ業界、日曜コーダ未満の知識しかない僕ですら拡張機能の神扱いされるFirefox界隈……あぁ、結局、前任者がいなくて僕ごときのレベルでもちやほやされてしまう、ということに慣れすぎて、それが意心地よすぎて、抜け出せなくなってしまってるんだよな、自分自身。

ほんとダメな人間ですね僕は。

日経Linuxライター忘年会 - Dec 06, 2006

日経Linuxに寄稿している人達の忘年会というのが先日ありまして、僕も参加させていただきました。といっても他の方々はカーネルをハックするだとかPS3でLinuxを動かすだとかそういう方向の人が多く、Linuxはインストールも設定も一人じゃ全然できなくてアプリケーションも大してわかんなくてプログラミングもガーベジコレクションの無い言語なんて使えない、てな畑違いの僕は肩身の狭い思いをしながら出てきた料理だけはしっかり食べて帰ってきたという感じです。

聞いた所によるとOpenOffice.orgの連載は案外好評なんだとか……にわかには信じ難い話ではあるのですが。毎回ほとんどゼロから調べてうんうんうなりながらひねり出してて、その内容も他の記事の方向性と明らかに異なって初心者っぽさ炸裂で、あの場に同席させていただけたのもなんだかとっても申し訳ない気持ちでいっぱいだったので。

まあ日経Linux誌の方向性がどうであるかはともかくとして、オープンソースマガジンもなくなっちゃうし、雑誌という媒体がなくなるのはとても残念な事だなあ、という話はした気がします。現状、スクリーンメディアは長文を読むには解像度が低すぎる(最低でも今の倍くらいの画素数は欲しい……)し、いつでもどこでもトイレの中に籠るときでも読めるのも、読む前から全体の分量を把握しやすいのも、雑誌という媒体の大きな利点だし。拡張機能の開発のようにある程度の長さが必要な内容のものは特に、紙の上で読めるようになっていた方がいいけれども、そういうものほど記事にしても売れないというのは、悲しいことですね。

そういう僕自身もここ数年は自分で雑誌買うということが全然無い訳ですが。MozillaとかFirefoxとかのように興味の方向が明確に定まっていて、その対象についての最新情報をWebで得られるという状況にあると、どうしても、こうなってしまう気がします。興味の方向が定まっていなかった中学生や高校生の頃には、月アスとかにも大変お世話になっていたので、逆に言えば、そういう層をサポートしつつそういう層自体の拡大を推進していくのは、技術系雑誌の生き残り戦略の一つかもな、と思いました。

自分以外みんなバカ - Nov 29, 2006

確かそんな感じのタイトルの新書があったと思うんだけど、僕はまだ読んでない。買って読むかどうかちょっと悩むところだ……

銀河鉄道999にも、「自分以外みんなバカ」だかなんだかいう理論で賞を取ったとかいう人物が出てきてたなあ。その星の大統領で、側近も市民もみんなバカだから追放だ!とかなんとか言ってる狂人。

昨日書いた話の内容とだいぶかぶるんだけど、自分の気付いていることに相手が気付いていないという事、自分が知ってる「常識」を相手が知らないという事、に対して腹を立てたときに「しょうがない、周りの人間みんな俺よりバカなんだから」と考えるのは、危険な状態に足を踏み入れつつある兆候かも知れない、と思った。

専門家を名乗る人が専門知識を持ってないというのは駄目なことだと思うし、そういう人に巡り会ったときに「こいつバカか」と思ってしまうのも致し方ないことだと思う。

でもそれが常態化して「ああもうなんで世の中こうバカばっかりなんだ、俺以外みんなバカじゃねえか」という風にまで考えるようになってしまうと、どうだろう。相手のことをバカと感じる、という思考のパターンが発生する事態が頻繁に起こりすぎて、パブロフの犬みたいに、人を見たら即バカと感じてしまう、という風になってしまうとしたら、どうだろう。

感情の手綱をいつも意識して握っていることができればいいんですけどねぇ。難しい。

相手のレベルまで自分のレベルを落として指摘すること、あるいは、相手の身になって考えてみること - Nov 28, 2006

Webサイトの管理担当者がSSL 2.0の危険性を理解していないうんぬんの話を見てて思ったこと。多分前にも似たような事書いてると思うけど。

この人に限らず技術系の人って、他人が賢くあることを期待しすぎてると思う。特にセキュリティ関係の人のその手の言動が目に付く。セキュリティ上の危険性について啓蒙することの正しさを信じてやまないからなのだろうけど。かつても自分自身、W3C信者としてあちこち突撃かましてたしね。

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左翼は本質的にダサくて醜く、右翼は本質的に美しくてカッコイイ、という仮説。 - Nov 28, 2006

美しさを追求するという事は、醜さを排除するということであり、差別するということだ。差別を認めないということは、醜さを容認するということであり、美しさの追求を放棄するということだ。

ということは、差別を容認・推奨する右翼は美しくて格好良くなり、差別を否定する左翼はダサくて醜くなるのではないだろうか。美しくて格好良いものは右翼的であり、ダサくて醜い物は左翼的なのではないだろうか。

――という暴論を思いついてみた。

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Webブラウズの価値 - Nov 27, 2006

マウスジェスチャやなんかの「覚えないと使えない機能」を、僕があんまり使う気になれないのは、「自分の脳の容量を消費してそれらの機能の使い方を記憶しておく」だけの価値をWebブラウズという行為に対して見出していないからなのかもしれない。

その代わり僕は、タブの表示を変えるだとかの「目に見える機能」は比較的よく使う。「HDDの領域と画面上の表示領域を消費してそれらの機能を付け加えておきたくなる」程度には、Webブラウズという行為に価値を感じているようだ。

ターゲットとしている層のユーザが、どの程度Webブラウズという行為に価値を見出しているのか、という観点、「よりPCを使いこなせている」とかの習熟度によってではなく、PCの利用目的とその重要度によって、ユーザを区別するという観点からも、ブラウザのUIの作り方を考えることはできるのだろう。その観点から見ると、Firefox(の初期状態のUI)は比較的「Webブラウズにあまり重きを置いていない人」向けの、Operaは「Webブラウズを重要と考えている人」向けの作りになっていると見ることができるかもしれない。ということを、ふと思った。

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