Dec 06, 2006

日経Linuxライター忘年会

日経Linuxに寄稿している人達の忘年会というのが先日ありまして、僕も参加させていただきました。といっても他の方々はカーネルをハックするだとかPS3でLinuxを動かすだとかそういう方向の人が多く、Linuxはインストールも設定も一人じゃ全然できなくてアプリケーションも大してわかんなくてプログラミングもガーベジコレクションの無い言語なんて使えない、てな畑違いの僕は肩身の狭い思いをしながら出てきた料理だけはしっかり食べて帰ってきたという感じです。

聞いた所によるとOpenOffice.orgの連載は案外好評なんだとか……にわかには信じ難い話ではあるのですが。毎回ほとんどゼロから調べてうんうんうなりながらひねり出してて、その内容も他の記事の方向性と明らかに異なって初心者っぽさ炸裂で、あの場に同席させていただけたのもなんだかとっても申し訳ない気持ちでいっぱいだったので。

まあ日経Linux誌の方向性がどうであるかはともかくとして、オープンソースマガジンもなくなっちゃうし、雑誌という媒体がなくなるのはとても残念な事だなあ、という話はした気がします。現状、スクリーンメディアは長文を読むには解像度が低すぎる(最低でも今の倍くらいの画素数は欲しい……)し、いつでもどこでもトイレの中に籠るときでも読めるのも、読む前から全体の分量を把握しやすいのも、雑誌という媒体の大きな利点だし。拡張機能の開発のようにある程度の長さが必要な内容のものは特に、紙の上で読めるようになっていた方がいいけれども、そういうものほど記事にしても売れないというのは、悲しいことですね。

そういう僕自身もここ数年は自分で雑誌買うということが全然無い訳ですが。MozillaとかFirefoxとかのように興味の方向が明確に定まっていて、その対象についての最新情報をWebで得られるという状況にあると、どうしても、こうなってしまう気がします。興味の方向が定まっていなかった中学生や高校生の頃には、月アスとかにも大変お世話になっていたので、逆に言えば、そういう層をサポートしつつそういう層自体の拡大を推進していくのは、技術系雑誌の生き残り戦略の一つかもな、と思いました。

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