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宣伝1。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

宣伝2。Firefox Hacks Rebooted発売中。本書の1/3を使って、再起動不要なアドオンの作り方のテクニックや非同期処理の効率のいい書き方などを解説しています。既刊のFirefox 3 Hacks拡張機能開発チュートリアルと併せてどうぞ。

Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

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Firefox Hacks Rebooted、オライリーから出ました - Oct 27, 2011

既にご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、オライリーから「Firefox Hacks Rebooted」という本が出ました3年前に出た「Firefox 3 Hacks」の続き……でもないのですが、似たようなコンセプトで「今」の話をまとめた本です。

本1冊を通して1つのストーリーに基づいて何かを体系立てて解説する、という本ではなくて、各著者が自分の得意分野で好きなように書きたい事を書きまくった本、というのが実情を正しく言い表している気がします(元々、オライリーの「○○ Hacks」というタイトルは「なんでもあり」のブランドなんだそうで……その言葉に甘えてしまいました)。

以下、各章の対象読者層と思われる層、内容の簡単な紹介と、定量的に傾向を把握するための手がかりとしてページ数と全体に対する割合を表にしてみました。これを見ると一発で分かりますが、僕(4章と6章の一部を担当)の暴走が著しいですね。やばい。

主な対象読者層 内容 ページ数 全体の中でのパーセンテージ
1章 エンドユーザ Firefoxの新機能紹介など基本的な事。Firefox 3.6とFirefox 4以降との間で何が変わったのかのまとめ。 54 11%
2章 開発者寄りのユーザ VimperatorとKeySnailの解説。と、Twitter用アドオンの解説。ブラウザとしてのFirefoxをガンガン使いこなしていく人向け。 42 9%
3章 アドオン開発者 Add-on SDKを使ったアドオン開発のチュートリアル。アドオンの開発をこれから始めたいという人向け。 68 14%
4章 アドオン開発経験者 Bootstrapped Extensions、ChromeWorker、e10sなど、Add-on SDKよりも下のレイヤの技術の解説。今既にアドオンを開発してるという人や、Add-on SDKではできない・標準ライブラリでカバーされてない範囲の事に手を出そうと思ってる人向け。 156 33%
5章 Webデベロッパー Firefoxで利用できるHTML5関連技術やECMAScriptの紹介。Webデベロッパー(主にフロントエンド)向け。 98 21%
6章 アドオン開発経験者、Webデベロッパー ハードウェア寄りの話と、その他のこぼれ話。アドオンやWebアプリの開発で、ネイティブアプリ並の事をやりたい人向けの話が多め。かも。 56 12%

自分の担当箇所だけ細かく見てみると、ページ数と全体に対する割合はこんな感じです。

  • Bootstrapped Extensions(再起動のいらないアドオン)の話:54ページ、11%
  • 非同期処理の紹介:72ページ、15%
    • そのうち、JSDeferredの紹介:43ページ、9%
  • js-ctypes(6章):27ページ、6%

調子に乗って脳汁ドバドバ出して書きまくる→ページ数が増える→値段上がる→損益分岐点も上がる という危険なコンボが発動してしまったためかお値段高めとなっておりますが、自分の担当箇所も他の方の担当箇所もひっくるめて、腰を据えて読むに値する情報ばかりなんじゃないかなーと思っております。Webで難なく読める文章の長さと、(紙でも電子でも)書籍の形になってた方が読みやすい文章の長さって、やっぱり違うと思いますしね。

本書のサポートサイトも公開されており、正誤表や本文中の各コードリストのダウンロード、本文の一部を切り出したサンプルPDFの無償公開などがあります。正誤表等はこれから更新されていくと思いますので、本書をお読みになられる際はこちらのサイトも併せてご参照いただければ幸いです。

以下は、思い出話です。

本書の企画がスタートしたのは、Firefox 4の正式版が出る前の2010年5月頃だったと思います(今メールボックスの一番古いメールの日付を見て確認した)。当時はまだ内部バージョンがFirefox 3.7とか言われていた頃で、Aero Glassが標準で入るのか?とか、そんな事を言ってた時期でした(という事も今Wikipediaを見て確認した)。

それからしばらく、どんな内容にするのがいいか? どんな人に執筆を依頼しようか?(今著者の一覧に名前が載ってる方の中には、最初の時点で名前が挙がってた著者の側から「是非この人にも書いてもらいたい!」と引っ張り込んだ人もいるのです) という事を話し合っていて、執筆者が確定したのが8月。そこからぼちぼち書き始めて、なんやかやで1年経ってしまいました(普通はここまで難産にはならないみたいです)。その間にFirefoxのバージョン番号もどんどん上がっていって、もうすぐFirefox 8ですよ奥さん! 時間が過ぎるのは本当に早いものですね。

最初の頃は、自分は「Firefox 3 Hacksで書いた内容をFriefox 4時点での情報に基づいてリライトするか?」程度の事を考えていました。でも、それじゃあ書いてる自分がつまらないし、それこそすぐに陳腐化してしまいます。それでうんうん唸りながら調べていくうちに、Firefox 4以降の話で新しい基盤の技術になりそうなトピックがいくつかあるという事が分かってきたので、それじゃあってんで、そこをターゲットにして書いていく事にしました。実は、自分の担当箇所は半年くらい前にほぼ完成してたんですよね。そこから本書の発売までの間は、(他の事に時間を使ってたからというのもありますが、)細かい記述のアップデート程度しかやってません。高速リリースになってからガンガン方針が変わったり実装が変わったりしてて、本書に書いた「テクニック」の中にも、既に「もうこんな回りくどい事しなくてもいいんだけどなぁ」な感じになってしまった話題がいくつかあるにはあるのですが(校正の詰めの詰めに入った段階でまたどどっと変更が入ってきて、どーしても間に合わなかったんです……)、全体としてはちゃんと今でも、そしてこれからも通用する話になってると思います。あの時の自分の目の付け所は、そんなには間違ってなかった、はず。

紆余曲折があった末にようやく世に出る事ができた本書ですが、アドオン開発者の方の手助けとなり、また、アドオン開発に手を出してみようと考えている方の手引きとなれば、幸いです。

他の著者の方々による本書の紹介のエントリ:

三宅島に行ってきた(三宅島を去るまで編) - Oct 09, 2011

ちょっと立て込んでいて間が開いてしまいましたが、三宅島の話の続きですよ。

ダイビングを終えて、ホテル海楽に立ち寄りそこでシャワーを借りて(という事も海猿隊の方が交渉して下さいました。お世話になりっぱなしでした……)軽く塩水を流した後は、ホテルで貸していただいた車でちょっとだけ島の観光地を見て回りました。ここまでずっと移動は海猿隊の方に車で送り迎えしてもらってたので、島に着いてから初めての自由行動です。

シャワーを借りたものの、湯船に浸かれたわけではなかったので、ここはひとつ温泉にでも入っていきたい所です。が、目を付けてた温泉は開くのが11時からということで(この時まだ10時過ぎくらいですよ! 朝の!)、それまで他の所で時間を潰さないといけません。

ということで、それまでの待ち時間はちょっと遠目のスポットに行っておこうということで、彼女の希望で大路池のほとりのアカコッコ館という施設にまず向かいました(アカコッコとは、三宅島を含む伊豆諸島にしかいない固有種の鳥で、国の天然記念物にもなっている絶滅危惧種だそうです)。

アカコッコ館はバードウォッチングのための設備がある他に、ちょっとした展示で三宅島の環境や噴火の話が書かれたパネルが色々置いてありました。2000年の噴火で全島避難になってしまい、2005年にやっと住人が島に戻ってこれるようになった……という話は恥ずかしながら僕は全然知らなかったので、そこからの復興の話とか、5年間の間に変わってしまった自然環境の話とか、興味深く読ませてもらいました。あと、スタッフの人が色々教えて下さって、伊豆諸島にしかいないという固有種のメジロを凄く間近に見る事もできました。時間があまりなかったのでゆっくりできなかったのですが、時間があるときだったら、もっと長い事待って野鳥をじっくり見たり大路池の周りを散歩したりしたかった所です。残念。

あと、ここでは旅の思い出にとご当地キューピーのアカコッコキューピーを買ったのですが、帰宅後にケータイに付けてたら速攻でクチバシが取れてしまいました……

アカコッコ館の次はご飯です。朝が早かったので、昼におなかが減るのも早いのです。しかしご飯所と言っても海猿隊の方曰くそんなに選べるほど店があるわけでもないそうで、無難に観光地の食事処っぽいふるさと味覚館に行くことにしました。目星を付けてた温泉というのはここに併設されてる物だということと、すぐ近くに溶岩に飲み込まれた町の跡があってそこも見に行きたかったというのも、ここに行く事にした理由です。

ここではデザートにアシタバアイス(多分アシタバの粉末が練り込まれてる?)というのを食べたのですが、551のあずきアイスを彷彿とさせるような、ちょっぴりビターでコクのある味がおいしかったです。これはまた食べたいと普通に思いました。池袋のナンジャタウンの中に日本各地のご当地アイスクリームを集めたセクションがあったと思いますが、あそこに入ってないですかねぇ?

で、食べた後に温泉に入ろうと最初は思ってたんですが、気がついたら結構時間が経ってて、これだと船の時間までに間に合わせようと思ったら他の所を見れない!!と思ったので、残念でしたが温泉はスルーして次のスポット(溶岩に飲み込まれた町)を見に行きました。

ふるさと味覚館を過ぎてさらに先に進むと、1983年の噴火(この時は死者0人だったそうです。すごいね。)の時に溶岩の下に町が飲み込まれたという一帯がありました。海岸沿いは溶岩が冷えて固まってできた崖?になっていて、石が細かい穴だらけで、歩いてるときに石同士がぶつかると高い音がしてた気がします。で、さらに先に進むと、溶岩に半分埋もれたままになってる昔の小中学校の校舎が見えてきました。

溶岩の崖。

溶岩に埋まった中学校。 手前にある階段状の物はプール脇に設置された観覧席だったそうですが、完成後すぐに噴火で学校が溶岩に飲み込まれてしまって、実際に使われたのは1回だけだったそうです。

実は島の観光地をちょっと調べたときから僕はここを見たかったので、非常にwktkでした。近寄って見てもこれはほんとに圧巻で、いやあ、なんつうか、これは見に行った甲斐がありました。滅多に見れるものではないと思うので、三宅島に行ったら1回は見に行くといいと思います。

屋上側から見た所。 こっち側は溶岩で埋まってて(校舎で溶岩が堰き止められた感じ?)、遊歩道を歩いて行くと、埋まった校舎を屋上側からすぐ近くで見れました。

校舎の中も見えました。 いかにも廃墟ですね。

体育館。 鉄骨が熱でひん曲がってます。

体育館の横には小学校の校舎もあって、こっちも溶岩に半分埋まってました。 これは小学校の方の教室。手前の黒いのは、崩落防止のビニールか何かでしょうか。

中学校の校舎の脇に駐車場がありましたが、横を見るとこのように半壊した校舎の一部が覗いていました…… 最低でも2階くらいの高さはあると思うので、溶岩の層の厚さが窺い知れますね。

もう少し行った所には、溶岩に潰された自動車の跡というのもありました。 が、見てもどこが自動車なんだかよくわかりませんでした。

溶岩に埋まった自動車があるあたりから、溶岩に埋まった校舎のある方向を見下ろした所。 黒い所一帯が全部溶岩で、この下に町が丸ごと埋まってるんですねぇ。恐ろしい。

自然の脅威というやつを目の当たりにした所で、そろそろ車を返さなきゃいけない時間になってしまったので、ホテルに戻って車を返した……という所で、受け付けの所にダンボール箱があって「ご自由にお取り下さい」と書いてあって何かと思って見てみたらアシタバ(生)でした。三宅島ってどこもアシタバばっかりなのか……?!

三宅島には港がいくつかあるのですが、天候やら何やらで竹芝行きの定期便はどの港に着くのかが変わるのだそうです。で、この日はホテル海楽の目の前の港に着く事になるらしいという事を事前に聞いていて、実際その通りだったので、ホテルから港へは余裕で徒歩で行く事ができました。

その途中にある土産物屋で土産物を物色していると、他のお客が「船が燃えてる」とかなんとか騒いでて、外に出て海の方を見てみると確かになんだか煙が上がってます。まさか帰りの船じゃないよね?と思って買い物を終えてから港の待合所に行ったら、ほとんど時間ピッタリなのに、なんとまだ船には乗れないと。他の乗客が話しているのが聞こえてきた所によると、炎上したのは漁船で、その消火活動のために僕らが乗る予定の船も駆り出された……という事のようでした。なんだ、こうなる事が分かってたら温泉に浸かってから来ればよかった、というのは完全に後の祭り。ひょっとしてこのまま出航が遅れたら竹芝着く頃には終電終わってるとかいう事になったりせんかなあ、それは困るなあ……と思ってましたが、ちょっと待たされたものの無事明るいうちに乗船・出港することができました。よかった。

帰りの船では最初から2等座席を取ってあったので、くつろいで帰れました。しかし2等船室からは外が見えないので、ずっと座ってても結構辛い物があるんですよね。深夜の行きの便なら後はもう寝るくらいしかやる事がないから別にいいけど、帰りはめっちゃ昼間から乗ったからそうもいかないし。で、あまりにヒマすぎてトランプで時間を潰したりしようとしてみたんですが、大体すぐに飽きてしまって、食堂行ったり外に出てみたりウロウロしてました。日曜ではなく土曜の帰りの便だったからか、人の数は行きの便に比べて少なかったです。行きでは見かけた、外でテント張ってる人とか鍋を囲んでる人達とかも、この時は全く見かけませんでした。連休最終日となる日曜の帰りの便に乗ってたら、きっともっとすごい事になってたんでしょうねぇ(そもそもチケット取れなかったので、そこからもう推して知るべし)。

そんなこんなで数時間後に竹芝に到着して、余裕で終電前だったので無事に家まで帰り着く事ができました。

総括すると、イルカは見れませんでしたが、ダイビング体験はとても面白かったですし、島の観光ももっと時間取ってゆっくりしたかったし、三宅島また行きたいです。イルカ主目的だったら御蔵島の方に直接行ってもいいみたいですが、三宅島以上に行くのが大変(船が出てくれないとか着いても揚がれないとか)らしいのが悩み所です。伊豆諸島の他の島も面白いらしいし、小笠原諸島(伊豆諸島よりもっと南)まで行くと本土ではシーズンオフでも向こうではまだ海に入れたりするらしいし、クジラも見れるらしいし、東京都内の海でまた楽しみたい!!!と思いました。以上。

三宅島に行ってきた(三宅島でダイビング体験編) - Sep 30, 2011

船酔い地獄の次の日は、朝から体験ダイビングをやって、昼過ぎの船で東京に帰る(到着は深夜)というスケジュールでした。

ところで、三宅島は車があればすぐに島全体を一周できるくらいの大きさではあるけれども、各スポットがかなり離れているので、徒歩であちこち歩き回るのはさすがに無理です。それに、島内はバスが走ってるんだけど、三宅島1日目の夜になってから知ったのですが、その宿の最寄りのバス停の最終時刻はなんと17時台(ということは、どこに行くにせよ17時頃には帰ってこないといけない)。なのでレンタカーか何かがないとどうにもならない。この辺は、普通に車社会な田舎と同じですね。

が、直前までスケジュールが確定できなくてバタバタしてたせいでレンタカーを予約しそびれてしまってて、島に着いてから問い合わせたらもう全部予約で一杯だと言われてしまいました。これは痛い。

……という事を海猿隊の方に送迎してもらう時の車中で話していたら、提携してるホテルに連絡して下さって、ホテルのレンタカーを貸してもらえる事になったのです。言ってみるもんだね! というか、これに限らず海猿隊さんには柔軟に対処してもらえすぎて超助かりました。(宿もそう。海猿隊は提携先のホテル海楽に宿泊する前提でドルフィンスイムとかのプランを提供してるんだけど、彼女が問い合わせた時にはすでにホテルがどこも満室で、それで海猿隊の方で民宿(海猿隊のショップのすぐ近くにある、つくばという民宿でした)を手配してくれて、宿に困らず三宅島で寝泊まりすることができた。ありがたい。)

そういうわけで、体験ダイビングが終わったら車でどっか行くという事で、宿は朝の時点でチェックアウトする予定になってました。そしたら朝食の時に宿のおかみさんが御土産にと生のアシタバ2束を持たせてくれまして(スーパーで売ってるホウレン草みたいな感じをイメージして下さい)。宿で出た食事もアシタバの天ぷらがあったり刺身の下に敷いてあるのがアシタバだったりという具合で何かとアシタバが出てきてた(アシタバは三宅島の特産品の1つなんだそうです)ので、土産にまでアシタバ!と、彼女と二人で笑ってしまいました。ちなみにこのアシタバは帰ってから茹でてあく抜きをした後、炊き込みご飯に入れたりシーチキンと混ぜて醤油を加えて和え物にしたりして食べてますが、まだあります。あとどうやって食べようか……

アシタバの話は置いといていいかげんにダイビングの話をしましょう。

ダイビングは、扱いに注意が必要な機材を色々使うのと、潜るという行為の中で色々と注意が必要なのとで、素人がさっと行ってさっと潜るという訳にはいかないようです。講習を受けて認定証(いわゆるライセンス)を取得しないと、ショップに行っても門前払いなんだそうです。しかしディスカバーなんちゃらというプログラムに従ってインストラクターの指示に従う形でちょこっと潜るのであれば、ライセンスがなくてもダイビングできるのだそうです。なので、この日はそのコースでちょっとだけ潜らせてもらいました。

前日の船酔いゲロゲロで、小型船はもう勘弁して!!!!という事で怯えてたんだけど、何のことはない、前日午前中の練習の時と同じ港でやるのだとの事でした。安心した。

ハンドサインのおさらいをして車で出発し、港に着いたら今度は実際の装備を見ながら「このボタンは押しちゃダメ」という話を色々聞いてから、いよいよフル装備になりました。そこで初めてダイビングのフル装備を体験したんですが、空気ボンベの重い事重い事……しゃがんでいる所にインストラクターさんに背中から背負わせてもらってそこから立ち上がろうとするのですが、人一人背負ってるような重さでフラフラしてしまい、彼女に至っては本気で立ち上がれない様子でした。海に入ったら気にならなくなるんだろうなあと思うと同時に、その後揚がる時がまた辛そうだなあとも思うわけで、やっぱりダイビングも体力勝負なのですね。

海に入る時はハシゴに捕まりながらちょっとずつ潜っていったのですが、途中で何度も耳が痛くなって、その都度耳抜き(水圧で鼓膜が耳の内側の方に押し込まれて痛くなってくるのに対して、鼻をつまんで息を勢いよく吹こうとする事で内耳の気圧を高くして押し込まれた鼓膜を元に戻す事)を試みたもののどうもうまくいかなくて、水底に着いてもしばらくパニックになってしまいました。事前に聞いてても、これは非常に焦ります。

でも、ちょっとずつ耳の痛いのが楽になってきた(耳抜きに成功したのか、耳の中に水が入ってきてしまったのかわかんないけど)のと、シュノーケリングの時と違って水中でも深呼吸できる(ダイビングでは残圧を気にしないといけないけど、今回の体験ダイビングだと潜ってる間に空気が切れる事は絶対無い、もしそんな事になったらインストラクターとして大問題になってしまうくらいだ、と事前に聞いていたので安心して空気を吸えた)という事から、だんだん焦りがなくなってきてリラックスできるようになってきました。

そうなると周囲を見回したりする余裕も出てきて、普通に息ができる状態なのに、体が軽くてちょっと一かき一蹴りすれば上に行ったり下に行ったり前に進んだりどこにでも行けるという自由さがあって、だんだん愉快になってくるんですね。僕は平泳ぎで空を泳いで飛ぶ(?)という夢をよく見るのですが、まさにそれと同じ。「空を泳ぐ夢」では当然自由に息ができるわけで、それに対して普通に水の中で泳ぐと息が苦しいわけで、泳ぎつつ息ができるというのは、初めてのはずなのによく知った感覚だなあ……と思ってしまいました。現実なのに夢の中みたいで、すげー面白かったです。

これは彼女が撮った写真。手前が僕で、奥がインストラクターさんです。

いやもうほんと何度でも書くけど、安心して息ができるって大事ですよ。焦ったり不安になったり痛かったりしても、深呼吸したらちょっと落ち着くじゃないですか。前日のシュノーケリング練習でも、疲れて水面に仰向けでぷかぷか浮いて休憩しましたが、波が顔にかかると息ができなくなるという恐怖であんまり安心できませんでした。でもこの日はレギュレーターを咥えてる限りは全然楽に息ができた(噛むとスプレーみたいに空気が吹き出してくるとかそんな感じなのかなー、だったら呼吸するのに練習がいりそうだなー、と不安に思ってましたが、そんなことは全然無くて、普通に咥えて息を吸ったら空気が出てきて吐けば泡になって出ていくので、地上で息をするのと全く同じ感覚なのです)ので、ほんとにリラックスできてました。

インストラクターさんの案内で水底を移動すると、水族館やテレビでしか見た事ないような鮮やかな色の魚が色々泳いでて、「おおおほんまもんやー!!!」とテンション上がりまくりました。昨日は見れなかったけど底の方はこんな風になってたのか! 港の底ってもっと殺伐としてるもんかとばかり思ってましたよ。

これは水底にいた魚(名前忘れた)。右上に写ってる手はインストラクターさんの手です。

ところで、海の中の写真も記念に撮っておきたい!と思って使い捨てカメラの耐水の奴(ビックカメラに行ったら27枚撮りで980円で売られてたので、自分用と彼女用で2個買った。普通のデジカメを入れて使えるケースというのもあったけど、ダイビング用品を扱ってる店で見た時は何万円とか書いてあって目ん玉飛び出たので、今回は使い捨てカメラにした。)を持ってきていたので、ダイビング中は事ある毎にジーコジーコパシャリジーコジーコパシャリと撮りまくってました(このエントリに貼ってある写真は、それを現像したときに一緒にデータ化してもらった物)。でも帰ってきてから現像してみたら、ピンぼけだったりブレてたり見切れてたりと散々な写真ばっかりでした……でかいゴーグルかけてるからファインダーなんて覗いてらんねえよ!と横着したのが敗因だったようです。あと、底が砂地で舞い上がった砂でちょっと水が濁ってたからか、あんまり遠くのものはちゃんと写らないっぽい。次やるときはそこの所に気をつけておきたいです。

そんな感じでしばらく水底を泳いで散歩したあと、最後にインストラクターさんの持ってたデジカメで記念写真を撮ってもらって、誘導されながら一人ずつハシゴに捕まって海から揚がりました。

水から揚がろうとする彼女(奥)とインストラクターさん(手前)。このくらいの距離なら綺麗に撮れてるんだけど。

この時、案の定ですが水から揚がった途端に背中が激重で、ハシゴを昇るのにも結構難儀しました。何分くらい潜ってたのかは分かりませんでしたがほんとにあっという間に終わってしまって、非常に名残惜しかったです。もっと長く潜ってたいし、もっと色々見て回りたかったし……いつかちゃんとライセンスを取ってもっとダイビングを楽しみたいなー、と思った1日なのでした。

……って、まだ終わってないです。朝8時30分に集合して10時台にダイビング終わって、まだまだ全然朝なんですよ(日程が1日短くなってしまったのでちょっと観光する時間を取りたい、と相談したら体験ダイビングの時間を早めに設定してもらえて、それでこうなった)。ここから島を去るまでの間の話はまた次のエントリに書く事にします。

三宅島に行ってきた(三宅島に着いてから編) - Sep 26, 2011

なんやかやあって、23日の早朝に三宅島に上陸できたわけです。三宅島行きは「条件付き出航」扱いで、船が出てても接岸できなければ三宅島を素通りしていた所だったそうなので、運が良かったですよほんと。

1日目の予定はドルフィンスイムというやつで、つまりイルカと遊ぼう的なアレです。三宅島から少し離れた所にある御蔵島周辺には野生のイルカがいるそうで、船でそこまで行ってシュノーケリングで泳ぐという寸法です。

上陸してから海猿隊の方に車で宿まで送っていただいて、仮眠取って朝食いただいて、水着に着替えた頃にまた迎えに来てもらって、下船したのと同じ港でシュノーケリングの練習をやりました。

この時の装備はウェットスーツに足ヒレとシュノーケルとマスク(ちなみにこの時僕が借りたマスクは度付きの物でした。目が悪い人は使い捨てのコンタクトレンズを使うかこういう物を使う必要があります。眼鏡かけた上からマスクをかぶる事は残念だけどできない。)というもので、まずはこれに慣れないといけないのです。イルカは水面近くに上がってくる事もあるけれども、深い所を泳いでいる事も多いので、この装備で深く潜る練習をしないといけないんですね。

それでちょっとやってみたんですが、全然うまくいかないの。あれ、僕ってこんなに泳ぐの下手だったっけ?!みたいな。自分で驚いた。まあ泳いだのなんて下手したら10年単位ぶりかもだから当たり前といえば当たり前かもなんだけど。それに、息が自由にできない事、息が荒くなってしまって焦れば焦るほど水が口の中に入ってくる事、その水がしょっぱい事、ウェットスーツが体を締め付けてきて苦しい事、疲れてシュノーケル付けたまま水面に仰向けで浮いて息をしようとしたら海水を思いっきり吸ってしまった事、水面下が(前日まで台風だったからか)濁りまくってて全く前が見えなかった事、いろんな事が一気にストレスになってパニックになってしまいました。その状態で潜る練習もちょっとやろうとしてみたんですが、水底が全く見えない所で真下に潜ろうとすると怖くて及び腰になってしまってすぐにくるんと横に回ってしまって、そんな事を繰り返してるうちにだんだん目がぐるぐる回ってきてしまったので、途中で上がって横になって倒れてました。波酔いというか海酔いというか、そういうやつになってしまったらしいです。

一緒に練習していた彼女によると、後半は水も澄んできて結構底の方の魚(クマノミとかいたらしい)も見れたらしいのですが、僕はその後結局一度も水の中に戻れずじまいでした。

昼前に一旦海猿隊のショップまで引き揚げて、お昼の弁当を食べた後ちょっと休憩して、いよいよ本番のドルフィンスイムに向かう事になります。僕はこの時一応酔い止めの薬(トラベルミン)を飲んでいきました。

御蔵島までは小型の漁船に乗せてもらうという事で、練習したのとは別の港から出発。

で、港を出たあたりから、もう揺れが凄いんですよホントに。前日にジョイポリスで乗ったアトラクションより怖いんじゃないのってくらいに、激しいアップダウンで揺さぶられる事小一時間。最初の頃は「うひょー!」とか言ってられる余裕もありましたが、座ってる位置が悪かったのか波がばんばんかかってきて前も見えないし息もできないし、相変わらず揺れは続いてるしで、だんだん口数も少なくなっていって。

御蔵島の近くに着いて一旦停まった時には、一緒に参加してた男の人が海にゲーゲー吐いてました。僕もハンパなく気分が悪くなってしまったので横にならせてもらおうと思ったのですが、船の前の方だとみんなが乗り降りするから邪魔になると言われてしまったので、なんとかヨロヨロと後ろの方まで伝って歩いて行ってそこでぶっ倒れ。

その後はもう地獄というか悪夢というか酷い物でした。基本的に、イルカがいる所を船長かインストラクターの人が見つけたら船でそこに向かってみんなで海に入って、イルカが移動してしまったらまた船に戻って次のポイントに移動して、という事の繰り返しなのですが、その度にまた船がぐわんぐわん揺れるわけですよ。横になってるとかもう関係無い。上に下に右に左に断続的に揺すられて、停まってもエンジンのアイドリングで小刻みに揺すられ続けて、結局僕も人知れず船の後ろの方でゲロゲロ吐いてました。

あと辛かったのが寒さ。船が動く度に、風が吹いてくる度に、波飛沫で濡れた体が冷える事冷える事。体がこわばってガタガタ震えて、かといって水の中に入る元気もなく(水温が高めだったからむしろ海に入ってた方が暖かい。でも海に入るためには、倒れてる場所から船の前まで移動してブーツ履いたり足ヒレ付けたりシュノーケル付けたりしないといけない。そして立ち上がったらそれだけでゲロっちゃう)、せめて暖を取りたくて持ってきてたバスタオル等を取りに行きたくても、停まったと思ったらまたすぐ次のポイントに向かって方向転換・発進で立ち上がれず、そんなこんなで寒さに震えながら時折耐え難い吐き気が来た時だけ上体起こして船縁に抱きついてゲーゲーやってました。吐いた物が鼻の方にも入ってそっちから出てきたりもして、自分の吐いた物の臭いと潮の匂いが混ざってなんかよくわかんない臭いがずっとしてました。

そうこうしてるうちに、エンジンが止まって静かになったのを感じました。ドルフィンスイムの時間の終わりです。同行してた人達が戻ってきて、船が停まったのをこれ幸いとヨロヨロ歩いてバスタオルやジーンズ(これも飛沫をかぶっててびしょ濡れでしたが)を回収して、また後ろに戻って倒れてそれらを布団代わりにガタガタやりながら、また帰りの小一時間を堪えてしました。が、その道中も堪えきれずにまた1~2回は吐いたかもしれません。

永遠とも思えるような時間が過ぎた後、気がついたらエンジン音が停まっていて、船が港に着いていました。やっと降りられる……と思って立ち上がったら、またこみ上げてきてゲロゲロゲロ。結局昼に食べたものはこの時までで全部吐いてしまった気がします。下船後もしばらく体調が戻らなくて、僕だけ港のコンクリの上でしばらく横になってました。

うん。もうね、イルカどころじゃなかった。魚に餌をやりに行っただけだった。水面から出る背びれ、を見る事すらできなかった。

唯一の救いは、彼女の方は僕みたいな事にはならずにちゃんとイルカと遊べたらしいということでしょうか。

後で聞いた所によると、こんなに揺れたのは台風の後でまだ波が高かったからで、普段はここまで酷い事にはなってないんだそうです。この時はよっぽど酷かったようで、僕も含めて4人くらいダウンしてたみたいです。ただ、インストラクターの人曰く、こういうタイミングというのは長い間ずっと人が来ていなかったせいでイルカの方が人間を待ち焦がれていて普段よりずっとイルカと出会いやすいというメリットもあるのだそうで(その逆に、人の多い時期はイルカが人と遊び飽きて全然寄ってきてくれないということもあるそうです)、波に耐えられさえすれば絶好のドルフィンスイム日和とも言えるのだそうです。究極の選択ですね。

あと、これも後で聞いた話ですが、トラベルミンは酔い止めの中でもあんまり効かない方だそうで、ダイバーの人は大抵アネロンという薬を使っているのだそうです。成分が違うのか効力が強いのか、他の薬では効かなかった人でもこれなら一発だそうです。次に行く時は僕もアネロンを使ってみようと思います。

港で横になってたらやっと起き上がれそうになってきたので、車に乗せてもらってショップに戻って、ウェットスーツ等を脱いでまた宿まで送り届けてもらいました。

宿に着いた後は夕食の時間まで宿でぶっ倒れてて、ご飯の時間になってなんとかそれを食べて、またぶっ倒れて、気がついたらもう夜も遅くでした。レンタカー借りれなかったからどこにも行けないやというのもあったとはいえ、仮にレンタカー借りれてもとてもじゃないけど他の所になんて行ける状態ではありませんでしたね。

その後、みんなが寝静まった民宿の風呂にこっそり入って、風呂あがりにちょっと宿の周りを散歩してみようとして、明かりが全然なくて怖すぎて逃げ帰ってきて、就寝して、三宅島での1日目が終わりました。

これだけだとあんまりにあんまりなので、彼女が撮ってくれたドルフィンスイムの時の写真を最後に何枚か貼ってお茶を濁してみます。

1枚目。彼女は間近でイルカを見れたそうです。羨ましい!!!

2枚目。水底にいるイルカ。御蔵島の近くは水が青くて、底は岩場になってたそうです。

3枚目。水面近くを泳ぐイルカ。

4枚目。なんか魚の群れ。すごいよく撮れてるなー。

2日目の事はまた次のエントリに書こうと思います。

三宅島に行ってきた(三宅島に行くまで編) - Sep 25, 2011

2泊3日で行くはずだったのが1泊2日になったけど三宅島に行ってきましてん。

事の起こりは9月上旬、「海に行きたい!」と彼女が言った事でした。

例によって毎年8月上旬はコミケのために時間が潰れ、お盆を過ぎると一般的にはクラゲうじゃうじゃになってしまって海水浴なんかできないんじゃないのという感じで(思い込みならすみません)、今年も海だの何だのは無しだったなあ……と思っていた所での急な話だったので、正直「えっ、今から行くの?」と思ってしまったのは事実です。が、彼女の調べによると例えば三宅島ではダイビングとかシュノーケリングとかは余裕でシーズン中だそうで、その中にはイルカと一緒に泳いで遊ぼうというプランもあるそうで、そういう事ならせっかくだから僕も相乗りさせて貰おうか……と思ったのです。シュノーケリングもダイビングもイルカも、僕が普通に生きてたら、やる機会なんてまず無かったでしょうからね。

それで全てのコーディネートを彼女に丸投げしたのですが、その時点で次の連休といえば9月後半の大型連休?となるわけで、当然そこには多くの人が詰めかけるわけで、まあ普通に予約が取れないわけですよ。特に船と宿。いくら泳ぎの方の予約が取れても、三宅島まで行けなかったり、行っても泊まる所が無かったりするのでは、意味が無いですよね。

東京から三宅島に行く船は、前日夜22時に出発して翌朝5時に到着するというスケジュールなので、22日発(連休は23から25なので)でまず船を探して貰ったのですが、これはもう見事に満席でした。でも1日前ならギリギリまだ予約が取れそうという事だったので、22日に有給休暇を取って21日の夜に出発し、船の中での泊まりを除いて2泊3日の24日帰還にしようという事になりました。

あと宿の方ですが、これは今回ダイビング等の面倒を見て貰う事にした海猿隊さんの方でどうにか手配して貰えて、民宿に泊まれる事になりました。海猿隊さんには今回の度の間中ずっとお世話になりっぱなしでした。ありがとうございます。

という事で後は当日を待つばかりとなっていたのですが、そこで来たのがあの台風15号ですよ。21日の夕方から夜にかけて首都圏を直撃したアレ。案の定、定期便の運行にも影響が出まくりで、21日夜の船は朝の時点でもう欠航が決まってしまいました。

「諦める?」という話もちょっと出はしたのですが、準備もしたし気分も盛り上がってきてるのに今更おあずけは無いよママン!!! 島に行きたいイルカ見たいダイビングしたい!!!! と僕がワガママを言いまして、急遽22日朝発の飛行機のチケットを取ってもらいました。しかしこれでもまだ安心できない。なんでも三宅島は(2000年の噴火以来)有毒ガスがずっと垂れ流しで、風向きによっては空港が使えなくなることもあってそういう時は飛行機が飛ばないらしいんですね。で、予報によると22日の風向きは見事に空港のあたりを直撃する事になってて、飛行機が飛ぶ確率は40%だとかなんとか。

なのでさらにもう1つ最終手段で、22日夜の船の「席無し」というチケットを取ってもらえました。これは、甲板でブラブラするとか通路にシート敷いて寝るとかそういう風にして船に乗る、映画や舞台でいう所の立ち見席みたいな物だそうです。でも22日の便ですら出てくれるかどうか、出ても三宅島に接岸できるかどうかが分からないということで(接岸できないとそのまま八丈島まで行って帰ってくるただのクルーズになってしまう)、もう全く安心ができない。

もうここまで来るとなんだか島に全力で「来るな!!! 絶対来るな!!!」と拒否られてるような気すらしてきて、悲しくなってしまいました。

さて。夜が明けて迎えた22日、航空会社のWebサイトで無情にも「欠航」の告知が為されている事を空港に向かう途中で知り(欠航になるかどうか決まるのが出発1時間前で、家を出るのはそれよりさらに前じゃないといけなかったから)、最後の頼みの綱の船までの10時間あまりをどうにか過ごさなくてはならない事になってしまいました。乗船場所が竹芝だったので、ゆりかもめで豊洲まで行ってららぽーとで買い物をしたり(シュノーケリングの時に着るパーカーを持ってなかったので僕はここで買いました)、引き返して船の科学館を見学してバブル時代の「未来の船」超伝導推進やら何やらを見てなんとも言えない気持ちを味わったり(船の科学館、9月30日で閉館なんですってね。初めて行ったのが閉館直前だったなんて、なんというタイミングなんでしょうか。ちなみに閉館までの間は大人でも入場料200円の激安価格です。)、ジョイポリスでホスト診断受けたりでかい蜘蛛を撃ったりゾンビを撃ったりアトラクションで乗り物酔いしたりして、なんだかんだでお台場を楽しんでから乗船しました。

船の中は結構混んでいて、通路上のイイ所は大体先に他の席無しの人に取られてしまっていたのですが、キャンセル待ちで1等客室に入れたので(その分お金はかかりましたが……)どうにか安心して横になって眠れました。他の席無しの人がどういう風にしてたかというのもちょっと見てましたが、船内の通路に陣取ってる人(床にシート敷いて寝る事を前提に、緩衝材のマットを持ち込んでる人すらいました)、デッキ上で輪になって鍋?を囲んでる人達、デッキ上にテントを立ててその中で寝てるらしい人など、色々あってすごいなーと思いました。

という所までが、三宅島に行くまでの話です。続きは次のエントリに書こうと思います。

Back to Owner Tab(親のタブに戻る)を「進む」に対応させた - Aug 30, 2011

親のタブに戻るで使ってる再起動不要なアドオンのテンプレートそのものに「無効化した状態でアップデートしたら勝手に有効になってしまう」という重大な不具合があったので、その更新も兼ねて、「進む」方向への対応を加えて肉リリースした(太平洋標準時)。

前のバージョンでは単純にタブの.ownerを見て戻る先を判断してたんだけど、これはタブのフォーカスが切り替わるとクリアされてしまうので、1回親のタブに戻ったらそれっきりだった。また、.ownerがクリアされてしまっては、「進む」がクリックされた時にどこに「進」めばいいか分からないし、仮に分かったとしても現在のタブから複数の子タブが開かれていた場合はどこに「進」むのが妥当かという判断がつかない。ということで、「進む」への対応はしてなかった。でも実際使ってたらうっかり「戻」ってしまった後にまた「進」みたくなるという場面が結構あったので、いずれは何とかしたいなーとは思ってた。

で、肉リリース目指してせっかくだから片付けとこうと思って手を付け始めたら、これが結構大がかりな事になってしまって、結局、タブ毎に固有のIDがあって、各タブが自分の親のタブの情報を常に持っていて、ついでに自分が最後にフォーカスされた時刻も持っている、というファットな実装になってしまった(ツリー型タブの初期のバージョンと同じくらいの情報を持ってることになる)。

それでどうなったかというと、前までは1回しか「親のタブに戻る」できなかったのが、何階層でも祖先のタブに「戻」って、その後また元見ていたタブまで「進」む、という事ができるようになった。タブの垣根を越えて透過的に「戻る」「進む」できるというのはかなり変な気分だ。横置きの普通のタブバーでやると、自分が今どのタブを見てるかわかんなくなるんじゃないだろうか。そういうわけで、これはツリー型タブとの併用をお薦めしておきたい(ツリー型タブとの併用時ならツリー構造として既に構築済みの親子関係をそのまま「戻る」「進む」に使えるというメリットもあるのです)。

マルチプルタブハンドラで、タブの選択で一部のタブがスキップされないようになった - Aug 30, 2011

マルチプルタブハンドラはタブの上でドラッグ操作をやると複数のタブを選択できるという物で、mouseoverとまmouseoutとかのイベントを拾ってそういう挙動を実現してるんだけど、mouseover/mouseoutのイベントが発火されない事があるせいで、タブを選択しようとして一部のタブだけ選択されなくてイラッと来る事が時々あった。具体的に言うと、例えばA, B, C, Dの4個のタブがあったとして、AからCまでの3個を選択したくてAの上でドラッグ開始してCの上でマウスのボタンを放した時に、AとCは選択されるのにBが選択されないという感じ。

期待されているイベントが発火されないのはFirefox自体のバグみたいなんだけど、こんなのもうどうしようもないじゃんと思って放置してた。そしたらtitoさん(Komodo EditやSeamonkey用のアドオンを作られている方で、僕のアドオンのいくつかにスペイン語ロケールを提供してくれてる)が「こうすればいいんじゃない?」という提案をして下さったので、プルリクエストで貰ったパッチを参考にもう少し改良した上で実装してみた。基本的な理屈としては、あるタブを選択する時に「直前に選択されたタブ」を保持しておいて、新しく選択されたタブと直前に選択されたタブの間にタブがあればそれらも選択されたものと見なす、というもの。この「直前」の判定基準にはtitoさんのパッチで提案されていた300ミリ秒という数値をそのまま使わせて貰った。

それで実際使ってみたら快適すぎワロタ。今までどれだけこのバグがストレスを産み出していたのか…… タイミングがちょうどよかったから肉リリースしておきました。自動アップデートで皆さんもこの快適さを味わうといいです。

あと、日本語環境向けの細かい変更で、タブを選択した時のメニューのラベルが「Close All」の直訳で「すべて閉じる」とかになってたのを「閉じる」のようにまず動詞が先に来るように直した。こうしておかないと、メニューに項目がずらっと並んだ時にぱっと見で判別できなくて困るという事が多かったので。

Fox Splitterを元の設計に戻して欲しい (Why Fox Splitter lost its functionalities in old versions: multiple panes in a window, not multiple windows?) - Aug 25, 2011

Q

Why did you remove the awesome functionalities from Fox Splitter 0.6 and replaced it with Fox Splitter 2? Fox splitter is now just a way to glue multiple instances of Firefox together.

I would like to ask you to remake the functionality of Fox Splitter 0.6.2009110501, perhaps as it as a function that can be enabled or disabled? Or perhaps just make the 0.6.2009110501 version workable on newer Firefox versions?

どうしてFox Splitter 0.6の素晴らしい機能(※訳注:1つのウィンドウの中を複数のペインに分割する機能)を削除してFox Splitter 2で置き換えたのですか? 今や、Fox Splitterは単に複数のFirefoxのインスタンスをくっつけて一緒に操作するだけの物になってしまいました……

Fox Splitter 0.6.2009110501の機能を復活させて、オプションで有効無効を切り替えられるようにならないでしょうか? それか、単にバージョン0.6.2009110501を新しいFirefoxの上で動作するようにできないでしょうか?

A

I recommend you to try Tile Tabs or Tile View, if you want to split a window to multiple panes and don't want toolbar/tabbar for each pane.

Sorry, Fox Splitter never introduce "multiple panes in a window" feature in future releases. There are some reasons.

After I initially released the old Fox Splitter, I realized that each "pane" should have navigation toolbar for usability. So I actuary did it. However, much codes was required, it had too less maintainability, and it was strongly depended on codes of the specific version of Firefox. So I couldn't update the old Fox Splitter for 1.5 years.

During that time, similar new addons "Tile Tabs" and "Tile View" debuted. I hope that they can replace my old Fox Splitter. However, after I tried them, I couldn't become familiar with their concept. I thought that their "tiled view in a tabbrowser" is hard-to-understand.

Moreover, both "Tile Tabs" and "Tile View" didn't provide navigation toolbar for each pane. I realized that it was a unique feature of my old Fox Splitter and no other addon inherited the concept. I thought that I have to implement such an extension by myself if I want to use it -- no one does it for me except myself.

Yes, I decided to update Fox Splitter. And, I decided to drop functionality to split a browser window to multiple panes, because it requires huge codes and it is very hard to maintain for current rapid-released Firefoxes. I don't want to abandon the new Fox Splitter for a long time anymore. High maintainability (and compatibility) code is strongly required for me. The old Fox Splitter didn't have them and I cannot cover them by my crazy hacking time - now I have less time to do it.

もしあなたが分割されたそれぞれの領域のためのツールバーやタブバーを必要としないのであれば、Tile TabsTile Viewを試す事をお薦めします。

申し訳ないのですが、Fox Splitterが「1つのウィンドウの中を複数の領域に分割する機能」を将来のバージョンで実装する可能性はありません。それにはいくつかの理由があります。

私は、Fox Splitterの最初のバージョンを公開した後で、実用性のためには分割後の各領域がそれぞれ専用のツールバーを持っている方が望ましいという事を実感しました。それで実際にそのような機能を実装しました。しかしそのためには非常に多くのコードを書かなければならず、コードの量が多いという事はメンテナンス性も低かったですし、さらに言うと、それらのコードは特定のバージョンのFirefoxに強く依存した物でした。そのため、私は旧Fox Splitterを更新し続ける事ができず、1.5年もの間完全に放置してしまっていました。

そうこうしている間に、Fox Splitterに似た新しいアドオンの「Tile Tabs」と「Tile View」が公開されました。私は、これらのアドオンが私のFox Splitterの代わりになってくれればいいと期待していました。しかしながら、実際にそれらを試してみると、私にはどうしてもそれらの設計コンセプトに慣れ親しむ事ができませんでした。それらがやっている「1つのタブブラウザの中でタイル表示を行う」というのは、直感的な理解が難しいアプローチなのではないかと、私には思えました。

それに加え、「Tile Tabs」と「Tile View」の両者とも、それぞれの分割された領域のためのナビゲーションツールバーを提供していませんでした。これに至って私は、それが旧Fox Splitterに特有の機能で、そのコンセプトを継承した他のアドオンはまだ登場していないのだという事を理解しました。そのような物を使いたいのであれば、自分自身で実装するしかないーー自分以外の誰もそういう事をやってはくれないのだ、と、私は思いました。

それで、私はFox Splitterを更新する事を決意しました。また、それと同時に、実現するために非常に多くのコードが必要になる上に、現在の高速リリース体制になったFirefox向けにそれをメンテナンスし続ける事は非常に難しいということで、1つのウィンドウの中を分割する機能を廃止する事も決めました。私はもうこれ以上、Fox Splitterを更新できないまま長い期間放置してしまうような事になってしまうのを望んでいません。高いメンテナンス性(そして互換性)を持つコードこそが、私の求めていた物でした。旧Fox Splitterにはそういう視点が欠けており、そういった問題を絶えず修正し続けるために狂ったように多くの時間を注ぐ事は、今の自分には不可能だとも思っています。

「あっち」側なのだなあという実感 - Aug 21, 2011

みかんの星の人が完全に「あっち」に行ってしまった件というエントリを過去に書いてて、偶然読み返す機会があったので読み返してて、ここでいう「あっち」とはまぁ平たく言えば「リア充」の事なんだけど、このエントリを書いた2008年当時は

  • 彼女というものはできた。
  • しかし膨れあがった承認欲求は主観的にはいまいち満たされていなかった。
  • その釈然としなさから、ぐじぐじと非モテ話を垂れ流していた。
  • そしたら「お前もう彼女ができてリア充のくせに何を不幸ぶってやがるんだ」「リア充なんだから非モテ面すんな」と煙たがられた。(参考:rAdio-AktiV - 日本三大ウソ非モテ

という状況で、きっぱりと「あがり」を表明した人達の事を「すげえなあ」「自分はああはなれないなあ」と思って見てた。

最近読んだ長刀漫画の「あさひなぐ」で、剣道やってた子が長刀に転向するにあたって防具を長刀向けに短く切る(そうするともう剣道に戻れなくなる)という話があって、その子は剣道に戻るかもしれないからと防具を切る事を躊躇するというエピソードがあるんだけれども、ちょっとそれに似てると思う。ここで防具を切ってしまったら、もう慣れ親しんだ世界には帰れなくなる。ここでリア充表明をして非モテ時代に決別してしまったら、もう非モテな話は書けなくなる。切るべきか、切らざるべきか。

といっても、その子の場合は「やっぱり剣道の方がいい」と思った結果能動的に戻っていく事になったのだろうという予想ができるのに対して、僕の場合は「彼女と別れる事になっちゃって、やっぱり非モテは非モテだよねアハハハ(泣)」的な単なる脱落というか挫折というかそういう事になるだろうという予想だった、という点では大きく違うんだろうなあと思うんだけど。

でも今だったら、僕もためらいなく「あがり」を表明できるなあと、冒頭のエントリを読み返してて思った。(今このタイミングで「あがり」を表明してしまってよいものか? という葛藤を乗り越えて敢えて「あがり」を表明するという格好いい選択ではなくて、自分を省みた時に「あがっちゃってたわー」と後から言うというのが、僕の卑怯な所がよく表れててアレだなーと思う所はあるけど。)

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日経Linuxで漫画の連載をやることになりました - Aug 08, 2011

日経Linux 2011年9月号から、しばらく漫画の連載をする事になりました。「シス管系女子」というタイトルで、コマンド解説とかTips紹介とかそういう内容にしていく予定です。僕の月産ページ数自体が少ないので短い漫画にせざるを得ず、あんまり掘り下げた話はできないのですが。

日経Linuxでは6年前にOpenOffice.orgの使い方解説記事の連載を持たせていただいた事があります(だからというわけでもないのですが、今回の漫画にもその時の挿絵のキャラが再登場しています)が、まさか同じ雑誌で今度は漫画を描く事になるとは思いもしませんでした。どうしてこうなった……!

あと同時に美女Linuxのコラボ記事も連載開始されたという事を知らなくて、実際にできた本を見たらコンセプト被りすぎワロタ。情報量的に負けてるじゃん……やばい……

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