たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
連載の掲載誌を一度だけ立ち読みした時に再登場してたから「あ、植村ちはる再登場するんだ」ということだけは知ってたんだけど。
なんというか……怒りとかそういうの以前に、悲しくなったわぁ。
そんな感想。
ザ・マーガレット2008年2月号(雪森さくら肉先生のマンガが掲載されているので買った)の後に読んだので、いろんな意味で複雑な気持ちになった。
たまごまごごはんで紹介されていたのでCandy☆Boyを見た(ニコ動だけどアカウント持ってなくても見れる)。いやーこれはよい百合ですね。恋人繋ぎしてたのに他の女が来た瞬間に手をふりほどかれるとか、切ないです。こんないい百合見せられちゃもえじら組は黙っちゃいられねえな……!
……そういえばすっかり告知が遅れてしまいましたが一応冬コミ当選しました。12月31日月曜 東1ホールK60bです。
久しぶりにWebサイトを覗いてみたらいつのまにかバージョン7なんてものが出てた。見てみたら、Firefoxの検索ツールバーみたいな検索ボックス(当然インクリメンタルサーチ可能)や、vimとかemacsとかを使ってる人の手元で動いてる様子をよく見かけるキーワード補完機能が加わってて、めちゃんこ強力になってるようだったので、速攻インストールした。
まだちゃんと使い込んでないけど、なんかますます秀丸を手放せなくなってしまう気がするなあ……
ずーっと昔に関西弁辞書作ってますと言ってから無料で使わせてもらってて、それはさすがにどーなの?と思わなくもないけどそれ以後Firefox用アドオンをボコスカ作ってきたことを考えたらまあ出世払いって事で大目に見てくださいな、みたいな感じなのですが、これだけ世話になってるんだから正規の料金払ってライセンスキーを購入しようと今更ながら思う次第です。
というわけで今決済した。長年の胸のつかえが取れた感じ。
追記。Ctrl-Fに「検索ボックス」、Ctrl-Shift-Fあたりに「検索...」を割り当てとくといいっぽい。
MGユニコーンは展開状態のデザイン画が出た時から買う気満々なんだけど、いいかげんストーリー知らないのにメカだけ追っかけてるってのもどうかと思ったので、買ってきたよ小説。
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 ユニコーンの日(上)(Amazon.co.jp)
マンガ単行本と同じサイズなので字が大きいというのは、近視の僕には地味にありがたい。本棚を占領して困るのはマイナスだけど。
過去のガンダムシリーズ本編で語られていないような設定だけの話とかが色々盛り込まれているだけでなく、さらに補強されてたりして(クロスボーン・バンガードのロナ家の元になったブッホ・コンツェルンがU.C.0096時点ではまだブッホ・ジャンク・インクという一介のジャンク屋でもうコンツェルンでしたごめんなさい(後で資料を確認したらU.C.0080年代初頭に既にコンツェルン化してたわ)、アナハイムの下請けをやってるとか、考えてみたら確かにそういう関係にあってもおかしくないよなあ)、ニヤリとせずにはおれませんね。僕みたいな設定ヲタ系のガノタには、情景描写の細かい小説はやっぱ楽しい。オフィシャルサイトを見てみたらスペースコロニーの作り方の図付き解説なんかもあったりして、大喜びですよ。
2巻も読む。
12日追記。2巻も読んだ。平和があっけなく崩れ去り、恐ろしい速度で混乱が場を支配していく様子に、ドキドキハラハラ(古)しまくり。3巻が待ち遠しいわ。
ストールマンとかリーナス・トーバルスとかのオプソ界の有名人へのインタビューを中心にしてオープンソース誕生から今に至るまでの歴史を解説したドキュメンタリー映画の「Revolution OS」を、今頃になって見た。
調べてみたところ、これの日本語字幕付きのバージョンはオンラインだとナウオンメディア直営のサイトからしか買えないようだ。Amazonでも取り扱うようにしてくれればいいのに。まぁ買ったけどさ……
周辺にいる僕らにとって、分かってるつもりでもいまいち理解が怪しかったり、先入観によってうまく答えられなかったりする事について、「中心」にいる人達が最も的確な言葉で明解に答えてくれる。そういう内容だった。中でも、「オープンソースって共産主義なの?」というよくある指摘に対する反論は、実に分かり易かった。こんな具合で。
ふつう「不思議ちゃん」とかいうと、電波入ってる頭の弱い人とかそういうのを思い浮かべるんじゃないかと思うけど、本作に登場する「彼女」卜部さんはそれとは異なるベクトルの「不思議少女」と言えよう。ハサミで物を切り刻むという特技も、感情らしい感情を一切表情に表さない無愛想さも、「絆」で繋がった彼氏がいるから友達にはなれないという風な理屈に代表される独自の価値観に基づく判断も。「不思議」っていうより「<ruby><rb>謎</rb><rp>(</rp><rt>ナゾ</rt><rp>)</rp></ruby>」という言葉の方が多分しっくりくる。
そんな謎少女の卜部さんに対して、主人公の椿くんはいたって普通の健康的な少年だ。「彼女」に対して触りたいとか手をつなぎたいとかキスしたいとかの「ありがちな」欲は当然ある。でも謎少女の卜部さんはそれをことごとく拒絶する。卜部さん自身が望んだ時でなければ触れることも許されない。夏休みも、デートといえるようなデートはたった1回あったきりだ(2巻までの時点で)。世の中の「普通のカップル」がしてるような事、椿くん自身も「そうしたい」と思ってた事は、どうやら卜部さんとのつきあいの中ではなかなか得られそうに無いようである。
でも、いや、だからこそなのか、椿くんは卜部さんにますます興味を惹かれていく。期待しすぎず、でも絶望もしすぎない、適度な距離感を保ちながら、半ば「観察」してるような状態。この微妙な空気が許されるのは、作者自身が語っている通り、二人が「17歳」だからなんだろうな。
しかし、彼がこう安心してられるのは、目に見えて分かる「絆」が二人の間にあるからなんだろう。それが無かったら、どうだっただろうか……彼はこんなに余裕で毎日を送っていられたんだろうか?
剣と魔法のファンタジーな世界観で、何故かヤクザの抗争チックな魔法ギルド同士の争いが勃発。その渦中に舞い戻ってきた男の魔法の属性は、地水火風いずれにも属さない第5の属性、「萌え」だった。高位の童貞魔法使い達による「萌え」の魔法が猛威をふるう、ギルド同士の血で血を拭う争いは、後に「ドスペラード」と呼ばれる……という無茶苦茶な漫画。下らないネタを極めて真面目に描いているので、余計に笑える。
でも、最終童貞への試練の中で見る「夢」には、何かもの悲しさを感じてしまうんだ……
ギルドの最終兵器に彼は敏感に反応してしまったけど、童貞レベルの高まった男なら分かるだろう!? 「彼女」という響きのエロさが!! その一言がいったいどれほどの妄想を引き起こすか!!! 屈してしまった彼の事を誰が責められようか……!!!!(血涙)
ビーチスターズ 1(作:森尾正博)(Amazon.co.jp)
たまごまごごはんというサイトの書評を見て、読んでみた。
美少女が砂の上で裸足で飛んだり跳ねたりするビーチバレー漫画。制服で裸足で胸元はだけてパンツまる見えで、と、要素だけ聞くとエロい。でも主人公のキャラがあっけらかんとしてるから実際はエロくない。不思議。
内容の方は……うーん……ちょっと期待はずれかも。主人公がいきなり超人過ぎて、僕はあんまり感情移入できなかった。これよりは、ボンクラがちょっとずつ開花していく展開の「ガンバ! Fly High」の方が好きだ。
2巻も読むかどうかは微妙なところです。
「怖い話」短編集。短編も短編、一話あたりほんの4ページほどで終わったりもする。その短い間に「ゾクッ」と背筋が寒くなる話が詰め込まれている。タイトルの通り、身の回りに「不安」を感じるようになってしまう。そんな作品。あまりに各エピソードが短いから、説明が全然無くて、でもそれが却って、突き放されたような感覚があって怖い。
「+」の方が個人的には怖かったかな、と思うんだけど、単にそれが「不安の種」シリーズで一番最初に読んだ物だったからなのかもしれない。
しかしまあ、小さい頃だったらこういうの読む時は絶対全て照明つけっぱなしのドアはしっかり閉めーの布団を頭からかぶりーのという感じで、「得体の知れない何か」が自分の耳の後ろに忍び寄ってこれない状況を作ってからでないと読めなかったけど、独り暮らしで真夜中に窓(網戸)もキッチンへの引き戸も開けっ放しで読めるようにいつの間にかなっているんだから、人間ってすごいな。
闇金ウシジマくん 9(作:真鍋昌平)(Amazon.co.jp)
現代のリアルホラー、ウシジマくんの最新刊だよ! でも丑嶋社長の出番、最後の方だけだ……
前の巻で始まった、パラサイトシングルニート・宇津井のエピソードの完結編。家を追い出されたり、ネカフェ難民になってみたり、ゲストハウス住いのアルバイターになってみたり、ゲストハウスを追い出されたり、ホームレスになってみたり、オヤジ狩りに遭って殺されかけたり、どこまで墜ちるんだよっていう墜ちっぷりの果てに辿り着く結末。
「馬鹿な他人の話」と見るか、「将来もしかしたらそうなるかもしれない、自分自身の姿」と見るか。僕は恐ろしさに身震いする方です。