たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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Flashを使ったプロモーションサイト(スウェーデン語)を見てて今頃思い出したんだけど。
IKEAの製品の説明書は、ピクトグラム(絵文字)を多用していて、極力言葉を使わないようになってた。大量生産がコスト低減の鍵だと聞いたけど、こういう、国ごとに用意しなくてはならない要素を極力減らす工夫も、その一環なのかなと思った。
ただ、そのような工夫は諸刃の剣で、「この商品はこう使ってください」というのが伝わりにくいというデメリットもある。そこで、イケアの店舗でのディスプレイが活きてくる。店舗内のモデルルームで実際にレイアウトして使用状況を見せたその状態で商品の購入を決意させるシステムなので、商品を買う人は、買った時点でその商品を具体的にどう使えばいいかを既に知っていることになる。それが、ともすればわかりにくくもなりかねないピクトグラムだけの取説を理解する手がかりになる。
よくできたシステムだなあ。
Last.fmとmixi stationを導入してみた。どちらも、プロフィールページに自分が最近聴いた曲のリストを表示するためのもの。てっきりもっと面倒くさいものなのかと思ってたんだけども、iTunesや各種のプレーヤ用にプラグインを突っ込むだけでいいのね。知らんかった。
最近は「好きで音楽を聴く」というよりは「聞き慣れた音楽を暇つぶし兼耳から入ってくる情報を遮断するためのダミーデータとして利用する」という感覚の方が何となく強くなっているような気がしていて、このリストに出てきた曲を見て「これがお気に入りなんだね」とか言われたりすると、まあ確かに嫌いな曲だったら聴いてないわけで、そういう意味では気に入ってる方だとは思うんだけど、熱烈なファン活動としてそれを聴いてるというほどでもないので、なんだか罪悪感に近いものを感じてしまう。
オプソは良い良いと盲目的に言うが、総合的に見てクローズドソースなソフトウェアの方が安全で出来が良いぞ、という議論について。
リンク先でも指摘されている通り、分野によって分けて考えるべき問題だよね、これは。
オープンソースは、多くの場合は、それが面白いと思った人達の手で更新されるから、「良いものを作ったら褒められる、加点式で評価される分野」では、採算ベースに乗らないような種類のソフトウェアなのに、妙に出来のいいのが出てくる。ということのように、僕は思っている。
その反対に、作るのが大変でつまらなくて目立たないような種類のもの、リンク先で「クローズドな製品の方がずっと安全」となっているような物は、「いくら良い物を作っても褒められなくて、『良い』ことが当り前扱いされて、そのくせミスがあったら徹底的に非難される、減点式で評価されるような分野」というのは、オープンソースが一番苦手とする分野だと思う。
そういう意味で、最近のFirefoxは以前にも増して減点式評価をされる場面が増えているように思えるので、金も貰わずにボランティアでやってる人達はほんと大変だなあと僕は思うわけなのです。
MSの中の人のお話によると、企業でIE6とか対象に環境構築してる例が多く予想されて、IE7にすぐ更新したら問題多発しそうなので、リリース後6ヶ月は自動更新での提供を行わない、ということらしいと、今頃になって知った。単に6ヶ月遅れてリリースされるのかと思ってた。
なぜ日本だけそんな特別措置なのだろう。日本のITリテラシをナメてますよ連中! ……いや、やっぱりナメられても仕方ないか、日本だと。
ミクシィを何となく見てたら母校のコミュで同期生のスレがあったのを発見した。見てみたら、見覚えのある名前がちらほらと……あー懐かしいなあ。
高校の同期生って言っても、そうか、もう卒業して6年は経ってるんだもんなあ。ミュージシャンとしてデビューしてる人がいたり、美容師になってる人がいたり、子供産んでる人がいたり……みんなそれぞれの道を歩んで、自活してるんだ、成長したんだ、ということを改めて意識させられた。大人になってから出会った人達としか普段コミュニケートしてないから、そういう当たり前のことにもなかなか気付けない。
イキガミ1巻を読んで思ったこと、もう一つ。
勉強や運動や恋愛は、いくつになってやっても構わない。誰にも罰せられない。大人になってからでもゆっくり出来る。
でも、イジメに対する報復は、大人になってから実行することは出来ない。傷害事件になってしまって、逮捕されてしまう。実行するリスクが極めて大きい。子供のうちなら罰せられない。「子供のケンカ」で済ませてもらえる。
子供のうちに、他人に対して陰湿なイジメをしたり、彼女を孕ませたり、盗みをはたらいたりして、大人になったら「更生」して真面目に社会復帰する。その人生は美談として語られ、多くの人の羨望の的となる。これが一番賢い、自由に好き勝手できる生き方だと思う。これこそ勝ち組だと思う。
子供のうちから勉強や趣味ばかりに打ち込んで、異性とのマトモな付き合い方も分からず、辛く苦しいイジメにひたすら耐え、それで大人になったら、今度は「女心も分からない恋愛経験もないオタク」と蔑まれ、過去に自分をいじめた連中に報復しても即逮捕され、その後の再起の道を断たれて。その人生は目を背けるべき社会の暗部として葬り去られ、誰に顧みられることもない。これこそ負け組だと思う。
何で急にイジメの話のエントリなんか書いたかっていうと、イキガミ(1)(Amazon.co.jp)読んだからなんすけどね。ちょうど1巻の最初の話が、元いじめられっ子の復讐の話だったんで。
イキガミ (2)(Amazon.co.jp)も今日読んだ。
表紙から内容がよく分からんかったから、以前店頭で見かけたときは「生き神」かとばかり思ってた。死亡予告通知書、通称「逝き紙」ということだったのね。
あらすじを一応書いておくと、どういう訳か法律で18~24歳の若者を1/1000の確率で見せしめに殺すことで国民に命の尊さを実感させるのだという妙ちきりんな法律が施行された日本を舞台にして、イキガミ配達係の公務員から死亡予定時刻のちょうど24時間前に「あんたが死ぬことに選ばれましたよ」と死の宣告を受けた若者達が、どういう風に最期の一日を過ごすか、ということを描いた作品。1巻あたり2エピソードで、現在2巻まで刊行中。現実の神風特攻隊をとりあげたドラマであるとか、あるいは僕は読んだことないけどえんどコイチの「死神くん」とか、そういうのと同じ系統に属する作品と言えますね。
いじめというのは、された方はいつまで経っても忘れられないのに、した方は平気で忘れやがる。
……というのはよく言われることだけれども、それは、報復行動に移した後にも同じ事が言えるのではないか。