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Latest topics 近況報告

たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

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Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

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アイマスとアイドルとバーチャルアイドル - Mar 31, 2008

「アイドルマスター」のアイドルたちは今日本で最も成功しつつあるヴァーチャルアイドルだと思うんだけど、お前らどう思う?

ホリプロのバーチャルアイドルが失敗に終わったのは、不気味の谷(描かれたキャラクターのリアルさが増すにつれて親近感も増すが、ある程度以上にリアルになると逆に気味が悪く感じるようになってしまう、という現象)に陥ってしまったからというのが最大の理由なんじゃないかなと思う。単純に。

そもそも何で伊達杏子のキャラデザがそうなっちゃったのかっていうと、「一般ウケ」を強く意識しすぎたからなんじゃないかなーと僕は勝手に想像している。マス一般大衆を相手にした商売だから、やっぱり、万人に受け入れられるデザインでないといけない。ヲタ向けの絵じゃヲタにしかウケないし。

でも「一般ウケ」を意識さえしなければ、バーチャルアイドルの成功事例は当時からすでにあったわけだよね。アニメのキャラソンなんかがまさにそう。人間のキャラクターでなくてもよければ、ディズニーやサンリオあたりは一般ウケもしつつ大成功してる事例だ。特にディズニーのキャラクター達の扱われ方なんてアイドルそのものだろう。

「バーチャルであれ何であれ、『正統派アイドル』は人間の姿をしてなきゃいけない」みたいな思い込みに囚われてしまったことが、伊達杏子の不運だったんじゃないかと僕は思う。

だいたい普通のアイドルだって充分にバーチャルアイドルだ。彼ら・彼女らのパーソナリティの大部分(ひょっとしたら全部)はシナリオに沿って演じられたものであって、そうして演じられた偶像、本人のごく一部分だけを抽出した一要素(に、いくつかの大衆好みの味付けを施したもの)に大衆が群がるというのが「アイドル」の本質なんだから。アイドル産業において、アイドル本人はあくまで商品としての「アイドル像」を形成するための素材の一つに過ぎない。

アイマスが大ヒットした背景には、映像コンテンツが著作権者の考えていた以上に大量に流通したこととか、ユーザ自身がアイドルをプロデュースできる・身内になれるというゲームの内容だとか、そういうことがあるのは事実だと思う。プラスの効果を生み出した要因はそれで説明が付くと思う。でも仮にアイマスのキャラクター達が物凄くリアルなCGで表現されていたら、ここまで広まらなかったんじゃないかと思う。頭身の低いデザインやトゥーンシェードによって、不気味の谷に陥らずに済んだ、という「マイナスの効果を生み出さなかった要因」を無視してはいけないと思う。

固定観念に囚われないことと、マーケットをきちんと絞り込むこと。これが成功の必要条件だ、と改めて思った次第です。

XUL/MigemoとC/Migemo - Mar 31, 2008

絶対に便器!: XPCOM+C/Migemo

今のXUL/Migemoでは

  • 辞書へのユーザによる単語登録を可能にしている
  • 生成する正規表現に、ひらがな・カタカナの同一視、発音記号付きのアルファベットも含めている

という改造を施しているので、その点で検索結果に差異が出ると思う。わりとどうでもいいと言えばどうでもいいことなんだけど。与える辞書、ローマ字の変換テーブルとかをDLLの外に置けるになってればいいんだけどなあ。まあ、中国語やハングルや発音記号のある他の言語にも対応できるとは言っても、実際にそれらの言語用のエンジンを開発してくれる人がいない現状では、日本語決め打ちでいいのかもだけど。

ページ内検索の速度の改善はもちろん重要なんだけど、それ以外の部分でもXUL/Migemoを使えるようにしてみると、そもそも正規表現でのマッチング自体が凄く重いということに気がつく。これはAutocomplete Managerとの組み合わせで特に感じられる。Thunderbirdのクイック検索に対応した時のように、なるべくマッチングの回数自体も減らすようにロジックを変更しないと、この問題は解決できないっぽい……

Firefox 3とメモリ性能 - Mar 31, 2008

Firefox3MemoryUsage - Firefox 3 のメモリ使用量

色んな所で「Firefox 3ではメモリの消費量が云々」という記事が書かれててるんだけどいまいちピンと来ない。まだ常用はしてないし。だからこういうの見てやっと「へえ」と感じる。こう言う所を事細かに「解説」できるのはオープンであることのメリットなのかもなと思う。

プラス思考、ポジティブ、焦り - Mar 29, 2008

鬱状態にある人にどんな風に声をかければいいのかってのは悩ましい問題です。浅はかな考えだとついつい「頑張れ」と言っちゃいそうだけど、それが一番よくないらしいと聞く。ポジティブになりたい・生産的になりたいのになれない自分、に焦ってますます追い詰められるからだとか。

ポジティブな人にも色々あるだろうけど、よく考えてみると、焦ってたり余裕が無さそうだったりする人というのは、あんまり「ポジティブ」という風には思えないという気もする。どっかり構えて「よか、よか」と言ってる陽気で懐の広い人、というのが「ポジティブ」という言葉には相応しいような気がする。

Safariのネットワークタイムライン - Mar 29, 2008

Safari 3.1の開発者向けツールってすごいなあ。ネットワークタイムラインとか視覚に訴えかけるのが上手いね。変なパッチ当ててでもAcid3テストの点数を上げたりとか。

人間でもソフトウェアでも、見た目が9割。

それはどっちの「まじめさ」? - Mar 26, 2008

外国人おたくが日本を好きな理由、嫌いな理由 dannychoo.comとかの、外国人による日本人評とかで、たまに「日本人はマジメだ」という風に言われているのを見る。でも、「まじめさ」には二つあると思う。一つは、従順さという消極的真面目さ。もう一つは、正義感の強さという積極的真面目さ。日本人が持っているのは前者の真面目さだけで、後者の真面目さを持ってる人なんてほとんどいないんじゃないか? という気がする。いや、他人だけを悪く言うんじゃなくて、自分も含めてですけどね。

一口に遵法意識と言っても、これもやはり、法に従う理由としては前述の二つの立場があると思う。即ち、それが決まりだからとそれ自体の善し悪しは考えずに従う立場と、人はそうあるべきだと思いその理想に近くあるために従う立場と。

礼儀正しいっていうのもやっぱり同じ事が言えると思う。一つは、そうしなきゃいけない場だからそうしているだけで、そうじゃない場だったら汚いこともだらしないことも平気という立場。もう一つは、人の見てない所でもそうすることが正しい・あるべきと考えてそうしているという立場。

個人的には、後者の「真面目さ」は度が過ぎると窮屈で、また、それを他人にも強く求める人だったりなんかしたらウザくすらあるので、それを追い求めるということを手放しで褒め称える考えはない。

マルチ商法は何故儲かるのか - Mar 25, 2008

いわゆるマルチ商法って儲かるの? 笑った会社、泣いたひと・・・ - goo ニュース畑

マルチ商法については、「確かに儲かる人はいるけれども、それは最初の方のごく限られた人だけで、後は損をするばかり」という説明を教科書的に教わることしかなくて、いまいちピンと来なかったんだけど、リンク先の説明で物凄くしっくり来た。

「マルチ商法をしている会社が儲かるのは、人件費という経費がかからないから。マルチ商法は会社は儲かるが末端の会員は儲からない。」

そうか、「会社」という括りで「最初の方のごく限られた儲けられる人達」のことを認識すれば、そういう解釈ができるのか……

賢いNOの言い方 - Mar 25, 2008

言いにくいNOの言い方 - 島国大和のド畜生

「Yes, but」法(名前の通り、「いいですね、でもここが……」と、一度持ち上げてから落とす説得のテクニック)は知ってたけど、「責任を他人に押しつける法」としても使えるというのは気がつかなかったなあ。いや、ここで紹介されてるのは、自分のせいじゃない余計な責任まで自分一人で背負い込むな、本来責任を負うべき奴に責任を負わせろ、という話なんだけど。

でも考えてみたら結構無意識にこういう言い方はしてるかも知れない。「これとこれが解決されない限りはできない」という風に、何故できないのかの理由を示す、それは自分が責任を負いたくないからという場合もあるし、自分には分からない領域のことだからという場合もあるし、根本的解決を望んでいるからという場合もある。

会社 - Mar 24, 2008

公務員になった知人から聞いたんだけど、公務員になると最初の研修で「外で仕事の事を話す時は『会社』と言うように」と教育されるんだそうな。何故かというと例えば、喫茶店で仕事絡みの話をしてたら後ろの席でそれを聞いてたオバハンが仕事場(役所とか)に怒鳴り込んでくる、みたいな事が起こるから……なんだそうで。

そう言われてみれば確かに、別の公務員になった友人も、日記では仕事絡みの事を書く時は「会社」と書いてた気がする。先輩に飲みに誘われたとかそういう文脈で。

制服で競馬に行ったりオモチャ買ったりしてる両津勘吉はどーなるんだ?

Firefoxが勝たなければならない理由 - Mar 24, 2008

IEからシェアを奪う、を合言葉にしていてはFirefoxが勝てない理由に寄せられたコメントを見て少し補足しておこうと思った。

Linux&Sexという文書を紹介している人がいた。「勝ち負けとか誰もそんな事考えてないし。必要だったり面白かったりするからやってるだけだし。」なるほど正論だ。でも今(例えば)Linuxがここまで使い物になる状況になってることの背景には、それが儲かると考えて多大な投資をした企業があったからではないのか? Linuxをハックする人達を雇って給与を払う者がいたから、雇われた彼らは生活が立ちゆかなくなる不安に怯えることなく安心してLinuxをハックできたのではないのか? 仮に、開発の100%すべてが一部の富裕プログラマの余暇の時間だけで行われていたら、Linuxが今の品質になるには百年とかそういう長い時間がかかっていたのではないか?(むしろ百年かかっても無理だったかも知れない)

LinuxはLinuxのことを愛している俺達だけが支えているんだ、と言う人が、Linuxのことを好きでもなんでもない人の支えその背景にある、ということに気付いていないのだとしたら、おめでたい話だと思う。良い開発のサイクルを回すために「勝利」「成功」そしてそこからもたらされる活動資金は必要なものだ。そして同じことがFirefoxにも言えると思う。

中野さんが指摘するように、現実に対して影響力を持ち発言力を行使できるようになるにはシェアが必要だという点も確かに見逃せない。「勝利」「成功」というと、他を圧倒する大勝利のことばかり想像されるかも知れないけれども、僕は、中野さんが言うところの「最低限のシェア」を獲ることも勝利だと思ってる。

でも、世間に対し影響力を持つ最低限のシェアと、(他から資金を投じてもらったり下駄を履かせてもらったりしなくても、プロジェクト自身が自身の活動だけでうまく回っていける、という意味での)プロジェクトの存続に必要な最低限のシェアとはまた別だと思っていて、前者を達成できたのなら、次のステージとして後者のシェアを獲ることが新たな勝利条件になっているのではないか、と僕は思っている。前述の「同じことがFirefoxにも言える」というのはそういう意味だ。

ちなみに、「Mozillaは今でも十分収益出てるんじゃないの? 十分成功してて上手くいってるんじゃないの?」って思ってる人は、もう少し想像力を働かせた方がいいと思う。

Mozillaの収入源がFirefoxのウィンドウ右上にある検索バーからのアフィリエイト収入からだ、ということはよく言われているけれども、Firefoxの主なユーザであるリテラシの高いギーク層はまずWeb上の広告から買い物をしない(Adblockが最も人気のあるアドオンだって事も忘れてはいけない)のだから、これは建前である可能性が高い。そしてMozilla CorporationがGoogle本社のすぐ近くにあって、Mozilla社員はGoogleでタダでご飯を食べられるというのもこれまた有名な話(それって文字通り餌付けされてるってことじゃないか!)。MozillaとGoogleのこの関係を見れば、GoogleがMicrosoftあたりと争う上でのカードにするためという政治的な意図でMozillaを囲い込んでるんじゃないのか、ってのは、これだけ材料が揃っていれば容易に想像が付くことだろう。

でもGoogleはAndroidでMozillaのGeckoではなくAppleのWebKitを選んだ。AdobeもAIRでWebKitを選んだ。Mozillaの技術は彼らから見たら魅力的じゃないって言われたも同然だ。こういう流れが今後も止まらないなら、これはもう、Mozillaにしてみればスポンサーも市場への影響力も両方失いかねない存続の危機と言っていいんじゃないのか。

MozillaがGoogleと今のような関係を維持するにしても、別のスポンサーをたくさん見つけるにしても、シェアという武器がなければ交渉なんてできやしない。僕が「Mozillaというプロジェクトが存続するためには今以上のシェアが必要だ」と考える理由は、そういうこと。

まあ、何でも悪く考えすぎだって言われてしまえばそれまでですけどね。

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