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Latest topics 近況報告

たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

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巻き戻し/早送りボタン - Apr 05, 2006

gooブログの「前の記事へ」「次の記事へ」のリンクを検出できなくなっていたのでXPath式を訂正したついでに、引っ越してしまうと1ヶ月近くは更新できない(する気力も多分ない)状態になると思うので、今のうちにと、ほとんど徹夜のやっつけ仕事で「戻る」「進む」ボタンに全ての機能を持たせる設定を加えた。

巻き戻しボタンや早送りボタンをツールバーに置かないときは、戻る・進むボタンがこれらの機能を持つようになる。元の機能を利用したい場合はポップアップメニューからアクセスできる。そんな感じ。

ほんとにやっつけ仕事もいいとこなので、きっと不具合が潜んでる。でも直す気力はもうない。

NoScriptで複数サイトをまとめて許可あるいは禁止してみる - Apr 03, 2006

NoScriptは「基本的にJavaScriptもFlashも全て無効、でも許可したサイトだけは有効」といった使い方をする上で非常に便利な拡張機能です。さらに便利なことに「一時的に許可する」(Firefoxを終了するまでの間だけ、そのサイトでのスクリプト実行を許可する)という機能まであって、試しでJavaScriptを有効にしてみて、有用なら初めて永続的に有効に設定する、といった使い方もできます。

と、いいことずくめのようなこの拡張機能なんですが、困ったことが1点だけあります。それは、許可・禁止がスクリプトの置かれているドメイン単位か、または全体、という両極端な基準でしか設定できないため、複数のドメインのスクリプトを読み込んでいるページでは、禁止・許可を切り替えたいと思ったら、読み込まれているスクリプトのドメインの数だけ何度も操作を繰り返す必要があります(例:Webページでダイスを振るbookmarklet)。

これが死ぬほど面倒だったので、「これらのサイトをまとめて許可する」「一時的に許可する」「禁止する」の3つの機能をNoScriptに加えるような改造を考えてみました。

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高橋メソッド in XULが流行ったようだ - Mar 31, 2006

YAPC::Asiaで行われたプレゼンテーションの資料一覧に、拡張子「.xul」のものがちらほら……っていうか高橋メソッド in XUL由来のやつが明らかに多いYO!

数えてみると、6/17で35%という物凄いシェア。独自に改良されたもの(本文が英語で、日本語字幕を同時に表示できるものとか)もあって、実装を書いた者としては、なんか嬉しい。

……ということで、クラス名を指定して自分で好きな装飾を定義できる機能を取り込んでみた。

Firefoxのパスワードマネージャの賢さにびびった - Mar 28, 2006

Firefoxでは、各種のWebサービスのパスワードを記憶しておくパスワードマネージャという機能がある。

ログインパスワードなどを記憶させておけば、次にログインページを訪れたときには、自動的にパスワード欄が入力済みの状態になる。セキュリティの事を考えると微妙な機能なんだけど、マスターパスワードと組み合わせて使うなりの工夫は可能だし、何より、いちいちパスワードを覚えなくてもよいので便利だ。

で、このパスワードマネージャを使って僕ははてなのログインパスワードを記憶させてたんだけど、思うところがあってパスワードを変えたくなったのですよ。所定のフォームに旧パスワードと新パスワードを入力したら……なんとFirefoxが「新しいパスワードをこのユーザのパスワードとして記憶しなおすか?(大意)」と訊いてきた。これに「はい」と答えたところ、次のログイン時にはさっき入力した新しいパスワードが自動入力されたわけで。

そんな心配りに少し感動した、という話。

Firefoxと窓の杜とプラグインと拡張機能 - Mar 23, 2006

いつぞやの件「Firefox」プラグイン特集 v1.5対応版 第5回をもって解決をみたと考えてよいのだろうか。

これまで窓の杜では、「Firefox」の“エクステンション”や“拡張機能”と呼ばれるものと“プラグイン”を、あわせて“プラグイン”と呼んできたが、「Firefox」の認知や普及が進み、“拡張機能”をインストールして使用するという「Firefox」ならではの利用方法が根づいてきたことを実感しつつある。そこで今後は、ソフト内の呼称“拡張機能”を用い、“プラグイン”とは区別するかたちで紹介していくこととする。(編集部)

これで今後一切窓の杜がFirefoxの拡張機能(かつてプラグインと読んでいたもの)の事を扱わなくなったとしたら、窓の杜の作戦勝ちかもね。肉を切らせて骨を立つとか、損して得取るとかの意味で。わらい。

歩み寄りの姿勢は、素直に評価するべきことなのだと思っている。

正しい名前と分かりやすい名前とターゲットと方向性 - Mar 15, 2006

「拡張機能とかプラグインとかややこしいから、分かりやすくするために全てプラグインと呼ぶ」という窓の杜の理屈は本当にFirefoxの方向性にそぐうのかどうかを考えてみます。

本当に何も知らない初心者というのは、案外、名前の違いとかそういった細かいことにはこだわらないものだったりします。それよりもむしろ「これをこうしたらこうなった」みたいな感覚的なものの方を、彼らは大事にします。正しい言葉を教えようが間違った言葉を教えようが、初心者というのは、自分の分かる言葉で呼ぶようになります。青いeマークを指して「インターネット」と呼ぶのはそういう層です。

上級者も、名前が違うからといって理解できないということはありません。本質的な部分を理解しているから、名前が違っても理解できます。逆に、名前の違いに敏感になっていたりすらします。ログインとログオンの違いとか、アドオンとプラグインの違いとか、本質的な共通性と表面的な違いの両方を正しく認識できるようになっている人には、わざわざ「不正確な言葉で説明して分かりやすくする」意味はありません

言葉や方式の違いに大きく戸惑うのは、実は、初心者から中級者に上がろうかというレベルになってきた人です。この層の人は、ただ感覚だけで認識しているわけでなく、さりとて本質を見極めているわけでもなく、条件反射的に名前や外観と実体とを記憶の中で結びつけていたりします。本質的な共通性も違いも、表面的な共通性も違いも分かっていないと、名前や方式がちょっと変わっただけでとたんに分からなくなってしまいます。

いつまでも初心者の層に留まったままでいる人、上級者の域に達してしまった人はそこからほとんど立場を変えないのに対し、中間層の人というのは、初心者から上級者へと階段を駆け上ろうとする流動的な存在、過渡的な段階です。この、過渡的な段階にある人達を取り込むために有効なのが、乗り換え元の彼らが慣れ親しんでいる製品に用語や体裁を合わせる、というやり方です。

他の物に完璧に合わせる、というのは、ただ「良いと思うもの」を作ること以上に難しいことです。多大な労力を積み重ねてただの劣化コピーを作るくらいであれば、初心者層と上級者層の二つをターゲットにする方が、Firefoxの開発をより少ない労力で、より良いものを作る方向に進めるられるのではないでしょうか。

また、最も重要なのは、Mozilla FoundationはFirefoxを、「IEのシェアを奪い勝つためのもの」ではなく「IE以外の選択肢を提供するためのもの」と位置づけているということです。必要以上のIEへのすり寄り、シェア奪回それ自体は、その位置づけにおいてはそれほど強くは求められていないのです。無論、結果としてシェアが増すことについては、何ら否定されませんが。

こうして考えてみると、窓の杜の理屈は、Firefoxを世に送り出しているMozilla Foundationhaの思惑とは必ずしも一致しておらず、ひょっとしたらそぐわない部分があると言えるのではないでしょうか。

――なお、前述の3レベルの分類は、一人の人が全ての場合においてそうであると言い切るものではなく、ある人がとある分野では上級者でも、別のある分野ではまるっきり初心者、という場合は往々にしてあります。ある物事への習熟度一つを取ってその人の全人格の優劣を語ろうという話ではありませんので、そこは誤解のないよう。

8年 - Mar 13, 2006

道義的な立場からの問題というのが確かに一番大きい。「こう呼んでくれ」と言っているものを「いいや、俺はこう呼びたいからこう呼ぶのだ」と突っぱねてるのだから、侮辱と言ってもいい。それだけで理由になる。技術的な正しさだの何だのは二の次三の次と言っていい。

ただ、そんな言い方をしたところで先方が動いてくれるとは僕には思えんのだなあ。MJが再三申し入れをしているにも関わらずこういう状況だということは、中の人は8年前と何ら変わってないんじゃないか?としか思えない。こういう人達には、あなた自身にダメージが及ぶのですよ? とでも迫らないと効果がないのではなかろうか。そんな風に僕は思うのです。

と、名前は出さずに書く意地悪な僕なのです。

プラグインと呼ばないで拡張機能と正しく呼んで欲しい人のリンク集 - Mar 13, 2006

なんかいつの間にか話題が広がってますね。でもいまいち広がりきらないのが日本語圏におけるFirefoxの微妙な立場を示しているようでなんとも切ないです。

過去エントリ:

他の人による言及:

その他:

とりあえず「インプレス版Vector」はちょっとウケた。でもVectorには罪はないぜよ。

ユーザから見た拡張機能とプラグインの違いは大きい - Mar 12, 2006

mixiの署名呼びかけコミュのトピックにも書いたんだけど、Firefoxにおいて拡張機能とプラグインは、混同して良いとは言えないレベルで利用方法に大きな差異がある。実装方法に違いがある、というエンドユーザにとってはどうでもいいレベルではなく、日常的に使うにあたってのレベルでの違いだ。

導入削除更新設定
拡張機能 XPIパッケージをWebページから直接インストール。 「ツール」→「拡張機能」で拡張機能マネージャを開き、削除したいものを選択して「削除」ボタンを押す。 「ツール」→「拡張機能」で拡張機能マネージャを開き、「更新を確認」ボタンを押す。 「ツール」→「拡張機能」で拡張機能マネージャを開き、設定したいものを選択して「設定」ボタンを押す。
プラグイン Firefoxに備わったプラグインのインストール機構を使用、または、Webページ上からインストーラをダウンロードして実行。 「プログラムの追加と削除」「アプリケーションの追加と削除」を使うか、手動でプラグインのファイルを削除するなど、プラグインごとに異なる プラグインごとに異なる。(Adobe Readerのように自動更新機能があるものもあれば、上書きインストールで更新するしかないものもある) 実際にプラグインが機能している状態で右クリックメニューから行う、Windowsの「コントロールパネル」から行うなど、プラグインごとに異なる

これだけ違うものを混同するのが望ましいこととは、まったくもって思えない。本当の意味での初心者のことを考えても、同じ名前のものは統一的に扱えるようにするのがよい。

その意味で、Firefoxの拡張機能マネージャは早いうちから良い環境を整備してくれていたと思う(現状の仕組みは、Firefox 0.9の前後に急遽取り入れられたものだけれども、それ以降目に見える大きな変更はない)。これだけのものを作るのは大変なことだ。また、Mozilla Foundation側はドキュメントを用意するなどしてこの仕組みの周知徹底に力を注いでいた。窓の杜が拡張機能とプラグインを混同して呼ぶことは、Firefox開発者・関係者のこうした苦労を無にする行為に他ならない。

追記。このエントリだけ見て帰らずに、関連する他のエントリにも目を通しておいてほしいなあ。

拡張機能とプラグインと呼び方 - Mar 11, 2006

そもそもの問題としてホントに「プラグイン」って分かりやすい言葉なんだろうか。「extension(s)」の訳語として翻訳チームはかつては「拡張」、今では「拡張機能」という言葉を割り当てているけれども、カタカナ語より漢字4文字の方が意味を取りやすいように思えて仕方がない。「プラグイン」という言葉の意味を理解できるのは、ある程度ソフトウェアを使いこなすことに長けた人であって、本当の意味で初心者な人にはどっちにしろ「何それ?」という状態な訳で。

逆に、カタカナ語で表記するということには、「なんかようわからんがかっちょええもんがあるべや。漢字で書いてるダッセェーもんとは別もんだがや」と読者に認識させる効果が期待できるという側面もあるといえばあるんだけど。

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