たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
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Firefox Rock Festival '07のサイトに少年ナイフの名前が出ていて、一時期もてはやされたProxomitronが「少年ウェア」という謎ライセンスだったことを思い出してちょっと感慨深かった。ていうかProxomitron関係の話題で名前だけ知ってた。ギークにある意味馴染み深い名前だった「少年ナイフ」がギークに馴染み深いFirefoxとこうして同じ画面で名前を見ることになるとは、誰も想像だにしなかったに違いない。
公式サイト見てみたら、結成が1981年だそうで、僕の生まれる前からいる人達なんですね……
Lightweight Language Spirit、通称LL魂行ってきましたよ。
前日朝までウトウトしながらテキストシャドウのコードいじってて(改行の問題の修正)、2~3時間寝た後昼過ぎくらいまでかけて必死こいてプレゼン資料作ってました。なのでVM魂より前の内容は見てません。しかもVM魂も会場で寝ちゃって最後の方の内容見れてません。酷い話だ。
amachangさんのプレゼンはさすがという感じで、JSだけでここまでやれる物なんだぁ……と、今更改めて驚かされました。サムネイルでプレゼン全体を一覧したりする機能(amachangさんのはプレゼンツールの機能として組み込んだものではないそうだけど)はそのうち是非ともパクらせていただきたい所存ではあります。というか会場の質問で「同じJS同士、コラボレーションやりますか」みたいな話が出てしまったので、その方向も含めて検討課題ですね。事務屋的というか地味なXULをamachangさんの協力で是非とも派手派手なものにしていただけたらなあとか思っています。
他はあまりに分野が違いすぎてコメントのしようがない……でもGaucheの小黒氏のプレゼンはなかなか興味深かった。最後の方ニコニコ的展開になってて、これがプレゼン2.0というやつか!みたいな。
そう。OHP由来のスライド型プレゼンの枠を乗り越えていないのが残念だったと言われたけれども、プレゼンっていうかパフォーマンス? 壇上で言語使ってPCとプロジェクター使って発表するという段階で自ずとそのフォーマットは限定されてくる物なのではないかと、僕なんかは思うわけですよ。しかもテーマが「その言語で作ったプレゼンツール」じゃないすか。そうしたらなおさら、形式は限定されて仕方のない話だと思うわけですよ。
リアルタイムに動かせたらそれでいいの? XULをその場で書いてそれがプレゼン内で表示される、そういう風にすればよかったの? でもその場でやってtypoで動かなかったら、制限時間内にプレゼンが終わらないかもしれない。伝えたかった事を伝えきれないかもしれない。「重要な事をあらかじめスライドに書いておいて、それをめくりながら話す」という「プレゼンテーション」の「形式」は、廃れることなく何十年と行われ続けてきている。これはもう、僕のようなボンクラな人間にとって、そしてボンクラが圧倒的多数を占めている人類という種にとって、この形式が一番「適している」のではないか? そんなことすら思ったりもするわけですよ。
次回予告。2008年8月30日、なかのZEROホール(収容人数1300人)。スケールでかいなあ……
以下、飲み会で話した事。
そんな感じ。
CNET Japanの特設コンテンツが更新されて、Norahさんのコラムも更新されました。前回に続いてまた僕のキモ声動画が付いています。
でも同じコンセプトっぽいフォクすけブートキャンプ(第2日目)の方が明らかに世間にはウケていそうな気がします。なんか負けた気がします。ギギギギ。
あとMozilla 24のサイトがやっと更新されて、募集とか始まりましたね。どう見ても企画の一つ(のはず)のFirefox ROCK FESTIVALの方が見栄えがしてるんですが。
ということで、宣伝でした。
こんなバトルが勃発してたとは知らんかった。
こういうの見てると、無料で気楽にイベントに参加できるというのは実はとても恵まれてるンだなあ、とかなんとかそういう事を思う。参加無料とかそういうのが当たり前になっちゃってて感覚が麻痺してる(そもそも内情を知る事自体がそうそう無いけど)自分がいることに気がつく。
まあそんな感じで思う所はいくつかあるけれども、単純に金を払う側の心理として、金払ってんだからそれに見合った内容を提供しろよな、と思う感覚は当然僕も分かるし、というか自分が金を払う時はそういう風に考える。前に立って喋る側の人は、例え自分に金銭的な利益が発生していようといまいと、客がそういう気持ちで来ている事を忘れてはいけないんだろうなと思う。気張りすぎて逆にスベる(昨年のINTEROPとか、ありゃ酷かった)のは宜しくないけれども、なんというのか、物を提供する人間としてのプロ意識は持っておくべきなんだろうなと。
ああ……なんか、そういう気持ちって、前の方が強かったかもしれない。世間とか今以上になんにも知らない時、同人サークルで物を制作する時、必要以上に「お客様へのサービス精神」を発揮していた気がする。例え数百円の頒価でも、例え収益をトータルで見れば明らかに赤字であっても、そんな事は会場でお金を払ってくれる人からしたら全然関係ないのであって、彼らにとっては「この金額をこの内容の成果物に対して支払った」それ以上のものを感じてもらう事を求めるのは筋違いだ、それ以上を感じてもらえれば儲け物だ、くらいの。いやあ、今のグダグダさから考えたら信じ難いかもしれないけれども。
無料でやると、そういう責任感はちょっと薄くなる。タダでやってんすから、って事は必要なコストは全部こっち持ちなわけで、ワガママ許してくださいよ、てな具合で。拡張機能の開発とメンテナンスが僕の場合はまさにそんな感じだ。できるだけ気楽にやりたいし、気楽にできるからこそ今のアドオン天国が形成されたんだと思う。責任感じて何も出せなくなってしまうような世界よりは、成功するか失敗するか分からんけど色々な方向に物怖じせず枝を伸ばせる世界の方が、僕は好きだ。好きなのと、向いてるかどうかってのとは、まあ、別問題なんだけど。
Web標準の日々に行ってきた。2日目のみ、Mozillaブースの手伝いに。
来客数ゼロは、自分が喋ったセッションではないとはいえ、関係者としてはトラウマものですね。
気がついたら一次選考の結果が発表されていたMozilla 24までもがこうならない事を祈るばかりです。
ITmedia Biz.ID 第5回ブログメディア研究会に行ってきた。
参加者の簡単な自己紹介の後、最初はMozillaがどういう組織であるかやFirefox登場の経緯などの説明が一通りあって、次に、Firefox 3で検討されている様々な新しいUI、特にダンさんが担当しているPlaces関係の話が、モックアップのスクリーンショットを交えてなされた。
DevConとかに参加してたり最新情報を追っかけたりしてると、このあたりの事はだいぶ「まあ、前にも聞いたよね」な部分があったので、僕は置いてあったコーラやらお菓子やらを一人つまんでた。
その後でやっと、自由質問の時間になったわけなんだけど。
皆さんがまともな質問をする中、一人だけひねくれた質問しまくって浮きまくってた気がする。主賓のダンさんがFirefox 3(のGUIに関わる部分の)開発の担当であって全体の統括だとかXULRunnerだとかGeckoエンジンだとかの担当ではないということだったんだけど、そんな事はお構いなしに全然関係ない事を聞きまくった。まったく迷惑極まりないですね。
というわけでイベントが終わって中野さんを含む3名で徹夜で4時間ほどカラオケして久しぶりに咽が駄目になった後、始発までまだ時間があったから1時間半ほど歩いて家まで辿り着いたわけですが。
今回のDevConは「初心者向け」セッションと「上級者向け」セッションに別れていて、僕はずっと「初心者向け」の方にいたので、そっちの様子を書こうと思う。「上級者向け」の方のレポートはYet Another Hackadelicに詳しい物があるのでそちらをどうぞ、っていうか僕もこれを見て当日向こうでどんな話が展開されていたのかやっとちゃんと把握できた。
会場から更新。
最初の発表の拡張機能開発チュートリアル、オワタ!!(いろんな意味で) 時間配分に失敗してグダグダになってしまいましたごめんなさい。
まあ内容自体は配布された冊子の内容を(簡略化しつつ)なぞっただけなので、別に話を聞こうが聞くまいがどっちでもいいって感じで、むしろあのセッションの目的は、リアルタイムで実際にXUL書いたりXPCOM書いたり拡張機能書いたりしてみて「なんだ、案外簡単じゃん」と実感してもらうことだったので……だから資料も割とどうでもいいという感じだ。
……ってことは内容を一通り終わらせることよりも実際に入力して体験してもらうことを優先するべきだったってことかやっぱり。なんだかPC持参で来てる人が少なそうに感じたので(最初に挙手してもらうなりなんなりすればよかったな……)、入力のための待ち時間を長々と取ってはいけないのかなあみたいに焦ってテンパってしまって、判断を間違えた。
こういう体験系のものをやるときは事前の周知の徹底と割り切りと切り捨てが大事なんだなと痛感した次第です。
背中で語れとか言われたので思いついた端から送ってみたよ。
発想が貧困でごめんなさい。
「都内で」というのが多いのは実現可能性を考えてのことであって、他の地域を無視してるワケじゃありませんことよ?
募集開始と同時にあっという間に席が埋まってしまったというApollo mini Camp @ Tokyoに、潜り込んできた。
本家の開発者が来てApolloの概要と現状、将来について詳しく語っていた。Apolloの凄さは、実際に動いている所を見るとよく分かる。とても充実したセッションだったと思う。
講演の内容はWeb Designing2007年6月号の特集の内容と被っていた所も多かったけど、メモに残せた範囲で書いていこう。
講演の中の言葉で印象的だったのは、「Apolloを使うと、Webサービスだけでなく、ローカルアプリケーションとマッシュアップできる」という表現。発想の立脚点が、アプリケーション開発者の視点ではなく、Webデベロッパの視点である、という事を端的に示す名言だと思う。
プレゼンでは、Web上にある楽曲ファイルを再生するプレーヤー機能を持ったWebサービスFinetuneを例に挙げ、WebサービスとしてのFinetuneの欠点として
といった点を挙げた上で、Apollo上で動作するFinetune Desktop Playerを起動して、
といった例を示していた。これはApolloのコンセプトを特に分かりやすく示してくれる好例だ。
そういった例の数々やなんかを見るにつけ、似たコンセプト・似た機能のXULRunnerがWebにもローカルにもどっちつかずな印象(のように僕には見える)なのに比べて、Apolloはとても明快な印象を受けた。Apolloは明確に「Webデベロッパのもの」を意識している、ということを、メッセージとして発信している。ターゲットを見据えた上で、物を作ってきているし、物を見せてきている。