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レボリューション・イン・ザ・バレー - Oct 25, 2005

レボリューション・イン・ザ・バレー 開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏Amazon.co.jp)読み終えた。

素晴らしい。素晴らしく面白い。初代Macintosh誕生までのエピソードを当事者が<ruby><rb>口伝</rb><rp>(</rp><rt class="読み">フォークロア</rt><rp>)</rp></ruby>調につらつらと語るというもの。知り合いを楽しませるための思い出話ならではのサービス精神からか、淡々と語るような体裁では出てこないであろうエピソードの選び方・語り方が実に小気味良い。

これを読むと、Macはハードウェアからソフトウェアまで全て含めてまるごとで、一つの製品「Mac」なんだなあ、という認識が改めて強くなる。

ディアスポラ - Oct 12, 2005

ディアスポラ(著:グレッグ・イーガン、訳:山岸真)Amazon.co.jp)読んだ。

人類が、自らの精神をスキャニングして特殊なプログラム言語でシミュレートした「知性ソフトウェア」となった人々が一つのサーバを一つの<ruby><rb>都市</rb><rp>(</rp><rt class="読み">ポリス</rt><rp>)</rp></ruby>として暮らす「ポリス市民」と、固有のボディを持つことに拘る<ruby><rb>機械化人</rb><rp>(</rp><rt class="読み">グレイズナー</rt><rp>)</rp></ruby>と、あくまで肉の体に拘る肉体人の、それぞれに別れて暮らしているはるか未来の物語。ポリス内では、複数の市民の精神の部分的なコピーを混合して新しい精神を作る形で「出産」に類することが行われているが、ごく希に、システムが勝手にゼロから作る人工精神の市民もいて、それらは孤児と呼ばれる。その孤児の一人として生まれたのが、この物語の主人公・ヤチマ。いくつかの短編の寄せ集めという形で、ヤチマやヤチマの知り合い達の目を通して描かれる、複数の宇宙にまたがった長い旅のお話。

うん。内容の半分も理解できんかった(ぉぃ)。物理や数学なんて高校時点で既に欠点でしたからね!

でもまあ何が何だか分からないなりに、ワクワクしながら読み進めることができた。まず人類の(この物語での)最終進化系が、段ボール箱2箱程度の体積のサーバマシンの中で走る仮想人格ソフトウェアだというのが面白い。この小説を読んでると、数十人のスタッフが一隻の宇宙船の中で楽しげに暮らしている様な錯覚を受けるけれども、それを外から見たら、(おそらく)無機物の塊のコンピュータが宇宙の果てまで漂ってるだけで、それが最も進歩した地球生命のなれの果てだというのがおかしくておかしくて。

でも肉体のないソフトウェアだからこそ、次元を超えた旅というのも可能なのだろう。地球環境と同じ3次元の空間をシミュレートした仮想空間で暮らす彼らが、旅の中で5次元空間に飛び込み、普段は今まで通りの3次元空間の感覚で「生活」するけれども場合に応じて知覚や神経を司るソフトウェアを5次元用に拡張して「5次元人になって」船外機器を操作する、なんてのは、肉体やハードウェアに縛り付けられた状態ではとても不可能だろう。

面白かったです。うん。ヤチマに連れられて一緒に宇宙の果ての果てまで行って来たような感じ。

ところで解説文によると、<ruby><rb>ヤチマ</rb><rp>(</rp><rt>yatima</rt><rp>)</rp></ruby>はスワヒリ語で「孤児」の意味だそうだ。スワヒリ語の発音はヘボン式のローマ字読みに近く、アクセントは二音節目に来ることが多くて、「ti」は「チ」とも「ティ」とも読むらしいから、「yatima」は正確には「ヤ(↓)ティ(↑)マ(↓)」と発音するのかね? そして「yatima」は女性の名前としても使われるそうなので、ヤチマは実は寡黙ひきこもり科学者系萌えキャラという説が。(←勝手に提唱)

ブラウザ選択の時代を読み解く -Don't click on the blue e!- - Oct 09, 2005

じゃんけん大会で獲得したブラウザ選択の時代を読み解くAmazon.co.jp)を読んだ。

やっぱ、邦題はこんな大人しいタイトルじゃなく、「IEを窓から投げ捨てろ」とかその辺が妥当だったんじゃないのかなーと思うワケなんだが。1章でこんだけIEはウンコだウンコだ(大意)と言ってるんだから何を臆することがあるのかね!

MosaicあたりからIEのブラウザ戦争での完全勝利までは今までにも何度か語られてきてると思うんだけど、それから先のIEの停滞と他のモダンブラウザの勃興をこれだけの分量で語ったのはこの本が初めてくらいなんじゃないのかなあ?

2章は原書ではFirefoxの導入方法やなんかが書かれてたらしいけど「今更書いてもこの本の読者には喜ばれんだろう」ということでサックリ削除されたそうで。まあその判断は正しいと思う。

でもこの厚さでこの価格はやっぱリ割高だなあーと思わずにはおれんのですよね。オライリー本にしては安い方らしいんだけど。

個人的には、こんな感じの話題をもっともっと集めてもっと読み物な内容にして「闘うブラウザベンダ」とでも題してハードカバーで出して欲しいなあとか思うわけだけど、売れるだろうかと言われると……

オープンガイドブック OpenOffice.org 2.0 - Sep 26, 2005

オープンガイドブック OpenOffice.org 2.0Amazon.co.jp, 弊社直販)。まあ自社製品なんだけども。せっかくだからレビュっときます。全文をPDF形式で公開してるんで、いくらでも読み放題なんですが、まだ読んでない方向けに。

全部しっかり通し読みした訳ではないんで、Writer、Calc、Impressの解説を一通り流し読みしただけなんだけど、思ったよりずっとまともに普通の「解説書」してます(失礼)。Windowsも使った事が無い、というような全くの初心者にはさすがにお薦めできませんが、ちょっとはパソコン使えるぜ、ソフトのインストールとアンインストールくらいは自分でできるぜ、みたいなレベルの人ならまあ大丈夫そう。

扱う内容は、各アプリケーションのごく基本的な使い方。ラベル印刷や差し込み印刷といった、ニーズの高そうな使い方の解説も含まれてますが、ページ数の都合も合って、リファレンス的な解説はしていません。具体的には、「OOoで書類を作れるようになる」ことはできても、「OOoでMS Officeよりもはるかに効率的に仕事をこなせるようになる」とか「OOoで今までの4096倍ビジネスを効率化する」とかそこまでの事はカバーしてません。

OOo 2.0自体がまだ正式版がリリースされてない状態ですし、今の時期で手に入る「OOo 2.0の使い方入門書」としては、こんな感じなのかな。OOo 2.0が普及して、この本がもっと売れてくれれば、今後はそういう、もっと突っ込んだ内容の本も増えてくることでしょう。きっと。

2.0の新機能のBase(MS OfficeでいうAccess)やマクロについては、入門とは言え、ちゃんとした解説書はこれが国内初らしいので、それだけでもこの本には価値があるかと。

ちなみに一般流通については10月頭くらいから書店に並ぶかもしれないし並ばないかもしれません。弊社直販の場合、備考で「絵師のサイン付けれ」と書いてくだされば僕の直筆サインつきでお届けいたします(んなもん誰もいりません)。

後悔の日々 - Sep 24, 2005

何が悔しいって、自分ができることってこれだけしかないと思っていながら、しかしこんなもの金になるはずがないと思っていて、自分ができなかったこと、なんだかんだと理屈をこねまわして「やらない方がいいだろう」と自分で自分を説得したことを、成功したか失敗したかどうかは知らんけどとにかく形にしてしまった人がいること。

煮え湯を飲まされるって、こういう感じ。

本ができたぜ! - Sep 15, 2005

一足先に内容の全文をPDFで公開してしまっているオープンガイドブック OpenOffice.org 2.0の、実物が会社に届いた。僕は表紙とかのデザイン?をやっただけで、本文を書いたわけじゃないけど。

しかしほんと良かった、ここまでこぎつけられて……やっと、入社以来ちいとも会社の収入に貢献していないという鬱状態から脱せるよ。

売れるといいなあ……(←アサマシ)

うらやむ心 - Aug 30, 2005

Firefox Hacksの前書きを見ていて、何故鬱になったのか。羨ましかったからだ。

日頃自虐的なことを言っていても、実際の所、僕はFirefox関係での自称「実績」に誇りのような感情を抱いていた。これだけの時間と労力を投じてきたことは伊達じゃないはずだと、自分で思いこもうとしていた。

でも、それはやはり伊達だった。あるいは、ただ時間を無駄にかけていただけで、質的には全く進歩していなかった。僕がくすぶっている一方で、こうしてブランドものの本の前書きという晴れの場所で有識者に称えられ評価されている凄い人がいるということを見て、その事を痛感させられた。

自分の仕事に、誇りを持てなくなった。

そういうことは今に始まった事じゃあないけれど。

いつもそうなんだよな。自分と、自分よりはるかに高みにいる人とを比べて、勝手に「ああ俺はなんて駄目なんだ」と考える。それが駄目なんだ。僕なんかがそんな人達に追いつけるわけないじゃあないか。それで届かなくて「やっぱリ駄目だった」なんて言うのは、高さ300メートルのバスケットゴールにシュートを決められなくて「やっぱリ僕にバスケは無理だった」とバスケ自体を諦めて、正規の高さのゴールにチャレンジすらしないようなものだ。

逃げを打つ人生なのが嫌だ。逃げを打たずに生きるのは大変なことだ。僕はたった3日ともたなかった。逃げを打たないと生きられない自分が嫌だ。

Firefox Hacks - Aug 29, 2005

Firefox Hacks日本語版Amazon.co.jp)買ってきた。約3000円。

まだちゃんと読んでないけど、いわゆるオライリー本という感じではなくて、豊富なTips集という感じ。気張らず読めると思う。

Firefox Hacks - Jan 01, 1970

Firefox Hacks日本語版Amazon.co.jp)買ってきた。約3000円。

まだちゃんと読んでないけど、いわゆるオライリー本という感じではなくて、豊富なTips集という感じ。気張らず読めると思う。

Firefox Hacks - Jan 01, 1970

Firefox Hacks日本語版Amazon.co.jp)買ってきた。約3000円。

まだちゃんと読んでないけど、いわゆるオライリー本という感じではなくて、豊富なTips集という感じ。気張らず読めると思う。

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