たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
taggingプラグイン設置 - 氷山みたいなレタスを見て、blosxomでもはてダやなんかと同じようなタグでの分類ができると知ったので、早速導入してみた。
導入にあたって、metaプラグインと協調して動作するようにとか少し改造してる。一番面倒な作業は全てのデータファイルにタグを付け直す事……こういうのは早期のうちから導入しておくべきですね。
タグクラウドはとりあえず見送り。存在しない2ページ目以降も表示されてしまったりとかなーんか動作が怪しいんで、今のところは分類で記事を探すときの補助的な機能としてだけ使っておく。
OOoの何が使いにくいって、編集画面の拡大縮小が面倒な事。MS OfficeやFirefoxは、「今より1段階拡大」「今より1段階縮小」という感じで簡単に表示倍率を変えることができる。しかしOOoではいちいち「ズーム」ダイアログを開いて拡大率を指定して確定してやらなきゃいかん。面倒臭いったらありゃしません。
まあその代わり、OOoではCtrl-ホイール回転で画面を拡大縮小できるというメリットがある(少なくともうちにある古いMS Officeではできない)から、プラスマイナス0と言うこともできるけど。
「ツール」の「カスタマイズ」でメニューやツールバーのカスタマイズ画面を開いて、追加できる機能の中の「表示」カテゴリを見てみたら、「拡大(ズーム拡大)」「縮小(ズーム縮小)」という項目があったので、これで目的が達成できるか?と思ってさっそく配置してみたけど、WriterとCalcではボタンが常にグレイアウトされてうんともすんともいわんし、Impressでは拡大ボタンを押しても何も起こらんわ縮小ボタンを押すといきなり半分の拡大率になるわ(変化が急過ぎるよ!)で、ふんだりけったりな結果にしかならんかった。
マクロで拡大縮小の操作を記録させればもしかしたらいけるかも、と思って試してみたけど全然訳の分からんマクロが出力されてお手上げ。
さらにマクロについて調べていたら、どうやらcom.sun.star.viewだかViewSettingsサービスだかいうやつのZoomValueというプロパティをいじってやれば良いらしいということが分かった。でもどうすればこのプロパティにアクセスできるのかが分からない。本を見ながらブレークポイントを設定してオブジェクトツリーをたどってみて、どうにかWriterとCalc/ImpressとのそれぞれでのZoomValueプロパティへのアクセス方法が分かった。
というわけで見よう見まねで書いてみた「現在の状態からちょっとだけズームイン/ズームアウトする」マクロが、以下の物。言語はOpenOffice.org BASICです。
levelさんがオープンソースマガジンの今月号の宣伝をされているのを見て、そういえばずっと放ったらかしになってた仕事の履歴(表に出せるものだけ)を更新しておいた。
いや、まあ、実際のところ、表に出せる仕事≒僕のやってる仕事の半分くらいという感じなので、これ見るといかに僕が働いてないかが丸わかりなわけですが……
あるFirefox評のオチに吹いた。
僕なんかはアホやから、翻訳記事と見るとついつい内容を頭から信じてしまいがちです。
だいたいこの二つが理由になっている気がする。
そんなことはどうでもいいから本題に入ろう。
リンク先で述べられているとおり、機能的にはFirefoxよりOperaの方が大きく秀でているし、CSSやSVGのレンダリング、JavaScriptエンジンやなんかの基本性能という面でも最近ではすっかり追い抜かれてしまった感がある(実際にどうかはよく分からんけど、Operaの方が何かすごそうだというイメージは最近抱いてる)。身近な賢い人も、おそらく色々考えた末に、Operaを選択して使っている。けれども、普及率はFirefoxの方が伸びている。これは不思議なことだと僕も思う。
マーケティングが上手いから? いや、それはないだろう。Mozillaのエンドユーザ向けのマーケティングがヘタクソなのは周知の事実だ(←酷い)。
Netscapeから引き継いだ知名度? それもないだろう。Firefox 1.0がリリースされた2004年には、圧倒的多数の新規のユーザはNetscapeの名前など聞いたこともなく、Netscapeを知っていた人達の間にも、Netscapeはとっくの昔に「終わった」ものというイメージが定着しきっていたと思う。
でも中の人曰く、実際にはヨーロッパで強いのはNetscapeの知名度のおかげなんだとか……
リンク先で書かれているように、拡張機能があるから? 確かにそれも理由の一つかも知れんけど、多分それだけではないと思う。そもそも、誰もが拡張機能を使っているとは限らない。
僕は、Firefoxがそれ単体では低機能だからというのが、数字が伸びている理由のもう一つなのではないかと思っている。人は、凄すぎるものは、今のものと全く違うものは、うまく理解できない。正確に認識できない。でも、今のものとはちょっと違うだけなら、理解できる。Firefoxは、IEと比べたときの「ちょっと違う」度合いが絶妙だったから、利用者が増えたんじゃないだろうか、と僕は思っている。
IE7とFirefox 2がかち合ったのは、ある意味では、良かったのかも知れない。IE7とFirefox 2、本体の機能であまり大きな差がない両者が並んだとき、Firefoxの最大の特徴である「拡張機能」が、「IE7と比べたときにちょっとだけ違うポイント」として浮かび上がってくる(IE7向けの多様なアドオンがもし充実してきたら、話は変わるかもだけど)。もしそこから、利用者が拡張機能に手を出すようになるなら、そこには今ヘビーユーザが嵌りに嵌っている泥沼、もとい、底なし沼、でもなかった、奥が深くてとても興味深い世界が広がっているわけだから。
Firefoxの検索バーからの検索による広告収入について、そんだけ儲かってるなら貢献者全員に還元しろよとかエンドユーザ向けのサポートも充実させやがれとか色々言われてるように思うんだけど、予想してみるに、確かにMozillaは結構な額の収入を得ているようで、それはMozilla FoundationやMozilla Corporationを運営費を賄って余りある程度ではあるらしいけれども、全体に還元したりエンドユーザ向けのサポートを充実させたりする程の額にはほど遠いんじゃなかろーか。「全く金が無いか、大金持ちか」の二分法で考えずに、もっと現実的な目で見ると、そうなんじゃないだろーか。って気がする。
30の誕生日迎えるまでに一言だけでも声聞けたらいいね、くらいの勢い。
そんな感じの僕を羨める人がいたらある意味スゴイよ。まじで。
――夢の中で電話した気がします。会う夢じゃないところがまたなんというか。
12/31(日) 東チ05a 「もえじら組」です。