たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
自宅のPCではなく業務で使ってる方のWindows 10で、いつの頃からか、タスクバーからの検索(虫眼鏡のボタンをクリックするとパネルが出てくるやつ)やカレンダー(タスクトレイの時計をクリックするとパネルが出てくるやつ)が動作しなくなっていました。この度、現象の回避方法が見つかったので、参考に顛末を記録しておきます。
状況としては、
という具合で、雰囲気的には、何かのプロセスが起動したもののすぐに落ちてしまっているような印象を受けます。
検索はもっぱらregedit.exeなどを起動するために使っていたので、「ファイル名を指定して起動」で代替が効いたのと、カレンダーはThunderbirdのカレンダーで代替できていたのとで、致命的ではなかったため、直し方の見当が付かなかったのもあってそのまま放置していたのですが、今日になって、「Microsoft Store」でアプリ名を入力して検索すると、検索結果が表示される前にアプリが落ちてしまうようになっていたことに気付きました。これはさすがに代替が効かなくてまずいので、いいかげん本腰を入れて直し方を探してみました。
ただ、現象面から思いつく「Windows 検索 動作しない」みたいなキーワードで検索してみても、まるで的外れな情報しか見つかりません。なのでもうちょっと当たりに近付けそうな情報を求めて、現象発生時のエラー情報を調べてみました。
半年くらい前からホロライブ関係の配信アーカイブやその切り抜き動画を見るようになり、アラフォーのドルオタ1年生をやっている今日この頃なのですが、先日11月25日に開催されたホロライブ3期生1stライブ「FAN FUN ISLAND」をSPWNの配信で見たので、その感想を。 (以下、各メンバー敬称略)
(当初ここについてあまり触れてなかったけど、作品そのものについてあまり触れないまま枝葉のことばかりに言及するのもどうかと思ったので、ちゃんと書くことにしました)
「ルックバック」初見時の僕の感想は、「作品として面白く、感情を大きく揺さぶられ、印象深い」というものだった。
いわゆる漫符や流線といった漫画的表現の少ない抑え目な演出に、本作を読んでいて僕は、まるで個人の思い出の記憶を覗き見ているかのような印象を持った。そのためか、自分自身の思い出と藤野の視点を重ねてしまわずにはおれなかった。
僕自身は幼い頃、「漫画」という表現にはそこまで熱意は無かったけど、「絵」については「自分、上手い方じゃね?」という思いがあった。「絵を描きたいという衝動」よりも他者からの「上手いね」という承認目当てでやっていた部分が強かったので、もっと褒められたくて技術の向上を図ってみた事もありつつ、飽き性の面倒臭がりが災いして、技術的には高校生の頃くらいに成長が止まってしまったのだけど。(そうして、純粋に絵が好きでそちらの分野に進んだ人達からは置いてけぼりを食らい、さらには若手の絵描きの人に追い越されていく一方で、なのに何の因果か商業媒体でマンガの連載を持つことになり、劣等感と自尊心の狭間で、個人のこだわりと意地でみっともなく描き続けている自分は、藤野の超絶劣化版と言うのもおこがましい。)
藤野を見ていると、学校の中での自分の立ち位置も思い出された。小学校中頃くらいまではそれなりに一目置かれていた気がするけど、だんだんそれでは尊敬の対象にはならなくなっていって、そのうちに「ダサいオタクの趣味」と蔑みの視線を感じるようになって。高校で漫画やイラストレーションを愛好する人達の部活に所属して、Webという「学校外の世界」でも遠く離れた土地に住む人と友人関係ができたときの自分の気持ちは、帰り道で踊り出した時の藤野ほどではないにせよ、とても嬉しいものだった。
そんな風に社会のメインストリームからの微妙な疎外感を感じながら育ってきた僕は、「劇的な出会い、長年の切磋琢磨。その後、ライバルから尊敬されていたと知って、孤独が一転して歓喜となり、学校外でかけがえのないパートナーとして関係を築いていく」藤野と京本のあり方に、「自分もこういう青春がしたかった」と憧れてしまった。「こんな情熱を持って生きたかった」と思ってしまった。
その後の別れ、事件、そこからの立ち直り。ネタバレしたくないのであまり詳しくは書けないけど。
「人は、行動することで他者に影響を与える」
「その影響は、いいものかもしれないし、悪いものかもしれない。想定もしていなかった影響の与え方をして、自分の信念に迷うこともあるかもしれない」
「でも、そうして影響を与えて、与えられて、人は生きていくものだ」
「とにかく、やるんだよ」
表現をする者、何かをなして生きていきたい者、その過程で自分のしていることの意義に悩んでいる者・悩んだ事のある者にとって、「それでも、やるんだよ」と背中を蹴っ飛ばすようなメッセージが込められた作品だと感じた。
本作が発表された時、漫画家の人の絶讃の声を多く見かけたけれど、それは「漫画家の漫画だから」という事以上に、表現に関わる人に共通の思いに訴えかける物だったからなんじゃないかと思う。「本作が心に響く人と、まったく響かない人がいる」というのは、そういうことなんじゃないかと。
表現媒体を問わず、何かを作ることに関わっていて、人に与える影響(あるいは反響の無さ)に迷いを感じている人には、是非読んでもらいたい一作だと思う。
そのような感想を持ったと同時に、僕は後半の事件に関する、特に幻聴を示唆する描写を見て、統合失調症などの精神疾患への偏見や差別を助長しうる表現と感じて、その部分についてだけは眉をひそめたくなった。全体としては素晴らしい作品だと思えたのに、この一点だけがシーツに付いた染みのように感じられた。
まず、時系列に沿って、起こった事を書く。
僕は当初、事件の描写について、眉はひそめつつも言及はしなかったけれど、この点について批判的にクローズアップした記事や、それに言及する発言を観測し始めるにつれて、表現に関わる者の端くれとして忸怩たるものを感じた。この点の責任は作者ではなく、その表現の問題点をスルーした編集部にあると僕は考えていたので、その後起こった批判や、批判への批判を見ていて、こういうことが起こらないように、表現内容に危ない部分があればカバーして作者も読者も最大限守るのが編集部の役割だろうに、一体何をしていたんだ、組織として努力を怠っていたんじゃないのか、と憤りを感じた。
最近になってVTuber「兎田ぺこら」の配信アーカイブ視聴にはまってる、それはどうやら自分がそこに、平成期のバラエティ番組の体当たりノリを感じているからのようだ、という話。
以前からYouTuberもVTuberも認識はしてたんだけど、10分前後の長さに編集された企画動画のノリの合わなさや、美少女アバターな配信と近接している地下アイドル関係ビジネスそのものに持つネガティブなイメージから、ずいぶん長いこと、半分無意識的・半分意図的に距離を取ってた。やれ迷惑系YouTuberが逮捕されただの、やれ運営の都合でVTuberの「中の人」が増やされただの、やれ中国向け配信で台湾問題に触れて炎上しただのと、マスメディアを通じて間接的に入ってくるのはもっぱらネガティブなニュースだったし。
ただ、その一方で、YouTuberやVTuberをテーマにしたマンガが増えてきたり、知ってるITエンジニアがいつの間にかバ美肉してたり、自分も筋トレやヨガのトレーナーのYouTuberの動画を実用目的で見る機会ができたり(動画に合わせて筋トレをやる、みたいなジャンルがあると妻に教わった)、あるいは、Twitterのタイムライン上にVTuberを描いたイラストが度々流れてきたりして、自分の生活にも少しずつYouTuberやVTuberの存在は侵入してきていた。
僕がVTuber「兎田ぺこら」を認識したのは、そういうイラストを通じてだった。白を基調としつつ暖色の差し色もあるという、カラフルでファンシーな衣装デザインでありながら、実はコートの下は黒タイツのバニーガール(バニーガールというと正統派デザインは網タイツだけど、僕はこの組み合わせの方が好き)、というギャップが良くて、純粋にキャラクターデザインの好みだけで、流れてくるファンアートをありがたく眺めてた。
そんな折、その兎田ぺこらのfigma(Web業界で最近使われてるらしいデザインツールのFigmaではなく、可動フィギュアの方)が予約開始された、という告知が流れてきた。相変わらずキャラの詳細は把握してないけど、見た目が好みだし買ってみてもいいかな、と思って商品紹介を見ていると、ロケットランチャーとサングラスが「おなじみのアイテム」扱いで付属すると書かれていて、想像のつかなさに一気に混乱した。商品をカートに入れつつ、どうせならもっとちゃんとキャラを把握しておこうと思って、付属物の背景を知るために「兎田ぺこら ロケットランチャー」で動画を検索したのが、沼に足を踏み入れた発端だった。
「ガンヘッド」という映画がある。1989年にバブルマネー15億円を投じて日本で制作された、「史上初の実写巨大ロボット映画」だ。興業的には惨敗に終わってしまったそうだけど、ヒーロー然としていないデザインのメカ類、非常に渋い絵作り、主人公と主役メカの軽妙なやり取り、と他にはない唯一無二の魅力があり、30年以上経った今でも、一部の人々からカルト的な支持を得ている。
かくいう僕もその一人で、コロコロコミックだかコミックボンボンだかの宣伝記事に大興奮し、映画館にまでは見に行けなかったものの、子供の頃にビデオで繰り返し見ていた。2007年にDVDが出たときは速攻で買ったし、2013年に出たムック本「ガンヘッド パーフェクション」ももちろん買った。「フロントミッション」に惹かれたのも、本作の影響があったのだと思う。
主役メカのガンヘッドは、ガレージキットで立体化されたことはあったそうだけど、マスプロ向け商品にはなっていなかった。Wikipediaに誰かが書いたところによると、上映当時プラモデルが出る予定だったのが、興業不振により流れてしまったのだとか。それが、映画公開から20年以上経た2012年に、突如コトブキヤにから1/35スケールのプラモデルが一般向けでリリースされた。まったくどうかしてる(歓喜)。
そのとき弟がこれをプレゼントしてくれたのだけれど、思い入れが強すぎて、ずっと手を着けられないままになっていた。劇中の、十数年以上野ざらしで放置され、さらには機械油の河に突っ込んで油汚れでドロドロになった、ダークで汚いイメージが強く脳裏に残っているのに、それを再現できる気が全くしなかったから。
そんな状態のまま10年近く積みっぱなしだったのだけれど、最近になってセカンドVとフロントミッション ストラクチャーアーツで出戻りするきっかけになったnippper.comというサイトの紹介記事で、GSIクレオスから「Mr.ウェザリングカラー」という塗料の製品ラインナップが出ていたことを知った。
M's PLUSというプラモデル関係商品の通販サイト内の紹介によると、この塗料は従来の模型用塗料と比べると油絵の具に特性が近く、非常に扱いやすい性能なのだとか。さらに、nippper.comの別の記事によると、「プラモ用接着剤の蓋の裏に付いてる小さな筆」の単品販売版を取り付ければ、塗装用具一式の後片付けの手間もないという。これらのことが直接の後押しとなり、それならばと一念発起して、人生初のウェザリング塗装に挑戦し、思い出のガンヘッドにきちんと向き合おう、と腹を括った。
(この記事はQiitaとのクロスポストです。)
初心者丸出し感がものすごいのですが、標題の通りのことが起こってしまいました。とあるJavaScript製の自作ソフトウェアの文法チェックにeslintやjsonlint-cliを使いたくて、package.json
を置いておいて、npm install
でそれらをインストールできるようにしていたのですが、それが突然以下のようなエラーで止まるようになってしまいました。
$ npm install
npm ERR! invalid options argument
npm ERR! A complete log of this run can be found in:
npm ERR! /root/.npm/_logs/2021-05-xxTxx_xx_xx_xxxZ-debug.log
他の自作ソフトウェアでも、npm install
しようとすると同じエラーで止まってしまいました。メッセージには、詳細を見たければログを読むように書かれており、そのログファイル(/root/.npm/_logs/2021-05-xxTxx_xx_xx_xxxZ-debug.log
)を見ると、具体的なエラー箇所は以下のような感じでした。
27 verbose stack TypeError: invalid options argument
27 verbose stack at optsArg (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/mkdirp/lib/opts-arg.js:13:11)
27 verbose stack at mkdirp (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/mkdirp/index.js:11:10)
27 verbose stack at tryCatcher (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/bluebird/js/release/util.js:16:23)
27 verbose stack at ret (eval at makeNodePromisifiedEval (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/bluebird/js/release/promisify.js:184:12), <anonymous>:13:39)
27 verbose stack at Object.mkdirfix (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/npm-registry-fetch/node_modules/cacache/lib/util/fix-owner.js:36:10)
27 verbose stack at makeTmp (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/npm-registry-fetch/node_modules/cacache/lib/content/write.js:121:19)
27 verbose stack at write (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/npm-registry-fetch/node_modules/cacache/lib/content/write.js:35:19)
27 verbose stack at putData (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/npm-registry-fetch/node_modules/cacache/put.js:11:10)
27 verbose stack at Object.x.put (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/npm-registry-fetch/node_modules/cacache/locales/en.js:28:37)
27 verbose stack at WriteStream._flush (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/npm-registry-fetch/node_modules/make-fetch-happen/cache.js:156:21)
27 verbose stack at WriteStream._write (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/flush-write-stream/index.js:36:35)
27 verbose stack at doWrite (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/flush-write-stream/node_modules/readable-stream/lib/_stream_writable.js:428:64)
27 verbose stack at writeOrBuffer (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/flush-write-stream/node_modules/readable-stream/lib/_stream_writable.js:417:5)
27 verbose stack at WriteStream.Writable.write (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/flush-write-stream/node_modules/readable-stream/lib/_stream_writable.js:334:11)
27 verbose stack at WriteStream.end (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/flush-write-stream/index.js:45:41)
27 verbose stack at WriteStream.end (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/flush-write-stream/index.js:42:47)
依存関係のどこかで、あるライブラリの動作が変更され、それに依存していた別のライブラリが動作しなくなる、という事態は度々発生します。RubyでもNode.js(JavaScript)でも、おそらくはPHPでもPythonでも、パッケージマネージャを使っていると、「色々なライブラリが依存関係で自動的に入ってくるけれども、そのそれぞれの内容はチンプンカンプン。にもかかわらず、依存関係が原因の実行時エラーが発生してしまって問題解決の糸口すら掴めない」という状況が発生しがちでしょう。
僕はJavaScriptを長く書いてきてはいますが、パッケージマネージャそのものには明るくなく、このような状況が発生するとお手上げになりがちで、そういう意味ではまったく初心者レベルと言えます。今回も、エラーが出た瞬間に顔が真っ青になり、操作を繰り返しても状況が変わらないことでさらに血の気を失う、という絶望的な状況でした。
結論から先に言うと、この問題はNode.jsを入れるのに使っていたnのバージョンが古かったせいで発生していました。n自体を最新の物に入れ換えてn 16.1.0
で現行の最新リリースのNode.jsを入れ直した所、この問題は無事に解消され、npm install
が成功するようになりました。
以下は、今回この問題の解決策に辿り着き、原因を把握するまでの過程で行ったことの記録です。今回の問題自体は、誰の環境でも起こるという物ではないので、直接の参考にはならないと思いますが、未知の物と立ち向かいながら調査をして、現状を把握し問題解決を図る際の、暗闇の歩き方の参考にしてもらえれば幸いです。
以下、ネタバレ感想です。未視聴の方は読まないことを強く強くお勧めします。
先日導入したLGの35型液晶をLet's noteの外部ディスプレイとして接続して、「複数のディスプレイ」→「表示画面を拡張する」を選択したときに、表示が期待通りにならない現象が発生した。
このディスプレイの最大解像度は3440×1440なのだけれど、Windowsのディスプレイ設定で解像度を誤って4K(3840×2160)に一度設定した後、3440×1440に戻したのに、ディスプレイ側に「推奨解像度を超える解像度の信号が入力されている」旨の表示が出てしまう。
どうも、「3840×2160の解像度で信号が出ているけれど、その真ん中あたりの3440×1440にだけデスクトップが表示されている」という訳の分からない状態になっているらしい。そのせいで、ディスプレイ側で3840×2160を3440×1440に収めるように縮小表示されてしまって実効表示領域が狭くなるし、デスクトップ部分を全体に表示しようとしたら、そこからさらにもう1回拡大することになるので、全体がボケボケになる、という具合だった。
この状態、Windowsの「設定」→「ディスプレイ」では確かに解像度として3440×1440が選択されているのだけれど……
「ディスプレイの詳細設定」を見ると、「デスクトップの解像度」が3440×1440なのに、「アクティブな信号解像度」は3840×2160と、それぞれ異なる数字が表示されていた。
この状態を解消する方法はないものかと検索していたら、別の製品のAmazonのカスタマーレビューにヒントがあった。曰く、Windowsの設定画面ではなく、ディスプレイアダプターのプロパティで「モードの一覧」を開くとすべての解像度・色深度のリストが表示され、そこから適切な解像度を選択し直すといいらしい。
試しに見てみると、このリストでは「3440×1440 True Color(32bit) 59ヘルツ」が選択された状態になっていた。そのすぐ下にあった「60ヘルツ」の項目を選択して「OK」でダイアログを閉じ、戻った際のディスプレイアダプターのプロパティで「適用」ボタンを押すと、無事に「デスクトップの解像度」と「アクティブな信号解像度」の両方が3440×1440に揃った状態になった。ディスプレイ側で等倍表示されるようになり、文字も絵もクッキリ見える状態になった。これでようやくまともに使える。
他に同じ現象で困った人がこの情報に辿り着けるように、記録を残しておく。
昨年のイベントのトークセッションで漫画の制作環境を紹介した時、こんな感じの環境ですという写真を出した。
ディスプレイ3つというと豪勢に聞こえるけど、左のサブはD-Sub 15pin接続の17インチ1280×1024(妻が独身時代から使っていた物を、不要になったとのことで譲ってもらった)、右のメインはDVI-I接続の17インチ1280×1024(16年前に買ったEIZOのFlexScan)で、どちらも年代物。ある物は駄目になるまで使う勿体ない精神で、ずっと使い続けてきてた。
次の号に掲載される予定のシス管系女子の原稿を制作中に、突然画面がグリッチしたかと思ったら無反応になり、電源長押しで再起動を試みても画面は真っ暗のまま、UEFIの画面すら出てこなくなってしまった。追加で挿してたグラボを抜いても状況変わらずだったので、マザーボードとかオンボードグラフィックスとかその辺がお亡くなりになったのだと思われる。前回調達して移行したのは2017年5月だったので、享年約3年9ヵ月だった。
作業中の原稿は、そのPCの起動ドライブだったSSD(M.2 NVMe)の中に閉じ込められてしまってたんだけど、AOTECHというブランドから出てるUSB接続の外付けHDDとして使えるようにするケース(当初、「M.2」という点だけに気を取られて「M.2 SATA」のみ対応のケースを買いそうになってしまったけど、Twitter上で「安い物はM.2 SATAのみ対応でM.2 NVMeと互換性が無いよ」と指摘を頂いて、ギリギリで回避できた。危なかった)を使って取り出して、別のPCでとりあえず完成まで仕上げて提出した。この間1週間もかかってない。
それと並行して進めなくてはならなかった新PCの調達だけど、そういう切羽詰まった状況で吟味してられなかったので、前回と同じくパソコン工房のBTOのクリエイター向け構成にした。4年の延長保証を付けずに購入したPCが3年9ヵ月で死んでしまったので、今回は4年保証も付けた。
移行は概ね、過去にやった以下のそれぞれの作業の合わせ技で行った。
最新の情報へのアップデートも兼ねて、改めて書き起こしておく。