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萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

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ICカード - Jul 26, 2007

さっき調べて初めて知ったけど、PASMO開始以前に言われてた「そのうちPiTaPaと相互利用できるようになる」という話は、事実上の立ち消えになってしまっていたのか。未練タラタラだけど、大阪に戻れる見通しも立たないし、PiTaPaもe-kenetのクレカも解約して、VIEW Suicaベースの生活にいいかげん切り替えた方がいいのかな……

色々「理由」を挙げる事はできるんだけれども、つまるところ、思想信条の点でプリペイドよりポストペイの方が好きだったんだよね。たかが交通機関ごときのためだけに、使いたい時に使いたい場所で自由に使えない死に金として少なくない額(僕にとっては1000円以上は大金です!)の金を寝かせておかねばならない、という発想が基本的に気にくわなかった。

でもそのワリには普段の生活では結局5000円のパスネットを買っていたりして、言ってる事とやってる事が矛盾していたし。会社の交通費として精算される物、つまり自分の金ではないから、という理屈で気にしないようにしていたと思うんだけど、それは結局、自分の根っこのポリシーを曲げたということを認めたくなかっただけなんだろう。

だからもういいかげん、屈する事にする。世間の潮流に抗うのはもうやめた。VIEW Suicaに乗り換える。

とりあえず当面は、手持ちのICOCAのチャージ残額を使い切ることを目標に、いつもより積極的にJRを利用するとしよう……

実名を公表する事のリスク - Jul 22, 2007

Web の匿名と実名、公開することのリスク、めもを読んで思った事。

実名でWebの社会に関わり始めた時期と、実名でWeb以外の社会に関わり始めた時期とが、近ければ近いほど、それらの間が密接にリンクしているほど、「実名バレ」のリスクは小さくなるのではないだろうか。逆に、それらが離れていれば離れているほど、関係がなければないほど、リスクは大きくなるのではないだろうか。そんなことを僕は思っている。

僕は高校1年の時にWebサイトを作り、Web上での活動を通じて評価を得て、Web上での活動が縁となって職を得るに至った。知人はほとんどがWeb経由で知り合った関係だ。だから僕はこのサイトに置いてある内容はすべて知人に知られている物と思っているし、知られても構わないと思っているし、知った上で縁を切りたいと思うのなら自由に切ってくれて構わないと思っている。

というかむしろ、最初にこのサイトを出して、Mozillaヲタであること、ヲタ絵描きであること、鬱傾向であること、非モテ根性が染み着いた卑屈で嫉妬深く他力本願な人間であること、不健康且つ不健全なナルシシズムの塊であること、ウヨよりはサヨであること、などなど全部見せた上で、人間関係がスタートしているので、それらに拒否反応を示す人とは最初から人間関係を持っていないような気がする。ウマの合わなそうな人を最初から退ける効果をこのサイトは担っているかもしれない。今でも縁を切らずにいてくれてる人達は、そういう諸々もコミで僕の事を受け入れてくれているか、少なくとも、ある一点について認めていてそれ以外の事は好ましくないにしろ許容範囲内ではあると思ってくれているのだろうと、僕は勝手に想像している。(まあ、全部見てないうちに「こうなんだ」と思い込んで、後から別のコンテンツを見て「こんな人とは思わなかった、失望した!」と思う人もいるかもだけど、こっちは全部おおっぴらにしてるんだから、最初のうちに一通り目を通しておかないその人の方が悪い、と僕は思う。)

秘密は、秘密にするからこそ、バレた時のダメージが大きくなる。どうでもいいような事でも、秘密にし続けるうちに、バレた時のダメージがどんどん大きくなっていく。だから、どうでもいいような事はむしろ、ダメージが少ないうちに秘密でなくしてしまう。そういう風にすれば、本当に秘密にしないといけない事はごく僅かになって、守るのも楽になるんじゃないだろうか。そんな風に僕は考えている。僕はそれを自分の人生を使って実験してるようなものだと思ってる。

という風な僕の例は極端過ぎるのでさておくとしても、「実名バレ」で問題になるのは、Webの自分とWeb以外の自分との人物像が違っていいて、なおかつそれらが全くリンクしていなかった場合だろう。例えば、リアル人間関係では右翼だけどWebでは左翼だとか、リアルでは品行方正なマジメ人間だけどWebではグロスカトロ大好きとか。それで、その全く異なる人物像二つが結び付いた時に、今まで支持してくれていた人が「失望した!」となるのが最大のリスクなんではないかと思う。

ある一方の人物像に対してだけ信頼を寄せていて、もう一方の人物像に対しては嫌悪しかできないという人は、離れていくだろう。そういう人による支持によってその人の社会的信用が成り立っていたら、それはつまり、その人の社会的な死と言える。

じゃあ、最初から全部をおおっぴらにしていたらどうだろう? そりゃ確かに、その人の品行方正な面だけ支持してくれる人と、スカトロ大好きな面まで含めて支持してくれる人の数を比べたら、前者の方が圧倒的に多いだろう。でも、前者に頼り続ける限り、もう一つの顔がバレて全ての支持を失ってしまうというリスクからは逃れられない。そんな身の丈に合わない高望みや背伸びをしないで、最初から等身大で集められる支持だけに頼って、その範囲内で活動して生きていけるんだったら、そうした方がはるかに気が楽だ。

でもそういう判断ができるのは、まだ何も積み重ねた物がない人間か、よっぽど勇気のある人か、だけだろう。ある一つの面だけ支持している人との関係が多くなり、それらの人の支持に依存して生きる形で生活基盤が形成されてしまっては、それを今更ぶちこわす事なんて多分できない。大人になってからWebを使い始めた人ほど、そういう選択は難しくなると思う。

まだ何の支持も生活基盤も持たない時期からWebに触れ始めた僕のような世代は、その点で、幸せ者なのかもしれない。世の中では、セカンドライフがどうとか、そもそもネット自体がセカンドライフだとか、色々言われてるけれども、僕にとってはネットも含めてこれがファーストライフだ。

XUL/Migemo 0.7.7 - Jul 21, 2007

前のエントリへのコメントを受けて、ラテン文字の修飾記号を無視して検索できるようにしてみた。身近な例で言うと、「Exposé」を「expose」で検索できるとか、そんな感じ。

変換テーブルはATOKの文字パレットとにらめっこしながら手動で作った物なんで、精度の方はいまいち怪しい。いちおう気がついた範囲で、字形として含まれてるものと、それに相当する「アルファベットの文字+修飾記号用の文字」のパターンを網羅したつもりなんだけど、それ以外のパターンには対応してないし、抜けもありそう。ネイティブの人が手を入れてくれると大変助かるんだけどなあ。

非CJK圏でのXUL/Migemo - Jul 19, 2007

Lifehacker.com(英語)でとりあげられたからだろう、日本語以外のページでちょっとだけXUL/Migemoが紹介されてる。スペイン語トルコ語のエントリもあった。AMO効果はすごいな。

でも残念なことに、注目されてるのはSafari 3風のインライン検索ハイライト機能だけ……しかも「他の機能イラネ」とか書かれてるし。いやいやむしろこの機能の方がオマケなんですけど。まあメインの機能がCJK以外じゃ大してメリットなさそうだから、そりゃ、こうなることは当り前なんだけど。

古参感情、古参チマンの正体についての考察 - Jul 19, 2007

一つ前のエントリ書いてて思いだした、ちょっと前に「古参感情」なる造語がプチ流行した時に思ってメモしてたことをサルベージしてみる。

という風な例にも見られるように、マイノリティの先駆者・古参者がマジョリティの新参者にあっさり(社会的地位について)追い抜かれていくことに対する忸怩たる思いというのは、世の中に普遍的にあるもののようで、これについて「古参感情」とか「古参チマン」とかそういう名前が付いた、らしい。

以下は僕の勝手な妄想。

古参の人間が悔しい思いをしてるって言うけど、本当に凄い人は新参者が台頭してきた後もちゃんとブームの中で活躍してたりする。「Web標準の日々」にもThe Web KANZAKIの神崎氏はプレゼンテーターとして出席されていたし。ていうことは、結局その「古参チマン」なるものは、単なる防衛規制でしかないんじゃないのか?

世のメインストリームで活躍できるだけの実力も政治力も無くてつまはじきにされたから、他に誰も手を付けていなかった分野に逃げてきた。そしてそこでささやかな活動を続けることがアイデンティティになっていた。負け犬だけで傷を嘗め合い、ちっぽけなプライドを維持していた。

しかしそのうち、その分野に目を付けたプロ達が「新参者」としてなだれこんできて、その分野を世のメインストリームのレベルにまで引き上げてしまった。ハイレベルな世界で生きていけるのは、新参でも古参でも、実力のある者だけ。結局、新参のプロ達と、古参の中でも本当に実力があったごく一部だけが生き残って、元々ただの負け犬でしかなかった古参達はまたもやそこでつまはじきにされることになる。

古参チマンを沸らせてるような奴は、単に、レベルが底上げされたその世界についていくだけの実力、政治力、時流を読む力が無かった、本当の負け犬でしかない――そういうことなんじゃないのか? そう、まさにWeb標準云々の分野での僕みたいに。

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CSS Niteにまつわる一連のアレを見て思った事 - Jul 19, 2007

amachangさんのエントリ金子さん(刺身さん)とのやりとりとを見ていて、どうにも違和感をぬぐいきれなかった。

僕の中ではamachangさんの人間像というのは、朗らかで健全でモテ系で努力家でイケメンでスーパーハカーで非の打ち所のない人、という印象だった。なので、そのamachangさん自身が「外見で他人を差別すること」に殊更嫌悪感を表明している事が、不思議に思えた。今はもう削除されている、金子さんのエントリへのコメントに書かれていた過去のトラウマの話を読んでも、「ねじれてるなあ」という印象が強くなるばかりだった。

「外見で差別するのが許せない」と言いながら、そう言っている自分自身もまた「外見で差別」してる(自分自身がダサくならないように心がけている)、という事に、僕は矛盾を感じる。

外見での差別は何が何でも許せないということなら、世間の価値観に逆らいいわゆる「ダサイ」格好を貫き通すという生き方が、一本筋が通っててある意味で「正しい」と思う。逆に、自分自身もまた外見で差別する価値観から逃れられない・無意識のうちにその価値観に支配されているという業を受け入れるのであれば、他人が同じような業に踊らされている様子を見ても、虚しさを感じこそすれ、激しい怒りを感じる事はないだろうに、と思う。

なんでそこで攻撃性が外に向いちゃうんだろうか、受け流してスルーできなかったんだろうか、と、無責任な第三者の立場からはそう思ってしまう。僕のように自虐キャラが染みついてると、普段から弱みを晒しまくってガスを抜きまくってるから、いざ痛い所を突かれた時も、慣れで案外流せてしまったりして。少なくともヤバいほどのファビョり方はしないで済みそうな気がする。気がするだけかもしれんけど。

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XUL/Migemo 0.7.6 - Jul 18, 2007

立て続けにアップデート。

Find Toolbar Tweaksのボタンのラベルを消す機能とかいいなーと思ったんだけど、同時に入れたらXUL/Migemoが使えなくなってしまったんで、XUL/Migemoの方に似た機能を実装してみた。仕事でメインのUbuntuが今時1024×768で普通に使ってるとメッセージ欄がMigemoのチェックボックスに重なるから、地味に重宝する。

入力されたローマ字の方の文字数でなく、それを元に生成された正規表現にマッチしたページ内の文字列の最大の長さを、自動強調表示のトリガーにするようにした。余計な処理がいっこ挟まったので実行速度の低下が心配だったんだけど、実際に動かしてみたら大して変わらなかったので、採用に踏み切った。でも実際の所あんまり便利になった実感はなかったりして……

特定の入力パターンに対してちゃんと正規表現を生成できなくてエラーになることがあるみたいなんだけど、どういう場合にそうなるのか見当が付かなくて困る。

有料イベントの運営者も大変ね - Jul 18, 2007

こんなバトルが勃発してたとは知らんかった。

こういうの見てると、無料で気楽にイベントに参加できるというのは実はとても恵まれてるンだなあ、とかなんとかそういう事を思う。参加無料とかそういうのが当たり前になっちゃってて感覚が麻痺してる(そもそも内情を知る事自体がそうそう無いけど)自分がいることに気がつく。

まあそんな感じで思う所はいくつかあるけれども、単純に金を払う側の心理として、金払ってんだからそれに見合った内容を提供しろよな、と思う感覚は当然僕も分かるし、というか自分が金を払う時はそういう風に考える。前に立って喋る側の人は、例え自分に金銭的な利益が発生していようといまいと、客がそういう気持ちで来ている事を忘れてはいけないんだろうなと思う。気張りすぎて逆にスベる(昨年のINTEROPとか、ありゃ酷かった)のは宜しくないけれども、なんというのか、物を提供する人間としてのプロ意識は持っておくべきなんだろうなと。

ああ……なんか、そういう気持ちって、前の方が強かったかもしれない。世間とか今以上になんにも知らない時、同人サークルで物を制作する時、必要以上に「お客様へのサービス精神」を発揮していた気がする。例え数百円の頒価でも、例え収益をトータルで見れば明らかに赤字であっても、そんな事は会場でお金を払ってくれる人からしたら全然関係ないのであって、彼らにとっては「この金額をこの内容の成果物に対して支払った」それ以上のものを感じてもらう事を求めるのは筋違いだ、それ以上を感じてもらえれば儲け物だ、くらいの。いやあ、今のグダグダさから考えたら信じ難いかもしれないけれども。

無料でやると、そういう責任感はちょっと薄くなる。タダでやってんすから、って事は必要なコストは全部こっち持ちなわけで、ワガママ許してくださいよ、てな具合で。拡張機能の開発とメンテナンスが僕の場合はまさにそんな感じだ。できるだけ気楽にやりたいし、気楽にできるからこそ今のアドオン天国が形成されたんだと思う。責任感じて何も出せなくなってしまうような世界よりは、成功するか失敗するか分からんけど色々な方向に物怖じせず枝を伸ばせる世界の方が、僕は好きだ。好きなのと、向いてるかどうかってのとは、まあ、別問題なんだけど。

XUL/Migemo 0.7.5+ - Jul 18, 2007

0.7.5からのプチ更新……

クイックMigemo検索の自動開始を初期状態では無効にするようにした。Firefox本体のFind As You Typeも初期状態じゃ無効になってるし、最近では1キーショートカットのあるWebサービスが多くなってきたみたいだし、自分自身この機能は速攻で無効にしてるしで、前々から変えよう変えようと思ってたんだけれども、変える機会を逸してて、先日ついに変える決心をして配布ページの説明もそれに合わせて書き換えたのに、肝心のコードの方を書き換え忘れていた。自動開始と自動終了の設定を同期させるようなコードを加えたのはこの初期設定を変えるための変更だったんだけど、ほんと、一番大事な所をスコーンと忘れていた……

※0.7.5+にしたら動かなくなった! という人は、設定で「キー入力でクイックMigemo検索を自動的に始める」にチェックを入れてみてください。今回変更したのはここの初期値(以前:初期状態で有効、現在:初期状態で無効)です。

0.7.5では、今までずっと懸案事項だった、「kanzi」で「感じ」とか「漢字」とか色々な候補がヒットした時の強調表示が一つの候補しか強調できないという点を、改善してみた。元々のハイライト処理が普通の検索機能をベースに作られてたんで、その部分をそっくりそのままMigemo検索に置き換えたらできてしまった。

あと、強調表示の最小文字数を指定できるようにしてみた。これはFind Toolbar Tweaksからのパクリ。隠し設定にするもしくは詳細設定の方に追いやっても良かったんだけど、今の所はなんとなく表に出してある。これに伴って、実質的には強調表示の常時有効化も初期状態からONにしといてもほとんど問題無さそうなレベルにはなってると思うんだけど、多分それやるとまた叩かれるんだろうなーと思って、直前になってやはり初期状態では無効にするように戻した。というエピソードもあったりする。

初期設定のチューニングの仕方が一番悩みどころ、と言っても過言ではない気がする。

Mozillaとコピーワンス - Jul 17, 2007

CNETのMozilla特集が更新されて、伊藤穣一インタビューが掲載されてる。まあ内容はよく聞く話なんで……

それよりも、右上の動画が別のに変わったことの方が気になった。インタビュイーはMozilla関係で何かと名前の出てくる村井純教授なんだけど、最近知ったけどこのひと、地上デジタル放送のコピーワンスをコピー9回まで可能なようにするとかなんとかの話をしている委員会に参加してるんですね。知らんかった。

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