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ホラーハウス社会 法を犯した「少年」と「異常者」たち(Amazon.co.jp)を読んだ。
統計的に見て、少年による凶悪犯罪は増加してなどいない、むしろ減少傾向にある。にもかかわらず何故「凶悪な少年犯罪が増加している」という言説がまかり通るのか。
それは、社会がそのようなストーリーを求めているからだ。そうでないと困る人達がいるし、そうであった方が嬉しい人達がいる。その「人達」とは、社会を構成する圧倒的多数の我々一般人に他ならない。私達自身がこの社会を、実態以上に「危険に満ちていて」「ドキドキハラハラな」ものに仕立て上げようとしている。ホラーハウス、お化け屋敷にしようとしている。
それが本書のタイトルに込められた意味だ。
「で、お前って童貞?」「今まで何人ぐらいと付き合ったんだ?」というありがちな質問に対してどう答えるべきか? という問題。
僕にしてみたら、こんな事怖くて怖くて訊けないよ……今時、僕より年下で大勢とやりまくった挙げ句にできちゃった結婚だとかそんなのも珍しくないだろうに、石を投げれば僕より圧倒的に経験豊富な人間にボコボコ当たりまくるだろうに、訊けば逆に自分の方が優越感ゲームの敗者になることがほぼ確定事項であるというのに、どうして今目の前にいる相手が「そうでない例外、自分よりも下位の存在」と断定できるだろう。いや、できない。(反語)
だから、こういうこと訊けるのはいつでも心理的に優位に立てる人間だけなんじゃないかという気がする。こういうこと訊いてもキレないだろう、とか、こいつの経験人数は俺より絶対下だ、とか、そういう「慢心」がなければ発せないんじゃあないか? こういうこと訊かれる時点で人としてナメられてんじゃないの? と思う。
性の低年齢化から亡国までの道のりで紹介されていた、恋愛・性的コミュニケーションというのは本来は人格的に成熟した人間同士の行う高度なコミュニケーションなのに、恋愛が低年齢化したせいで未成熟な人間が手を出す例が増えてしまい、人格が成熟しないままダメな大人になってしまう、という話。
現実に恋愛したかどうか、容姿改善だとかデートだとかそういうことにリソースをつぎ込んだかどうか、という目に見えるものに限らず、恋愛というものに対して関心の大部分を奪われてしまってその他のことが手に付かなくなる、ということも言えると思う。というか自分がそうだし。いつもいつも非モテとかそういう話題ばっかで、その間他の思考は綺麗にストップしてるわけだから。
そんな風に恋愛に対する興味(女性にどう思われるかといった方の話ではないので注意が必要。そっちに興味があれば、彼女イナイ歴22年11ヶ月なんてことにはならないだろう。)をずっとくすぶらせて地味にリソースを浪費し続けて現在に至ったわけだけれども、それで人格が未成熟なままついに僕は現実に恋愛に手を出してしまって――もしかしたらそれは「恋愛ごっこ」の範疇に収まるようなものでしかないのかもしれなくて、何故ならそんな未成熟な人間のやることだから「ごっこ」でない方がおかしいくらいなのであって……
そう考えると、なんつうか、お先真っ暗って感じですNE!
ネタとしてはいささか旧聞。
確かにそう考えてしまうところがないこともないなあ。
「ルックスが良い人には彼氏がいるに違いない、ルックスがそこそこの人ならフリーなんじゃないか」と考えるというのは、逆に言えば、自分が相手をルックスでしか評価してない(ルックスが評価の第一軸である)ことの表れでもあるんだよね。「性格良い人には彼氏がいるに違いない、性格がそこそこ悪い人ならフリーなんじゃないか」と考えたことがあるのか? と問われたら、まあ、NOだなあ。ああ、我ながら底の浅い人間だ……
ついでで別の童貞話も読んだ。
でも見ての通り明らかに何か足りてない感じ。あと1日あればもう少しマシになったと思うんだけど……
試合では勝ったのに、眉毛を剃ってたから負けにされた(念のため書いておくと、ルールにそれは明記されていたそうだし、関係者はこの処分を受け入れているそうだから、それについて他人がどうこう言う筋合ではないのだろうね)という話を見ていて思ったこと。
どうして眉剃りが禁止されなくてはならないのだろうか。
彼らが眉を整えることに悪感情を抱くのは、何故なのだろうか。
親からもらった体に手を加えることが良しとされないから? だとしたら髪も爪も切ってはいけないし、女性の(男もだけど)「無駄毛処理」は言わずもがな。それらを認めるのならこれも認めないと説明が付かない。
眉を整えなくてはならない必然性がないから? 現代において「野暮ったい外観」であることは明らかに不利益につながり、それを避けるためなのだから、必然性はある。
子供のするべき事ではないから? なるほどそれが一番もっともな答えだ。子供は「未熟な大人」であるから、成人するまでは人権は無く、保護者の胸三寸で全てが決まる。合理的な理由で納得させる必要など無い。保護者が気に入らないからダメ、ただそれだけで充分正当な理由になる。そういう理屈なのだろう。
ルールに意味はない。ルールを守らせる事にこそ意味がある。ルールは意味がなければないほど良い、なぜなら、無意味なルールであっても守らせることができるというのは、絶大な影響力を持っていることの証拠だから。
大人が子供に対してどうでもいいルールを押しつけてくるのは、社会が構成員にどうでもいいルールを押しつけてくるのは、彼らが相手に対する自分達の優位性を確かなものにしたいからに、他ならない。
反抗を許すということは、権力の崩壊を意味する。相手の人権を認めるということは、絶対的な支配力の喪失を意味する。
議論の余地も、対話の余地も、そこには無いんだよね。「こんなくだらないルールを律義に守ってるこいつらはどうしようもなく愚かだねプギャー」こう言いたいということが、本質なのだから。
ここしばらくずっとほぼ徹夜でマンガの作業を進めてるわけですが。どうも心残りな出来になりそうな雰囲気が漂いまくっているわけですが。肌の影のトーンとかそういうのは全部省略せざるを得ない感じ。もっと計画的に制作するべきでした、という反省を得た訳なのですが。
それはさておき。
昨日実際にコミケカタログのサークルカットを見ていて、自分の描いたサークルカットを見つけたけれども、その周囲のカットを見て憂鬱になった。流行の画風とは明らかにかけ離れた古臭い絵柄。「描き慣れていない」感漂う、整理されていない汚い描線。自分という人間をまさに体現するものだと思う。つまり、時流に乗ることもできず、上手く物事をこなすこともできない、どうしようもなく不器用で不器量な、僕の人間性を。
絵を描いてもそこにはどうしても僕という人間が滲み出てくる。僕の持っていないものは画面に現れ得ない。僕の描く絵は、僕の範疇に収まるものにしかならない。つまり、そこには何の救いもない。僕を救ってくれる、僕にない力を持った救世主を、僕自身が生み出せるわけがない。
つまり何をやっても縮小再生産にしかならない。何も「新たに得るもの」がない。
それでどうして虚しくならずにいられるというのだろうか。
風俗の求人情報会社のドメインで公開されている体験談風の勧誘マンガ(普通のOLだった主人公がキャッチセールスに引っかかって50万円の借金を作ってしまい、返済のために風俗で稼いでNo.1嬢になる、というストーリー)を紹介する記事の中に「闇金ウシジマくん」というマンガを一緒に勧めてるものがいくつかあったので、買ってみたよ闇金ウシジマくん(Amazon.co.jp)。
闇金融会社社長ウシジマくんを主人公にして闇金の世界を描くマンガ。読んでみて、なんでこの風俗求人マンガの話でウシジマくんが引き合いに出されたのかわかった。ちょうど1巻目に、借金がかさんだOLが風俗で働かざるを得なくなって破滅していく話が収められてるんだな。
真実なのか誇張なのかは僕にはわからんけど、ただひたすら怖い話ばかりだ。できれば一生関わらずにいたい世界。無い袖もこういうとこに頼ればいくらでも振れるけど、その後痛い目を見る。無い袖は振らないに越したことはない、と常々思う。
タブのウィンドウ外へのドラッグで新規ウィンドウを開く(タブを分割する)とか、サイドバーのウィンドウ外へのドラッグでサイドバーを切り離すとか、どうやって実現すればよいだろうか。
思い付いたのは、現在のウィンドウを覆う形で透明のウィンドウを開いて、そこへのドラッグオーバー・ドロップを検出するという方法。
例えばタブであれば、ウィンドウ外へのドラッグアウトではウィンドウの下にひとまわり大きな透明ウィンドウを配置して、ウィンドウの周囲10ピクセルほどを検出エリアにしてそこに触れたら「ウィンドウ外へ出た」と判断する(検出エリアを2重にして、ドラッグアウトとドラッグインを判別できるようにすれば、何秒以上ウィンドウ外に留まったらウィンドウ外へのドロップとみなすという処理もできるかもしれない)。ウィンドウ内へのドロップインでは、ドロップ対象のウィンドウの上に透明なウィンドウを重ねてそこへのドロップを検出する。という感じ。
ただ、常にこれをやるようにすると、URLショートカットの作成だとかリンクの読み込みだとかそういう操作ができなくなってしまうかもしれないので、設定か何かで挙動を切り替えられるようにしないといけないかなあ。