May 07, 2008

Gmail宛にメールを片っ端から転送すると元のアドレスのドメインが受信拒否されるようになることがある、という問題

@gmail.com宛メールの遅延について - www.ecc.u-tokyo.ac.jp等で警告されているけれども、Gmail宛にメールを転送すると自分が本来使っている元のメールアドレスのドメイン全体が受信拒否転送元となるメールサーバからの接続が拒否(あるいはそれに近い制裁措置を)されるようになってしまうそうだ。

何が起こっているのかというと、こういうことらしい。例として、自分の本アドレスが「example@example.jp」、Gmailのアドレスが「example@gmail.com」だとして説明してみる。

  1. メールアドレス「example@example.jp」宛のメールが届くメールサーバや手元のメールソフトで、受信したメールを自動的にexample@gmail.com宛に転送するように設定する。
  2. spamも含めてexample@example.jp宛に届いたメールすべてが、example@example.jpから自分が利用しているメールサーバからexample@gmail.com宛に転送されるようになる。
  3. Gmailから見るとexample@example.jpからそのメールサーバから大量のspamが送信されてきているように見えるので、Gmailはexample.jpドメインからのメールそのメールサーバが踏み台としてspamの送信に悪用されていると判断して、そのサーバからの通信に対して一律で制裁措置を取るようになる。
  4. 自分もexample.jpドメインのアドレス同じメールサーバを使っている他のユーザも、他の人のGmailのアドレス宛に普通に送ったメールが制裁措置のせいで届かなくなる。

という感じ? 色々誤解してたみたいなので直してみたけど間違ってるかも。とにかく通信がうまくいかなくなるらしいということではあるそうだ。

こうなることを防ぐには、「example@example.jpのメールサーバで転送設定をする時に、spamを除外した後のメールだけをGmail宛に転送するようにする」というのも一つの手だけれども、一番確実なのは、そもそも「転送」という手段を使わないで、Gmailの側でMail Fetcherを使ってexample@example.jp宛のメールを吸い上げるようにするということ(※ただし、GmailのMail Fetcherの場合、その本アカウントでPOPを利用できる必要がある。リンク先を開くと英語のFAQが表示されることがあるようだけど、右上の言語切り替えで「日本語」を選ぶと日本語の説明が読める)。

Mail Fetcher機能を使うと、example@example.jp宛に送られたメールをGmailが普通のメールソフトのように勝手に見に行くようになるので、前述したようなspam大量配信と見なされることもない、はず。その上でGmailのアカウントでPOPアクセスやIMAPの設定をしておいて、手元のメールソフトからGmailを見に行くようにしておけば、GmailがMail Fetcher機能でexample@example.jpから吸い上げたメールを、手元のメールソフトで見られるようになる。もちろんMail Fetcherが吸い上げた時点でspamメールはGmailのフィルタによってふるい落とされているので、Gmailをspamフィルタ代わりに使うのならこうした方がいいと思う。

ここではGmailを例に挙げたけど、同じような制裁措置をする無料メールサービスがいくつか出てきているそうなので、他のサービスでも何でもとにかくメールの転送を使ってる人は、自分が使ってるやり方について見直しといた方がいいかもね。

ちなみに、これは「すでにGmail(などのサービス)から制裁措置を喰らってしまっているドメインのメールアドレスからとりあえず自分だけでもGmail宛にメールを送れるようになる方法」ではなくて、あくまで「自分が使っているメールアドレスと同じドメインのメールアドレスを使っている他の人に、今後迷惑をかけないための方法」なので、そこのところを勘違いしないように。

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