Oct 17, 2005

人間のこういうとこが嫌いだ

他人のやっかみばっかり。足引っ張ってばっかり。って印象がある。

ところで、擁護派は実名というか自分の名の下に発言してる人ばかりで、逆に批判派は匿名ばかりという気がする(otsune氏は例外か)。みんなそっちが本音なのかしらん。

それとも、匿名フリーライダーは、「自分がすることに金を一銭も払いたくない」から、それが転じて、「自分のすることで誰かが得になる、という事が許せない」のかな。それって本末転倒な気がするんだが。

あと、「見えやすいような所では特に強調しては言ってない」ってことを何でも「隠す」って言い直す文化も嫌い。ソフトウェアの使用許諾も、スクロールしなきゃ読めない下の方に書かれてたりとかいうのまであげつらって「わざとわかりにくいように隠してる」とか言うのは、もはや偏執的だと思う(日本語のソフトで英語の使用許諾を付けてて日本語の参考訳すらないのは、さすがに「あんたそれ読ます気ないでしょ」とは思うけどね)。

アレか、メーカは宣伝のために編集部に商品をプレゼントし、雑誌社はそれで記事のネタが手に入り雑誌が売れ、読者は商品を買わずに商品の内容を知る機会を得られる、そういうのも許せないか。ああいうレビューって、商品を編集部が全部買ってきてレビューしてるとでも思ってるのか。良いとこも悪いとこも全部馬鹿正直にレビューに書いてると思ってるのか。みんなおめでたいなあ。

……え、そういう問題じゃないって?

まあ、世の中、何かする人がいれば、それを快く思わない人がいるのは当たり前のことなんだけど。Amazonのアソシエイト・プログラムなら、競合他社はこいつのせいで自社サイトへリンクされる機会を奪われて踏んだり蹴ったりだろうし。ものすごーく大局的に見れば、こういう小さな出費が積み重なって全体の物価の上昇を招くのかも知れないし。

ただ、そこまで考えてない筋違いな怒りでどうこう言ってる人ばかりが多いような気がする。

――otsune氏の記事が更新されてた。

なるほど、確かにユーザは自分の行動をコントロールする権利がある。その権利を不当に侵害されるのであれば、結果的にもたらされる物の良し悪し、規模の大小にかかわらず、怒りを覚えるという主張には、納得することができる。巧妙にその事実を隠蔽されている、あるいは当たり前になりすぎてそこに思い至らない人もいるようなことがこの社会では非常に多いけれども、突き詰めて考えれば、自分の垂れ流す情報や自分に入ってくる情報を勝手にコントロールされている事例の何と多いことか。

サービス提供者は何をしてるかをなるべく詳細に明らかにする一方で、ユーザも小さな小さな字で書かれた利用規約を常に隅々まで読み通す努力が必要、その努力を惜しむ者は権利を行使できない、ということになるのかなあ。

あと、嫌いとはいっても人間のこういう性質が全く無くなられるとそれはそれで困るのだろうとも思うから、嫌らしくない形でこういう性質を表出させていきたいものだと思った。

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