Dec 15, 2005

コミケの開催時期

コミックマーケットは、夏はお盆の真っ最中(2005年は8月12~14日)、冬は年末も年末(2005年は12月29~30日)と、常識的ではない時期に毎年開催されている。これについて、この方面に明るくない友人が、馬鹿だ。運営してる奴は馬鹿だ。「オタクは盆に帰って迎えてくれる家族もクリスマスに一緒にすごす相手も無いにょ!」ってことかと怒りを表明していた。

俗説では、この時期なら会場費が安いからだとか、この時期でないと会場を確保できないからとか言われてるけど、ぱっと出せる信頼できる情報ソースが無かったので、改めて調べてみた。

現在の会場になっている東京ビッグサイト施設利用費一覧には、時期による割引の情報は特に書かれていない。ただ、現在のコミックマーケットは東京ビッグサイトを全館(本当に全館)借り切って開催されているので、会場の予約状況を見るに、全館を連続して3日間(あるいは2日間)確保できるのはこの時期しかないという可能性はあるだろう。

ちなみに、この料金表によると、全館貸し切りでおよそ3000万円。3日間開催なら会場費だけで1億円。警備員の人件費や、机・椅子のレンタル代、開催までの打ち合わせ費用、カタログの出版にかかる費用などを考えると、相当な額のお金が動いているのは想像に難くない。一般入場は無料でサークル参加者からの参加費徴収をメインにしていて、そのサークル数がだいたい2万2千だそうだから、企業参加の出展費用という収入を加味しても、カタログ代2000円やサークル参加のスペース代7500円も、コミケ開催の必要経費としては高くはないと僕は思うのだが、専門家ではないのであまり大きなことは言えない。

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