Jul 26, 2006

現代アニメは芸術作品ではなく工業製品だという説

しかも工場制手工業の。という妄言を、アニメーターのわずかな個性も許さないアニメファンに絶望した!ファンのせいじゃないという解釈もあるようだけれどもどちらでも本旨は変わらない)を見ていて思い付いた。

だってさ、iPod買ったときにある個体は裏側がつるつるぴかぴか鏡面仕上げなのに別のある個体はノングロス梨地仕上げだ、とかなってたらクレーム物でしょう。そりゃあ梨地の方が手がすべらなくて良いでしょうけども、そういう商品企画でないのに現場の判断でそうしたのなら、それは顧客にとっても企画者・プロデューサーにとっても、余計なお世話としか言いようがない。そんなところで個性を出されても困る。

ガンガン動かすなら動かす。動かさないなら動かさない。クオリティコントロールのできてない工業製品なんて、商売としてはあり得ない話じゃないかなあ。

それ以外にも、工員が低賃金でこき使われてるという様子もなんだか(以下略

主要購買層である芸術性を理解しない・できない大衆を、インテリが非難・嘲笑するという図も(以下略

僕自身は、世界観をぶち壊しにするような違和感の大きな物でもない限りは、スタッフ個々人の個性によるブレはだいたい容認する人ですけどね。クオリティコントロールが行き届いてるものはそれでもやはり感心してしまいます。匠の技、職人芸だな、と。

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